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第608話 友の相棒を知りたくて
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僕、ケントには異世界に来てから何人もの友だちが出来た。
エリーちゃんが最初だけど、今は恋人。もちろん、友だちとしても蔑ろにしてない。でも男友だちも何人かいる。タメだけど、王族の友だち。
エディは親友と言っていいくらいのマブダチ。もうひとりは、トラディス。礼儀正しくて、普段の冒険者もなかなかの腕前。ただ、彼には意外な相棒さんがいるのだ。
【フランスパンの魔剣】。
名前はフランツさん。知能がある魔剣さんらしいけど、なんでか関西弁。ネタ級に面白いけど、異世界ファンタジー丸出しの彼に質問したいことがあるんだよね?
「ということで、フランツさん! トラディスも同伴で質問いいでしょうか!!」
『ええで~? マスターも同伴でなんなん?』
文字通り、柄以外はバケットタイプのフランスパン。これをそのまま見えるのは、持ち主のトラディス以外だと僕だけらしい。あとは意識的にフランツさんが魔法とかで認識させるくらい。
けど、この魔剣さんはなんとお料理上手! 自分の分身体のフランスパンも出現させて、なんとなんと色々野営料理もするんだって! トラディスにとってはお料理の先生でもあるとか。
一応異世界でパン職人と名乗らせてもらっている僕は! フランスパンも作れなくはないけど……冒険者向きのフランスパンの使い方をもっと学びたいと思ってね!! 高レベルの冒険者さんの野営料理には興味あるんだ! 特にフランスパンが!!
「ケントはフランスパンの使い方を学びたいの?」
「うん。どんなの食べてるの?」
「兄さんたちと一緒に組んでからは、材料増えたから色々出来たけど。やっぱり、あれかな?」
「あれ?」
「僕が兄さんたちと出会う前に……犯罪冒険者たちの下っ端やらされてた頃があって。彼らが向かわせたダンジョンでフランツに出会えたんだけど。手持ちのチーズをとろって炙ってフランスパンに乗せてくれたの! あれ大好きなんだ~」
「なんか凄い経歴だけど! けど、思い出なんだね」
「ケントのパンももちろん美味しいよ? でも、熱々で溶けたチーズがかかったあれは今でも好きなんだー」
『最近の依頼完了とかでも、まだ欲しい言うよなあ?』
「うん、今も大好き!」
「なるほど。ラクレットチーズ、とかのトッピングバージョン? チーズは好き好みあるだろうけど」
『「ラクレット??」』
「特殊な大きいチーズを茹でた野菜に載せて食べたりすることだよ。けど、パンはアレだね。僕のいた世界では山小屋のご飯はアニメで有名だったなぁ」
某有名映画監督のテレビアニメシリーズ。あれもラクレットの一種らしいし……想像したら、僕も食べたくなってきた!!
「ししょー! ハムスとおつかい行ってきました!」
「お肉屋さんが、知り合いのチーズ屋さんから大きいのもらったって言うのを貰えたよー!!」
リトくんとハムスの見習いコンビが帰ってきたけど。なんて素晴らしい食材を持ってきてくれたんだ! ハムスには異空間収納ってスキルがあって、口の中に別の空間があるらしい。そこからヒョイッと僕の前にそのチーズの塊を出してくれた! ハムスより断然大きいチーズの塊!! 濃いクリーム色で……多分ゴーダぽいのかな??
