小学生に戻ってるっ!?……の裏側で ~引きこもり高校生と入れ替わった小学生がいつの間にかハーレムを築いている話~

日々熟々

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49話 白井さんとヤリ部屋

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 家具も私物も何もない、ただベッドが二つ置かれた寮の部屋。

 それが『ヤリ部屋』の内装だった。

 つまるところ本当に単なる空き部屋だ。

 ただ、妙にキレイで空き部屋なのにほとんどホコリも積もってなければ、ベッドのシーツもきれいに整えられている。

 白井さんが言うには、シーツは使った人が張り替えて、部屋自体はこの部屋のことを知っている人が当番制で掃除しているらしい。

 本当にしっかりルール決めされているみたいだ。

 そのことを教えてくれた白井さんは、今シャワーを浴びている。

 浴びに行くときに冗談めかして「一緒に浴びるか?」って言われたけど慌ててお断りした。

 空き部屋とは言えガスや水道なんかを個別に止める機能が寮にないせいでシャワーもトイレも、キッチンですら普通に使える。

 することをするベッドがあって、前と後にシャワーも浴びられる……本当に簡易ラブホだな、ここ。

「ほれ、次はバンドー浴びてこいよ」

 何もない部屋なのに妙に珍しく感じられて、見回していたら白井さんが出てきた。

「うん、わかっ……白井さんっ!?」

 シャワーブースから出てきた白井さんは、全裸だった……。

 濃い焦げ茶色の髪を無造作にショートカットにしている白井さんは、日焼けした肌と小さな体もあって普段は女子の制服を着ていてすら一見男の子に見える時がある。

 顔自体はかなり整った顔をしているんだけど、たぶん表情が男の子っぽいんだと思う。

 だけど、全裸で水を滴らせた白井さんは、日焼けした身体の要所要所が控えめにだけどきちんと女性らしく膨らんでいて……。

 表情は変わっていないはずなのに、完全に美少女にしか見えない。

 こんな可愛い子とさっきまでエッチなことをしていた上に、これからまたしようとしていると思ったら急に恥ずかしくなってきた。

「どした?早く浴びてこいよ。
 あ、ははーん」

 僕の様子がおかしいことに気づいた白井さんがニヤニヤとイジメっ子……というよりイタズラっ子の笑顔を浮かべて近寄ってくる。

「バンドー……アキに見とれちゃったか?」

 そう言って、両手を腰に当ててカラカラと楽しそうに笑う。

 さっきまでと変わらないノリなんだけど、今はちょっと直視できない……。

「う、うん……白井さんかわいいから……」

 直視するのは恥ずかしすぎます。

「…………は?
 な、何いってんだよっ!キモっ!バンドーキモっ!!」

 そう言うと慌てた様子でベッドに潜り込んでシーツを体に巻き付ける。

「い、いつまで見てんだよっ!
 さっさとシャワー浴びてこいっ!!」

「は、はいっ!」

 怒ってしまった白井さんに追い立てられるようにシャワーブースに入った。



 シャワーを浴びてから途方に暮れる。

 服、どうしよう。

 と言うより、身体どうしよう。

 考えてみればここ部屋じゃないからタオルもない。

 なるほど、白井さんが全裸で出てきた理由が分かった。

 諦めを付けて、軽く水を払ってからブースから出る。

「あの……浴びてきたけど……」

「お、おう……」

 シャワーを浴びて戻ってくると、白井さんはベッドの上でシーツを体に巻き付けたままそっぽを向いていた。

 ……時間が経って、冷静になって色々やめたくなったのかな?

