22 / 48
大爆発事件
しおりを挟む
雲の上の存在であるイザベラ・ランドールに出会ったことで、ローレンツは滝のような汗をかき始めた。
フッフッフ、悪役令嬢らしくて実にいい気味だわい。わたくしにひれ伏しなさい。
「ローレンツ、そんなに恐縮する必要はないよ。イザベラ様はとても寛大なお方だ。身分の差なんか全く気にしない方だからね。だからこそ、こうして私が隣にいられるんだよ」
ね? と言わんばかりに、こちらにウインクを飛ばしてくるイケギャルのユリウス。その男装した格好は、どこぞの劇団員のように妙に似合っていた。
おっとまずい。このままではユリウスに流されてしまう。ここはビシッと締め付けておかないと。
「確かに身分の差は気にしませんが、ちゃんと人は選びますわよ?」
ニタリと悪役令嬢よろしく笑った。またしても悪役顔が決まったな。どうよ、ローレンツ君。恐れ入ってくれたかな? ハハーってしてもいいんだよ?
「フフッ。それならローレンツは大丈夫だね。ローレンツが性根の腐った人物でないことは私が保証してあげるよ。イザベラ様の親友の私がね」
ユリウスが実にイイ顔で、ローレンツに笑いかけた。その言葉にホッとしたのか、ひれ伏しそうになっていたローレンツが立ち上がった。
くっ、ユリウス、余計なことを!
だが今さら、「ただしローレンツ、テメェはダメだ」とは言えなかった。ギャフン。
せっかくのチャンスがパーである。こうなれば、これ以上の失態をする前にこの場から速やかに離脱するべきだろう。
私がこの場から逃げるチャンスをうかがっていると、突如、「ドン!」という大きな音とともに、地面がわずかに揺れた。
その揺れに倒れそうになった私を、ユリウスがサッと支えてくれた。やだイケメン。
だがユリウスの顔は、先ほどとは違い緊張した様子になっている。ローレンツも何事かと辺りをうかがっている。
このどこかで何かが爆発したような音には覚えがあった。前世で嗜んだ、ゲームのスピンオフ作品の中に、お城で起こった「大爆発事件」についての記述があるのだ。
もしかして、その事件なのでは?
「おい、弾薬庫で爆発があったみたいだぞ!」
慌ただしく道を行き交う人たちの誰かが言った。
ああ、やっぱり。この事件で、ローレンツは父親を亡くすことになるのだ。
このイベントは巡り巡ってローレンツを身体強化魔法へと導くことになるのだが、それはまだまだ先の話である。
「弾薬庫だって? クソッ」
「ローレンツ、どうしたんだ!」
走り出したローレンツにユリウスが慌てて声をかける。
「父さんが、父さんがあそこにいるんだ!」
そう叫ぶと、振り返りもせずに走って行った。ユリウスの顔は蒼白になっている。
うーん、もしかして、ユリウスはローレンツのことが好きなのかな? それならば、応援するのが親友の役目。
「ユリウス、追いかけましょう!」
「イザベラ様……! ええ、そうですね。追いかけましょう!」
私たちは走り出した。日頃からランニングをしている私は走ることには慣れている。さらに最近は、より全身の筋肉を使うようにするために、ひそかに身体強化魔法を使って鍛えているのだ。
身体強化魔法の存在をあらかじめ知っている私にとっては、いともたやすく使うことができた。確かローレンツが生み出したオリジナル魔法のはずだったんだけど、そんなのかんけぇねぇ。使えるものは使っておく。それが私だ。
