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第1章 初めてのダンジョン
怪しい男
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空が赤く色づいた頃、ようやく町に着くことができた。
「はあ、はあ。やっと着いたぁ。」
「お疲れ様。ロガ。」
こんなに遅くなったのはこいつのせいだというのに、
呑気にジャーキーを頬張っている。
ボカ ボト
「あー。ボクのジャーキーが。何するんだよ。」
「レクスお前のせいで、こんなに疲れてんだよ。呑気にジャーキー食いやがって。お前が蜂の巣に不用意に近づくからこんな目にあったんだ。」
そうレクスは蜂の巣に近づきあろうことかその巣を突いたのだ。
呑気に”なにこれ?”とかいいながら。案の定蜂たちは怒って追いかけてきた。
理解できなかったが、レクスではなく俺の方に全部襲い掛かってきたことだ。
なぜだ?なぜなんだ?一瞬考えてしまい固まってしまった。
だが、近づいてくる羽音に危険を感じ、全速力で駆けた。
日が暮れ出した頃、俺はひらめいた。”燃やせばいいじゃん”、と。
そして魔法で蜂たちを燃やし、事なきを得た。
えっ⁉気付くのが遅いって⁉うるせー。
こっちは必死だったんだよ。それゆえの疲労困憊状態である。
「てへへっ。」
レクスは悪びれることなく、可愛いこぶっている。
追撃しようと思ったがそんな体力はなかった。
それより早く宿屋を探さなくては。
町の入り口にでかでかと
”温泉の町、アエトスへようこそ‼”
と看板が立っていた。
どうやら宿屋を探すのに時間はかからなそうだ。
宿屋は温泉の町というだけあって宿屋は沢山あった。
ただ、他の問題が発生していた。
「た、足りない・・・だと⁉」
そう、お金が足りないのだ。所持金と宿屋代の金額が一桁違う。
これは宿屋に泊まるのは諦めて野宿にするか。
まあ、いつもならそっちでもいいんだけど、
今日はさすがにベッドの上で休みたかった。
仕方ないか。そんなことを考えていると誰かに声を掛けられた。
「おーい。そこの君。宿屋探しているのかい。よかったら家においでよ。」
声の方に振り返ると、胡散臭そうな男がいた。
ヒョロヒョロしていて少し突いたら倒れそうな体をしていた。
よく見ると男の体にヤモリみたいなものが這っていた。
うん。これは関わらないに限るな。
「あっ。ちょっ、ちょっと待って。タダ、タダでいいから、ね。」
勝手に耳がピクピク動き、足が勝手に泊まっていた。
「はあ、よかった。泊まってくれた。僕はヒル・インパールっていうんだ。
ほらあそこの宿屋をやっているんだ。どうだい、泊まっていくかい?」
ヒルが指さした先に、いい意味で素朴な建物があった。
一瞬断ろうかとも思ったが、雨風をしのげるだけいいかと思い泊まることにした。
「・・・お願いします。」
「はいよ。一名様ご案内~‼」
ヒルは嬉しそうな声でそう言った。それに大の大人がスキップしている。
「ねえ、ロガ。大丈夫かな?ボク怪しいと思うんだけど。」
「うーん。大丈夫じゃないか?それに襲われても何とかなりそうだし。」
そういうとレクスは口を大きく開けたまま動かなくなった。
そうこうしているうちに宿屋に着く。
「ねえ、お兄さん。本当にお金払わなくていいんだよね?」
「ん?ああ。あっ、でもその代わり・・・」
「ほらロガ、言ったじゃないか。逃げようよ~。」
「はあ、はあ。やっと着いたぁ。」
「お疲れ様。ロガ。」
こんなに遅くなったのはこいつのせいだというのに、
呑気にジャーキーを頬張っている。
ボカ ボト
「あー。ボクのジャーキーが。何するんだよ。」
「レクスお前のせいで、こんなに疲れてんだよ。呑気にジャーキー食いやがって。お前が蜂の巣に不用意に近づくからこんな目にあったんだ。」
そうレクスは蜂の巣に近づきあろうことかその巣を突いたのだ。
呑気に”なにこれ?”とかいいながら。案の定蜂たちは怒って追いかけてきた。
理解できなかったが、レクスではなく俺の方に全部襲い掛かってきたことだ。
なぜだ?なぜなんだ?一瞬考えてしまい固まってしまった。
だが、近づいてくる羽音に危険を感じ、全速力で駆けた。
日が暮れ出した頃、俺はひらめいた。”燃やせばいいじゃん”、と。
そして魔法で蜂たちを燃やし、事なきを得た。
えっ⁉気付くのが遅いって⁉うるせー。
こっちは必死だったんだよ。それゆえの疲労困憊状態である。
「てへへっ。」
レクスは悪びれることなく、可愛いこぶっている。
追撃しようと思ったがそんな体力はなかった。
それより早く宿屋を探さなくては。
町の入り口にでかでかと
”温泉の町、アエトスへようこそ‼”
と看板が立っていた。
どうやら宿屋を探すのに時間はかからなそうだ。
宿屋は温泉の町というだけあって宿屋は沢山あった。
ただ、他の問題が発生していた。
「た、足りない・・・だと⁉」
そう、お金が足りないのだ。所持金と宿屋代の金額が一桁違う。
これは宿屋に泊まるのは諦めて野宿にするか。
まあ、いつもならそっちでもいいんだけど、
今日はさすがにベッドの上で休みたかった。
仕方ないか。そんなことを考えていると誰かに声を掛けられた。
「おーい。そこの君。宿屋探しているのかい。よかったら家においでよ。」
声の方に振り返ると、胡散臭そうな男がいた。
ヒョロヒョロしていて少し突いたら倒れそうな体をしていた。
よく見ると男の体にヤモリみたいなものが這っていた。
うん。これは関わらないに限るな。
「あっ。ちょっ、ちょっと待って。タダ、タダでいいから、ね。」
勝手に耳がピクピク動き、足が勝手に泊まっていた。
「はあ、よかった。泊まってくれた。僕はヒル・インパールっていうんだ。
ほらあそこの宿屋をやっているんだ。どうだい、泊まっていくかい?」
ヒルが指さした先に、いい意味で素朴な建物があった。
一瞬断ろうかとも思ったが、雨風をしのげるだけいいかと思い泊まることにした。
「・・・お願いします。」
「はいよ。一名様ご案内~‼」
ヒルは嬉しそうな声でそう言った。それに大の大人がスキップしている。
「ねえ、ロガ。大丈夫かな?ボク怪しいと思うんだけど。」
「うーん。大丈夫じゃないか?それに襲われても何とかなりそうだし。」
そういうとレクスは口を大きく開けたまま動かなくなった。
そうこうしているうちに宿屋に着く。
「ねえ、お兄さん。本当にお金払わなくていいんだよね?」
「ん?ああ。あっ、でもその代わり・・・」
「ほらロガ、言ったじゃないか。逃げようよ~。」
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