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第二章
レクリエーション本番
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あれから特に代わり映えの日々を過ごし、とうとうレクリエーション当日を迎えてしまった。
「えっと、忘れ物…ない…ですよね。」
集まってからかれこれ十回以上聞いた言葉に私は苦笑する。
「大丈夫よ、もし、忘れたとしても私がいるし、それにうまく現地調達できるわ。」
「ううう…、ペリドットさん、絶対に側に居てくださいね。」
「ええ、勿論よ。」
こんなにも怯えているコーラルを一人放っておくなんて鬼畜そのものだと私は思う。
「てめぇら、余裕そうだな。」
「そんな事ありませんよ。」
半眼で見つめてくる少年に私は苦笑を浮かべる。
「余裕なんてないですよっ!っとそう言えば、お名前は?」
コーラルは悲鳴を上げるようにそう言うと、不意に少年の名前を聞いていない事に気づく。
確かに名前を確認していなかったと今更ながらに私も気づく。
「……。」
「えっと、コーラルです。」
きっと自分から名乗らないと答えてくれないと思ったコーラルは真っ先に自分から名乗りでる。
「ペリドットと申します。」
私も続けて名乗ると彼は舌打ちをする。
「クォーツだ。」
「クォーツくんですね、よろしくお願いします。」
「くんってなんだよ、こいつにはさん付けなのに。」
「だってわたしよりも身長低いじゃないですか?」
コテリと悪気なさそうに言うコーラルにクォーツは苛立ちを隠さず彼女を睨む。
「身長の話を言うな。」
「えっ?」
「まあまあ、落ち着いてください。」
「お前は他人事だと思って。」
「ええ、他人事ですから。」
私がそう言うと憎々しそうに彼は私を睨む。
「おい、三番、ぺちゃくちゃ喋ってないで時間だ。」
「はい。」
「すみませんっ!」
「……。」
私たちは今コーラルと出会った森の前に居た、ここで私たちは三日間野宿をして指定された獲物などを三つ集めないといけなかった。
私たちはロックバードの羽。
緋猪の牙。
マンドラゴラの根を集めないといけなかった。
因みにそのどれも本来ならばこの森では取れないものばっかりで、最後のマンドラゴラなんて伝説級の植物だ。
持っていなくはないけれども、それでも、それをここで出せばいろいろな問題が起こるので今回は出すつもりはない。
「それでは行きましょう。」
「はい。」
「ああ。」
私たちは森の中に入り、そして、かなり最初の場所から離れてから私は誰もいない事を確認して立ち止まる。
「どうしたんですか?」
「……。」
「今回の収集目標の物どう思います?」
「えっと…」
「まず、この森では取れないだろう。」
視線を泳がせるコーラル。
ずばりと言い切るクォーツに私はホッとする。
「ええ、この森では不可能です。
ロックバードの巣は西南の方にあります山脈の岩肌の多い場所でないと生息しませんし。
緋猪も同じく西南の火山口付近の分布。
マンドラゴラなんて伝説級の植物ですからね。」
「西南の山脈ってここからでも一か月以上かかるじゃないですか。」
「ぜってーいじめだ。」
「そうでもありませんよ、他のグループのお題も砂漠の方でしか見ないもの、海でしか得られないもの、などが多いみたいですからね。」
「でも、一つは確実この森の中で見つけられるものだろう。」
「……。」
クォーツの言葉に私は彼もよく見ていたのだと感心をする。
「ええ、ですが、それでもかなり難易度が高いものですけれどね。」
「……。」
「で、どうするつもりなんだ?」
「そうですね、三日間何もしないのはよくありませんし、どうせならお金も稼ぎたいので。」
私はそう言うとギルドのクエストの書かれた紙を二人に見せる。
「これらだったらこの森で取れますし、どうせなら有意義に時間を過ごしたいと思うのですが、どうですか?」
「ペリドットさん、いつの間に。」
「……。」
コーラルは目を丸くして私を見つめ、クォーツはニヤリと口角を上げる。
「あんた本当にしたたかだな。」
「だって、せっかくの時間を無駄にしたくないでしょ?」
「だな。」
クォーツはそう言うと持っていた短刀を投げる。
「まずは森トカゲのしっぽゲットだな。」