魔法の練習をさせてくれないのなら自分で勝手にやっちゃうよ? これはこれで、私なりのフランツに対する抗議である。いつまでも子供だと思うなよ。
「い、イザベラ様、足、速くないですか?」
「え? フッフッフ、日頃から鍛えているからね!」
ユリウスに向かってサムズアップをキメた。どうやら騎士見習いであるユリウスと同じ速さで走るご令嬢に驚いているようである。しかも最高ランクの地位を持つ公爵家のご令嬢。
まあ何だ、今回ばかりは大目に見て欲しい。急ぎの用だからね。
こうして私たちはすぐにローレンツに追いついた。
「ローレンツ、頭を冷やせ。危険だぞ!」
「ユリウス! って、イザベラ様!?」
私がこの場にいることに驚いたようである。それもそうだ。ローレンツに追いついたと言うことは、私の方がローレンツよりも足が速いと言うことなのだから。
ご令嬢に足の速さで負ける男、ローレンツ。そりゃ驚くか。
「そんなことを言われてもな、俺は行くぞ。あそこに父さんがいるんだ」
私たちの制止を振り切ってローレンツは先に進んだ。ユリウスからはため息が聞こえる。
「イザベラ様、もう少しだけ、付き合ってもらえませんか?」
「当然よ。行きましょう、お姉様!」
私が茶目っ気混じりに言うと、ユリウスは一瞬驚いた様子を見せた。しかしすぐに顔を引き締めてローレンツが向かった方向へと目を向けた。
フッフッフ、悪役令嬢らしくて実にいい気味だわい。わたくしにひれ伏しなさい。
「ローレンツ、そんなに恐縮する必要はないよ。イザベラ様はとても寛大なお方だ。身分の差なんか全く気にしない方だからね。だからこそ、こうして私が隣にいられるんだよ」
ね? と言わんばかりに、こちらにウインクを飛ばしてくるイケギャルのユリウス。その男装した格好は、どこぞの劇団員のように妙に似合っていた。
おっとまずい。このままではユリウスに流されてしまう。ここはビシッと締め付けておかないと。
「確かに身分の差は気にしませんが、ちゃんと人は選びますわよ?」
ニタリと悪役令嬢よろしく笑った。またしても悪役顔が決まったな。どうよ、ローレンツ君。恐れ入ってくれたかな? ハハーってしてもいいんだよ?
「フフッ。それならローレンツは大丈夫だね。ローレンツが性根の腐った人物でないことは私が保証してあげるよ。イザベラ様の親友の私がね」
ユリウスが実にイイ顔で、ローレンツに笑いかけた。その言葉にホッとしたのか、ひれ伏しそうになっていたローレンツが立ち上がった。
くっ、ユリウス、余計なことを!
だが今さら、「ただしローレンツ、テメェはダメだ」とは言えなかった。ギャフン。
せっかくのチャンスがパーである。こうなれば、これ以上の失態をする前にこの場から速やかに離脱するべきだろう。
私がこの場から逃げるチャンスをうかがっていると、突如、「ドン!」という大きな音とともに、地面がわずかに揺れた。
その揺れに倒れそうになった私を、ユリウスがサッと支えてくれた。やだイケメン。
だがユリウスの顔は、先ほどとは違い緊張した様子になっている。ローレンツも何事かと辺りをうかがっている。
このどこかで何かが爆発したような音には覚えがあった。前世で嗜んだ、ゲームのスピンオフ作品の中に、お城で起こった「大爆発事件」についての記述があるのだ。
もしかして、その事件なのでは?
