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第2話 洞窟の奥
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とりあえず、歩いてみよう。何はともあれ、千里の道も一歩から。
ふくふくとした両足に力を入れ、両手を前について「よいしょ」と立ち上がるわたし。さすが幼児というべきか、頭が重い。そのまま前のめりになって倒れそうになるのを何とか堪え、やっとの思いで立ち上がる。
「……おお……」
わたしはそのまま、よたよたと前に歩く。素足の裏で、卵の殻らしきものがぱりんと割れる感触があったけれど、痛みはなかった。
わたしが起きた場所は、洞窟の中でも奇妙に小高い――というか、祭壇のようなものの上だった。石造りの階段があって、それを一歩一歩、転ばないように両手でバランスを取りつつ確実に降りて、ごつごつした地面の上に立つ。
ごつごつしたといっても、人の手で平らにしたのだろうかと思えるくらい、綺麗な地面だと思う。
頭上から差し込んでくる光のお蔭で、何だかとても居心地のいい空間に思えた。
何しろ、とにかくここは広いのだ。
昔、何かで見た気がする映画とかニュースでは、洞窟内というのは狭くて薄暗いという感じだったと思う。思い出せないけれど、ニュースは遭難事故とかで見たんじゃなかったっけ。
一度迷い込んだら外には出られない、恐ろしい場所。そう、確かそんなホラー映画もあったはずだ。
でもここは違う。
自分でもよく解らないけれど、怖い場所じゃないんだって直感しているのが不思議だった。
「水の音がする」
洞窟の奥の方から、さあさあ、というような水の流れる音が聞こえてきていた。
ちょうど、白骨化死体の脇を通らなくてはいけないから、できるだけ遠くを通るように岩壁の方に避けながら水の音へと向かって歩く。
幼児の足だから随分と時間がかかったけれど、少しだけ曲がりくねった道を進んだ先に、細い滝が現れた。天井など存在しない遥か上の方で、岩の隙間から水が溢れているようだ。湧き水っていうやつなのか、それとも遥か地上のどこかの川から流れ込んできているのかは解らない。でも、写真に撮りたいくらい美しい光景だった。
長い時間をかけて岩壁を流れ落ちてきていたのか、水の通路が出来上がっている。流れ落ちてきた水は、地面に落ちて大きな池を作っていた。その池から地面の低い方へと小川となって、さらに洞窟の奥の方へと流れている。
「綺麗」
その水の流れも、池も、小川もとても美しい。水は透明で、汚れなど全く見えない池の底も見通すことができる。そんな水を見ていると、飲んでみたいという衝動に駆られた。
池のほとりに屈みこみ、手を伸ばして水を掬う。ちょっとびっくりするぐらい冷たい水は、美味しかった。
何故か、わたしが水に触れた瞬間、頭上から差し込む光が反射したのかキラキラ光ったけれど。
喉の渇きが癒えたら、次は食料だ。
ああ、唐揚げ……。赤唐揚げが食べたい。それに炊き立てのご飯と、ビールがあれば何もいらない。
そんなことを考えているわたしは、今は幼児なのだけれど。
きょろきょろと辺りを見回していると、池の近くに小さな木が生えているのに気付く。木といっても、葉などは全部枯れ落ちていて、乾燥した細い幹と枝があるだけだ。だから、茶色い岩肌の保護色みたいになっていて気づきにくかったけれど。
「枯れてるのかな」
わたしはその木の方へ歩み寄っていくと、それが随分と低いものだと解る。地面が土というより岩なんだから、生えているだけでも奇跡のような感じだ。だから、これも仕方ないんだろう。
柿の木とか実を付ける木だったらよかったのに……と思いながら、その幹に手を置いた。
また、キラキラと光った。
わたしの手が触れている場所が。
思わず、頭上と木を交互に見つめる。
何も光が反射するものなんてないのに、どうして?
そう思って首を傾げていると、目の前にある小さな木の枝に、僅かに緑色が生まれたように思えた。小さな葉っぱが出ようとしているんだろうか。
わたしが手を触れたままじっと見つめていると、その緑色の膨らみがじわじわと大きくなっていくのが解った。
何コレ怖い。
思わず手を引いて、目を細めた。
「こんなに早く成長するもの? おかしくない?」
目の前にある木は、間違いなく枯れていたはずだった。それが、気が付いたら渇いていた幹も少しだけ瑞々しさを取り戻している。
うん、考えても解らない。それに、木を見つめていても腹は満たされない。食料を探すなら別のところを見るべき?
