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第三章
18話 お肉
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村長が革鎧の注文に来た。
それを聞いただけだとレオンと取り巻き用のものを注文しに来たようにしか思えないけど。
「えっと、なぜ取り巻き用のものではないと?」
「それが、取り巻き……いえ、御一行の革鎧は元々うちの工房で作ったものなんでサイズは大体わかっているんですが……。
そこら辺の話を村長さんにしたら、三領は初めて作る分だから親方と話をしないとという話になって……」
新しい鎧を三領……。
普通に考えれば新しい仲間が三人加わったってことだけど……『前』そんな人いたっけなぁ?
「えっと、その三人……三領を使う人ってどんな人か分かります?」
「細かい話は親方と話すって言われてしまったので、すみませんが……。
ただ、大体のサイズ指定からして一人一領ずつの三人で、みんな大柄の男性なんだと思います」
大柄の男性……えー、誰だろ?
そもそも『疫病』前のレオンの交友関係がいまいち分かっていないから心当たりがまったくない。
とは言え、『前』も『2週目』の今までのところも仲間は取り巻き以外にはいないように見えたけどなぁ?
レオンと取り巻きのことを考えていたらオウスケの顔が思い浮かんだ。
ちょっと彼に話を聞いてみるか……。
レオンのパーティーに三人加わるのかそれとも三人入れ替わるのか。
どちらにしても、もしレオンの戦力が強化されるとしたら僕にとってはなにもいいことはない……はず。
少なくともどう変化があるかは知っておいたほうがいいだろう。
ちょっと聞いてみたいこともあったし、村での用事が済んだら村外れのオウスケの家に寄ってみよう。
そう決めると、情報をくれた店員さんにお礼を言って革細工の露店を後にした。
市の広場から出ると、その足で村長さんの家に向かう。
ここで例の『三人』の顔でも見れれば色々話が早いけどそういうわけには行かないだろう。
村長さんが昼間仕事に出ていて家にいないのはいいとして、レオンもほとんど家にいたことがない。
レオンに関しては昼だけじゃなくって夜にも滅多に家にいないみたいで、普段はオウスケの家とは反対の村外れにあるたまり場で過ごしているみたいだ。
オウスケの話し次第ではそっちの方も見に行ってみないとかなぁ……。
そんなことを考えながら歩いているうちに村長さん宅が近づいてきて……そっと道脇の木立の影に隠れる。
その数瞬あとに村長さんちの影から男の人が顔を覗かせた。
危ない、もうちょっと気づくのが遅れてたらこちらの姿を見られているところだった
村長さんちから直接出てきたわけじゃないとはいえ、あそこの先には村長さんちの裏口の他はなにもないはずだ。
それに、その辺りをうかがう様子を見ていれば彼がなにをしていたのかはすぐに分かる。
見られていたらお互い気まずい思いをするところだった。
そう思いながら木立の影に隠れたまま彼が去っていくのを待つ。
…………ジーナさん、アインくんまで食べちゃってるのかぁ……。
眼の前を通り過ぎていくのはレオンの取り巻きの一人、大柄な戦士のアインくんだった。
出てくる時もそして今も妙に警戒した様子でキョロキョロしている理由が分かった。
そりゃ、レオンに知られちゃマズイだろうからなぁ……。
オウスケといい、よくそんな人に手を出したものだ。
と思ってから、もしかしたらジーナさんの方から手を出したのかもなと思い直す。
本当になんていうか……強引で奔放な人だからなぁ……。
ちょっと呆れた気持ちになりながらアインくんの背中を見送った。
アインくんの姿が見えなくなってから、一応念のためしばらく時間を置いて村長さん宅を訪ねる。
ドアの前で少し考えてから……一応ノックした。
身繕いしている最中だったりしたら……その……気まずい。
「はーい?」
でも、そんな心配もよそにすぐにジーナさんの気楽そうな返事が聞こえてくる。
「失礼します」
「あら、ハルトじゃない。
…………あれ?今日あんたも呼んでたっけ?」
「……それくらいきちんと把握しておいてくださいよ……」
誰呼んだのか分からないくらいお盛んなのはいかがなものだろう。
いつか致命的なブッキングしても知らないぞ。
「ごめんごめん。
ほら、おいで?」
そう言うと玄関すぐの広間であるにも関わらず、ジーナさんはいつものようにネグリジェを脱ぎ落として……。
「ちがっ!?よ、呼ばれてないですっ!
