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第27話 扉をちゃんと見極めてから
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「そうか! 醤油がなければそれだけ魔力で作ればいいんじゃない!?」
ガスコンロの前、小さな鍋で唐揚げを揚げている時、それは天啓のようにわたしの頭の中に舞い降りた。ウェディングベルが鳴っているかのような晴れやかさと、長年の悩みが解消した時のすっきり感が同時にやってくる。
「え?」
隣でわたしの手元を見下ろしていたお兄さんが、困惑したように声を上げる。ちなみに今のわたし、踏み台を魔法で作りだしてそこに乗っている。だから、視点がお兄さんと近いというのも嬉しい。
「ほら、パンがなければケーキを食べればいい戦法です! あれ、違うか!?」
「う、うん?」
「まあ、そんなのは些細なことです。誤差の範囲!」
わたしは冷めやらぬ興奮状態のまま、熱く語る。
生まれ変わった先の世界で、唐揚げを再現しようとしていること、でも醤油とか味噌とかが売っていない世界だからフライドチキンもどきにしかならなかったこと。
わたしは唐揚げもハンバーグもパスタもパンも好き。でも、やっぱり日本人だから基本的に和食が好きだし、すき焼きとか肉じゃがを作りたいけど白滝がないっていうことも、蒟蒻やはんぺんへの愛、さらに豆腐や竹輪とか練り物とかの話までいくと――おでんが作りたくなってきた。
おでんには大根と卵と白滝とちくわぶ。これは外せない。牛すじを入れられる家庭はブルジョアである。
……あれ、何の話をしてたっけ?
そう、唐揚げである。
食材が全部魔力で作った料理が間抜けな味をしているのは仕方ない。だったら、手に入る食材だけはそのままに、欲しい調味料だけ魔力で作り出せば人生勝ち組のような気がする。人生か?
「楽しそうな生活してるんだね」
お兄さんは最初会った時と比べてよく笑うようになった。やっぱり子供好きなんだろうか、それとも根っから誰にでも優しいタイプなんだろうか。
「楽しいですよ? 魔法とかがある世界って凄いですよね! 洋服も家具も、全部手作りなんです。これがDIYってやつですよね? これがスローライフってやつなんです、きっと!」
「そっか」
お兄さんの肩が震えている。
楽しそうで何より。
二度揚げしてカリカリの衣、中はジューシーに出来上がった唐揚げを皿に山盛りにしてテーブルに置くと、お兄さんがわたしの両脇の下を持って椅子に座らせてくれる。くそう、女扱いされない身体、悔しい! もっと育ってさえいれば!
でもまあ、椅子に座って唐揚げを目の前にするとどうでもよくなるのだが。
お兄さんはどこからか小皿と箸を出してくれて、一緒に両手を合わせて「いただきます」をする。
やだ何これ、同棲してるみたいじゃない?
兄と妹? 父親と娘? いやいやいや、認めないし!
「美味しいよ」
早速食べてくれたお兄さんが、そわそわしつつ反応を待っていたわたしにそう一言。そして次の唐揚げに箸を伸ばす。お世辞じゃない言葉だというのは、彼の表情で察することができた。
負けじとわたしも唐揚げを食べて、ふにゃりと笑う。やっぱり、魔力食材なだけに残念な感じはあったけれど、それでも、妙に美味しく感じたのは何故なのか。
「……静香ちゃんと一緒の世界に生まれ変わっていたら、俺も楽しかっただろうな。明るいし、元気だし」
唐突にお兄さんがそう言って、わたしはふと我に返る。
わたしが首を傾げていると、彼は小さく苦笑した。
「静香ちゃんって身体は子供だけど、中身は……大人の思考してるよね」
大人と発音する前に一瞬の間があったのは気にしない。
「料理のこととか、子供だったらここまで熱く語れないし作れない。意識はもっと大人なんだろう?」
「えー、はい」
それは確かに認めよう。「意識的には成人済みなんですけどね」
「だよね。だから会話も楽しいよ」
ふお!? 何これ、お兄さんのデレ期ですか!? 目元が緩んでるのがたまらないんですけど!