でも、さすがにこれ以上洞窟の奥に進むのは躊躇われる。今までいた場所と比べて暗い感じもするし。
それにまだ空腹が耐えられないほどでもないし。じゃあ、食事の前にすることは……。
「服が欲しい」
わたしは池のほとりに座り込んで、腕組みをする。どう考えても、洞窟の中に洋服何てものはないはずだ。このままでは裸族、見事な野生児になってしまう。わたしは女の子なんだから、羞恥心は絶対に消せないだろう。
毛布みたいなものがあれば、それにくるまることもできる。
――毛布。
マント。
いやいやいや、さすがにそれはどうかと思うよ?
亡くなった人からマントを奪う? それってどんな羅生門?
そうだ、羅生門。芥川龍之介の小説。
やっぱりわたし、日本人なんだ。少しずつ、日本であったこと、経験したことが断片的に頭に浮かんでくる。本は結構読んだ方だと思う。ミステリー小説が多かっただろうか。
サバイバル関係の本は読んでいないかもしれないけど、何かの知識が役に立つこともあるだろう。
羅生門の中で、登場人物は何て言っていたんだっけ。
生きるためには死者から洋服とか奪うのも仕方ないって言ってた?
わたしは少しだけその場で考えこんでから、元居た場所に戻ることにした。
「ごめんなさい。裸はちょっと困るので……」
わたしは白骨化死体の前に座り込み、両手を合わせてお祈りをしておく。
成仏してください、祟らないでください、ごめんなさい。
恐る恐る目を開けて、目の前の死者を見つめる。
最初に見た時の衝撃は少しだけ薄れたけれど、それでもやっぱり怖いものは怖い。それでもこうして落ち着いていられるのは、目の前の遺体が『綺麗』だったからだろう。
どうやって亡くなったのか解らない。服はそれほど汚れていないし、何かに襲われた形跡もない。それに、何だか――理科室の骨格標本みたいな見事な姿。
むしろ、骨格標本に服を着せたと言われても納得できるほどだ。
わたしは深呼吸を繰り返してから、思い切ってその遺体からマントを外した。ごめんなさい、ごめんなさい、と頭の中で繰り返しながら、マントを胸の中に抱える。
さすがにこのまま身に着ける勇気はなかった。
小川で一度洗って、乾かしてから――と考えて、また洞窟の奥へ向かう。
そして、そこでもまたあのキラキラを見ることになる。
わたしがマントを小川の綺麗な水に沈め、何度もばしゃばしゃとやっていると、その水の中で光が弾ける。でもとりあえず、気にしていたって仕方ない。
水からマントを引き上げて、ぎゅうぎゅうと水気を絞り、干す場所をどうしようかと悩みながらマントを広げてぱたぱたと振り回した。
何故か、またあのキラキラが弾けて――マントが渇いていた。
どういうこと?
何が起きてるの?
っていうか、さっきの木の葉っぱが茂ってるんですけど!
低木ではあるけれど、立派な緑色の葉っぱが元気よく――風もないのに揺れていた。丸い葉っぱが可愛らしく、じっと見つめているとその葉っぱの奥に何かが見えた気がした。丸くて……果実のようなものが。
わたしはマントを身体に巻き付け、歩きにくいな、とか考えながらその木に歩み寄る。
さわさわ、と揺れる葉っぱは、何故か意思を持っているようにも思う。まあ、わたしの思い過ごしなんだろうけど。元気いっぱいの枝の合間に、わたしの拳大の赤い実があった。
――夢、もしくはファンタジー世界か。
わたしはそんなことを他人事のように考える。
この状況は、わたしが見ている夢の可能性も残っている。
でも、もしかしたらここは現実で、わたしは階段から落ちて死んで、ここに生まれ変わった……なんてこともあり得るのでは、なんて思い始めているわけだ。
生まれ変わりなんて、ないと思っていたけど。
いや、あったとしても地球のどこかに生まれ変わるんだろうと思っていたけど。
こうして、木の実があっという間に成長する世界に生まれ変わってきたのかもしれない。さっきのキラキラだって、この世界では当たり前のことなのかも。洗濯物だって一瞬で乾いてしまう世界なのかも。
そんなことを考えながら、わたしはその木の実に手を伸ばした。
「もらっていい?」
何故かわたしは木に向かって話しかけた後、そっとその実をもいで顔の前に持ってきた。小ぶりな林檎に似た果実は、口元に近づけるともの凄くいい香りがした。