今日は別の用事できただけですっ!!」
「あら?そうだったの?」
勘違いに気づいたジーナさんがキョトンとした顔をしている。
と、とにかくちゃんと服を着てほしい……目のやり場に困る。
「まあ、いいわ。
もうその気になっちゃったし、早くこっちに来なさいよ」
そう思っていたのに、ジーナさんは服を着直してくれるどころかそんなことを言って寝椅子の上で手招きをしている。
「え、い、いや、僕、この後にも別の用事が……」
「早く」
なんとか逃げようとする僕を見て、ジーナさんの不機嫌ゲージがみるみる高くなっていく。
これは……もう仕方ない……。
覚悟を決めて広間の中に足を踏み入れていく。
「……せめて寝室でお願いします……」
「…………まどろっこしいわねぇ……」
ジーナさん、羞恥心もと?ね?
……結局寝室にはいかなかった。
寝室はまだアインくんとの事後のままらしいから、流石に嫌だった。
本当に誰も来なくてよかった。
…………というか、まだ誰かに来られちゃ困る。
「本当に男っておっぱい好きねぇ」
むぅ……だって、ジーナさんがどんな人であれ、おっぱいに罪はないと思う。
それにおっぱいに癒やされるのは老若男女関係ないと思う……。
そんな言い訳をしても、小柄なジーナさんに不釣り合いなほど大きいおっぱいに顔を埋めていてはなんの説得力もない。
…………おっぱい見ただけで吐いていた僕がこうなってしまったのは成長したのか堕落したのか……。
「えっと、それで、なんか用事があって来たんだっけ?」
「あ、そうです。
あの……わぷっ!?」
ここを訪ねた本題を話すために体を起こそうとしたら、ジーナさんの腕でおっぱいに顔を押し付けられた。
このまま話せということらしい。
むー、おっぱいがフカフカすぎて話に集中しきれないんだけどなぁ……。
「はふ……あの、追加で食料を多めに買わせていただきたいんですが……」
「多めってどれくらい?」
「えっと、二人分の生肉と野菜を一週間分程度。
それに保存のきく肉と野菜を……こちらは一ヶ月分程度かな?」
そこら辺が普通に手持ちで持っていける限界だと思う。
「……本当に結構な量ねぇ。
すぐには用意できないと思うけど?」
「あ、はい、急ぎではないので後日でぜんぜん大丈夫です」
ギャーオさんのところへの差し入れだから、極端に遅くなければいつでもいい。
「分かったわ、イェルカに伝えとく」
「お願いします。
それと…………いい加減イェルカさんを紹介してほしいんですが……」
最近はジーナさんと話をするのも苦痛じゃないからこのままでも良いと言えば良いんだけど、やっぱり伝言だと色々やり辛い。
ジーナさんテキトーな人だからかなり間違えが多いし、できれば実質的に村の作物を管理してるという娘のイェルカさんと直接やり取りしたい。
「なに?私だけじゃ不満?」
一気にものすごい不機嫌な顔になったけど、声は明るいしからかっているだけだと思う。
「そ、そういうんじゃないですってっ!
仕事の話だからいちいちジーナさんを通すのは悪いかなって……」
「あはははははっ!冗談よ」
思ったとおり、ジーナさんはすぐに楽しそうに笑い出す。
「まあ、その話は覚えてるけど、どうもイェルカがあんたに会うのを避けてんのよねぇ。
ハルト、あの子になんかした?」
え?全く心当たりない。
なにかしたどころか、一度顔を合わせたくらいで話したこともなかったはずだ。
「……多分なにかしたわけじゃないとは思うんですけど……」
「そうよねぇ?
貴族だから気後れしてるのかしら?」
ジーナさんは「そんな子じゃないんだけどねぇ?」と言っているけど、そういう系が一番ありそうかな?
気後れとは行かなくても、没落貴族と付き合うなんて面倒と思うことはあるだろうし。
「まあ、とにかくもう一度言っておくわ。
ただ、あんまり期待しないでね」
「はい、よろしくお願いします」
さて、これで用事は終わった。
そろそろお暇を……と思って体をあげかけたらまたジーナさんに引き戻された。
「な、なにを…………はぷ」
しかも、咥え……させられた?させてくれた?
え?な、なにごと?
戸惑う僕を完全にからかう表情でジーナさんが見てる。
「そう言えば……」
そしてニンマリと笑いながら更に強く僕の頭を押し付ける。
「なに?ハルト、私のために命かけてくれるんだって?」
へ?
………………えええええぇぇぇぇぇええぇぇっ!!!???
村長さんとの売り言葉に買い言葉がジーナさんの耳に入ってたっ!?
そ、村長さんやレオンから聞いたってことはないだろうし……え、もしかして普通にその場で聞かれてた?
