【完結R18】おまけ召還された不用品の私には、嫌われ者の夫たちがいます

にじくす まさしよ

文字の大きさ
36 / 41

34 うさぎを見たアデリーペンギンの夫の猛攻撃 R18

しおりを挟む
 今日の私の装いは、お義父様の後妻の公爵夫人が準備してくれた。妖艶なとても美しい人で、お義父様との子供を残念ながら身ごもる事ができずに思い悩み、シビルに辛く当たってしまう事もあったみたい。

 状況を聞けば、公爵夫人に同情もするけれど、小さなシビルに嫌味を言ったり、無視したり意地悪をしたり、まるでいじめみたいな事をした過去にはモヤモヤモヤモヤした。
 女性ホルモンのバランスが崩れていたのもあるのかもしれない。でも、小さなシビルがどれほど傷ついたのかと思ったら、どうしても打ち解けたい人には思えなかった。

 だけど、シビルがそんな人を許しているし、当時関係ないどころか、この世界にいなかった私が、いつまでもわだかまりを持ったところで、誰も幸せになんてなれない。
  だから、ちょっとずつ、ギクシャクしながらも、お義母様って呼んで会って話をしてみた。
 すると、公爵夫人の義母は、なんというか、とても頼りになる人だった。打てば響くような会話ができるし、私が口ごもると察してくれてその時々に応じた対応をしてくれる。
  完璧を求める感じな人だからこそ、義父の子が欲しかったのかなって思ってしまった。

 そんな素敵な女性をずっと嫌いでいるなんて出来るわけがなく、かといって、やっぱり許せない部分もあるからそこそこ仲良くさせてもらっている。

 彼女が選んだのは、なんとバニーガールみたいなものだった。どうやらこれはアデリー国で流行っている寝間着の形なのだそう。

 オフショルダーに、バストの先端をかろうじて隠す黒のワンピースタイプの水着で、おへその部分がカットされている。ハイレグで、おしりの半分以上は生地がない。

 肌が透けるタイプの太もも丈のパンストを履いて、これで白い襟と耳としっぽとピンヒールがあれば完璧だろう。

 私は、上からバストの部分を見下ろす。乳輪の色がかろうじて隠れているけど、動いてちょっとでもずれたら、ぽろんてなるんじゃないかと思う。

 一生懸命、バストの部分をひっぱろうとすると、今度は股が食い込んじゃうから諦めた。

 いっそ裸のほうが恥ずかしくないかもしれない。

 でも、ここでコレを着なかったら、折角の公爵家のお気持ちを台無しにしてしまう。悩みに悩んだ末、意を決して着たままシビルがスタンバッている寝室のベッドに行った。

「カレン、それは」

「えっと、はは。似合わないかなー?」

 シビルがそんな私の恰好を見て、豆鉄砲を食らったカッコウじゃなくて鳩のような顔をした。まじまじジーって穴が開いちゃうんじゃないかっていうくらい見られた。

 胸と足の付け根は腕と手で隠したんだけど、すぐに私に近づいたシビルにどかされて、きをつけをさせられる。

「似合っている。とても、うん。似合っているな」

 真顔でそんな風に言われたら、もうどうにでもなれって感じになった。ようするにやけくそだ。

  もうこの恥ずかしさを乗り越えるにはアレしかない!

 私は故郷のアニメで見たとあるシーンを思い出し、その時の女の子のマネをしてみたのである。

「えへへ……。今日は私を、たーんとお召し上がりくださいませ、だんなさま……」





「あ、ああっ、も、もう、ダメぇっ!」

「カレン、もっとだ。ほら、こうか?」

「あ、そこをそんな風にしちゃ、また、イっちゃう!」

 私は、あの時のあの言葉を、今猛烈に後悔している。

 あの時、シビルの理性の糸どころか、頑丈な大型船をも繋ぎ止める錨ほどの何かをぶったぎったようだ。

 あっという間に組み敷かれ、息もできないほどの激しいキスで朦朧とした。それから、胸元のバニーの生地をぺろんって下にさげ、私の感じる部分を知り尽くした彼にこう言われてびっくりした。

「カレン、俺のかわいい美味しそうなうさぎ。胸だけで達してみようか」

 そう言うな否や、胸だけを愛撫し始めたのだ。気持ちはいいけれど、胸でイった事なんてなかった。痛みが出そうなほど触られているのに、ジンジンとした痛みよりも気持ちの良さが増して、ついに大きく達した。