ふくふくとした両足に力を入れ、両手を前について「よいしょ」と立ち上がるわたし。さすが幼児というべきか、頭が重い。そのまま前のめりになって倒れそうになるのを何とか堪え、やっとの思いで立ち上がる。
「……おお……」
わたしはそのまま、よたよたと前に歩く。素足の裏で、卵の殻らしきものがぱりんと割れる感触があったけれど、痛みはなかった。
わたしが起きた場所は、洞窟の中でも奇妙に小高い――というか、祭壇のようなものの上だった。石造りの階段があって、それを一歩一歩、転ばないように両手でバランスを取りつつ確実に降りて、ごつごつした地面の上に立つ。
ごつごつしたといっても、人の手で平らにしたのだろうかと思えるくらい、綺麗な地面だと思う。
頭上から差し込んでくる光のお蔭で、何だかとても居心地のいい空間に思えた。
何しろ、とにかくここは広いのだ。
昔、何かで見た気がする映画とかニュースでは、洞窟内というのは狭くて薄暗いという感じだったと思う。思い出せないけれど、ニュースは遭難事故とかで見たんじゃなかったっけ。
一度迷い込んだら外には出られない、恐ろしい場所。そう、確かそんなホラー映画もあったはずだ。
でもここは違う。
自分でもよく解らないけれど、怖い場所じゃないんだって直感しているのが不思議だった。
「水の音がする」
洞窟の奥の方から、さあさあ、というような水の流れる音が聞こえてきていた。
ちょうど、白骨化死体の脇を通らなくてはいけないから、できるだけ遠くを通るように岩壁の方に避けながら水の音へと向かって歩く。
幼児の足だから随分と時間がかかったけれど、少しだけ曲がりくねった道を進んだ先に、細い滝が現れた。天井など存在しない遥か上の方で、岩の隙間から水が溢れているようだ。湧き水っていうやつなのか、それとも遥か地上のどこかの川から流れ込んできているのかは解らない。でも、写真に撮りたいくらい美しい光景だった。
長い時間をかけて岩壁を流れ落ちてきていたのか、水の通路が出来上がっている。流れ落ちてきた水は、地面に落ちて大きな池を作っていた。その池から地面の低い方へと小川となって、さらに洞窟の奥の方へと流れている。
「綺麗」
その水の流れも、池も、小川もとても美しい。水は透明で、汚れなど全く見えない池の底も見通すことができる。そんな水を見ていると、飲んでみたいという衝動に駆られた。
池のほとりに屈みこみ、手を伸ばして水を掬う。ちょっとびっくりするぐらい冷たい水は、美味しかった。
何故か、わたしが水に触れた瞬間、頭上から差し込む光が反射したのかキラキラ光ったけれど。
喉の渇きが癒えたら、次は食料だ。
ああ、唐揚げ……。赤唐揚げが食べたい。それに炊き立てのご飯と、ビールがあれば何もいらない。
そんなことを考えているわたしは、今は幼児なのだけれど。
きょろきょろと辺りを見回していると、池の近くに小さな木が生えているのに気付く。木といっても、葉などは全部枯れ落ちていて、乾燥した細い幹と枝があるだけだ。だから、茶色い岩肌の保護色みたいになっていて気づきにくかったけれど。
「枯れてるのかな」
わたしはその木の方へ歩み寄っていくと、それが随分と低いものだと解る。地面が土というより岩なんだから、生えているだけでも奇跡のような感じだ。だから、これも仕方ないんだろう。
柿の木とか実を付ける木だったらよかったのに……と思いながら、その幹に手を置いた。
また、キラキラと光った。
わたしの手が触れている場所が。
思わず、頭上と木を交互に見つめる。
何も光が反射するものなんてないのに、どうして?
そう思って首を傾げていると、目の前にある小さな木の枝に、僅かに緑色が生まれたように思えた。小さな葉っぱが出ようとしているんだろうか。
わたしが手を触れたままじっと見つめていると、その緑色の膨らみがじわじわと大きくなっていくのが解った。
何コレ怖い。
思わず手を引いて、目を細めた。
「こんなに早く成長するもの? おかしくない?」
目の前にある木は、間違いなく枯れていたはずだった。それが、気が付いたら渇いていた幹も少しだけ瑞々しさを取り戻している。
うん、考えても解らない。それに、木を見つめていても腹は満たされない。食料を探すなら別のところを見るべき?