わたしが思わず硬直していると、何故かお兄さんは嬉しそうに声を上げて笑った。
「俺は自分がいるこの世界のことをよく解らないけれど、多分……生まれ変わる前の一歩手前なんだと思い始めてる。現実の俺は何らかの理由で死んで、次の人生への扉が無数にある場所に飛ばされたんだ。転生先が選べる場所、ここに」
そう言った彼は、台所にあった窓に目をやった。
その窓からは、広い草原と無数の扉が見えている。
「静香ちゃんは生まれ変わる瞬間の記憶ってないの? こういう扉だらけの場所で、進む道を選んだ記憶」
「えー、ないですね。気が付いたら生まれ変わってたというか、もしかしたら忘れてるだけかもしれないけど」
「そうか……」
眉間に皺を寄せたお兄さんの前で、窓の向こう側にあった扉の一つに亀裂が入った。地面の方から上の方へ、大きなひび割れ、そして細かな亀裂が無数に散った後。その扉は甲高い音を立てながら崩れ、まるで塵のようになって空気に乗って消えた。
「あんなふうに壊れる扉もある」
「え……?」
わたしも彼と同じように、眉間に皺を寄せただろう。
壊れた扉が意味するものって何だろう。何の意味もない? それとも、新しい扉が生まれているだけってことだろうか。
「でも、あの扉のどれかが、静香ちゃんがいる世界につながってるのかもしれない」
「え、ああ、そうか」
ふと、そこで考えてしまう。
この夢の世界では、お兄さんが大人だから……自分の身体が子供なのがちょっと悔しいような残念なような気がしていた。早く大人になりたいとも思っていたけれど。
でも、もしもお兄さんがあのどれかの扉を選んで生まれ変わったとしたら。
そうしたらきっと、当然のことだけど赤ちゃんからスタートだ。
それが生まれ変わるってことだろう。新しい人生が始まるってことだ。もしかしたらここでの記憶も消えてしまうのかもしれない。
それでも。
「夢の世界じゃなくて、現実に会えたらいいでしょうね……。そうしたら、実際に唐揚げ作って食べてもらうのに」
なんてことを言いながら。
あれだけある扉の中から、わたしが生まれ変わった世界にお兄さんがくる確率はほぼないんだろうなあ、とも考えてしまう。
そうしたら、もう夢を見るたびにこうして会うこともなくなる。
二度と会えなくなる。
だったら、ずっとこのままでもいい? どこにもいかず、この小さな家で暮らしていけばいい?
いや、よくない。
お兄さんの立場になって考えなきゃ駄目だ。
こんなところで独りきりなんて絶対に寂しいはずだから。新しい出会いも、どんな可能性も生まれはしないんだ。
「壊れる扉って何だろうとも思うよ」
「え?」
「ただ単に、その世界へつながる道が消えるだけなのか。それとも、その世界が壊れる……滅亡するっていう意味なのか、とか。色々考える」
「うう」
わたしは思わず低く唸る。
お兄さんはどうやら、色々考えてしまう質らしい。悪いこともいいことも含めて悩んで、結局動けなくなるタイプだろうか。
「でもどちらにしろ、いつか俺はここから出て行くんだろうね。どれかの扉を開けるんだと思う」
「……うん」
「それが静香ちゃんの世界につながっているといいね」
そう言ってわたしを見つめるお兄さんの表情は優しいけれど、わたしの心の中は複雑だった。そんなの、無理じゃないかな、って思うから。
扉の見分け方ってあるんだろうか。
わたしが暮らしているあの世界にお兄さんを呼び込む方法は?
