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6話 同居人と挨拶
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動画を撮られた後、財布に入っていたお札を全部取られてからようやく開放された。
「明日からも毎日1万持ってこいよ。
そしたら動画は拡散しないでおいてやるよ」
「お願いです……それだけは……やめてください……お願いです……」
あの後松戸くんに見せられた動画には僕のチンチンと顔はもちろん、学生証まで映されていて、あれがバラ撒かれたら僕の人生は終わる。
「流石にあれバラ撒いたら問題になるからな。
お前が逆らわないうちはバラ撒いたりしねーよ。
逆らわないうちは……な」
「は、はい、絶対に逆らいませんから……お願いです……動画は消してください……」
「ま、それは今後のお前の態度次第で考えてやるよ」
松戸くんの言葉はとても信用できるものじゃなかったけど、逆らうことなんて出来ない。
「それじゃな、グロチンくん」
「ぐっ……」
最後に野田くんが楽しそうに僕を殴ってからイジメっ子たちは去っていった。
…………僕も寮に行こう……。
とりあえずそうするしか無い。
寮への道すがら、なぜか校舎の屋上が視界から離れなかった。
寮について寮長さんに挨拶をした。
お兄ちゃんより少し年上と言った感じの寮長さんは遅くなったことを詫びる僕を興味なさげに見て、部屋番号だけ教えてくれた。
何でも荷物はすでに運び込まれているらしい。
寮長さんにお礼を言って、僕の部屋502号室に向かう。
寮は二人部屋らしくて、本当なら同室の人がどんな人か心配で仕方なくなるところだけど、今の僕にはそんな気力もない。
なぜか無意識のうちに窓の鍵を見ながら5階の廊下を歩く。
階段からすぐ二部屋めが502号室だった。
ドアを開けてからノックもしなかったことに気づく。
そんなことにすら気づく気力もなければ、そのことを謝るという気力もない。
部屋は開けてすぐにちょっとしたキッチンのようなものがあって、その奥に部屋が見える。
そしてキッチンの向かいにはトイレらしきドアと……。
慌てて部屋のドアを締めた。
なんか裸の女の人がいた。
トイレの隣のドアから出てきたらしい裸の女の人が、突然ドアを開けた僕のことをびっくりした顔で見ていた。
み、見ちゃった……。
女の人の真っ白な体の平らな胸からチンチンまで全部見えちゃってた。
……………………?
あれ、僕今変なこと言ったね。
よく思い出してみる。
…………どう思いだしても、女の人にチンチンついてた。
というか、あれ本庄くんだった気がする。
と、とりあえず、今度はノックをして……。
と思った僕の前で部屋のドアが勢いよく開いた。
「坂東くん大丈夫だったっ!?」
そして、本庄くんが……真っ裸のまま飛び出してきた。
プラプラさせながら飛び出してきた。
と、とりあえず部屋の中に入ろうか。
なにか言おうとしている本庄くんを無理やり部屋の中に押し込んで、ドアを締めた。
「ごめんなさい……ボクだけ逃げて……ぐすっ……ごめんなさい……坂東くん見捨てて逃げて……」
部屋の真ん中に敷かれたラグの上に正座した本庄くんが泣きながら謝り続けている。
……全裸で。
「い、いや、あれは僕が逃げろって言ったんだしさ、気にしないでよ。
それより……」
「ううんっ!ボクが逃げちゃったせいで……ぐすっ……本庄くんこんな時間まで……ひっく……ボクさえ逃げなければ……ぐすっ……」
「それより服を着て」と言いたかったんだけど、被されて言えなかった。
どうやら本庄くんは僕を置いて逃げたことで残された僕が酷い目にあったと思って罪悪感を感じているみたいだけど……そういう話しでもないからなぁ。
「えっとね、本庄くんが逃げなくてもあいつらに逆らった時点でこうなるのは決まってたから本庄くんのせいじゃないよ。
それよりね……」
「で、でもっ!ボクは助けてくれた坂東くんを……見捨てて逃げた卑怯者だ……」
む、むう、また被せられた。
僕としては何はともあれ服を着てほしいんだけど……。
「い、いやね……とりあえずさ……服を……」