 それならそれで良いんだけど……ちょっと恥ずかしい。

「あ、あのな……」

 ギギギという錆びついた音でも聞こえそうなぎこちない動きで、振り向いた白井さんが僕の体を見て目をまん丸くして固まる。

「…………ぷっ」

 そして軽く吹き出したあと大笑いしはじめた。

「あっはっはっはっはっはっ!!バンドーなんだよそれっ!
 ヤる気満々じゃねーかよっ!!」

 ううぅ……恥ずかしい……。

 少し冷静になっていた白井さんとは逆に、僕の頭からは白井さんの裸が離れなくて、チンチンはずっと痛いくらいに固くなりっぱなしだ。

 指さして大笑いされちゃってるけど、実際情けない姿なので仕方ない。

 まさに笑い転げるって感じで大笑いしていた白井さんだけど、少しするとだんだん笑い声が小さくなっていく。

 そして最後にはまた恥ずかしそうにシーツに包まってしまった。

「そ、そっか……ヤる気あるんだな……。
 冷静になってきて、『無理矢理だしイヤだよな』とか考えてたけど、そんな事無いのか……」

 白井さんが自分で言った通り今の状況は無理矢理させられてる状況なんだけど……イヤどころかチンチンは正直者で……。

「あの……やめとく?」
 
 言ってから、「これやりたい人のセリフだな」って気づいた。

 おかしい。

 僕は性的なイジメを受けている側のはずなのに……。

 可愛いということは卑怯だと思う。

「……バンドー、時間は?」

「えっと、まだ全然大丈夫」

 そう言えば遥くんにはなんの連絡も入れてないけど、いつもの都さんとの時間を考えてもまだまだ時間はあるので大丈夫だと思う。



「………………それじゃ、しよっか」

 白井さんはそう言って、恥ずかしそうにシーツをベッドに落とした。

 ここで急にしおらしくするのは卑怯だと思う。

 白井さんが可愛くって仕方ない。

 かわいい白井さんに引き寄せられるようにベッドの上に乗って……ちょっと途方に暮れた。

 これからどうすれば良いんだろう?

 都さんとの……好きな人とのこういうのは分かるけど、白井さんとはどういうふうにしたら良いんだろう?

「え、えっと……アキこういうのよく分かんねーから、ミャーコにするのとおんなじ感じで頼む」

 僕が戸惑っているのに気づいたのか、白井さんが指示を出してくれた。

 なるほど、都さんと同じふうにか。

 それならと思って、まずは白井さんの小さな体を抱きしめる。

 白井さんの体は見た目通り肉付きが薄くてちょっと骨ばっているけど、想像以上にスベスベで柔らかくて……何より暖かかった。

 口の中もそうだったけど、白井さんは人より体温が高いのかもしれない。

 こうやって抱きしめているだけでもポカポカ柔らかくて気持ちいい。

 そして、すごい良い匂いがする。

 シャワーブースには石鹸関係はなにもなかったから白井さん自身の匂いだと思うんだけど、都さんのとろけるように甘い匂いとはまた違った、ちょっと酸味がある甘い匂いがしてずっと嗅いでいたくなる。

「バンドー……流石に恥ずかしい……」

 首筋に顔を埋めてくんくんニオイを嗅いでたらちょっと怒られた。

「ご、ごめん」

 白井さんもお返しみたいに僕のニオイ嗅いでたからいいのかな?と思ってたんだけど、ダメだったっぽい。

 仕方ないので、先に進もう。

 そう思って、白井さんの可愛い瞳を見つめなから顔を近づけて行って……。

 手で遮られた。

「……白井さん?」

「さ、流石に『それ』はまた今度で……」

 あー、そっか、そりゃ白井さんも好きでもない人とキスするのは嫌だよね。

 …………ん?ならなんで僕は今普通に白井さんにキスしようとしたんだ?

 ……………………?

