ヒレイスト物語

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第二章 別れ

不穏なやり取り

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 ここはレーグル王国のとある地下の一室。
 ワォーンと獣の鳴き声が響いている。そこには二つの人影があった。


「うるさいな。おい、静かにさせろ。」


 一人が煩わしそうに言う。


「そうおっしゃらないでください。こいつらも力を尽くしてくれるんですから。
 それにもう少しの辛抱です。すぐに静かになりますから。
 それより、こちら今日のお食事です。」


 そこには豪華な食事が用意されていた。


「ちっ。まあいい。」


 文句を言っていた男は諦めたのかその状況を受け入れている。


「おい。それより、準備はできているか。」


「ええ。準備万端です。いつでも実行できます。
 すでに長年熟成されていますから、すぐに爆発するでしょう。」


「そうか、それは良かった。私は早くここから抜け出したいのだ。
 このウジ虫が湧く世界から。それはそうと、頼んでいたものは出来たのか。」


「はい、できております。✕✕✕✕様、こちらになります。
 どうぞお納めください。」


 そういうとポケットから赤色の液体が入った小瓶を差し出す。


「これがあの。治験は済んでいるんだろうな。」

 睨みつけるように言う。


「はい、もちろんです。それに、そのものも始末してあります。」


 不気味な笑顔が浮かべてそう言い放った。


「ふん、何を当たり前のことをそんな自信満々にいっている。」


「申し訳ありません。」


「よい、私は今気分がいいのだ。これで私は完璧になれる。
 ぶっ壊してやる。何もかも。そして一から創り直すんだ。完
 璧な世界に。手伝ってくれるな。✕✕✕。」


「ええ、どこへでも着いて参ります。地獄の果てまでも。
 楽しみです。あなたが玉座に座っている姿を想像すると。」






「フハハハハハハハハハハハ‼」








 そのあと、獣たちに先ほど出したものと同じものを与えていた。
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