「ボクは……ボクは坂東くんになんてお詫びをすればいいのか……。
ボクを助けたせいで巻き込まれたのにボクだけ逃げちゃって……」
こ、こっちの話を全然聞いてくれない。
本庄くんが男の人なのは分かっているけど、女の人みたいな顔しているからどうしても目のやり場に困る……。
後ろを向こうにも、本庄くんは向かい合って座る僕の手を両手で握って離してくれないし……。
……こうなったら、とにかく本庄くんの気が済むまで話を聞くしか無いか。
途中で服を着ていないことを思い出してくれたら、それに越したことはない。
「分かった。
僕は本庄くんを助けたかったから助けた。
僕としては本庄くんが助かったから満足。
でも、本庄くんは僕に謝りたい。
それなら僕は謝ってくれた本庄くんを許します」
本庄くんの手を握り返して、ニッコリと笑いかける。
「ね、これでこの話はおしまい」
「え……でも……」
「うーん……僕はなにも怒ってないし、本庄くんが謝りたいって思ってくれてることも分かった。
僕は本庄くんを許します。
これで解決、ね?」
本庄くんはどこか納得言っていない様子だけど、実際これ以上どうしようもないしなー。
正直なところを言っちゃうと、怒っていないのに謝られても困る。
「そもそも、一瞬助けたつもりになったけど、これ単なる一時しのぎだしね。
明日からはまたイジメられると思うよ」
それについてはちょっと考えていることがあるけど、それは黙っておこう。
「…………ごめんなさい、朝ボクなんかを助けたばっかりに……」
「それも、僕がやりたくてやったことだから、ね?」
これまた正直にいえば、あれからずっと「なんであんな事しちゃったんだ」と後悔し続けているけど、悪いのは考えなしな僕であって本庄くんじゃない。
僕の言葉を聞いた本庄くんは俯いて黙り込んでしまったけど……。
俯いてると自分の体が目に入ると思うんだけど、そろそろ裸なの気づいてくれないかな?
あるいは僕の手を離してくれるんでもいい。
「………………あの……坂東くんのためになにか出来ることはないかな?」
僕のそんなささやかな願いは通じずに、顔を上げた本庄くんは裸に気づくことも手を離すこともなくそんなことをいい出した。
出来ることか……。
とりあえずは服着てほしいけど……。
「それじゃ、僕と友だちになってください」
ここは真面目に返すところだと思った。
いや、服を着てほしいっていうのも真面目に考えてるんだけどね。
「あ、あの……ボクなんかで良ければ……」
朝からまる半日以上経って、ようやく本庄くんの笑顔を見ることが出来た。
「……えっと……なんでここで着替えてるの?」
本庄くん……遥くんと友だちになって、ようやく服を着てくれっていえたんだけど……。
なんか目の前で着替えだした。
「あ、ごめん、この部屋っていわゆる脱衣所みたいなの無いから……」
「え?そうなの?」
遥くんは内部生で寮のことにも詳しかったんだけど、数年前まで寮には個室のトイレもお風呂もなかったらしい。
だけど、ある年に盗撮事件があってそれ以来個室にトイレとお風呂――シャワーブースが増設されたんだそうだ。
ただ、あまり広いわけではない個室に無理やり増設したのでトイレもシャワーブースも狭いし、脱衣所に出来るスペースなんてなかったらしい。
「だからね、お風呂の時はもう一人は部屋から出てるみたい。
といっても、だんだんみんな気にしなくなっていくみたいだけど」
なるほど、そういうものなのか。
まあ元々共用のお風呂……銭湯みたいな感じのお風呂に入ってたって思えばそこらで着替えてても別に恥ずかしくはないか。
「遥くんはずっと寮暮らしなの?」
「うん、寮に入れるのは中学からだけど、それからはずっと寮だよ。
…………坂……優太くんが来るまではずっと同室の人いなかったけど」
ということは遥くんも初めての共同生活か……。
「ごめんね、せっかくの一人部屋だったのに」
「……ううん、どんな人が来るのか心配だったけど、来てくれたのが優太くんで良かった……」
着替え終わった遥くんがベッドに座ってちょっと恥ずかしそうに笑いながら言う。
「僕もどんな人と同室になるのか心配してたけど、遥くんで良かったよ」
お互い色々と恥ずかしいところを見られているせいで、初めて他人と暮らすというのにあまり気を使わないで済んでいる。
