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20ついにオトナになりました!?
─雷─⑤※
しおりを挟むなんで……俺の体どうなっちまったの……。
乳首チューチューされるのには慣れてた(って言い方もおかしいけど)。でもかじられるのには慣れてなかった。
そんなことされたら痛いはずで、いくらお尻ン中いじくられてても突き飛ばしてぇくらいの衝撃が走った……のは間違い無えんだ。
なのになんで……?
なんでイったの、俺……。
実は痛いのが好きなのか……?
触っても触られてもいねぇのにピュピュッと勢い良く発射するほど……?
また俺、迅に新たな扉開かされた……?
「凹んでるヒマねぇぞ」
「ん……ッ♡ へッ?」
クチュッと中で指を動かされて、ハッとする。
呆然と天井を見上げてると、迅が視界に入ってきた。
たった一分くらい迅のツラ見てなかっただけで、あー俺の彼ピッピかっけぇなぁ……なんて思っちまう俺は末期だ。
迅の謎の病と一緒。
「相変わらず復活早えよな」
「ヒッ……!」
「言葉忘れたのか?」
いやいや、そんなすぐ喋れるか!
金魚みてぇに口をパクパクしてたのは、相変わらず喉がガサガサで、イった反動がデカいからだ!
迅は、乳首かじられてイく衝撃を知らねぇからそんなことが言えるんだッ。
ギュッと迅の指を締め付けちまって、ハフンッ♡と喘いじまう俺の状況は劣勢なまんま。
紳士な王子様は消え去って、ツンデレのツン多めないつもの迅が主導権を握ってる。
「さーて。コッチいじるぞ。準備万端らしいから手早くいこう」
「うぅッ……! そんなこと前もって言うなよッ! てかじっくりしてほしいんですけど!」
「ほぉ~? じっくりしていいんだ」
「いいぞッ! 手早くいじくり倒されるよりマシ……ひぁぁッ♡」
したり顔でニヤリと笑った迅は、ああ言えばこう言う。
俺は、めちゃめちゃ必死なツラで自分の考えを主張したに過ぎねぇ。
誰がクチュクチュしろって言ったッ?
今指が何本入ってるか、自分で言うのも何だがトロトロ過ぎてワケが分かんねぇ。ナカを擦られたら気持ちいいってことを俺に教え込んだのは、迅じゃん……ッ。
それなら少しくらい俺の泣きべそで譲歩してくれても……ッ!
「迅……ッ! ゆ、ゆっくり……ゆっくりお願いしたい……ひンッ♡」
「お望みのままに」
「ふぇぇ……ッ、かっこいい……ッ! けどそのスマイルは怖え……ッ! んッ、ンにゃあッ……♡」
「フッ……可愛いな」
たまに顔を出す迅執事は、言ってることとやってることが違えんだよなぁッ。
俺のお願いは聞き入れられず、もっと足を開かされた。恥ずかしい格好でお尻をいじくられてる童貞処女な俺は、立場が弱かった。
実は〝ゆっくり〟って単語、エッチの間は逆の意味になんのかとか……お尻に指突っ込んでグチュグチュされてる時、俺はもっと「気持ちいい」って言った方がいいのかとか……。
どうするのが正解なのか、迅の手腕に翻弄されたままニャンニャン言ってるだけでいいのか、考えたって分かんねぇことを頭の片隅でモヤモヤさせる。
「ンッ♡ んん……ッ! はぅッ♡ みゃうッ……!」
うあ……ッ、ダメだ、指が……ッ!
抜き挿しされてるだけでたまんなかったのに、グッと奥まで入ってきた迅の指にまたイかされそうだ。
ムリ……ッ! そんなのムリ……ッ!
頭おかしくなりそ……ッ!
「どこ行くんだよ。そんな体捻ったらやりにくいだろ」
「だっ……て……ッ!」
「アナルプラグはここまで擦ってくんなかったか」
「う、んッ……!」
最っ悪……! 迅にバレてた。
お尻に指突っ込まれてんだから逃げらんねぇの分かってるくせに、〝ゆっくり〟の意見が通んねぇからって体をねじったのは、ただのあがきだ。
気持ちいいって言うのが恥ずかしくて。
ナカが熱っぽくなると、ほっぺたも熱くなって。
でももう……バレちまったんならいいや……。
迅が擦るのやめてくんねぇなら、俺も羞恥心ってやつ取っ払ってやるぅ……ッ!
「ンンッ♡ やだッ、きもちぃ……ッ! 迅……チン○触りてぇよぉ……ッ!」
「いいよ。好きに扱いてろ」
「ひぅぅッ♡」
シコっていいんだ!?
俺はなぜか、触るのはダメだって思い込んでから、迅の「いいよ」に希望の光を見出した。
逃げようとした俺の体を、迅は片手で軽々と元の位置に戻す。そんでまた、足を開かされた。
けど迅がシコシコ許可出してくれた……!
下半身がずーっとムズムズしてて、どうにかなっちまいそうだったからありがてぇ……!
「……ッ、はぁッ……♡ んッ……♡」
復活が早いとお墨付きをもらってる俺のチン○は、迅に塗りたくられた精液でぬるぬるしていた。
やわく扱いただけで、イきそうになる。
「めちゃめちゃ締まるんだけど。雷にゃん、気持ちいい?」
「うんッ♡ きもち、い……ッ! お尻も、チン○も、きもちい……ッ!」
「……エロい光景だな。声も可愛いし。……あー……チン○痛え……」
迅のトロ甘イケボを遠くに聞きながら、俺は夢中でシコシコした。
俺はどこも、何も、可愛くなんか無え。チビなのがもはやトレードマークなだけの、童貞処女だ。
だから気持ちいいことにはめっぽう弱え。
新しい快感を次々に教えてくれる迅が、まぶしくてたまんねぇ。
プラグさんじゃとても到達しなかった場所まで、迅の指が犯してくる。ジッとしてるプラグさんとは対照的に、迅は疲れ知らずなくらい擦りまくってくる。
ネチャネチャ、クチュクチュ、この音もよくねぇ。目瞑ってると、耳ごと前戯されてる気になってくる。
下半身に熱が溜まってく感覚に、お尻が揺れた。その拍子に、迅の指が俺のベスポジをグニュッと押す。
「あッ……イく……っ! 迅ッ、イきそ……うぅッ♡」
「はいはい。二発目どうぞ」
「あぁ……ッ♡ あッ♡ にゃッ♡ んッ……♡」
「ナカすげぇ痙攣してんぞ。大丈夫か?」
「ふぬッ……♡ んんッ……! 迅……ッ! おれもう……ッだめ……ッ♡ イくッ♡ 迅ッ……迅んん……ッッ!」
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