わたしがじっと考え込んでいると、お兄さんが我に返ったように頭を掻いた。
「まあ、しばらくはどこにも行かないと思うけどね。扉をちゃんと見極めてから開けるつもりだし」
「うん」
わたしは何とか微笑んで見せると、続けてこうお願いした。「もしも扉を開けるつもりになったら、その前に教えて欲しいんですけど。夢を見たら誰もいない……ってことになったら、寂しいかな」
「ああ、もちろん」
お兄さんはわたしの言葉に頷いてくれたけれど。
その後に続いた言葉に胸の奥が痛むことになる。
「お別れの言葉はちゃんと言うつもりだよ」
――お別れ。
それがやがてくる未来として確定なのかもしれないけれど。
やっぱり、つらかった。
ガスコンロの前、小さな鍋で唐揚げを揚げている時、それは天啓のようにわたしの頭の中に舞い降りた。ウェディングベルが鳴っているかのような晴れやかさと、長年の悩みが解消した時のすっきり感が同時にやってくる。
「え?」
隣でわたしの手元を見下ろしていたお兄さんが、困惑したように声を上げる。ちなみに今のわたし、踏み台を魔法で作りだしてそこに乗っている。だから、視点がお兄さんと近いというのも嬉しい。
「ほら、パンがなければケーキを食べればいい戦法です! あれ、違うか!?」
「う、うん?」
「まあ、そんなのは些細なことです。誤差の範囲!」
わたしは冷めやらぬ興奮状態のまま、熱く語る。
生まれ変わった先の世界で、唐揚げを再現しようとしていること、でも醤油とか味噌とかが売っていない世界だからフライドチキンもどきにしかならなかったこと。
わたしは唐揚げもハンバーグもパスタもパンも好き。でも、やっぱり日本人だから基本的に和食が好きだし、すき焼きとか肉じゃがを作りたいけど白滝がないっていうことも、蒟蒻やはんぺんへの愛、さらに豆腐や竹輪とか練り物とかの話までいくと――おでんが作りたくなってきた。
おでんには大根と卵と白滝とちくわぶ。これは外せない。牛すじを入れられる家庭はブルジョアである。
……あれ、何の話をしてたっけ?
そう、唐揚げである。
食材が全部魔力で作った料理が間抜けな味をしているのは仕方ない。だったら、手に入る食材だけはそのままに、欲しい調味料だけ魔力で作り出せば人生勝ち組のような気がする。人生か?
「楽しそうな生活してるんだね」
お兄さんは最初会った時と比べてよく笑うようになった。やっぱり子供好きなんだろうか、それとも根っから誰にでも優しいタイプなんだろうか。
「楽しいですよ? 魔法とかがある世界って凄いですよね! 洋服も家具も、全部手作りなんです。これがDIYってやつですよね? これがスローライフってやつなんです、きっと!」
「そっか」
お兄さんの肩が震えている。
楽しそうで何より。
二度揚げしてカリカリの衣、中はジューシーに出来上がった唐揚げを皿に山盛りにしてテーブルに置くと、お兄さんがわたしの両脇の下を持って椅子に座らせてくれる。くそう、女扱いされない身体、悔しい! もっと育ってさえいれば!
でもまあ、椅子に座って唐揚げを目の前にするとどうでもよくなるのだが。
お兄さんはどこからか小皿と箸を出してくれて、一緒に両手を合わせて「いただきます」をする。
やだ何これ、同棲してるみたいじゃない?
兄と妹? 父親と娘? いやいやいや、認めないし!
「美味しいよ」
早速食べてくれたお兄さんが、そわそわしつつ反応を待っていたわたしにそう一言。そして次の唐揚げに箸を伸ばす。お世辞じゃない言葉だというのは、彼の表情で察することができた。
負けじとわたしも唐揚げを食べて、ふにゃりと笑う。やっぱり、魔力食材なだけに残念な感じはあったけれど、それでも、妙に美味しく感じたのは何故なのか。
「……静香ちゃんと一緒の世界に生まれ変わっていたら、俺も楽しかっただろうな。明るいし、元気だし」
唐突にお兄さんがそう言って、わたしはふと我に返る。
わたしが首を傾げていると、彼は小さく苦笑した。
「静香ちゃんって身体は子供だけど、中身は……大人の思考してるよね」
大人と発音する前に一瞬の間があったのは気にしない。
「料理のこととか、子供だったらここまで熱く語れないし作れない。意識はもっと大人なんだろう?」
「えー、はい」
それは確かに認めよう。「意識的には成人済みなんですけどね」
「だよね。だから会話も楽しいよ」
ふお!? 何これ、お兄さんのデレ期ですか!? 目元が緩んでるのがたまらないんですけど!