言い訳をしようにも、口をふさがれていて喋ることが出来ない……。
大混乱の僕を見てジーナさんは楽しそうに笑っていた。
それを聞いただけだとレオンと取り巻き用のものを注文しに来たようにしか思えないけど。
「えっと、なぜ取り巻き用のものではないと?」
「それが、取り巻き……いえ、御一行の革鎧は元々うちの工房で作ったものなんでサイズは大体わかっているんですが……。
そこら辺の話を村長さんにしたら、三領は初めて作る分だから親方と話をしないとという話になって……」
新しい鎧を三領……。
普通に考えれば新しい仲間が三人加わったってことだけど……『前』そんな人いたっけなぁ?
「えっと、その三人……三領を使う人ってどんな人か分かります?」
「細かい話は親方と話すって言われてしまったので、すみませんが……。
ただ、大体のサイズ指定からして一人一領ずつの三人で、みんな大柄の男性なんだと思います」
大柄の男性……えー、誰だろ?
そもそも『疫病』前のレオンの交友関係がいまいち分かっていないから心当たりがまったくない。
とは言え、『前』も『2週目』の今までのところも仲間は取り巻き以外にはいないように見えたけどなぁ?
レオンと取り巻きのことを考えていたらオウスケの顔が思い浮かんだ。
ちょっと彼に話を聞いてみるか……。
レオンのパーティーに三人加わるのかそれとも三人入れ替わるのか。
どちらにしても、もしレオンの戦力が強化されるとしたら僕にとってはなにもいいことはない……はず。
少なくともどう変化があるかは知っておいたほうがいいだろう。
ちょっと聞いてみたいこともあったし、村での用事が済んだら村外れのオウスケの家に寄ってみよう。
そう決めると、情報をくれた店員さんにお礼を言って革細工の露店を後にした。
市の広場から出ると、その足で村長さんの家に向かう。
ここで例の『三人』の顔でも見れれば色々話が早いけどそういうわけには行かないだろう。
村長さんが昼間仕事に出ていて家にいないのはいいとして、レオンもほとんど家にいたことがない。
レオンに関しては昼だけじゃなくって夜にも滅多に家にいないみたいで、普段はオウスケの家とは反対の村外れにあるたまり場で過ごしているみたいだ。
オウスケの話し次第ではそっちの方も見に行ってみないとかなぁ……。
そんなことを考えながら歩いているうちに村長さん宅が近づいてきて……そっと道脇の木立の影に隠れる。
その数瞬あとに村長さんちの影から男の人が顔を覗かせた。
危ない、もうちょっと気づくのが遅れてたらこちらの姿を見られているところだった
村長さんちから直接出てきたわけじゃないとはいえ、あそこの先には村長さんちの裏口の他はなにもないはずだ。
それに、その辺りをうかがう様子を見ていれば彼がなにをしていたのかはすぐに分かる。
見られていたらお互い気まずい思いをするところだった。
そう思いながら木立の影に隠れたまま彼が去っていくのを待つ。
…………ジーナさん、アインくんまで食べちゃってるのかぁ……。
眼の前を通り過ぎていくのはレオンの取り巻きの一人、大柄な戦士のアインくんだった。
出てくる時もそして今も妙に警戒した様子でキョロキョロしている理由が分かった。
そりゃ、レオンに知られちゃマズイだろうからなぁ……。
オウスケといい、よくそんな人に手を出したものだ。
と思ってから、もしかしたらジーナさんの方から手を出したのかもなと思い直す。
本当になんていうか……強引で奔放な人だからなぁ……。
ちょっと呆れた気持ちになりながらアインくんの背中を見送った。
アインくんの姿が見えなくなってから、一応念のためしばらく時間を置いて村長さん宅を訪ねる。
ドアの前で少し考えてから……一応ノックした。
身繕いしている最中だったりしたら……その……気まずい。
「はーい?」
でも、そんな心配もよそにすぐにジーナさんの気楽そうな返事が聞こえてくる。
「失礼します」
「あら、ハルトじゃない。
…………あれ?今日あんたも呼んでたっけ?」
「……それくらいきちんと把握しておいてくださいよ……」
誰呼んだのか分からないくらいお盛んなのはいかがなものだろう。
いつか致命的なブッキングしても知らないぞ。
「ごめんごめん。
ほら、おいで?」
そう言うと玄関すぐの広間であるにも関わらず、ジーナさんはいつものようにネグリジェを脱ぎ落として……。
「ちがっ!?よ、呼ばれてないですっ!
