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お披露目
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うぅ…お腹が痛くなってきた気がする。
ここは、サフィア王国にあるお城のホールの扉の前。
隣には、爽やかで女子を一目で倒れさせるようなそんな笑顔をしたアーク第1王子殿下がいる。
「レーナ顔色が悪いけど大丈夫かい?」
「アーク第1王子殿下、大丈夫ですわよ」
「それなら、いいけど…あと、アーク第1王子殿下っていう呼び方やめてくれない?アークでいいから。」
こいつはなんてこと言うんだ。ここで断ったら、後で何されるかわかんないしアークにしとこう。
「じゃあ、アーク。これでよろしいかしら?」
「あぁ、それでいい」
「アーク第1王子殿下、レーナお嬢様。時間になりましたが準備はよろしいですか?」
「えぇ」
隣のアークは頷いただけだった。
目の前の重そうな扉がゆっくり、ゆっくり空いていく。
その隙間から見えるのは、貴族たちだった。それも、こちらにすっごく好奇心いっぱいの目を向けて
「レーナ、行くよ?」
「えぇ」
差し出された手に自分の手を重ねる。
前を向くと、国王がいた。
国王のところまで20メートルぐらい。
3歳の私たちがこんな重たいドレスを着て、慣れないエスコートをして、こんな距離を転ばずに歩けるだろうか?
そんな心配は杞憂に終わった。
国王の前に並んで立つ。
一礼してから…
私は1歩下がった。、
「アーク・ステラ・サフィア、其方をこの国の第1王子として認めると同時に第1王位継承者とする。」
「ありがたきお言葉、頂戴します。」
周りの貴族からは、割れんばかりの拍手と歓声が聞こえた。
アークが1歩下がってきた。
次は私の番なのだ。
歩を進め、壇にのる。
「レーナ・ムーン・アーリン、其方をアーリン公爵家の令嬢であることを認める。そして、アーク・ステラ・サフィアの摂政となることをここに宣言する。」
「光栄なことですわ。」
そして、アークの隣に立った。
「レーナ、一緒にこの国を守っていこうな。」
いきなりのことに、隣を見た。アークの顔には、いつもの作り笑顔ではなく、心の底からだと思える笑顔があった。
「そうですわね。アーク、これからお願いしますわ。」
小さな声で話していた誓いの言葉は、他の貴族にも聞こえていたらしい。貴族たちが笑顔になって、拍手をしていた。
「それは、いい。頑張っておくれ。」
国王からも言葉をいただいた。
「はい!」
「全力を尽くさせてもらいますわ。」
以外に、お披露目も楽しかったのかもしれない。
そう思えた。
この国だったら、大丈夫だろう。
次は、宴だ。貴族たちに認められるように、何か会った時に貴族たちに助けを求められるように…今から信頼を積んでおかなければいけない。
全ては、平和に暮らすために!
「アーク、頑張りますよ?」
「あぁ、こんなに期待を貰ったのだから。」
天井から、見える夜空はこれからを明るく照らしてくれるのか、流れ星が流れていた。
ここは、サフィア王国にあるお城のホールの扉の前。
隣には、爽やかで女子を一目で倒れさせるようなそんな笑顔をしたアーク第1王子殿下がいる。
「レーナ顔色が悪いけど大丈夫かい?」
「アーク第1王子殿下、大丈夫ですわよ」
「それなら、いいけど…あと、アーク第1王子殿下っていう呼び方やめてくれない?アークでいいから。」
こいつはなんてこと言うんだ。ここで断ったら、後で何されるかわかんないしアークにしとこう。
「じゃあ、アーク。これでよろしいかしら?」
「あぁ、それでいい」
「アーク第1王子殿下、レーナお嬢様。時間になりましたが準備はよろしいですか?」
「えぇ」
隣のアークは頷いただけだった。
目の前の重そうな扉がゆっくり、ゆっくり空いていく。
その隙間から見えるのは、貴族たちだった。それも、こちらにすっごく好奇心いっぱいの目を向けて
「レーナ、行くよ?」
「えぇ」
差し出された手に自分の手を重ねる。
前を向くと、国王がいた。
国王のところまで20メートルぐらい。
3歳の私たちがこんな重たいドレスを着て、慣れないエスコートをして、こんな距離を転ばずに歩けるだろうか?
そんな心配は杞憂に終わった。
国王の前に並んで立つ。
一礼してから…
私は1歩下がった。、
「アーク・ステラ・サフィア、其方をこの国の第1王子として認めると同時に第1王位継承者とする。」
「ありがたきお言葉、頂戴します。」
周りの貴族からは、割れんばかりの拍手と歓声が聞こえた。
アークが1歩下がってきた。
次は私の番なのだ。
歩を進め、壇にのる。
「レーナ・ムーン・アーリン、其方をアーリン公爵家の令嬢であることを認める。そして、アーク・ステラ・サフィアの摂政となることをここに宣言する。」
「光栄なことですわ。」
そして、アークの隣に立った。
「レーナ、一緒にこの国を守っていこうな。」
いきなりのことに、隣を見た。アークの顔には、いつもの作り笑顔ではなく、心の底からだと思える笑顔があった。
「そうですわね。アーク、これからお願いしますわ。」
小さな声で話していた誓いの言葉は、他の貴族にも聞こえていたらしい。貴族たちが笑顔になって、拍手をしていた。
「それは、いい。頑張っておくれ。」
国王からも言葉をいただいた。
「はい!」
「全力を尽くさせてもらいますわ。」
以外に、お披露目も楽しかったのかもしれない。
そう思えた。
この国だったら、大丈夫だろう。
次は、宴だ。貴族たちに認められるように、何か会った時に貴族たちに助けを求められるように…今から信頼を積んでおかなければいけない。
全ては、平和に暮らすために!
「アーク、頑張りますよ?」
「あぁ、こんなに期待を貰ったのだから。」
天井から、見える夜空はこれからを明るく照らしてくれるのか、流れ星が流れていた。
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