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第553話 お茶会にて①
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クラウンさんたちとのお茶会。
出迎えはわざわざエディが来てくれることになり、スバルのメンバーはリトくん以外行くことになった。流石にお城へ連れて行くにはまだ緊張するだけですまないのと、子どもだから。
お貴族様の子どもみたく、そう言う場所に慣れていないからね。僕もまだ慣れているかというと微妙だけど、エディがいるから大丈夫だと思っているんだ。なんたってマブダチだから。
「着いたぜ。ここだ」
オープンテラスって言うのかな?
前に使わせてもらった、食堂ほどじゃないけど適度な風が吹いてて気持ちがいいところだ。お茶会の準備はしてあって、クラウンさんたちはすでに席に座ってた。以前の冒険者さんのような装いではなく、お貴族さんって感じ。元王様と王妃様なんだなっていうのがわかるけど……序盤で親しみやすい声がけをされたから、エディのご両親なのは納得出来た。
「お招きありがとうございます。クラウンさん、シルフィスさん」
「やあ、ケントくん。他の皆もいらっしゃい」
「今日は来てくれてありがとう。そちらのスライムは?」
「僕の相棒のカウルです。ポーションパンの要は彼が居てこそです」
「獣魔のカウルでやんすよ」
「ほう。聞いてはいたが、意思を持って言葉も話せるとは」
「可愛らしいわ。抱っこしていいかしら?」
「……お袋」
かわいいものが好きなのは女性の共通意識だと思ってたけど、シルフィスさんにも該当しているようだ。カウルは僕にちょっと振り返ってから、僕がいいよと言うと僕の腕からぴょんと抜け出して彼女の方に跳んで行った。
「どうぞでやんすー」
「あら、嬉しい。ちょっと失礼するわね」
シルフィスさんはカウルをゆっくり抱っこしてくれると、触り心地が気に入ったのか頬ずりまでしてくれた。見ていてほっこりしたが、今日はお茶会なので用意してきたポーションパンをエディが使ってくれと言ったテーブルの上に広げていく。
収納魔法の中から出していくから、クラウンさんが飲んでたお茶をむせちゃったけど。
「亜空間収納とは魔力の質が違うようだが」
「神様から付与された、亜空間収納みたいなものです」
「なるほど。転生を成したことへの付与か」
「他にも、ポーションパンを製造する特別な厨房もいただきました」
「まあ、そうなの?」
「話もいいが、茶会も進もうぜ? ケントらが立ちっぱなしだ」
「気遣う面が出てきたとは……」
「母としても嬉しいわ。リリアもお嫁に来てくれるから、親としても安心ね」
「変な感動の仕方すんな! 嘘泣きっぽいし!!」
「あはは……」
面白いリアクションをするのも、やっぱりエディのご両親だと納得。
とりあえずは、新作のメープル入りメロンパンを皆で食べることになったよ。
出迎えはわざわざエディが来てくれることになり、スバルのメンバーはリトくん以外行くことになった。流石にお城へ連れて行くにはまだ緊張するだけですまないのと、子どもだから。
お貴族様の子どもみたく、そう言う場所に慣れていないからね。僕もまだ慣れているかというと微妙だけど、エディがいるから大丈夫だと思っているんだ。なんたってマブダチだから。
「着いたぜ。ここだ」
オープンテラスって言うのかな?
前に使わせてもらった、食堂ほどじゃないけど適度な風が吹いてて気持ちがいいところだ。お茶会の準備はしてあって、クラウンさんたちはすでに席に座ってた。以前の冒険者さんのような装いではなく、お貴族さんって感じ。元王様と王妃様なんだなっていうのがわかるけど……序盤で親しみやすい声がけをされたから、エディのご両親なのは納得出来た。
「お招きありがとうございます。クラウンさん、シルフィスさん」
「やあ、ケントくん。他の皆もいらっしゃい」
「今日は来てくれてありがとう。そちらのスライムは?」
「僕の相棒のカウルです。ポーションパンの要は彼が居てこそです」
「獣魔のカウルでやんすよ」
「ほう。聞いてはいたが、意思を持って言葉も話せるとは」
「可愛らしいわ。抱っこしていいかしら?」
「……お袋」
かわいいものが好きなのは女性の共通意識だと思ってたけど、シルフィスさんにも該当しているようだ。カウルは僕にちょっと振り返ってから、僕がいいよと言うと僕の腕からぴょんと抜け出して彼女の方に跳んで行った。
「どうぞでやんすー」
「あら、嬉しい。ちょっと失礼するわね」
シルフィスさんはカウルをゆっくり抱っこしてくれると、触り心地が気に入ったのか頬ずりまでしてくれた。見ていてほっこりしたが、今日はお茶会なので用意してきたポーションパンをエディが使ってくれと言ったテーブルの上に広げていく。
収納魔法の中から出していくから、クラウンさんが飲んでたお茶をむせちゃったけど。
「亜空間収納とは魔力の質が違うようだが」
「神様から付与された、亜空間収納みたいなものです」
「なるほど。転生を成したことへの付与か」
「他にも、ポーションパンを製造する特別な厨房もいただきました」
「まあ、そうなの?」
「話もいいが、茶会も進もうぜ? ケントらが立ちっぱなしだ」
「気遣う面が出てきたとは……」
「母としても嬉しいわ。リリアもお嫁に来てくれるから、親としても安心ね」
「変な感動の仕方すんな! 嘘泣きっぽいし!!」
「あはは……」
面白いリアクションをするのも、やっぱりエディのご両親だと納得。
とりあえずは、新作のメープル入りメロンパンを皆で食べることになったよ。
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