こうして私たちは本来の目的ではなく、今後の資金の為にこの森の獣などを狩る事に決めたのだった。
「えっと、忘れ物…ない…ですよね。」
集まってからかれこれ十回以上聞いた言葉に私は苦笑する。
「大丈夫よ、もし、忘れたとしても私がいるし、それにうまく現地調達できるわ。」
「ううう…、ペリドットさん、絶対に側に居てくださいね。」
「ええ、勿論よ。」
こんなにも怯えているコーラルを一人放っておくなんて鬼畜そのものだと私は思う。
「てめぇら、余裕そうだな。」
「そんな事ありませんよ。」
半眼で見つめてくる少年に私は苦笑を浮かべる。
「余裕なんてないですよっ!っとそう言えば、お名前は?」
コーラルは悲鳴を上げるようにそう言うと、不意に少年の名前を聞いていない事に気づく。
確かに名前を確認していなかったと今更ながらに私も気づく。
「……。」
「えっと、コーラルです。」
きっと自分から名乗らないと答えてくれないと思ったコーラルは真っ先に自分から名乗りでる。
「ペリドットと申します。」
私も続けて名乗ると彼は舌打ちをする。
「クォーツだ。」
「クォーツくんですね、よろしくお願いします。」
「くんってなんだよ、こいつにはさん付けなのに。」
「だってわたしよりも身長低いじゃないですか?」
コテリと悪気なさそうに言うコーラルにクォーツは苛立ちを隠さず彼女を睨む。
「身長の話を言うな。」
「えっ?」
「まあまあ、落ち着いてください。」
「お前は他人事だと思って。」
「ええ、他人事ですから。」
私がそう言うと憎々しそうに彼は私を睨む。
「おい、三番、ぺちゃくちゃ喋ってないで時間だ。」
「はい。」
「すみませんっ!」
「……。」
私たちは今コーラルと出会った森の前に居た、ここで私たちは三日間野宿をして指定された獲物などを三つ集めないといけなかった。
私たちはロックバードの羽。
緋猪の牙。
マンドラゴラの根を集めないといけなかった。
因みにそのどれも本来ならばこの森では取れないものばっかりで、最後のマンドラゴラなんて伝説級の植物だ。
持っていなくはないけれども、それでも、それをここで出せばいろいろな問題が起こるので今回は出すつもりはない。
「それでは行きましょう。」
「はい。」
「ああ。」
私たちは森の中に入り、そして、かなり最初の場所から離れてから私は誰もいない事を確認して立ち止まる。
「どうしたんですか?」
「……。」
「今回の収集目標の物どう思います?」
「えっと…」
「まず、この森では取れないだろう。」
視線を泳がせるコーラル。
ずばりと言い切るクォーツに私はホッとする。
「ええ、この森では不可能です。
ロックバードの巣は西南の方にあります山脈の岩肌の多い場所でないと生息しませんし。
緋猪も同じく西南の火山口付近の分布。
マンドラゴラなんて伝説級の植物ですからね。」
「西南の山脈ってここからでも一か月以上かかるじゃないですか。」
「ぜってーいじめだ。」
「そうでもありませんよ、他のグループのお題も砂漠の方でしか見ないもの、海でしか得られないもの、などが多いみたいですからね。」
「でも、一つは確実この森の中で見つけられるものだろう。」
「……。」
クォーツの言葉に私は彼もよく見ていたのだと感心をする。
「ええ、ですが、それでもかなり難易度が高いものですけれどね。」
「……。」
「で、どうするつもりなんだ?」
「そうですね、三日間何もしないのはよくありませんし、どうせならお金も稼ぎたいので。」
私はそう言うとギルドのクエストの書かれた紙を二人に見せる。
「これらだったらこの森で取れますし、どうせなら有意義に時間を過ごしたいと思うのですが、どうですか?」
「ペリドットさん、いつの間に。」
「……。」
コーラルは目を丸くして私を見つめ、クォーツはニヤリと口角を上げる。
「あんた本当にしたたかだな。」
「だって、せっかくの時間を無駄にしたくないでしょ?」
「だな。」
クォーツはそう言うと持っていた短刀を投げる。
「まずは森トカゲのしっぽゲットだな。」
こうして私たちは本来の目的ではなく、今後の資金の為にこの森の獣などを狩る事に決めたのだった。
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