Tril"if"e

第一章 赤色の追憶

（４）

 ～❀☆❀～side ライ 

「・・・で？此処はどこだ？」 

迷子である。それもそうだ起きたら違う天井だったんだから。
唯一の光のきのすけは 

「あへぇ。ここだったはず・・・」 

こんな感じだ。脳解けるなよ。
おい このままじゃばれて殺されて終わるぞ・・・ いや、なんでばれてないんだ？
そう考えると、もしかしたら、 

「侵入者がいる？」 

そう考えるとつじつまが合う。
そしていまここを襲撃するとしたら彼らしかいないな。 

「きのすけ」
「うい。」

 使い物にならない刹那を置いてきのすけは耳をふさぐ。
 分かってくれたようだ 

「こぶしは！すべてを解決するうううううううう！」 

腐っていた船の壁を殴る、 

「ぃっっだあああああ」

 傷が開いた気がするが、まあ大丈夫だろう。 
大きな音を立てれば仲間に見つけてもらえる、そういう魂胆だ。
あと、この廊下いま気づいたけど四角になってるんじゃ・・・ 
まあ、脱出できればいいでしょう。 

粉々になった壁に光が差した。 

ー裏話ー
ここもいろいろ考えていたけど、やると多分１万字は行くからやめた。
そんなに見せ場じゃない、ここで終わらないし。じつは海賊もうちょっと三下だったし。