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第一章
浄化の魔道具
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いつでも入れるお風呂の魔道具が欲しい。マリアの言葉はダナイの心を突き動かした。いつでもきれいでありたいのは、女性であろうと男性であろうと同じだろう。お風呂の魔道具なんてあるのか? まずはそこから調べ始めた。
結果、そんなものは存在しなかった。風呂はどこかに建設するものであり、焚き口から薪をくべて水を温めるものとして認知されていた。
であるならば、自ら作るしかない。浴槽をビニール製にして……などと考えてもみたが、結局のところ大量の水が必要になる。限られた持ち物の中で水はとても大切なものであり、少しでもそれを減らさないように苦心しながら街から街へと移動するのが常であった。
水を出す魔道具は存在していたが、貴重な水をいつでも出せるというだけあってその需要は高く、その分値段も高価だった。とてもお風呂の為だけに購入するのは割に合わない。
「どうしたもんかな。水を出す魔道具に風呂を沸かす魔道具。それに浴槽を持ち運ぶとなると、こりゃ大変な荷物になるぞ」
このままではマリアに大量の荷物を背負わせることになる。これは何とか別の視点から考える必要があるだろう。そもそもマリアは本当に風呂に入らなければならないのか? より正確に言えば「風呂に入りたい」のではなくて「きれいになりたい、清潔になりたい」だけじゃないのか。
それならば話は変わってくる。別に浴槽を用意して、水を溜めて、湯を沸かす必要はないのだ。毎日水で体を拭くくらいはしているであろうから、それ以上の清潔感を保てるようにすれば良いのだ。
後日、リリアに相談すると「浄化」と呼ばれる汚れを分解する魔法があることが判明した。リリアは旅先でお風呂に入れないときはこの魔法を使って体をきれいにしているらしい。もちろん仲間の三人娘にも使っており、大変喜ばれていることが分かった。
浄化の魔法。ダナイの頭に閃くものがあった。浄化の魔法の効果がある魔道具を作れば良いのではなかろうか。街に戻るとすぐにその魔道具の制作に取りかかった。
脳内にある『ワールドマニュアル(門外不出)』で調べたところ、浄化の魔方陣はかなり複雑な構造をしており、それなりの大きさになりそうだった。しかしそれでは気軽に持ち運びすることができない。
そこで持ち前の器用さをフルに発揮して、非常に緻密な魔方陣を完成させた。ルーペで見ながら作り上げたそれはダナイ会心の力作であった。そこにさらに補助的な二つの魔方陣も付け加えておいた。省エネと効果アップの魔方陣である。
「いいぞ、いいぞ。これで何とか持ち運べるサイズになったぞ。あとはコイツを印籠の中に仕込んで、と。印籠の中に燃料の魔石を入れるようにしておけば完璧だな。腰にでもつけてもらえれば、いつでも使えるはずだ」
完成した印籠型の浄化の魔道具を見てニンマリとするダナイ。その顔は「良い仕事したな」と大変満足していた。
「マリア、例のブツができたぞ」
「ダナイさん! え? 本当に作っちゃったんですか!?」
鍛冶仕事だけではなく、冒険者としての仕事も両立すべく、最近はダナイも冒険者ギルドにちょくちょく顔を出すようにしていた。その裏には、ギルドマスターが心配することと、師匠がダナイの懐具合をいたく気にするからという事情もあった。
ちょうどアベルとマリアはこれから街の外に向かうみたいだったので、途中まで一緒に向かうことにした。
「これが例の魔道具だ」
「何……これ……?」
渡された見慣れぬ魔道具をしげしげと見つめた。この世界には印籠などはない。初めて見る印籠にマリアは困惑の色を隠せなかった。
「風呂を用意するのは無理だったんでな、代わりに体をきれいにする浄化の魔法を仕込んだ魔道具を作ったんだよ。それがその印籠型の浄化の魔道具だ」
「じょ、浄化の魔道具?」
浄化の魔法は風の噂では聞いたことがあるが、浄化の魔道具は初めて見た、と二人は言った。もしそんな物が存在しているのなら、冒険者はみんなそれを持ってますよ、とアベルが付け加えた。
黒色に金の装飾が施された印籠を代わる代わる手に取って見る二人。初めて見る魔道具に興味津々だった。二人が興味を持ってくれたことを嬉しく思いながら、使い方の説明に入った。
「この魔道具はな、ここの紋所を押すと浄化の魔法が発動するようになっている」