「おい、弾薬庫で爆発があったみたいだぞ!」
慌ただしく道を行き交う人たちの誰かが言った。
ああ、やっぱり。この事件で、ローレンツは父親を亡くすことになるのだ。
このイベントは巡り巡ってローレンツを身体強化魔法へと導くことになるのだが、それはまだまだ先の話である。
「弾薬庫だって? クソッ」
「ローレンツ、どうしたんだ!」
走り出したローレンツにユリウスが慌てて声をかける。
「父さんが、父さんがあそこにいるんだ!」
そう叫ぶと、振り返りもせずに走って行った。ユリウスの顔は蒼白になっている。
うーん、もしかして、ユリウスはローレンツのことが好きなのかな? それならば、応援するのが親友の役目。
「ユリウス、追いかけましょう!」
「イザベラ様……! ええ、そうですね。追いかけましょう!」
私たちは走り出した。日頃からランニングをしている私は走ることには慣れている。さらに最近は、より全身の筋肉を使うようにするために、ひそかに身体強化魔法を使って鍛えているのだ。
身体強化魔法の存在をあらかじめ知っている私にとっては、いともたやすく使うことができた。確かローレンツが生み出したオリジナル魔法のはずだったんだけど、そんなのかんけぇねぇ。使えるものは使っておく。それが私だ。
魔法の練習をさせてくれないのなら自分で勝手にやっちゃうよ? これはこれで、私なりのフランツに対する抗議である。いつまでも子供だと思うなよ。
「い、イザベラ様、足、速くないですか?」
「え? フッフッフ、日頃から鍛えているからね!」
ユリウスに向かってサムズアップをキメた。どうやら騎士見習いであるユリウスと同じ速さで走るご令嬢に驚いているようである。しかも最高ランクの地位を持つ公爵家のご令嬢。
まあ何だ、今回ばかりは大目に見て欲しい。急ぎの用だからね。
こうして私たちはすぐにローレンツに追いついた。
「ローレンツ、頭を冷やせ。危険だぞ!」
「ユリウス! って、イザベラ様!?」
私がこの場にいることに驚いたようである。それもそうだ。ローレンツに追いついたと言うことは、私の方がローレンツよりも足が速いと言うことなのだから。
ご令嬢に足の速さで負ける男、ローレンツ。そりゃ驚くか。
「そんなことを言われてもな、俺は行くぞ。あそこに父さんがいるんだ」
私たちの制止を振り切ってローレンツは先に進んだ。ユリウスからはため息が聞こえる。
「イザベラ様、もう少しだけ、付き合ってもらえませんか?」
「当然よ。行きましょう、お姉様!」
私が茶目っ気混じりに言うと、ユリウスは一瞬驚いた様子を見せた。しかしすぐに顔を引き締めてローレンツが向かった方向へと目を向けた。
10
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
異世界転生した私は甘味のものがないことを知り前世の記憶をフル活用したら、甘味長者になっていた~悪役令嬢なんて知りません(嘘)~
詩河とんぼ
恋愛
とあるゲームの病弱悪役令嬢に異世界転生した甘味大好きな私。しかし、転生した世界には甘味のものないことを知る―――ないなら、作ろう!と考え、この世界の人に食べてもらうと大好評で――気づけば甘味長者になっていた!?
小説家になろう様でも投稿させていただいております
8月29日 HOT女性向けランキングで10位、恋愛で49位、全体で74位
8月30日 HOT女性向けランキングで6位、恋愛で24位、全体で26位
8月31日 HOT女性向けランキングで4位、恋愛で20位、全体で23位
に……凄すぎてびっくりしてます!ありがとうございますm(_ _)m
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
竜帝に捨てられ病気で死んで転生したのに、生まれ変わっても竜帝に気に入られそうです
みゅー
恋愛
シーディは前世の記憶を持っていた。前世では奉公に出された家で竜帝に気に入られ寵姫となるが、竜帝は豪族と婚約すると噂され同時にシーディの部屋へ通うことが減っていった。そんな時に病気になり、シーディは後宮を出ると一人寂しく息を引き取った。
時は流れ、シーディはある村外れの貧しいながらも優しい両親の元に生まれ変わっていた。そんなある日村に竜帝が訪れ、竜帝に見つかるがシーディの生まれ変わりだと気づかれずにすむ。
数日後、運命の乙女を探すためにの同じ年、同じ日に生まれた数人の乙女たちが後宮に召集され、シーディも後宮に呼ばれてしまう。
自分が運命の乙女ではないとわかっているシーディは、とにかく何事もなく村へ帰ることだけを目標に過ごすが……。
はたして本当にシーディは運命の乙女ではないのか、今度の人生で幸せをつかむことができるのか。
短編:竜帝の花嫁 誰にも愛されずに死んだと思ってたのに、生まれ変わったら溺愛されてました
を長編にしたものです。
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる