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第三章
気弱なサンタは、悲嘆中
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ヤンネさんとは、月に何度か会えている。いつもこちらに来てくれる、彼からの熱を感じているものの、恥ずかしさと勇気がでなくて、この間やっと手を繋げたばかり。
ヤンネさんが、またこっちに来てくれると言ってくれたけれど、一度はこちらから行こうと思い、次の休みに向かう事を手紙に認めた。
ちょうどその日になった時、返事はまだだけど、日数的に届いていると思う。番に久しぶりに会えるから、地に足がついてないほどウキウキした気持ちになっているのが自分でもわかった。
〈バルブルダング国のヤンネさんのところに行きたいの〉
お母様譲りの魔法で、一瞬でヤンネさんの側まで来ることが出来る。流石に、ピンポイントで現れたらびっくりされるし、お母様もお父様に会いに行った時に王宮にいきなり出現して大騒ぎになったから、500メートルほど離れた彼が勤める騎士団の詰め所の近くに出現する事が出来た。
そういえば、ライノおじさまに会いに行った時、ライナさんとぶつかったっけ。
数年前の、ライナさんとの出会いを思いだして笑みが浮かぶ。なんでこんなにもライナさんの事が浮かぶのか、自分でも不思議なほどライナさんの事を考えてしまう。お父様は、番であるお母様と出会ってから、他の異性の事なんか仕事以外では思いもしなかったって言っていたのに変なの。
ライナさんとはあれから会っていない。手紙を書いても、なんとなく素っ気なさを感じさせるような内容だった。忙しいのだから仕方がないとは思っていても、彼との距離が空いたような一抹の寂しさを覚えていた。北の国にきてから数年、彼とどれほど一緒に過ごしたのか数えきれないほど。
最後に会った時に約束した春の訪れを祝うお祭りの日に、また会える事を楽しみにしていた。ヤンネさんも一緒においでと言われたけれど、休みが合うかどうかも怪しいし、彼を連れて行ってはいけない、そんな気がするからひとりで行こうと思う。
「あ、あの。お忙しいところすみません……」
ライナさんの面影を振り払うように、きょろきょろあたりを見渡しながら、ヤンネさんの姿を探す。彼は、騎士団の詰め所にある寮に住んでいる言っていたから、門の向こうにたくさん騎士がいるし、ここで間違いないだろう。門のところにいる騎士に、ヤンネさんの所在を確かめようと声をかけた時、私服姿の彼の姿が見えた。
「あ……!」
手紙には、13時ごろにここを訪れる旨を書いた。まだ30分ほど早い。もしかして、私を出迎えるためにこうして早めに迎えに来てくれたのかと思うと、彼の優しさと番に会えた喜びで胸が弾んだ。
「ヤンネさ……! え?」
頬にある傷さえ、男らしさを醸し出す。鍛え上げられた大きな体躯は、駆け寄った私を軽々と抱えてくれるだろう。そう思いながら、門にいる騎士の制止などおかまいなしに、足を一歩踏み出した。
すると、求めてやまない番が、私がいる方向ではないところを見て微笑んで足を進める。彼の視線の先には、見た事のない色っぽい女性がいた。
私とは違う、大人の女性の服は、彼女に良く似合う。魅力的な体のカーブが、ヤンネさんに振った手の動きで、ふるふる震えていて、周囲の騎士たちの視線を釘付けにしていた。
「彼女がここに来るという手紙があったんだ。手紙が書類に紛れてさっきまでわからなかった。だから、今日は帰ってくれ。折角来てもらったのに悪いな」
「えー、そうなの? 騎士団長のお部屋を拝見できると思ったのにざぁんねん。でも、わかったわ。ふふ、お邪魔虫は退散しまーす。でも、彼女とは会ってもすぐ別れるんでしょう? 今日は遅い時間でも私は空いているからオッケーよ。良かったらいつものように来て楽しみましょ」
「ああ」
うそ……
どう見ても、彼の部下ではなさそうだ。騎士と市民という関係でもない。目の前で繰り広げられる慣れ親しんだ男女の距離に、私の心は凍り付いた。
うそ……!
一時の別れを惜しむように、番が別の女性と唇を合わせて、私が帰ったあとの夜に出会う約束をしているなんて、そんなの嘘に決まっている。これは夢か、何かの間違いだ。
でも、私の思いもむなしく、幾度となくふたりの唇が合わさる。彼は、私じゃない女性の体を愛しそうに、その逞しい腕の中に閉じ込めるかのように抱きしめていた。
「うそ……」
出ていたのか出ていないのか分からないほどの小さい音が、私の震える唇から発せられた。すると、ヤンネさんが、彼女だけを見つめていた顔をこちらに向けて目を見開く。
「ティーナ、嘘、だろう?」
「……」
涙がぼろぼろ流れ落ちる。獣人の中には、番がいても他の女性と体を重ねたり恋をしたりする種族もいるらしいと聞いた事はある。だけど、私の番にかぎって、そんな事あるわけがないって信じていた。
たしかに、ヤンネさんが、私が番だという事はなんとなくしかわからないと言っていたのを思いだす。だから、私ほど番に惹かれてやまない強烈な感情の高ぶりはないのだろう。だけど、私に会いにきてくれた日には、私だけを見つめてくれていたし、私だけだと何度も言ってくれていた。
「ティーナ、来るのはまだ少し後の時間じゃなかったのか? まさか、もう着ているなんて……」
「……」
時間きっちりに来ずに、早く着いて彼と彼女の仲良しを見た私が悪いのだろうか?
「あー、あれは、さっきのは違うんだ」
「……」
何が、どう違うというのだろうか?
「ティーナが気にするような女じゃなくてな、その……」
「……」
私が、彼の側にいる女性を気にしなくていいって何? 知人やただの部下とかならまだわかる。でも、アレは明らかに、ふたりの男女のソレじゃないのか。
最初のユリという女性の事は勘違いだったにせよ、ハムチュターン族が、番に対して一途に愛して、想いが叶えば相手にも同じようにそれを求めるのは周知の事実だ。彼にとって、私じゃない女性がいてるのなら、わざわざ私に会いに来なければ良かったのに。
それなのに、慌てて私に駆け寄って焦る彼が、空言を重ねている姿は滑稽以外の何者でもなかった。
「……私は、たったひとりの人と、愛し合って幸せになりたいってずっと思っていたんです」
「……」
目から出て止まらない涙が気持ち悪い。泣いているのに、なぜか冷静に、普通に話が出来る。止まらない涙と同じように、溢れ出て止まらない彼への気持ちが、次々唇から漏れた。その言葉は、不思議と嗚咽すらなく、滑らかに出ていく。
「私は、番に出会えたら、お父様のように、一生涯愛して尽くしたいと思っていたし、大切にしてもらいたかったんです。一度はあきらめました。でも、ヤンネさんが、私に会いに来てくれて誤解だと知りとても嬉しかった。でも、でも……。別に女性がいるのなら、会いに来てくれなくてよかったのに! 会いに来てくれなかったら、最初っから期待もしなかった。遠くの場所で、あのままあなたの幸せを願っていたのに。私とちがって、お似合いの大人の女性と、この国で結婚して幸せな家庭を築けば良かったんじゃないですか? 私なんかと出会って、番という存在に惑わされていたとしても、恋人がいるのなら恋人を大切にしないと、私にも彼女さんにも酷いと思います」
「ティーナ、いや、あのな……あの女は、恋人なんかじゃなくて、だな」
一気に言いたい事を言い切って言葉を詰まらせる。周囲からチラチラ見られている事に気付いて、彼が興奮する私をなだめようと手を伸ばした。
「触らないでくださいっ!」
いくら恋愛経験のない私だって、彼と彼女の関係が、単なる恋人じゃない事がわかった。見つめ合うふたりの瞳は、全てを知り尽くした男女のそれだ。だって、お父様とお母様が見つめ合う、その表情や雰囲気そっくりだったから。
私は、番の手を振り払う。痛くはないけれど、パシンと高い音が鳴り、彼だけでなく叩いた私自身をも驚愕させた。
「ヤンネさん。彼女と、恋人じゃなくても本当に何もないんですか? ほんの少しも、彼女に気持ちがないとでも? 深い仲ですよね? 否定できないのなら、もう番というだけの私に関わらず、この国で幸せになってください。私は、相手の自由な恋愛に寛容にはなれませんし、かといって、あなたを無理やり私に縛る事もできません」
「ティーナ……」
