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第8話 唐揚げが食べたい
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「何かきっかけがあれば思い出すかも」
わたしは彼の視線の先を追って回り込む。名無しの権兵衛さんは、少しだけきょとんとしたような目でわたしを見下ろした後、首を傾げる。
「きっかけ?」
「そう。わたしだって、ちょっとずつ思い出してるんですよ! こうして生まれ変わっても、ほとんど前世のことなんか覚えてなかったけど」
「生まれ変わって?」
さらに彼の目に深い疑問の色が浮かぶ。
そう、前世の記憶がないという意味で、そして少しずつ思い出しているという意味でも、わたしが彼の先輩である。静香パイセンと呼ぶ権利を彼にあげたい。
「わたし、死んで生まれ変わったんです。この、角の生えた可愛い女の子に。しかも、わたしって今は竜の神様らしいんです。凄くないですか!?」
「え、ああ……」
そこで彼は低く唸り、そっとわたしから目をそらした。何その、気まずそうな表情。変な人間に会ってしまったなあ、という感情が透けて見える。
「ま、ここは夢ですから何でもありですよね」
慌ててわたしは軌道修正を図る。「っていうか、きっと、生まれ変わって記憶を持っているということは、何かやり残したことがあってそれが気になってるってことじゃないかなって思うんです。だから新しい人生でそれをやりたいって思う。それがない……記憶が全然ないってことは、思い残しとか何もないのかも?」
「思い残しもない……」
そこで、彼は目を細めて何か考え込んだ。
苦しんでいるような、眉間に刻まれた皺とかも魅力的に感じるって何だろう。目の前にいる彼の顔立ちは、日本に暮らしていたらごく一般的なもののそれなんだろうけど。
「思い残しがなかったのかどうかさえ、解らない」
彼は両手で頭を抱え、小さく呻く。「ここは何だ? 俺は死んだのか? だからここにいる?」
彼の声は掠れている。わたしに問いかけているわけじゃなくて、自問自答だろう。彼はやがて視線を上に上げ、少しずつ色を失っていく瞳を見せた。それが酷く頼りなく見えて、わたしは彼の意識をこちらに向けるための言葉を探した。
「ええと。ところで、この扉って何なんでしょうね?」
でも。
彼の視線はわたしに向けられることがない。
いつの間にかわたしは手を握り締めていて、爪が手のひらに食い込む痛みに気づいてぼんやりと思う。
――夢の中でも痛みは感じる。
現実の世界みたいに。
わたしは彼のすぐそばに立ったまま、この違和感について考えこんでいた。
彼は何も言わず、わたしも何も言えない。
そしてわたしの口は幾度か彼に話しかけようとして断念する、ということを繰り返した後に――目を開いた。
気が付けば、わたしの顔の上に乗せていた料理本は床に滑り落ちていた。枕にしていた魔法書が硬くてとても枕としては及第点をあげられない、なんてことを考えながら身体を起こす。
いつの間にか辺りは暗くなりかけていた。太陽が差し込んでいた頭上の穴には、赤くて暗い色が広がっている。向かい側のソファには、マルガリータが眠り続けていて、たまにむにゃむにゃ言うのも聞こえる。
わたしはもう一度、ソファに横になりながら空を見上げた。
目が、覚めてしまった。
夢の世界から弾き飛ばされた。
あの不思議な空間から。
ここはファンタジー世界だ。骸骨が喋るし、わたしだって人間じゃない。
だったら、夢の中のあの男性ももしかしたら実在しているのかもしれない。夢だと思わせておいて、あの扉だらけの世界はこの世界とつながっているんじゃないか。
だったら、また会えるんだろうか。
何だろう、胸がきゅっと苦しさを訴える。
わたしは身体を丸めるように、ソファに縮こまって目を閉じた。
「唐揚げが食べたいんです、マルちゃん」
翌朝、時計なんてものがないから時間は解らないけれど、かなりの早朝だと思える時間にわたしは目を覚ました。早朝だと解ったのは、頭上の太陽の光が夜更けとは違う赤みを帯びた白だったから。空気も少しだけ冷えているけれど、これは洞窟ということを考えると暖かいのかもしれない。
一晩休んだお蔭で見事に爽やかなお目覚め、といった感じ。
新しい朝が来たとかいう歌があったような気がするが、まさにあんなノリ。
昨日は少しだけ疲れたけれど、今は完全回復して空も飛べそうな勢いにまでテンションも上がっている。
――ん? 竜ってことは飛べるのか?
