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第二章
《学ぶ 23》
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「さて、君に確認したい。」
「何ですか?」
神父はジッとセイラを見つめる。
「君は君の属性を明かさなかった、だけど、もし弟子となれば、話は別だ。」
「……。」
「属性によって治療の行為が異なる、特に水属性を持っているか否か、光属性を持っているか否かでだいぶと変わってくるんだよ。」
「そうなんですね。」
「君が光属性と、闇を持っているのは知っている、だから、そちらをとも考えた、しかし、水属性も持っているのならまた話は変わってくる。」
「……。」
「ギルドによって来たよ。」
「……。」
「土属性で君は出しているのだね。」
「……。」
「嘘ではないが、本当ではないというところだと思った、どうかな?」
「……分かりました。」
セイラは立ち上がり、そして、両手を広げる。
彼女の中でカチリと何かが嵌るような音がして、ようやく手を落とす。
「何をしたのかな?」
動じない神父にセイラは苦笑しながら答える。
「風を、空気を操って、音を漏らさないようにしました。」
「……。」
「私の属性を聞けば、もう、引き返せませんよ?」
「構わないよ。どうせ、話なんて聞いてくれるものなんて花からいないからね。」
「……私の属性は闇、光、火、風、土、水です。」
「……全てか。」
神父はどこか予想していたようだった。
「驚かないのですね。」
「昔、遠い昔に一人、全ての属性を扱う女性が居た、その女性は王の妃となったが、子をなす前に亡くなったと、記述されている。」
「力が大きすぎて、なせなかったのでしょうか?」
「さあな、だが、その時の王は多くの妃を迎えていたから、寿命なのか、他者の介入なのかは分からんがな。」
「そうなんですね。」
「その書物が気になるようだな?」
「ええ。」
セイラは自分をごまかすことなく正直に答えた。
「残念だが、その書物は禁止書物で誰も見る事はかなわん。」
「……。」
「若気の至りで、読むことはできたが、その一回きりだったな。」
「そうなんですね。」
「ああ。」
「……。」
「お嬢ちゃんが何故自分の属性を言いたくないかはよく分かった、そして、それは正しい事だ。」
「……。」
「今後も誰にも話さない方がいいだろう、お嬢ちゃんが平穏に暮らしたいのなら。」
「勿論です、私はのんびりと寿命を全うして、今の生を謳歌したいんです。」
「……幼い子供の言う事ではないと思うが…。」
神父は昨夜の出来事を想ってか、ため息を零す。
「分かった、お嬢ちゃんと先ほどの子にも教えよう、しかし、教えるのは週に一回、土の日のみだ。」
「……。」
「不満そうだな。」
「いえ。」
「子どもは子どもらしくいなさい、短い期間しかないのだからね。」
神父はそう言って、セイラの頭を撫でた。
「さて、君を大切にしたい子がまっているだろう、そろそろ行かないとね。」
「はい。」
「それでは、土の日に待っているよ。」
「よろしくお願いいたします。」
セイラは深々と頭を下げ、新しい自分の師匠に礼を尽くす。
「何ですか?」
神父はジッとセイラを見つめる。
「君は君の属性を明かさなかった、だけど、もし弟子となれば、話は別だ。」
「……。」
「属性によって治療の行為が異なる、特に水属性を持っているか否か、光属性を持っているか否かでだいぶと変わってくるんだよ。」
「そうなんですね。」
「君が光属性と、闇を持っているのは知っている、だから、そちらをとも考えた、しかし、水属性も持っているのならまた話は変わってくる。」
「……。」
「ギルドによって来たよ。」
「……。」
「土属性で君は出しているのだね。」
「……。」
「嘘ではないが、本当ではないというところだと思った、どうかな?」
「……分かりました。」
セイラは立ち上がり、そして、両手を広げる。
彼女の中でカチリと何かが嵌るような音がして、ようやく手を落とす。
「何をしたのかな?」
動じない神父にセイラは苦笑しながら答える。
「風を、空気を操って、音を漏らさないようにしました。」
「……。」
「私の属性を聞けば、もう、引き返せませんよ?」
「構わないよ。どうせ、話なんて聞いてくれるものなんて花からいないからね。」
「……私の属性は闇、光、火、風、土、水です。」
「……全てか。」
神父はどこか予想していたようだった。
「驚かないのですね。」
「昔、遠い昔に一人、全ての属性を扱う女性が居た、その女性は王の妃となったが、子をなす前に亡くなったと、記述されている。」
「力が大きすぎて、なせなかったのでしょうか?」
「さあな、だが、その時の王は多くの妃を迎えていたから、寿命なのか、他者の介入なのかは分からんがな。」
「そうなんですね。」
「その書物が気になるようだな?」
「ええ。」
セイラは自分をごまかすことなく正直に答えた。
「残念だが、その書物は禁止書物で誰も見る事はかなわん。」
「……。」
「若気の至りで、読むことはできたが、その一回きりだったな。」
「そうなんですね。」
「ああ。」
「……。」
「お嬢ちゃんが何故自分の属性を言いたくないかはよく分かった、そして、それは正しい事だ。」
「……。」
「今後も誰にも話さない方がいいだろう、お嬢ちゃんが平穏に暮らしたいのなら。」
「勿論です、私はのんびりと寿命を全うして、今の生を謳歌したいんです。」
「……幼い子供の言う事ではないと思うが…。」
神父は昨夜の出来事を想ってか、ため息を零す。
「分かった、お嬢ちゃんと先ほどの子にも教えよう、しかし、教えるのは週に一回、土の日のみだ。」
「……。」
「不満そうだな。」
「いえ。」
「子どもは子どもらしくいなさい、短い期間しかないのだからね。」
神父はそう言って、セイラの頭を撫でた。
「さて、君を大切にしたい子がまっているだろう、そろそろ行かないとね。」
「はい。」
「それでは、土の日に待っているよ。」
「よろしくお願いいたします。」
セイラは深々と頭を下げ、新しい自分の師匠に礼を尽くす。
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