これなら寮生活の方はなんとかやっていけそうだ。
問題は……本題の学校生活の方だよなぁ……。
「明日からも毎日1万持ってこいよ。
そしたら動画は拡散しないでおいてやるよ」
「お願いです……それだけは……やめてください……お願いです……」
あの後松戸くんに見せられた動画には僕のチンチンと顔はもちろん、学生証まで映されていて、あれがバラ撒かれたら僕の人生は終わる。
「流石にあれバラ撒いたら問題になるからな。
お前が逆らわないうちはバラ撒いたりしねーよ。
逆らわないうちは……な」
「は、はい、絶対に逆らいませんから……お願いです……動画は消してください……」
「ま、それは今後のお前の態度次第で考えてやるよ」
松戸くんの言葉はとても信用できるものじゃなかったけど、逆らうことなんて出来ない。
「それじゃな、グロチンくん」
「ぐっ……」
最後に野田くんが楽しそうに僕を殴ってからイジメっ子たちは去っていった。
…………僕も寮に行こう……。
とりあえずそうするしか無い。
寮への道すがら、なぜか校舎の屋上が視界から離れなかった。
寮について寮長さんに挨拶をした。
お兄ちゃんより少し年上と言った感じの寮長さんは遅くなったことを詫びる僕を興味なさげに見て、部屋番号だけ教えてくれた。
何でも荷物はすでに運び込まれているらしい。
寮長さんにお礼を言って、僕の部屋502号室に向かう。
寮は二人部屋らしくて、本当なら同室の人がどんな人か心配で仕方なくなるところだけど、今の僕にはそんな気力もない。
なぜか無意識のうちに窓の鍵を見ながら5階の廊下を歩く。
階段からすぐ二部屋めが502号室だった。
ドアを開けてからノックもしなかったことに気づく。
そんなことにすら気づく気力もなければ、そのことを謝るという気力もない。
部屋は開けてすぐにちょっとしたキッチンのようなものがあって、その奥に部屋が見える。
そしてキッチンの向かいにはトイレらしきドアと……。
慌てて部屋のドアを締めた。
なんか裸の女の人がいた。
トイレの隣のドアから出てきたらしい裸の女の人が、突然ドアを開けた僕のことをびっくりした顔で見ていた。
み、見ちゃった……。
女の人の真っ白な体の平らな胸からチンチンまで全部見えちゃってた。
……………………?
あれ、僕今変なこと言ったね。
よく思い出してみる。
…………どう思いだしても、女の人にチンチンついてた。
というか、あれ本庄くんだった気がする。
と、とりあえず、今度はノックをして……。
と思った僕の前で部屋のドアが勢いよく開いた。
「坂東くん大丈夫だったっ!?」
そして、本庄くんが……真っ裸のまま飛び出してきた。
プラプラさせながら飛び出してきた。
と、とりあえず部屋の中に入ろうか。
なにか言おうとしている本庄くんを無理やり部屋の中に押し込んで、ドアを締めた。
「ごめんなさい……ボクだけ逃げて……ぐすっ……ごめんなさい……坂東くん見捨てて逃げて……」
部屋の真ん中に敷かれたラグの上に正座した本庄くんが泣きながら謝り続けている。
……全裸で。
「い、いや、あれは僕が逃げろって言ったんだしさ、気にしないでよ。
それより……」
「ううんっ!ボクが逃げちゃったせいで……ぐすっ……本庄くんこんな時間まで……ひっく……ボクさえ逃げなければ……ぐすっ……」
「それより服を着て」と言いたかったんだけど、被されて言えなかった。
どうやら本庄くんは僕を置いて逃げたことで残された僕が酷い目にあったと思って罪悪感を感じているみたいだけど……そういう話しでもないからなぁ。
「えっとね、本庄くんが逃げなくてもあいつらに逆らった時点でこうなるのは決まってたから本庄くんのせいじゃないよ。
それよりね……」
「で、でもっ!ボクは助けてくれた坂東くんを……見捨てて逃げた卑怯者だ……」
む、むう、また被せられた。
僕としては何はともあれ服を着てほしいんだけど……。
「い、いやね……とりあえずさ……服を……」
「ボクは……ボクは坂東くんになんてお詫びをすればいいのか……。
ボクを助けたせいで巻き込まれたのにボクだけ逃げちゃって……」
こ、こっちの話を全然聞いてくれない。
本庄くんが男の人なのは分かっているけど、女の人みたいな顔しているからどうしても目のやり場に困る……。