後で機会があったら試してみよう。
「何ですか、いきなり」
マルガリータはソファの上で身体をぽきぽきと鳴らしながら立ち上がり、ストレッチらしき動きをしていたところだった。
わたしはソファの上に立ち上がり、拳を握りしめて熱く語ることにする。
「わたし、唐揚げにはこだわりがあります! 味付けも試行錯誤して自分で作っていた記憶があります! っていうか、今思い出しました!」
「おお」
「だからね、マルちゃん! こうして生まれ変わったからには、どうしても心残りを解消したいと思うのです! どうしてもどうしても、忘れられないんです。他の何を忘れたとしても、あの地面に転がった唐揚げ弁当だけは」
「解りました、一肌脱ぎましょう!」
最後までわたしの話を聞いて欲しいよ、マルちゃん。
唐揚げに対する愛は、生まれ変わった今もこの胸を焦がしているんだ。それについて小一時間語っても許されると思う。そうだ、語らせてください。
っていうか、一肌脱ぐと言われても――とわたしはマルガリータの身体を見つめたが、彼女は全く気にした様子もなく足早に書庫へと続く扉へと足を向けている。
何をするんだろうと彼女の後を追うと、開いた書庫の中に入ってからわたしに視線を投げ、うきうきした様子でこう話しかけてくる。
「どんな台所を作りましょうか? 神殿内の改造は何でも許されるんです。シルフィア様のご希望を全て叶えたものを作ってご覧に入れます!」
「えっマジで!?」
素でそう問いかけてしまうわたしである。
マルガリータはぶつぶつと何か書庫に向かって呟くと、また棚が大移動を始める。本やら薄い本(と呼んだら誤解を招きそうだ)が次々に近くに集まり、その中の一冊を彼女は抜き取ってページを開く。
「シルフィア様の転生前の世界のカタログを集めてみました。きっと、シルフィア様も使い慣れている形状のキッチンの方が使いやすいでしょうし、イメージしやすいでしょう。台所もそうですが、洗面所だったりお風呂だったりもご希望のカタログからお選びください。わたし、頑張って作ります!」
「凄い!」
わたしは純粋に驚いて、思わず両手をぱちぱちと叩いて鳴らす。
しかしまあ……。
わたしはつい、ごつごつした岩肌に囲まれた空間を思い出して、そこに最新式のシステムキッチンだけがぽつんと出現しても似合わないなと考えてしまうけれど。
住めば都、という言葉がある。
衣食住、どれを優先すべきかと考えたら間違いなくこう答えるだろう。
食!
人間、美味しいものを食べていれば幸せなのだ!
マルガリータが次々に差し出してくるカタログをめくりながら、わたしは厳選に厳選を重ねて選び出す。前世ではとても導入できなかったであろう、一目見ただけで高価だと解るシステムキッチンを。
ついでにウォシュレット付きのトイレだったりお洒落な洗面台だったりお風呂だったりもデザインを選んだ。
で、またマルガリータに抱きしめられて魔力を吸い取られ、ぐったりとソファに横になった辺りで、洞窟内には似合わないキラキラ輝くような台所と他が出来上がったのだった。
わたしの服とかマルガリータの肉体の復活?
そんなの後回しである。
わたしは彼の視線の先を追って回り込む。名無しの権兵衛さんは、少しだけきょとんとしたような目でわたしを見下ろした後、首を傾げる。
「きっかけ?」
「そう。わたしだって、ちょっとずつ思い出してるんですよ! こうして生まれ変わっても、ほとんど前世のことなんか覚えてなかったけど」
「生まれ変わって?」
さらに彼の目に深い疑問の色が浮かぶ。
そう、前世の記憶がないという意味で、そして少しずつ思い出しているという意味でも、わたしが彼の先輩である。静香パイセンと呼ぶ権利を彼にあげたい。
「わたし、死んで生まれ変わったんです。この、角の生えた可愛い女の子に。しかも、わたしって今は竜の神様らしいんです。凄くないですか!?」
「え、ああ……」
そこで彼は低く唸り、そっとわたしから目をそらした。何その、気まずそうな表情。変な人間に会ってしまったなあ、という感情が透けて見える。
「ま、ここは夢ですから何でもありですよね」
慌ててわたしは軌道修正を図る。「っていうか、きっと、生まれ変わって記憶を持っているということは、何かやり残したことがあってそれが気になってるってことじゃないかなって思うんです。だから新しい人生でそれをやりたいって思う。それがない……記憶が全然ないってことは、思い残しとか何もないのかも?」
「思い残しもない……」
そこで、彼は目を細めて何か考え込んだ。
苦しんでいるような、眉間に刻まれた皺とかも魅力的に感じるって何だろう。目の前にいる彼の顔立ちは、日本に暮らしていたらごく一般的なもののそれなんだろうけど。
「思い残しがなかったのかどうかさえ、解らない」
彼は両手で頭を抱え、小さく呻く。「ここは何だ? 俺は死んだのか? だからここにいる?」
彼の声は掠れている。わたしに問いかけているわけじゃなくて、自問自答だろう。彼はやがて視線を上に上げ、少しずつ色を失っていく瞳を見せた。それが酷く頼りなく見えて、わたしは彼の意識をこちらに向けるための言葉を探した。
「ええと。ところで、この扉って何なんでしょうね?」
でも。
彼の視線はわたしに向けられることがない。