 まあ、難しいことはまた後で落ち着いて考えよう。

 えっと、キスはなしにして……。

 抱きしめているのは嫌がらないので、そのまま手を伸ばしておっぱいを触る。

 白井さんのおっぱいは手のひらに収まっちゃうくらいのサイズだけど、すごい柔らかい。

 ただ、柔らかいところのすぐ下に硬いのがあって……。

「……白井さん、もしかして今痛かったりする?」

「……す、少しだけ……」

 やっぱり。

 自分でもよく分かんないけど、白井さんのおっぱいを揉んだ時、手のひらが『揉んじゃダメッ!』って言った気がした。

「それじゃ、これは?」

 なので揉む代わりに、おっぱいに手のひらをかぶせたまま優しく回すように動かしてみた。

「んっ♡……それは……ちょっと気持ちいいかも……♡」

 うん、やっぱりあんまり奥の方まで刺激しないふうな触り方の方がいいみたいだ。

 そのまま手のひら全体で回してみたり、押し込んでみたりしていたら手の中でちっちゃな乳首が自己主張をはじめてきた。

 慎ましく可愛いそれを優しく摘んでみる。

「んっ……」

 これもちょっと痛そうだ。

 白井さんのおっぱいは痛いものと考えたほうが良いかもしれない。

 それなら揉むんじゃなくって舐めさせてもらおう。

「バンドー……?」

 顔を下に落としていく僕を白井さんが不思議そうに見てる。

「ア、アキのおっぱいなんてちっちゃいから見てても楽しくないだろ?」

「え?そんな事全然ないけど」

 可愛らしく尖ったピンクの乳首とか、その周りの地肌より薄っすらとだけピンク色の部分とか、なだらかだけど柔らかそうな膨らみとか。

 たぶん一日中眺めていられる。

 流石にそれをやったら怒られちゃうと思うので、見ているだけじゃなくって行動しよう。

 白井さんのおっぱいに顔を寄せて、健気に自己主張をしているピンクの突起を口に含む。

 そして、ベロの先で周りをチロチロと舐め回してみた。

「ふふっ♡バンドー……それくすぐったいっ♡ふっ♡……あふっ♡ははっ、変な声出るやっ♡」

 くすぐったすぎるとか痛がってるとかはないみたいなので、このまま舐め続けよう。

「んっ♡ふあっ♡変っ♡はあっ♡♡変な声出るっ♡♡ひぃあっ♡なんかおっぱいジンジンするっ♡♡変っ♡♡はあっ♡」

 しばらくそうして舐めていたらおっぱい全体が……なんていうか張ってきた?気がする。

 乳首もさっきまで以上に大きくなってきていたので、今度は周りじゃなくって乳首を直接コロコロころがした。

「はうっ♡♡なにこれっ♡おっぱい気持ちっ♡♡あんっ♡声ッ♡恥ずかしっ♡♡ああっ♡♡ふあっ♡♡変っ♡♡乳首変っ♡♡♡もうやめてっ♡♡コロコロやめてっ♡♡♡」

 白井さんはもう限界みたいなので、最後にベロ全体で乳首を潰すように舐め続けた。

「はうっ♡♡それちょっと痛いっ♡♡♡痛いのにっ♡♡♡♡痛いのにすっごい気持ちいっ♡♡♡来るっ♡♡なんかくるっ♡♡♡頭真っ白になるっ♡♡♡♡んんんんんんんっ♡♡♡♡♡♡」

 白井さんの体が快感を受け止めるように固くこわばった後……だらんと力が抜ける。

「うわっと!?」
 
 崩れ落ちそうになった白井さんを慌てて受け止めた。

「白井さん?大丈夫?」

 イッちゃったのは分かったんだけど、その後力が抜けたみたいになったけどどうしたんだろう?

「白井さん?」

 呼びかけても僕の肩に頭を持たれかけたまま返事がない。

 なんか「すーすー」と寝息のようなものまで聞こえる気がする。

 まさか……と思って、そっとベッドに横たえてみるけど……。

 寝てた。

 白井さん、一回イッただけで寝ちゃってた。

 もしかしたら疲れていたのかもしれない。

 すごい安らかな……かわいい寝顔で寝ているので、時間もあるしこのまま寝かしておこう。

 そんなことを考えながら、なんとなく白井さんの頭を撫ではじめた。
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