ポチリと紋所を押すと、浄化の魔法が発動し、二メートルほどの範囲を光の霧が駆け抜けた。それは一瞬の出来事だった。
「今ので浄化されたんですか?」
「ああ、そうだ。今ので浄化された。これなら二人一緒にでも使えるだろう。魔石はこの中に入っている。魔石が切れたら新しいのに入れ替えてくれ。小さいので十分だからな」
そう言って、印籠の蓋の部分を開け閉めして見せた。
「いいんですか? こんな凄い物をもらってしまって」
「ガハハ、いいんだよ。マリアの為に作ったんだからな。俺は浄化の魔法が使えるから別に要らないしな。遠慮なく受け取ってくれ」
「分かりました。ありがとうございます!」
そう言って二人は笑顔で受け取ってくれた。
それからすぐに浄化の魔道具が欲しいと言う冒険者が相次いだ。冒険者だけではない。街から街へと移動する商人達もこぞってそれを欲しがった。
そんな物を作る時間が惜しかったダナイは、すぐに浄化の魔方陣を魔道具ギルドに売り払った。浄化の魔方陣はかなりの高値で売れ、懐は大いに潤った。
その課程でダナイは魔道具ギルドにも加入することになり、その場でBランク魔道具師となった。その話を師匠のゴードンにすると「うっかり忘れていた」とばかりに鍛冶ギルドに連れて行かれて鍛冶ギルドにも加入した。ゴードンの推薦ということで、ダナイはCランク鍛冶屋に認定された。
Cランク冒険者、Bランク魔道具師、Cランク鍛冶屋と多彩な証明書を持つようになったが、ライフワークとして冒険者家業も続けていた。
「あら、ダナイじゃない」
「ダナイさん、こんにちはー」
冒険者ギルドに顔を出すようになってから、リリアと三人娘ともよく会うようになっていた。リリアはジロリとダナイに非難するような目を向けた。
「聞いたわよダナイ。マリアに浄化の魔道具をプレゼントしたんだってねぇ? あんな感じの子が好きなんだ。ふ~ん」
嫉妬しているのか、リリアは皮肉たっぷりにダナイに言った。それを聞いた三人娘は「またリリアがダナイさんに突っかかっているよ」とばかりに呆れた表情を浮かべていた。それに気がついていないのは本人だけのようである。
しかしダナイはそれを敏感に感じ取った。これはまずい。そんな気は全くなかったのに誤解されている。ダナイにとっては、マリアは自分の娘のような存在なだけであった。
「な、な、何を言ってるんだリリア。そんなわけないだろう」
「動揺しているところがなお怪しい。ロリコン」
「ち、違う! 俺はロリコンじゃねぇ!」
ワイワイと周りに人がいるにもかかわらず騒ぐ二人を、周囲の人達は生暖かい目で見ていた。
結果、そんなものは存在しなかった。風呂はどこかに建設するものであり、焚き口から薪をくべて水を温めるものとして認知されていた。
であるならば、自ら作るしかない。浴槽をビニール製にして……などと考えてもみたが、結局のところ大量の水が必要になる。限られた持ち物の中で水はとても大切なものであり、少しでもそれを減らさないように苦心しながら街から街へと移動するのが常であった。
水を出す魔道具は存在していたが、貴重な水をいつでも出せるというだけあってその需要は高く、その分値段も高価だった。とてもお風呂の為だけに購入するのは割に合わない。
「どうしたもんかな。水を出す魔道具に風呂を沸かす魔道具。それに浴槽を持ち運ぶとなると、こりゃ大変な荷物になるぞ」
このままではマリアに大量の荷物を背負わせることになる。これは何とか別の視点から考える必要があるだろう。そもそもマリアは本当に風呂に入らなければならないのか? より正確に言えば「風呂に入りたい」のではなくて「きれいになりたい、清潔になりたい」だけじゃないのか。
それならば話は変わってくる。別に浴槽を用意して、水を溜めて、湯を沸かす必要はないのだ。毎日水で体を拭くくらいはしているであろうから、それ以上の清潔感を保てるようにすれば良いのだ。
後日、リリアに相談すると「浄化」と呼ばれる汚れを分解する魔法があることが判明した。リリアは旅先でお風呂に入れないときはこの魔法を使って体をきれいにしているらしい。もちろん仲間の三人娘にも使っており、大変喜ばれていることが分かった。
浄化の魔法。ダナイの頭に閃くものがあった。浄化の魔法の効果がある魔道具を作れば良いのではなかろうか。街に戻るとすぐにその魔道具の制作に取りかかった。
脳内にある『ワールドマニュアル(門外不出)』で調べたところ、浄化の魔方陣はかなり複雑な構造をしており、それなりの大きさになりそうだった。しかしそれでは気軽に持ち運びすることができない。