わたしが思わず硬直していると、何故かお兄さんは嬉しそうに声を上げて笑った。
「俺は自分がいるこの世界のことをよく解らないけれど、多分……生まれ変わる前の一歩手前なんだと思い始めてる。現実の俺は何らかの理由で死んで、次の人生への扉が無数にある場所に飛ばされたんだ。転生先が選べる場所、ここに」
そう言った彼は、台所にあった窓に目をやった。
その窓からは、広い草原と無数の扉が見えている。
「静香ちゃんは生まれ変わる瞬間の記憶ってないの? こういう扉だらけの場所で、進む道を選んだ記憶」
「えー、ないですね。気が付いたら生まれ変わってたというか、もしかしたら忘れてるだけかもしれないけど」
「そうか……」
眉間に皺を寄せたお兄さんの前で、窓の向こう側にあった扉の一つに亀裂が入った。地面の方から上の方へ、大きなひび割れ、そして細かな亀裂が無数に散った後。その扉は甲高い音を立てながら崩れ、まるで塵のようになって空気に乗って消えた。
「あんなふうに壊れる扉もある」
「え……?」
わたしも彼と同じように、眉間に皺を寄せただろう。
壊れた扉が意味するものって何だろう。何の意味もない? それとも、新しい扉が生まれているだけってことだろうか。
「でも、あの扉のどれかが、静香ちゃんがいる世界につながってるのかもしれない」
「え、ああ、そうか」
ふと、そこで考えてしまう。
この夢の世界では、お兄さんが大人だから……自分の身体が子供なのがちょっと悔しいような残念なような気がしていた。早く大人になりたいとも思っていたけれど。
でも、もしもお兄さんがあのどれかの扉を選んで生まれ変わったとしたら。
そうしたらきっと、当然のことだけど赤ちゃんからスタートだ。
それが生まれ変わるってことだろう。新しい人生が始まるってことだ。もしかしたらここでの記憶も消えてしまうのかもしれない。
それでも。
「夢の世界じゃなくて、現実に会えたらいいでしょうね……。そうしたら、実際に唐揚げ作って食べてもらうのに」
なんてことを言いながら。
あれだけある扉の中から、わたしが生まれ変わった世界にお兄さんがくる確率はほぼないんだろうなあ、とも考えてしまう。
そうしたら、もう夢を見るたびにこうして会うこともなくなる。
二度と会えなくなる。
だったら、ずっとこのままでもいい? どこにもいかず、この小さな家で暮らしていけばいい?
いや、よくない。
お兄さんの立場になって考えなきゃ駄目だ。
こんなところで独りきりなんて絶対に寂しいはずだから。新しい出会いも、どんな可能性も生まれはしないんだ。
「壊れる扉って何だろうとも思うよ」
「え?」
「ただ単に、その世界へつながる道が消えるだけなのか。それとも、その世界が壊れる……滅亡するっていう意味なのか、とか。色々考える」
「うう」
わたしは思わず低く唸る。
お兄さんはどうやら、色々考えてしまう質らしい。悪いこともいいことも含めて悩んで、結局動けなくなるタイプだろうか。
「でもどちらにしろ、いつか俺はここから出て行くんだろうね。どれかの扉を開けるんだと思う」
「……うん」
「それが静香ちゃんの世界につながっているといいね」
そう言ってわたしを見つめるお兄さんの表情は優しいけれど、わたしの心の中は複雑だった。そんなの、無理じゃないかな、って思うから。
扉の見分け方ってあるんだろうか。
わたしが暮らしているあの世界にお兄さんを呼び込む方法は?
わたしがじっと考え込んでいると、お兄さんが我に返ったように頭を掻いた。
「まあ、しばらくはどこにも行かないと思うけどね。扉をちゃんと見極めてから開けるつもりだし」
「うん」
わたしは何とか微笑んで見せると、続けてこうお願いした。「もしも扉を開けるつもりになったら、その前に教えて欲しいんですけど。夢を見たら誰もいない……ってことになったら、寂しいかな」
「ああ、もちろん」
お兄さんはわたしの言葉に頷いてくれたけれど。
その後に続いた言葉に胸の奥が痛むことになる。
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