「うわ! これならラクレットぽいこと出来るかも!!」
「ほんと? ケント」
「らく?」
「れっと??」
『あんさんら、ええ時に来たで。ケントが美味いもん作ってくれるそうや』
「「わーい!!」」
「パンもいいけど、野菜やお肉もあるといいね?」
「即席にしないのはケントらしいね?」
他のみんな、はと思ったけれど。今日はみんなそれぞれ用事があってとかだった。リトくんは、買い物の練習をしてもらうのに獣魔のハムスと市場とかに行ってもらってたので。
エリーちゃんが最初だけど、今は恋人。もちろん、友だちとしても蔑ろにしてない。でも男友だちも何人かいる。タメだけど、王族の友だち。
エディは親友と言っていいくらいのマブダチ。もうひとりは、トラディス。礼儀正しくて、普段の冒険者もなかなかの腕前。ただ、彼には意外な相棒さんがいるのだ。
【フランスパンの魔剣】。
名前はフランツさん。知能がある魔剣さんらしいけど、なんでか関西弁。ネタ級に面白いけど、異世界ファンタジー丸出しの彼に質問したいことがあるんだよね?
「ということで、フランツさん! トラディスも同伴で質問いいでしょうか!!」
『ええで~? マスターも同伴でなんなん?』
文字通り、柄以外はバケットタイプのフランスパン。これをそのまま見えるのは、持ち主のトラディス以外だと僕だけらしい。あとは意識的にフランツさんが魔法とかで認識させるくらい。
けど、この魔剣さんはなんとお料理上手! 自分の分身体のフランスパンも出現させて、なんとなんと色々野営料理もするんだって! トラディスにとってはお料理の先生でもあるとか。
一応異世界でパン職人と名乗らせてもらっている僕は! フランスパンも作れなくはないけど……冒険者向きのフランスパンの使い方をもっと学びたいと思ってね!! 高レベルの冒険者さんの野営料理には興味あるんだ! 特にフランスパンが!!
「ケントはフランスパンの使い方を学びたいの?」
「うん。どんなの食べてるの?」
「兄さんたちと一緒に組んでからは、材料増えたから色々出来たけど。やっぱり、あれかな?」
「あれ?」
「僕が兄さんたちと出会う前に……犯罪冒険者たちの下っ端やらされてた頃があって。彼らが向かわせたダンジョンでフランツに出会えたんだけど。手持ちのチーズをとろって炙ってフランスパンに乗せてくれたの! あれ大好きなんだ~」
「なんか凄い経歴だけど! けど、思い出なんだね」
「ケントのパンももちろん美味しいよ? でも、熱々で溶けたチーズがかかったあれは今でも好きなんだー」
『最近の依頼完了とかでも、まだ欲しい言うよなあ?』
「うん、今も大好き!」
「なるほど。ラクレットチーズ、とかのトッピングバージョン? チーズは好き好みあるだろうけど」
『「ラクレット??」』
「特殊な大きいチーズを茹でた野菜に載せて食べたりすることだよ。けど、パンはアレだね。僕のいた世界では山小屋のご飯はアニメで有名だったなぁ」
某有名映画監督のテレビアニメシリーズ。あれもラクレットの一種らしいし……想像したら、僕も食べたくなってきた!!
「ししょー! ハムスとおつかい行ってきました!」
「お肉屋さんが、知り合いのチーズ屋さんから大きいのもらったって言うのを貰えたよー!!」
リトくんとハムスの見習いコンビが帰ってきたけど。なんて素晴らしい食材を持ってきてくれたんだ! ハムスには異空間収納ってスキルがあって、口の中に別の空間があるらしい。そこからヒョイッと僕の前にそのチーズの塊を出してくれた! ハムスより断然大きいチーズの塊!! 濃いクリーム色で……多分ゴーダぽいのかな??
「うわ! これならラクレットぽいこと出来るかも!!」
「ほんと? ケント」
「らく?」
「れっと??」
『あんさんら、ええ時に来たで。ケントが美味いもん作ってくれるそうや』
「「わーい!!」」
「パンもいいけど、野菜やお肉もあるといいね?」
「即席にしないのはケントらしいね?」
他のみんな、はと思ったけれど。今日はみんなそれぞれ用事があってとかだった。リトくんは、買い物の練習をしてもらうのに獣魔のハムスと市場とかに行ってもらってたので。
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