只今猫カフェ部の部長は変態会長に犯されています。

猫カフェ

『ここは、市立富多学園そしてこの学園のモットーは規則正しい楽しい学校生活！そしてこの高校の生徒会長を務めるのはこの俺「桂花琥太郎」…自分で言うのは何だが富多高校の生徒と先生から選ばれたいわゆる人気者だ。そんな俺は今とても疲れてと言うか苛立っている…』

「おいお前！俺が先に会長にコーヒーを渡すんだからその資料後にしろよ！」

「はぁ。何を馬鹿な事を先にこの資料に目を通すのが先に決まっているだろうが！」

そう原因は、会長(桂花琥太郎)の目の前で大きな声で言い合いをしてるこの2人。生徒会の会計を務めるの「如月相馬」彼はメガネをかけいかにもガリ勉な空気を出す。
その一方コーヒーを持って如月に突っかかっているのは、「久遠美門」彼は生徒会の書記を務めている。

『あーもういつもこの2人は…うるさい』
桂花は、優しく爽やかな微笑みを見せているが心の中では苛立っている。

「如月さん久遠さんやめてください！会長の迷惑に…」
仲裁に入るのは如月と久遠の1つ年下の1年の「明空朱実」

『朱実よく言った！アイツらも…』

如月と久遠は、後輩の朱実を睨みつけ言った。
「後輩は口を挟むな！」
朱実は、しょんぼりとしていた。桂花は、2人の言い合いにうんざりしある場所に向かうことにした。

ガタン
椅子から立ち上がると如月と久遠はパッと桂花の方に目を向けた。
「「会長？」」
桂花は、ニッコリと笑い一言
「その言い合い終わるまで私は生徒会室を開けるよ」
桂花は、引き戸を開け教室を後にした。

桂花の向かった場所は1階にあるあまり目立たない場所にあって。教室番号が書いてある表紙には手書きで『猫カフェ部』と書いてある。

ガラガラ
教室の引き戸を開けると
「にゃー」
「ぶっはァ！」
白黒の雑種の猫が桂花に飛びついて来たのである。猫は嬉しそうに高い声でなく
「な、何だ…って…ココアか…」

「ごめんね。こたちゃん！」
桂花がココアと言う猫と見つめあっていると猫の後ろから声がした。
桂花が声の方に目をやるとそこには、猫カフェ部の部長伊織紅葉がいた。

「あぁ。」
桂花は、生徒会室とは少し態度が違う。紅葉と一緒にいる時は裏の顔を使わない。
例えば、一人称は、「私」ではなく「俺」他は…紅葉と2人っきりになったらよく分かる。

桂花がココアをずっと抱っこしているともう1匹の茶トラの猫が桂花の足を爪で攻撃する。
「いたっ！」

ココアを手放すと茶トラの猫がココアにちょっかいをかける。
何故かこの茶トラは桂花を嫌っている。
「こら。こうちゃん」
紅葉が優しく注意したのは茶トラの猫名前はこうちゃん

「こたちゃんごめんね。」
眉を下げ紅葉は、謝る。
「大丈夫だ。」
カチャ(鍵の閉める音)

「そう言えばこたちゃん。ここに来たのって何かよう…っ！」
紅葉が話している時桂花は、紅葉を後ろから強く抱きしめる

「こ、こ、こたちゃん！」
返事がなく桂花のてスっと紅葉の体を撫で回す。
「こ…たちゃん？なに…」
「…紅葉、俺疲れたから癒して…」

『あ～可愛い…俺の恋人…恋人になったきっかけはまた次の機会に…』