太やかなアラサー女子の嘆き ~どこから突っ込めばよいのでしょうか~

猫宮

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「三月ちゃ~ん、三人と仲良くしてね~」

全様がご飯を食べながら口をモゴモゴとしゃべる…。あっ、よせばし、さしばし…ねぶりばし。頬にはお弁当つけて…。コレが…いやこの人が三児の父親…確か神族の長…デシタヨネ。しかも見かけが綺麗なせいでより一層あーー「…旦那様お行儀が悪いですよ。」

「んー今日もご飯が美味しい♪」

「理由になっていません。」

奥さんが苦笑しながら全様のお世話をしています。なんだか砂糖が吐けそうです。ハリセンで叩かれてたり子供みたいに世話をやかれたり…この人が神族の長なんですよね…で、私の天界での保護者。うん…まぁ、きっと私が知らないだけで凄い人なんだよ…そうきっと…。実際は近くに居る二人を遠くから見るよう目を動かして無理矢理納得する意思を固めて居たら、作ったばかりのもろい意思は子供たちが叩き潰してくれました。

「三月ちゃん、父さんは変態だから気をつけてね。」

真剣な顔して自分の父親を変態ですか…そう言うからには照美お姉さんも全様に着せ替えされたことがあるんですね…。

「大地の次は三月がしばらく父さんの玩具か?大変だなぁ」

そう思うなら助けて下さい…海お兄さん。
そして玩具ってナンデスカ?

「三月ちゃん…。頑張ってね。」

見捨てないで下さい…大地お兄さん。
今だけは喜びを表すあなたが憎い。

「えー変態じゃないよー。酷いなー。ちょーっとだけ可愛い子を着せ替えて遊ぶだけじゃないかー。」

((((変態だ))))

「はぁー今日もイチャイチャ…お前らも大変だなぁ。」 

声をかけて来たのは長い金髪をひとつにまとめ、眉間に皺を刻んだ口が悪そうな人。神族ですから当然顔が整った方です。

「叔父さん、おはようございます。いつもの事ですから…慣れてます。」

「叔父さん、おはよー。いつもの事だし。」

「…おはよ。」

このイチャイチャっぷりは公認なんですね…。

「おう、おはよう。んで、はじめましてだな。」

私の頭に手を置いて撫でてくれました。
きもちい~奥さんの時も気持ち良かったけど更に上です。
すりすりすり…

「…全兄。」

「やだー。」

「全兄…。」

「ぶー。」

何でしょうか?御二人は目で攻防してるんですけど…。

「むー仕方ないなー。三月ちゃん、紹介するね~。」

えーと、全様の弟さんで名前はまなぶさん。
天族のお会計を管理する役割を担っている方ですか…。

「あの…。卸してください…。」

すりすりすり…。
学さんにお膝だっこされて撫でられています…。
降ろしてとは口にしても撫でられているのが気持ち良いんです。
でもそろそろ本当に降ろして下さい…。

周りの目があまりにも優しい事に気がついてしまってから…恥ずかしいんです。
顔が暑くて恥ずか死ねそうです…。

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