ヤンネさんは、苦虫を噛んだような歪んだ表情を浮かべた。すると、ゆっくり伸ばしかけた指が曲がり、彼の元へ戻っていく。
「すまない、ティーナ……弁明の余地もない」
「あなたが幸せでいる事が、私の幸せにもつながるから…………。短い間でしたけれど、大切にしてくれてありがとうございました」
辛い。去年とは比べものにならないほど、大きな何かで切り裂かれたかのよう。楽しかった日々、ヤンネさんの姿や声、私の名前を呼ぶ優しい微笑みが、その傷をもっと大きくした。
私はそう言うと、口を一文字に閉じて項垂れている彼の元から一刻も早く離れるために、転移の魔法の呪文を唱えたのだった。
ヤンネさんが、またこっちに来てくれると言ってくれたけれど、一度はこちらから行こうと思い、次の休みに向かう事を手紙に認めた。
ちょうどその日になった時、返事はまだだけど、日数的に届いていると思う。番に久しぶりに会えるから、地に足がついてないほどウキウキした気持ちになっているのが自分でもわかった。
〈バルブルダング国のヤンネさんのところに行きたいの〉
お母様譲りの魔法で、一瞬でヤンネさんの側まで来ることが出来る。流石に、ピンポイントで現れたらびっくりされるし、お母様もお父様に会いに行った時に王宮にいきなり出現して大騒ぎになったから、500メートルほど離れた彼が勤める騎士団の詰め所の近くに出現する事が出来た。
そういえば、ライノおじさまに会いに行った時、ライナさんとぶつかったっけ。
数年前の、ライナさんとの出会いを思いだして笑みが浮かぶ。なんでこんなにもライナさんの事が浮かぶのか、自分でも不思議なほどライナさんの事を考えてしまう。お父様は、番であるお母様と出会ってから、他の異性の事なんか仕事以外では思いもしなかったって言っていたのに変なの。
ライナさんとはあれから会っていない。手紙を書いても、なんとなく素っ気なさを感じさせるような内容だった。忙しいのだから仕方がないとは思っていても、彼との距離が空いたような一抹の寂しさを覚えていた。北の国にきてから数年、彼とどれほど一緒に過ごしたのか数えきれないほど。
最後に会った時に約束した春の訪れを祝うお祭りの日に、また会える事を楽しみにしていた。ヤンネさんも一緒においでと言われたけれど、休みが合うかどうかも怪しいし、彼を連れて行ってはいけない、そんな気がするからひとりで行こうと思う。
「あ、あの。お忙しいところすみません……」
ライナさんの面影を振り払うように、きょろきょろあたりを見渡しながら、ヤンネさんの姿を探す。彼は、騎士団の詰め所にある寮に住んでいる言っていたから、門の向こうにたくさん騎士がいるし、ここで間違いないだろう。門のところにいる騎士に、ヤンネさんの所在を確かめようと声をかけた時、私服姿の彼の姿が見えた。
「あ……!」
手紙には、13時ごろにここを訪れる旨を書いた。まだ30分ほど早い。もしかして、私を出迎えるためにこうして早めに迎えに来てくれたのかと思うと、彼の優しさと番に会えた喜びで胸が弾んだ。
「ヤンネさ……! え?」
頬にある傷さえ、男らしさを醸し出す。鍛え上げられた大きな体躯は、駆け寄った私を軽々と抱えてくれるだろう。そう思いながら、門にいる騎士の制止などおかまいなしに、足を一歩踏み出した。
すると、求めてやまない番が、私がいる方向ではないところを見て微笑んで足を進める。彼の視線の先には、見た事のない色っぽい女性がいた。
私とは違う、大人の女性の服は、彼女に良く似合う。魅力的な体のカーブが、ヤンネさんに振った手の動きで、ふるふる震えていて、周囲の騎士たちの視線を釘付けにしていた。
「彼女がここに来るという手紙があったんだ。手紙が書類に紛れてさっきまでわからなかった。だから、今日は帰ってくれ。折角来てもらったのに悪いな」
「えー、そうなの? 騎士団長のお部屋を拝見できると思ったのにざぁんねん。でも、わかったわ。ふふ、お邪魔虫は退散しまーす。でも、彼女とは会ってもすぐ別れるんでしょう? 今日は遅い時間でも私は空いているからオッケーよ。良かったらいつものように来て楽しみましょ」
「ああ」
うそ……
どう見ても、彼の部下ではなさそうだ。騎士と市民という関係でもない。目の前で繰り広げられる慣れ親しんだ男女の距離に、私の心は凍り付いた。
うそ……!
