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第6話
後頭部を支えられて、ベロがにゅるにゅると侵入してくるとどうしたらいいか分からない。
されるがままになってたら、俺のベロを見付けた迅の舌が優しく交わってくる。
ケンカが超強い迅の体は細身なのに筋肉質で、無駄な脂肪が一切無いから力で押し切られると逃げられなかった。
また、頭がぼーっとする。
キスをしながらアソコも巧みに扱いてくれて、盛り上がるかは別として確かに気持ちいい。
「んっ……だめ、…やばっ、出る…!」
このやらしいキスのせいか、俺の絶頂はいつもよりいくらも早かった。
「はぁ、はぁ、…っここまでやるか!」
「勃ったくせに。 イッたくせに」
息が整わなくて苦しい。
迅はまだイッてないのに、なんでそんなに余裕で笑えんの。
経験豊富なとこを思い知らされて…なんかすごいイラつく。
「お前マジで嫌い!」
「嫌い=好き」
「なんでそうなるんだよ!」
「そのトロ顔。 お前、誰にでもそんな顔すんの?」
「んなわけねぇだろ! 先に手出してきたのは迅の方じゃん!」
「その前にトロ顔で誘ってきたのはお前」
なんだトロ顔って!
訳分かんねぇ!
キスなんて迅は慣れっこなんだろうけど、俺はまだ心臓バクバクしてるってのに。
「誘ってねぇよ! 暗くなる前にもっさんのとこ行くから俺帰るわ!」
「…俺まだなんだけど」
「一人で抜け!」
いきなり上級テクを披露された俺の身にもなってくれ。
迅が受け止めてくれた俺の精液付きティッシュを奪って、ゴミ箱に放る。
チラと見た迅の唇がキスする前より赤くなっててエロい。
片膝を立てて俺を見てくるその中心部は凶器並に勃ち上がってるから、一瞬だけ罪悪感がよぎった。
抜きたいって言ったのは迅なのに俺が先にイッちゃったし。
「もっさんとこ、俺も行く」
凶器を出しっぱなしにしてる迅が、ベッドから下りた俺の腕を掴んだ。
もっさんとは、この街でやっと見付けたアイボリー色の毛足の長い野良猫の事で、最初はもふもふさんって呼んでたんだけどいつからか短縮系になった。
「だめ」
「なんで」
「迅みたいに、デカくて人相悪くて下半身緩い奴が隣に居ると、もっさんが逃げる」
「下半身緩いは関係ねぇだろ」
「あるある! そういう事だから。 じゃな」
たまに一人で野良猫と遊んで心を浄化してる事をも白状させられてからというもの、迅が毎回付いて来たそうにするから困ったもんだ。
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