 全身汗だくで、涙も足の付け根もどろどろになっている。

 シビルは私のその姿を見て、更に興奮したみたい。

  バニーを脱がすことなく、クロッチを横に分けて、指で粒や花弁を愛撫し始めた。

「あ、あっ! シビル、イったばっかりだから、ぁん!」

「カレン、俺のうさぎ。かわいい。どうして欲しいか言えるか?」

 秘密の入り口だった場所は、すでに彼のを受け入れる準備が整っている。このもどかしさも伴う快楽の強さに、早く終わって欲しいとも思いつつシビルに懇請する。

「あ、シビル、だんな、さまぁ。わ、わたしのそこに、はやく……」

 シビルは思わせぶりに、大きな切っ先をぬかるみにぴとってつけては、一ミリも入れずに前後に擦り付けて来る。

「はやく、なんだ?」

 うー、わかっているくせに意地悪だ。

  ぼんやりする頭で、彼をじーっと見ると、とても嬉しそうな表情をしていてなんか悔しい。

 私は、腰を動かして、彼のを体の中に入れようとしたけど、すいってよけられてしまう。

 私に恥ずかしい事を言わせたいシビルとの攻防は、結局シビルが大勝利を収めた。

「シビルの、熱い、おち……ぼ、棒をいれてくだしゃい!」

 シビルは、まだもうちょっと言葉を直接的なものに変えて欲しかったみたいだけど、私がもう限界だった。
  ようやく、欲しかったものをシビルが入れ始めると、私は物凄い期待と多幸感を味わう。

 キュンキュンって中が動いて彼のを飲み込もうとしているのがわかるほど、お腹の中が熱くて敏感になっていた。

「う……カレン、そんな風に、うあっ……!」

「ああ、シビル、お願い」

 シビルが何かを必死に耐えながら、私の奥まで切っ先を勢いよく叩きつけて来た。大分解されて慣れて来たのか、初めての頃よりも受け入れられるようになったとはいえ、根元はまだくっついていない。
 中が大きく押し上げられ、すでに臨界点にいた私はそれだけでイった。

 すると、シビルもそのまま私の中に濁った熱を吐き出したみたい。

「カレン、すまない。あまりにも気持ち良くて……」

「はぁ、はぁ……ほんと? うれしい」

 私の事を愛してくれているのは分かっている。だけど獣化できないから、この姿で本当に満足してくれているのかいまいち不安が付きまとっているのだ。
 こうして、入れただけで出して貰えて、まるでペンギン同士のえっちが出来た見たいで嬉しくなった。

 だけど、シビルはある意味嬉しくなかったようだ。

  男の沽券にかかわるとかなんとか呟いて、そのまま腰を動かし始めたのである。

 私はもう限界かと思えるほどの快楽の世界に揺蕩っていたため、そのまま何度も何度も私を責め立てる彼に翻弄され続けたのであった。


※※※※緩和休憩 ほのぼの?


 腹ばいになった彼の毛並みを、優しくブラッシングすると、とっても気持ちよさそうに、小さな羽がピルピル動く。


 小さな頭から、背中、そして、可愛いおしりに小さなしっぽ。

  足は、ほとんどくるぶしから下しかない超短足だけど、それがいい。

 人化状態だったら、足の長さのほうが圧倒的に長いのに変なのッて思うと、おかしくて楽しくて、とても幸せだ。



 足の長さがコレで、隠れているけどアレはきっとアコソらへん?

 私はペンギンにはなれないから、そこを覗こうと思ったら、シビルを逆さまにしてマジマジ観察するか、仰向けになって貰うしかない気がする。
 勿論、そんな事頼めるはずもないし、シビルは寝そべっても仰向けにならないし、横にすら向かない。

 未だに、獣化状態の彼の股間事情を知らないまま、マッサージとブラッシングを続けるのだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

夫が運命の番と出会いました

重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。 だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。 しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

【完結】愛する人はあの人の代わりに私を抱く

紬あおい
恋愛
年上の優しい婚約者は、叶わなかった過去の恋人の代わりに私を抱く。気付かない振りが我慢の限界を超えた時、私は………そして、愛する婚約者や家族達は………悔いのない人生を送れましたか?

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

番ではなくなった私たち

拝詩ルルー
恋愛
アンは薬屋の一人娘だ。ハスキー犬の獣人のラルフとは幼馴染で、彼がアンのことを番だと言って猛烈なアプローチをした結果、二人は晴れて恋人同士になった。 ラルフは恵まれた体躯と素晴らしい剣の腕前から、勇者パーティーにスカウトされ、魔王討伐の旅について行くことに。 ──それから二年後。魔王は倒されたが、番の絆を失ってしまったラルフが街に戻って来た。 アンとラルフの恋の行方は……? ※全5話の短編です。

幸せな番が微笑みながら願うこと

矢野りと
恋愛
偉大な竜王に待望の番が見つかったのは10年前のこと。 まだ幼かった番は王宮で真綿に包まれるように大切にされ、成人になる16歳の時に竜王と婚姻を結ぶことが決まっていた。幸せな未来は確定されていたはずだった…。 だが獣人の要素が薄い番の扱いを周りは間違えてしまう。…それは大切に想うがあまりのすれ違いだった。 竜王の番の心は少しづつ追いつめられ蝕まれていく。 ※設定はゆるいです。

幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ
恋愛
街の学校に通うルナは同じ同級生のルシアンと交際をしていた。同じクラスでもあり席も隣だったのもあってルシアンから交際を申し込まれた。 そんなある日クラスに転校生が入って来た。 幼い頃一緒に遊んだルシアンを知っている女子だった…その日からルナとルシアンの距離が離れ始めた。 誤字脱字がありますが、読んでもらえたら嬉しいです。 更新不定期です。 よろしくお願いします。

処理中です...