そこで持ち前の器用さをフルに発揮して、非常に緻密な魔方陣を完成させた。ルーペで見ながら作り上げたそれはダナイ会心の力作であった。そこにさらに補助的な二つの魔方陣も付け加えておいた。省エネと効果アップの魔方陣である。
「いいぞ、いいぞ。これで何とか持ち運べるサイズになったぞ。あとはコイツを印籠の中に仕込んで、と。印籠の中に燃料の魔石を入れるようにしておけば完璧だな。腰にでもつけてもらえれば、いつでも使えるはずだ」
完成した印籠型の浄化の魔道具を見てニンマリとするダナイ。その顔は「良い仕事したな」と大変満足していた。
「マリア、例のブツができたぞ」
「ダナイさん! え? 本当に作っちゃったんですか!?」
鍛冶仕事だけではなく、冒険者としての仕事も両立すべく、最近はダナイも冒険者ギルドにちょくちょく顔を出すようにしていた。その裏には、ギルドマスターが心配することと、師匠がダナイの懐具合をいたく気にするからという事情もあった。
ちょうどアベルとマリアはこれから街の外に向かうみたいだったので、途中まで一緒に向かうことにした。
「これが例の魔道具だ」
「何……これ……?」
渡された見慣れぬ魔道具をしげしげと見つめた。この世界には印籠などはない。初めて見る印籠にマリアは困惑の色を隠せなかった。
「風呂を用意するのは無理だったんでな、代わりに体をきれいにする浄化の魔法を仕込んだ魔道具を作ったんだよ。それがその印籠型の浄化の魔道具だ」
「じょ、浄化の魔道具?」
浄化の魔法は風の噂では聞いたことがあるが、浄化の魔道具は初めて見た、と二人は言った。もしそんな物が存在しているのなら、冒険者はみんなそれを持ってますよ、とアベルが付け加えた。
黒色に金の装飾が施された印籠を代わる代わる手に取って見る二人。初めて見る魔道具に興味津々だった。二人が興味を持ってくれたことを嬉しく思いながら、使い方の説明に入った。
「この魔道具はな、ここの紋所を押すと浄化の魔法が発動するようになっている」
ポチリと紋所を押すと、浄化の魔法が発動し、二メートルほどの範囲を光の霧が駆け抜けた。それは一瞬の出来事だった。
「今ので浄化されたんですか?」
「ああ、そうだ。今ので浄化された。これなら二人一緒にでも使えるだろう。魔石はこの中に入っている。魔石が切れたら新しいのに入れ替えてくれ。小さいので十分だからな」
そう言って、印籠の蓋の部分を開け閉めして見せた。
「いいんですか? こんな凄い物をもらってしまって」
「ガハハ、いいんだよ。マリアの為に作ったんだからな。俺は浄化の魔法が使えるから別に要らないしな。遠慮なく受け取ってくれ」
「分かりました。ありがとうございます!」
そう言って二人は笑顔で受け取ってくれた。
それからすぐに浄化の魔道具が欲しいと言う冒険者が相次いだ。冒険者だけではない。街から街へと移動する商人達もこぞってそれを欲しがった。
そんな物を作る時間が惜しかったダナイは、すぐに浄化の魔方陣を魔道具ギルドに売り払った。浄化の魔方陣はかなりの高値で売れ、懐は大いに潤った。
その課程でダナイは魔道具ギルドにも加入することになり、その場でBランク魔道具師となった。その話を師匠のゴードンにすると「うっかり忘れていた」とばかりに鍛冶ギルドに連れて行かれて鍛冶ギルドにも加入した。ゴードンの推薦ということで、ダナイはCランク鍛冶屋に認定された。
Cランク冒険者、Bランク魔道具師、Cランク鍛冶屋と多彩な証明書を持つようになったが、ライフワークとして冒険者家業も続けていた。
「あら、ダナイじゃない」
「ダナイさん、こんにちはー」
冒険者ギルドに顔を出すようになってから、リリアと三人娘ともよく会うようになっていた。リリアはジロリとダナイに非難するような目を向けた。
「聞いたわよダナイ。マリアに浄化の魔道具をプレゼントしたんだってねぇ? あんな感じの子が好きなんだ。ふ~ん」
嫉妬しているのか、リリアは皮肉たっぷりにダナイに言った。それを聞いた三人娘は「またリリアがダナイさんに突っかかっているよ」とばかりに呆れた表情を浮かべていた。それに気がついていないのは本人だけのようである。
しかしダナイはそれを敏感に感じ取った。これはまずい。そんな気は全くなかったのに誤解されている。ダナイにとっては、マリアは自分の娘のような存在なだけであった。
「な、な、何を言ってるんだリリア。そんなわけないだろう」
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