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複雑な気持ちと欲しがる体
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「お兄ちゃん‥‥私、今ここでこうして生きていてもいいのかな?
「もちろんだ、全員がゆかりが産まれてくるのを心待ちにしていたんだから」
「私の事‥‥お父さんもお母さんもお兄ちゃんも心待ちにしてくれてた‥‥」
「そうだよ、ゆかり、大丈夫だよ。みんな味方だ」
私はゆっくりと頷いてお兄ちゃんにしがみついた
強く抱きしめてくれたお兄ちゃんの体は震えていた
「どうしたの‥‥?」
お兄ちゃんは何も答えない
「もしかして、泣いているの?」
お兄ちゃんは静かに頷いて、私を押しやると顔を隠しながら部屋から早足で出て行ってしまった
「お兄ちゃん‥‥」
私はそう呟くとその場に座り込んだ
お兄ちゃんはずっと一人でいろんな事を考え込んでた
なのに私ってば何も思い出せないなんて‥‥
私って生きてる意味あるのかな‥‥
生きてる意味があったから
私はここに今こうしている
お父さん‥‥
お母さん‥‥
どうして思い出せないのかな‥‥
思い出そうとすると頭が働かなくなるんだよね‥‥
今すぐに思い出したいのに
いつになれば思い出せるんだろう
私はここにいるべきではないのかな?
今ならお兄ちゃんも私の事監視してないよね?
荷物をまとめてここを出て行こう
お兄ちゃんの負担も心の負担も全て無くなるならそれが一番いいよね
私は廊下に出てお手伝いさんを呼んだ
「どうされました?」
「大きめのカバンと少しのお金が必要なんです、準備してもらえますか?」
「わかりました、準備出来ましたらお部屋までお持ちいたします」
「それと‥‥」
「御主人様には内緒で。ですね?」
「うん、内緒にしてくれますか?」
「もちろんです、しばらくお待ちください」
私はそっと扉を閉めてそのまま自分の部屋に戻って荷物を出してベッドの上に置いてそのままベッドに背中から倒れた
ピンクの可愛い天井をボーッと見つめながら目を閉じる
私が見て経験したはずの過去の思い出を必死に頭の中で探す
それでも何一つ思い出は見つからない
大きく息を吐いた
「もちろんだ、全員がゆかりが産まれてくるのを心待ちにしていたんだから」
「私の事‥‥お父さんもお母さんもお兄ちゃんも心待ちにしてくれてた‥‥」
「そうだよ、ゆかり、大丈夫だよ。みんな味方だ」
私はゆっくりと頷いてお兄ちゃんにしがみついた
強く抱きしめてくれたお兄ちゃんの体は震えていた
「どうしたの‥‥?」
お兄ちゃんは何も答えない
「もしかして、泣いているの?」
お兄ちゃんは静かに頷いて、私を押しやると顔を隠しながら部屋から早足で出て行ってしまった
「お兄ちゃん‥‥」
私はそう呟くとその場に座り込んだ
お兄ちゃんはずっと一人でいろんな事を考え込んでた
なのに私ってば何も思い出せないなんて‥‥
私って生きてる意味あるのかな‥‥
生きてる意味があったから
私はここに今こうしている
お父さん‥‥
お母さん‥‥
どうして思い出せないのかな‥‥
思い出そうとすると頭が働かなくなるんだよね‥‥
今すぐに思い出したいのに
いつになれば思い出せるんだろう
私はここにいるべきではないのかな?
今ならお兄ちゃんも私の事監視してないよね?
荷物をまとめてここを出て行こう
お兄ちゃんの負担も心の負担も全て無くなるならそれが一番いいよね
私は廊下に出てお手伝いさんを呼んだ
「どうされました?」
「大きめのカバンと少しのお金が必要なんです、準備してもらえますか?」
「わかりました、準備出来ましたらお部屋までお持ちいたします」
「それと‥‥」
「御主人様には内緒で。ですね?」
「うん、内緒にしてくれますか?」
「もちろんです、しばらくお待ちください」
私はそっと扉を閉めてそのまま自分の部屋に戻って荷物を出してベッドの上に置いてそのままベッドに背中から倒れた
ピンクの可愛い天井をボーッと見つめながら目を閉じる
私が見て経験したはずの過去の思い出を必死に頭の中で探す
それでも何一つ思い出は見つからない
大きく息を吐いた
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