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恐怖との対峙

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私はベッドの上にいた。

「ここどこ?」

 すると、色っぽさがにじみ出ている女性が顔を出す。

「目が覚めた?ここは医務室よ。あなた、頭に槍があたって倒れたのよ。」

 話しを聞くと、周りに槍で遊んでいた奴がいてそれが私にぶつかったらしい。

 あぶなっ。下手したら死んでたじゃん。

「幸い、軽症でよかったわ。でも、念のため、病院にもいくのよ。」

 軽症だったんかい。

「はい。わかりました。」

 女性と話していると、放送が流れてくる。
 どうやら私が呼び出されているらしい。

 呼び出されたところに行くと
 さっきの体格のいい傭兵が申し訳なさそうな顔をして待っていた。


「いやー。済まなかったな、俺がいながら。それと・・・」






 謝られた。それに任務を請け負った。洞窟にいるオーガを倒してこいと。


「いやいや、無理無理。あんなの倒せないよ。バックレようかな。」


 町を物色する。バックレるわけじゃないよ。装備を整えようと思っただけで。



「よし、これぐらいでいいか。」


 準備を終え、洞窟へ向かう。
 町を出たのは日が申し訳程度に出ている時だった。


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