今日は別の用事できただけですっ!!」
「あら?そうだったの?」
勘違いに気づいたジーナさんがキョトンとした顔をしている。
と、とにかくちゃんと服を着てほしい……目のやり場に困る。
「まあ、いいわ。
もうその気になっちゃったし、早くこっちに来なさいよ」
そう思っていたのに、ジーナさんは服を着直してくれるどころかそんなことを言って寝椅子の上で手招きをしている。
「え、い、いや、僕、この後にも別の用事が……」
「早く」
なんとか逃げようとする僕を見て、ジーナさんの不機嫌ゲージがみるみる高くなっていく。
これは……もう仕方ない……。
覚悟を決めて広間の中に足を踏み入れていく。
「……せめて寝室でお願いします……」
「…………まどろっこしいわねぇ……」
ジーナさん、羞恥心もと?ね?
……結局寝室にはいかなかった。
寝室はまだアインくんとの事後のままらしいから、流石に嫌だった。
本当に誰も来なくてよかった。
…………というか、まだ誰かに来られちゃ困る。
「本当に男っておっぱい好きねぇ」
むぅ……だって、ジーナさんがどんな人であれ、おっぱいに罪はないと思う。
それにおっぱいに癒やされるのは老若男女関係ないと思う……。
そんな言い訳をしても、小柄なジーナさんに不釣り合いなほど大きいおっぱいに顔を埋めていてはなんの説得力もない。
…………おっぱい見ただけで吐いていた僕がこうなってしまったのは成長したのか堕落したのか……。
「えっと、それで、なんか用事があって来たんだっけ?」
「あ、そうです。
あの……わぷっ!?」
ここを訪ねた本題を話すために体を起こそうとしたら、ジーナさんの腕でおっぱいに顔を押し付けられた。
このまま話せということらしい。
むー、おっぱいがフカフカすぎて話に集中しきれないんだけどなぁ……。
「はふ……あの、追加で食料を多めに買わせていただきたいんですが……」
「多めってどれくらい?」
「えっと、二人分の生肉と野菜を一週間分程度。
それに保存のきく肉と野菜を……こちらは一ヶ月分程度かな?」
そこら辺が普通に手持ちで持っていける限界だと思う。
「……本当に結構な量ねぇ。
すぐには用意できないと思うけど?」
「あ、はい、急ぎではないので後日でぜんぜん大丈夫です」
ギャーオさんのところへの差し入れだから、極端に遅くなければいつでもいい。
「分かったわ、イェルカに伝えとく」
「お願いします。
それと…………いい加減イェルカさんを紹介してほしいんですが……」
最近はジーナさんと話をするのも苦痛じゃないからこのままでも良いと言えば良いんだけど、やっぱり伝言だと色々やり辛い。
ジーナさんテキトーな人だからかなり間違えが多いし、できれば実質的に村の作物を管理してるという娘のイェルカさんと直接やり取りしたい。
「なに?私だけじゃ不満?」
一気にものすごい不機嫌な顔になったけど、声は明るいしからかっているだけだと思う。
「そ、そういうんじゃないですってっ!
仕事の話だからいちいちジーナさんを通すのは悪いかなって……」
「あはははははっ!冗談よ」
思ったとおり、ジーナさんはすぐに楽しそうに笑い出す。
「まあ、その話は覚えてるけど、どうもイェルカがあんたに会うのを避けてんのよねぇ。
ハルト、あの子になんかした?」
え?全く心当たりない。
なにかしたどころか、一度顔を合わせたくらいで話したこともなかったはずだ。
「……多分なにかしたわけじゃないとは思うんですけど……」
「そうよねぇ?
貴族だから気後れしてるのかしら?」
ジーナさんは「そんな子じゃないんだけどねぇ?」と言っているけど、そういう系が一番ありそうかな?
気後れとは行かなくても、没落貴族と付き合うなんて面倒と思うことはあるだろうし。
「まあ、とにかくもう一度言っておくわ。
ただ、あんまり期待しないでね」
「はい、よろしくお願いします」
さて、これで用事は終わった。
そろそろお暇を……と思って体をあげかけたらまたジーナさんに引き戻された。
「な、なにを…………はぷ」
しかも、咥え……させられた?させてくれた?
え?な、なにごと?
戸惑う僕を完全にからかう表情でジーナさんが見てる。
「そう言えば……」
そしてニンマリと笑いながら更に強く僕の頭を押し付ける。
「なに?ハルト、私のために命かけてくれるんだって?」
へ?
………………えええええぇぇぇぇぇええぇぇっ!!!???
村長さんとの売り言葉に買い言葉がジーナさんの耳に入ってたっ!?
そ、村長さんやレオンから聞いたってことはないだろうし……え、もしかして普通にその場で聞かれてた?
言い訳をしようにも、口をふさがれていて喋ることが出来ない……。
大混乱の僕を見てジーナさんは楽しそうに笑っていた。
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