大神 狼のペット

ノアメロ

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誕生日プレゼント

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新しい地球、新しいカースト、新しい政治…
動物が人間を飼う時代
動物が人間の役割を持ち人間は、動物として飼育される

人間と動物の役割が逆になったのは何千年も前のこと人間には、有害なウイルス
人間には、死をもたらし動物には、知恵を与えた…

「今回の議論は賛成多数で終了します。」
広い国会の中には人間ではなくスーツを来た動物達が座っていた。

今回の話し合いは、人肉の輸入を盛んにすべきかいなかの話し合い
以前人肉の中から大量の蛆虫が見つかり新鮮な人肉の方がいいのではないかとあちらこちらで話し合われた

「大神大臣次の予定ですが…」
黒のスーツに赤いネクタイ金色の瞳に鋭い犬歯…貫禄のある身体
国民からの人気も高い有名政治家だ。

「あぁ。そうか。ありがとう。猫宮くん」
さっきから大神大臣に予定を伝えていたのは大神大臣の秘書を務めている猫宮 総司
綺麗な光沢の黒い毛に映える綺麗な金色の瞳モデルのようなスラッとした体型

大神大臣が国会の外を出て階段に差し掛かったところ声がした。
「父さん。」
声をかけたのは
「狼かどうしたんだ」
大神大臣の息子狼だった。
「どうしたじゃないよ。父さんが来てって言ったから来たんだろ。」
 「そうだったな。すまん。」
大臣の息子狼は、父親譲りの頭の回転の良さと左目は金色の瞳 右目は今は亡き母親譲りの青い瞳に綺麗に整った顔

狼の隣には黒のベンツの高級車が止まっていた。車のドアを開けられ狼と大神大臣は、乗り込む。
車の中では狼から大神大臣に話しかけることは無かったが大神大臣は、よく喋りかける。

「大学の方は大丈夫なのか?」
「今、学校ないよ。」
「そうか…」
「ご飯はちゃんた…「」昨日は一緒に食べたでしょ。 」 
「そうだったな…」

話が続かないまま家に着く。
「狼先にリビングへ行きなさい。」
「わかった。」 
狼は自宅のリビングへと先に行った。広い部屋には大きなテレビと大きなソファーが置いてある。

父をまつ狼するとドアから声がした狼が目を向けると、大神大臣が入ってくるそして言った。
「狼、昨日お前の誕生日だっただろ。遅くなったが誕生日プレゼントだ。おい。」

大神大臣がなにか後ろに合図したするとチェーンの擦れるカシャカシャとした音にドーベルマンの男が入ってくる。チェーンを引っ張る先には、おカッパで銀髪の髪が目立つ裸の男が引っ張られていた。

「と、父さん。これは…」
狼は、動揺した。
「この前、テレビで珍しい人間特集を見て言ってただろ。こんな人間に会ってみたいって 」
「テレビ…あ、あれは身近にいたらの話だ。あとこの人間どうしたんだよ。」
「そこはお前が気にすることじゃないよ。」
「っ…」
「なるべく綺麗な人間を選んだんだよ。隅々見て選んだんだ…痣があるか、傷があるかそして…前や後ろの経験があるか調べてお前に相応しいこの人間を連れてきたんだよ。」
大神大臣は、少年の腕や首そして股を広げて穢れがないことを見せた。

少年は、抵抗をしなかった。
「父さん…」
狼は、頭を抱えた
「嬉しくないのか?」   
「み、見れたことは嬉しいよ…でも無理矢理連れてきて欲しいなんて思ってない…」
「狼誰が無理矢理…「」父さんのことだから何か裏のあるやり方使ったんだろ!そういうのは「」そうか…それじゃ仕方がないね。」 

そういうと大神大臣が狼に背を向けドーベルマンの男はまたチェーンを引っ張る
「父さん…?その子をどうするの」
狼が聞く
「どうする…どうするね…誰かに引き渡すしかないか…」
「引き渡すって誰に…」
「…あいつでもするか…私の知り合いに渡すよ。」
「その知り合いはいい人なの?」
「なんだ。私の友人を疑うのか?」
「そ、そうじゃない…そうじゃないけど…」
大神大臣は、1つ息を吐き何か思い出したかのように話した。

「あっ…でもあいつも動物好きだが何か色々試すが楽しいって言ってたな… 」
「試すって…」
「なんだったかな…動物好きでも思考が少し変わっているしな…そうだ。」
「何!」
「確か、人間とのSEXも良いらしい。快感に溺れていく人間の様を見るのがって言ってたな…」
狼は息を飲んだ

「それじゃ。私も時間が無いから行くよ。」
「…」
大神大臣とドーベルマンの男が歩き出した時
「父さん!やっぱりその子が欲しい…」

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