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おれ勇者、魔王討伐してハーレム作るやで!
なんか知らんけど異世界に飛ばされた件
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「…………取り敢えず今までの話を纏めても良いか?」
「うんむ。」
永井吉継は全裸で座り込んだまま煌々と光り輝く魔法陣の上で事重げに口を開いた。
フル〇ンで。
最初に自己紹介をしよう。
俺の名前は永井吉継18歳、高校卒業したてのピチピチの青年だ。
大学受験も無事に終わり後は悠々自適なキャンパスライフを送りながら将来は市役所で公務員生活を送りながら適当に暮らす予定の人間だった。そう、だったのだ。
さて、事の発端は凄い唐突、あっという間の出来事、風呂に入ろうと風呂場のドアを開けた瞬間、風呂場から見た事もない光が溢れ出し気が付くと俺は何か凄い神殿みたいな所に居て目の前にいる変な口調の幼女やその他大勢の人間からの盛大な歓迎が始まった。
とある者はフル〇ン男に観劇のあまり涙し、ある者は歓喜の雄叫びを、またある者は音楽を奏でとそれはもう凄い歓迎のされぶりであった。
フル〇ンなのに。
その歓迎が1時間前の出来事、そしてそれから目の前の幼女から「勇者よ、汝は我らが大地に蔓延りし災厄の魔王を討ち取るためにこの世界に呼ばれたのだ。」だのなんだのと言われたのがついさっきの出来事である。
「……つまり俺はこの世界に召喚された勇者でこの世界を苦しめる魔王を討伐して来いと?んなアホなファンタジーみたいな話あるわけねぇだろ」
「残念じゃが起こってるじゃろ?それでどうじゃ?やってくれるか?」
目の前の幼女、ケルカ・アルカリナは満足そうに首を縦に振る。
因みにだがこの幼女が俺をこの世界、ペンドゥラムに召喚した張本人で大精霊らしい。
「嫌だよ。俺大学いって公務員になるんだから嫌に決まってんじゃん。家に返してくれよ。」
「魔王を倒したら家に返してやる。」
「どの道強制じゃねぇかよ。」
そんなこんなで永井吉継、18歳の壮大にしてロクでもない魔王討伐への道が始まるのであった。
…………その前に服の一つでもくれないか?
「うんむ。」
永井吉継は全裸で座り込んだまま煌々と光り輝く魔法陣の上で事重げに口を開いた。
フル〇ンで。
最初に自己紹介をしよう。
俺の名前は永井吉継18歳、高校卒業したてのピチピチの青年だ。
大学受験も無事に終わり後は悠々自適なキャンパスライフを送りながら将来は市役所で公務員生活を送りながら適当に暮らす予定の人間だった。そう、だったのだ。
さて、事の発端は凄い唐突、あっという間の出来事、風呂に入ろうと風呂場のドアを開けた瞬間、風呂場から見た事もない光が溢れ出し気が付くと俺は何か凄い神殿みたいな所に居て目の前にいる変な口調の幼女やその他大勢の人間からの盛大な歓迎が始まった。
とある者はフル〇ン男に観劇のあまり涙し、ある者は歓喜の雄叫びを、またある者は音楽を奏でとそれはもう凄い歓迎のされぶりであった。
フル〇ンなのに。
その歓迎が1時間前の出来事、そしてそれから目の前の幼女から「勇者よ、汝は我らが大地に蔓延りし災厄の魔王を討ち取るためにこの世界に呼ばれたのだ。」だのなんだのと言われたのがついさっきの出来事である。
「……つまり俺はこの世界に召喚された勇者でこの世界を苦しめる魔王を討伐して来いと?んなアホなファンタジーみたいな話あるわけねぇだろ」
「残念じゃが起こってるじゃろ?それでどうじゃ?やってくれるか?」
目の前の幼女、ケルカ・アルカリナは満足そうに首を縦に振る。
因みにだがこの幼女が俺をこの世界、ペンドゥラムに召喚した張本人で大精霊らしい。
「嫌だよ。俺大学いって公務員になるんだから嫌に決まってんじゃん。家に返してくれよ。」
「魔王を倒したら家に返してやる。」
「どの道強制じゃねぇかよ。」
そんなこんなで永井吉継、18歳の壮大にしてロクでもない魔王討伐への道が始まるのであった。
…………その前に服の一つでもくれないか?
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