後ろを向こうにも、本庄くんは向かい合って座る僕の手を両手で握って離してくれないし……。
……こうなったら、とにかく本庄くんの気が済むまで話を聞くしか無いか。
途中で服を着ていないことを思い出してくれたら、それに越したことはない。
「分かった。
僕は本庄くんを助けたかったから助けた。
僕としては本庄くんが助かったから満足。
でも、本庄くんは僕に謝りたい。
それなら僕は謝ってくれた本庄くんを許します」
本庄くんの手を握り返して、ニッコリと笑いかける。
「ね、これでこの話はおしまい」
「え……でも……」
「うーん……僕はなにも怒ってないし、本庄くんが謝りたいって思ってくれてることも分かった。
僕は本庄くんを許します。
これで解決、ね?」
本庄くんはどこか納得言っていない様子だけど、実際これ以上どうしようもないしなー。
正直なところを言っちゃうと、怒っていないのに謝られても困る。
「そもそも、一瞬助けたつもりになったけど、これ単なる一時しのぎだしね。
明日からはまたイジメられると思うよ」
それについてはちょっと考えていることがあるけど、それは黙っておこう。
「…………ごめんなさい、朝ボクなんかを助けたばっかりに……」
「それも、僕がやりたくてやったことだから、ね?」
これまた正直にいえば、あれからずっと「なんであんな事しちゃったんだ」と後悔し続けているけど、悪いのは考えなしな僕であって本庄くんじゃない。
僕の言葉を聞いた本庄くんは俯いて黙り込んでしまったけど……。
俯いてると自分の体が目に入ると思うんだけど、そろそろ裸なの気づいてくれないかな?
あるいは僕の手を離してくれるんでもいい。
「………………あの……坂東くんのためになにか出来ることはないかな?」
僕のそんなささやかな願いは通じずに、顔を上げた本庄くんは裸に気づくことも手を離すこともなくそんなことをいい出した。
出来ることか……。
とりあえずは服着てほしいけど……。
「それじゃ、僕と友だちになってください」
ここは真面目に返すところだと思った。
いや、服を着てほしいっていうのも真面目に考えてるんだけどね。
「あ、あの……ボクなんかで良ければ……」
朝からまる半日以上経って、ようやく本庄くんの笑顔を見ることが出来た。
「……えっと……なんでここで着替えてるの?」
本庄くん……遥くんと友だちになって、ようやく服を着てくれっていえたんだけど……。
なんか目の前で着替えだした。
「あ、ごめん、この部屋っていわゆる脱衣所みたいなの無いから……」
「え?そうなの?」
遥くんは内部生で寮のことにも詳しかったんだけど、数年前まで寮には個室のトイレもお風呂もなかったらしい。
だけど、ある年に盗撮事件があってそれ以来個室にトイレとお風呂――シャワーブースが増設されたんだそうだ。
ただ、あまり広いわけではない個室に無理やり増設したのでトイレもシャワーブースも狭いし、脱衣所に出来るスペースなんてなかったらしい。
「だからね、お風呂の時はもう一人は部屋から出てるみたい。
といっても、だんだんみんな気にしなくなっていくみたいだけど」
なるほど、そういうものなのか。
まあ元々共用のお風呂……銭湯みたいな感じのお風呂に入ってたって思えばそこらで着替えてても別に恥ずかしくはないか。
「遥くんはずっと寮暮らしなの?」
「うん、寮に入れるのは中学からだけど、それからはずっと寮だよ。
…………坂……優太くんが来るまではずっと同室の人いなかったけど」
ということは遥くんも初めての共同生活か……。
「ごめんね、せっかくの一人部屋だったのに」
「……ううん、どんな人が来るのか心配だったけど、来てくれたのが優太くんで良かった……」
着替え終わった遥くんがベッドに座ってちょっと恥ずかしそうに笑いながら言う。
「僕もどんな人と同室になるのか心配してたけど、遥くんで良かったよ」
お互い色々と恥ずかしいところを見られているせいで、初めて他人と暮らすというのにあまり気を使わないで済んでいる。
これなら寮生活の方はなんとかやっていけそうだ。
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