いつの間にかわたしは手を握り締めていて、爪が手のひらに食い込む痛みに気づいてぼんやりと思う。
――夢の中でも痛みは感じる。
現実の世界みたいに。
わたしは彼のすぐそばに立ったまま、この違和感について考えこんでいた。
彼は何も言わず、わたしも何も言えない。
そしてわたしの口は幾度か彼に話しかけようとして断念する、ということを繰り返した後に――目を開いた。
気が付けば、わたしの顔の上に乗せていた料理本は床に滑り落ちていた。枕にしていた魔法書が硬くてとても枕としては及第点をあげられない、なんてことを考えながら身体を起こす。
いつの間にか辺りは暗くなりかけていた。太陽が差し込んでいた頭上の穴には、赤くて暗い色が広がっている。向かい側のソファには、マルガリータが眠り続けていて、たまにむにゃむにゃ言うのも聞こえる。
わたしはもう一度、ソファに横になりながら空を見上げた。
目が、覚めてしまった。
夢の世界から弾き飛ばされた。
あの不思議な空間から。
ここはファンタジー世界だ。骸骨が喋るし、わたしだって人間じゃない。
だったら、夢の中のあの男性ももしかしたら実在しているのかもしれない。夢だと思わせておいて、あの扉だらけの世界はこの世界とつながっているんじゃないか。
だったら、また会えるんだろうか。
何だろう、胸がきゅっと苦しさを訴える。
わたしは身体を丸めるように、ソファに縮こまって目を閉じた。
「唐揚げが食べたいんです、マルちゃん」
翌朝、時計なんてものがないから時間は解らないけれど、かなりの早朝だと思える時間にわたしは目を覚ました。早朝だと解ったのは、頭上の太陽の光が夜更けとは違う赤みを帯びた白だったから。空気も少しだけ冷えているけれど、これは洞窟ということを考えると暖かいのかもしれない。
一晩休んだお蔭で見事に爽やかなお目覚め、といった感じ。
新しい朝が来たとかいう歌があったような気がするが、まさにあんなノリ。
昨日は少しだけ疲れたけれど、今は完全回復して空も飛べそうな勢いにまでテンションも上がっている。
――ん? 竜ってことは飛べるのか?
後で機会があったら試してみよう。
「何ですか、いきなり」
マルガリータはソファの上で身体をぽきぽきと鳴らしながら立ち上がり、ストレッチらしき動きをしていたところだった。
わたしはソファの上に立ち上がり、拳を握りしめて熱く語ることにする。
「わたし、唐揚げにはこだわりがあります! 味付けも試行錯誤して自分で作っていた記憶があります! っていうか、今思い出しました!」
「おお」
「だからね、マルちゃん! こうして生まれ変わったからには、どうしても心残りを解消したいと思うのです! どうしてもどうしても、忘れられないんです。他の何を忘れたとしても、あの地面に転がった唐揚げ弁当だけは」
「解りました、一肌脱ぎましょう!」
最後までわたしの話を聞いて欲しいよ、マルちゃん。
唐揚げに対する愛は、生まれ変わった今もこの胸を焦がしているんだ。それについて小一時間語っても許されると思う。そうだ、語らせてください。
っていうか、一肌脱ぐと言われても――とわたしはマルガリータの身体を見つめたが、彼女は全く気にした様子もなく足早に書庫へと続く扉へと足を向けている。
何をするんだろうと彼女の後を追うと、開いた書庫の中に入ってからわたしに視線を投げ、うきうきした様子でこう話しかけてくる。
「どんな台所を作りましょうか? 神殿内の改造は何でも許されるんです。シルフィア様のご希望を全て叶えたものを作ってご覧に入れます!」
「えっマジで!?」
素でそう問いかけてしまうわたしである。
マルガリータはぶつぶつと何か書庫に向かって呟くと、また棚が大移動を始める。本やら薄い本(と呼んだら誤解を招きそうだ)が次々に近くに集まり、その中の一冊を彼女は抜き取ってページを開く。
「シルフィア様の転生前の世界のカタログを集めてみました。きっと、シルフィア様も使い慣れている形状のキッチンの方が使いやすいでしょうし、イメージしやすいでしょう。台所もそうですが、洗面所だったりお風呂だったりもご希望のカタログからお選びください。わたし、頑張って作ります!」
「凄い!」
わたしは純粋に驚いて、思わず両手をぱちぱちと叩いて鳴らす。
しかしまあ……。
わたしはつい、ごつごつした岩肌に囲まれた空間を思い出して、そこに最新式のシステムキッチンだけがぽつんと出現しても似合わないなと考えてしまうけれど。
住めば都、という言葉がある。
衣食住、どれを優先すべきかと考えたら間違いなくこう答えるだろう。
食!
人間、美味しいものを食べていれば幸せなのだ!
マルガリータが次々に差し出してくるカタログをめくりながら、わたしは厳選に厳選を重ねて選び出す。前世ではとても導入できなかったであろう、一目見ただけで高価だと解るシステムキッチンを。
ついでにウォシュレット付きのトイレだったりお洒落な洗面台だったりお風呂だったりもデザインを選んだ。
で、またマルガリータに抱きしめられて魔力を吸い取られ、ぐったりとソファに横になった辺りで、洞窟内には似合わないキラキラ輝くような台所と他が出来上がったのだった。
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