一時の別れを惜しむように、番が別の女性と唇を合わせて、私が帰ったあとの夜に出会う約束をしているなんて、そんなの嘘に決まっている。これは夢か、何かの間違いだ。
でも、私の思いもむなしく、幾度となくふたりの唇が合わさる。彼は、私じゃない女性の体を愛しそうに、その逞しい腕の中に閉じ込めるかのように抱きしめていた。
「うそ……」
出ていたのか出ていないのか分からないほどの小さい音が、私の震える唇から発せられた。すると、ヤンネさんが、彼女だけを見つめていた顔をこちらに向けて目を見開く。
「ティーナ、嘘、だろう?」
「……」
涙がぼろぼろ流れ落ちる。獣人の中には、番がいても他の女性と体を重ねたり恋をしたりする種族もいるらしいと聞いた事はある。だけど、私の番にかぎって、そんな事あるわけがないって信じていた。
たしかに、ヤンネさんが、私が番だという事はなんとなくしかわからないと言っていたのを思いだす。だから、私ほど番に惹かれてやまない強烈な感情の高ぶりはないのだろう。だけど、私に会いにきてくれた日には、私だけを見つめてくれていたし、私だけだと何度も言ってくれていた。
「ティーナ、来るのはまだ少し後の時間じゃなかったのか? まさか、もう着ているなんて……」
「……」
時間きっちりに来ずに、早く着いて彼と彼女の仲良しを見た私が悪いのだろうか?
「あー、あれは、さっきのは違うんだ」
「……」
何が、どう違うというのだろうか?
「ティーナが気にするような女じゃなくてな、その……」
「……」
私が、彼の側にいる女性を気にしなくていいって何? 知人やただの部下とかならまだわかる。でも、アレは明らかに、ふたりの男女のソレじゃないのか。
最初のユリという女性の事は勘違いだったにせよ、ハムチュターン族が、番に対して一途に愛して、想いが叶えば相手にも同じようにそれを求めるのは周知の事実だ。彼にとって、私じゃない女性がいてるのなら、わざわざ私に会いに来なければ良かったのに。
それなのに、慌てて私に駆け寄って焦る彼が、空言を重ねている姿は滑稽以外の何者でもなかった。
「……私は、たったひとりの人と、愛し合って幸せになりたいってずっと思っていたんです」
「……」
目から出て止まらない涙が気持ち悪い。泣いているのに、なぜか冷静に、普通に話が出来る。止まらない涙と同じように、溢れ出て止まらない彼への気持ちが、次々唇から漏れた。その言葉は、不思議と嗚咽すらなく、滑らかに出ていく。
「私は、番に出会えたら、お父様のように、一生涯愛して尽くしたいと思っていたし、大切にしてもらいたかったんです。一度はあきらめました。でも、ヤンネさんが、私に会いに来てくれて誤解だと知りとても嬉しかった。でも、でも……。別に女性がいるのなら、会いに来てくれなくてよかったのに! 会いに来てくれなかったら、最初っから期待もしなかった。遠くの場所で、あのままあなたの幸せを願っていたのに。私とちがって、お似合いの大人の女性と、この国で結婚して幸せな家庭を築けば良かったんじゃないですか? 私なんかと出会って、番という存在に惑わされていたとしても、恋人がいるのなら恋人を大切にしないと、私にも彼女さんにも酷いと思います」
「ティーナ、いや、あのな……あの女は、恋人なんかじゃなくて、だな」
一気に言いたい事を言い切って言葉を詰まらせる。周囲からチラチラ見られている事に気付いて、彼が興奮する私をなだめようと手を伸ばした。
「触らないでくださいっ!」
いくら恋愛経験のない私だって、彼と彼女の関係が、単なる恋人じゃない事がわかった。見つめ合うふたりの瞳は、全てを知り尽くした男女のそれだ。だって、お父様とお母様が見つめ合う、その表情や雰囲気そっくりだったから。
私は、番の手を振り払う。痛くはないけれど、パシンと高い音が鳴り、彼だけでなく叩いた私自身をも驚愕させた。
「ヤンネさん。彼女と、恋人じゃなくても本当に何もないんですか? ほんの少しも、彼女に気持ちがないとでも? 深い仲ですよね? 否定できないのなら、もう番というだけの私に関わらず、この国で幸せになってください。私は、相手の自由な恋愛に寛容にはなれませんし、かといって、あなたを無理やり私に縛る事もできません」
「ティーナ……」
ヤンネさんは、苦虫を噛んだような歪んだ表情を浮かべた。すると、ゆっくり伸ばしかけた指が曲がり、彼の元へ戻っていく。
「すまない、ティーナ……弁明の余地もない」
「あなたが幸せでいる事が、私の幸せにもつながるから…………。短い間でしたけれど、大切にしてくれてありがとうございました」
辛い。去年とは比べものにならないほど、大きな何かで切り裂かれたかのよう。楽しかった日々、ヤンネさんの姿や声、私の名前を呼ぶ優しい微笑みが、その傷をもっと大きくした。
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