でも、さすがにこれ以上洞窟の奥に進むのは躊躇われる。今までいた場所と比べて暗い感じもするし。
それにまだ空腹が耐えられないほどでもないし。じゃあ、食事の前にすることは……。
「服が欲しい」
わたしは池のほとりに座り込んで、腕組みをする。どう考えても、洞窟の中に洋服何てものはないはずだ。このままでは裸族、見事な野生児になってしまう。わたしは女の子なんだから、羞恥心は絶対に消せないだろう。
毛布みたいなものがあれば、それにくるまることもできる。
――毛布。
マント。
いやいやいや、さすがにそれはどうかと思うよ?
亡くなった人からマントを奪う? それってどんな羅生門?
そうだ、羅生門。芥川龍之介の小説。
やっぱりわたし、日本人なんだ。少しずつ、日本であったこと、経験したことが断片的に頭に浮かんでくる。本は結構読んだ方だと思う。ミステリー小説が多かっただろうか。
サバイバル関係の本は読んでいないかもしれないけど、何かの知識が役に立つこともあるだろう。
羅生門の中で、登場人物は何て言っていたんだっけ。
生きるためには死者から洋服とか奪うのも仕方ないって言ってた?
わたしは少しだけその場で考えこんでから、元居た場所に戻ることにした。
「ごめんなさい。裸はちょっと困るので……」
わたしは白骨化死体の前に座り込み、両手を合わせてお祈りをしておく。
成仏してください、祟らないでください、ごめんなさい。
恐る恐る目を開けて、目の前の死者を見つめる。
最初に見た時の衝撃は少しだけ薄れたけれど、それでもやっぱり怖いものは怖い。それでもこうして落ち着いていられるのは、目の前の遺体が『綺麗』だったからだろう。
どうやって亡くなったのか解らない。服はそれほど汚れていないし、何かに襲われた形跡もない。それに、何だか――理科室の骨格標本みたいな見事な姿。
むしろ、骨格標本に服を着せたと言われても納得できるほどだ。
わたしは深呼吸を繰り返してから、思い切ってその遺体からマントを外した。ごめんなさい、ごめんなさい、と頭の中で繰り返しながら、マントを胸の中に抱える。
さすがにこのまま身に着ける勇気はなかった。
小川で一度洗って、乾かしてから――と考えて、また洞窟の奥へ向かう。
そして、そこでもまたあのキラキラを見ることになる。
わたしがマントを小川の綺麗な水に沈め、何度もばしゃばしゃとやっていると、その水の中で光が弾ける。でもとりあえず、気にしていたって仕方ない。
水からマントを引き上げて、ぎゅうぎゅうと水気を絞り、干す場所をどうしようかと悩みながらマントを広げてぱたぱたと振り回した。
何故か、またあのキラキラが弾けて――マントが渇いていた。
どういうこと?
何が起きてるの?
っていうか、さっきの木の葉っぱが茂ってるんですけど!
低木ではあるけれど、立派な緑色の葉っぱが元気よく――風もないのに揺れていた。丸い葉っぱが可愛らしく、じっと見つめているとその葉っぱの奥に何かが見えた気がした。丸くて……果実のようなものが。
わたしはマントを身体に巻き付け、歩きにくいな、とか考えながらその木に歩み寄る。
さわさわ、と揺れる葉っぱは、何故か意思を持っているようにも思う。まあ、わたしの思い過ごしなんだろうけど。元気いっぱいの枝の合間に、わたしの拳大の赤い実があった。
――夢、もしくはファンタジー世界か。
わたしはそんなことを他人事のように考える。
この状況は、わたしが見ている夢の可能性も残っている。
でも、もしかしたらここは現実で、わたしは階段から落ちて死んで、ここに生まれ変わった……なんてこともあり得るのでは、なんて思い始めているわけだ。
生まれ変わりなんて、ないと思っていたけど。
いや、あったとしても地球のどこかに生まれ変わるんだろうと思っていたけど。
こうして、木の実があっという間に成長する世界に生まれ変わってきたのかもしれない。さっきのキラキラだって、この世界では当たり前のことなのかも。洗濯物だって一瞬で乾いてしまう世界なのかも。
そんなことを考えながら、わたしはその木の実に手を伸ばした。
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