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第55話 盗賊襲来
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とりあえず、ヴェロニカを宥めてその後は久しぶりの神殿内で食事、お風呂。やっぱり自宅って最高と思うのは、他人に気を遣うことも遣われることもないからだろう。
そして寝る前にちょっとだけ読書を……と思ったら、書庫へつながる扉がなかった。そう言えば、エディットのお屋敷に『置いて』きてしまったか、と肩を落とすのをマルガリータに見られていたのだろう。気が付いたら魔法が発動、白骨化マルガリータが地面に倒れ、書庫の扉が洞窟内に出現してました。
「あのさ、マルちゃん」
わたしは彼女の後頭部を見下ろし、そっとその場にしゃがみこんで言った。「前も言ったけど、無理しないで。魔力を温存して、早く人間の姿になって」
「うふふふふ」
マルガリータはうつ伏せでその場に寝転がりながら、怪しく身体を震わせる。さらに彼女の右手がわきわきと動き、頑丈そうな指先が地面を掻いた。
ダイイングメッセージみたいに描かれたものは、ハートマーク。
全く意味が解らない。
そして寝る前にわたしが寝室に持ち込んだ本は、プロレス技をイラストで教えてくれるものだった。
いや、何となく、ね? ふと思ってしまったんだよね。
道を誤りそうになったらヴェロニカを殴ってでもとめると約束したけれど、わたしは前世を含めて誰かを殴ったことなどない。小学生の頃、友達の腕に叩きつけた渾身の『しっぺ』は抜きにして、暴力的なことは一度もしたことなかった。
女の子でも簡単に使える上に格好いい技があったら、使うにしろ使わないにしろ、ちょっと覚えておこうと思って本を開いたのだけど。
凄い、色々ありすぎてどうしたらいいのか解らない。
わたしは最初の目的を忘れて色々な技の図解に見入っていた。それから、それに添えられた説明文を熟読。
ヴェロニカを押さえつける方法を探そうという最初の目論見から逸脱し、そして最終的に考えたことは。
万が一、フェル何とかさんがわたしをヤバい意味で襲ってきそうになったら、ドロップキックをかませばいいんじゃないか、と考えるまでになった。だってあの目つき、尋常じゃなかったよ。男はみんな狼だって誰か偉い人が言ってたけど、多分ああいう人のことを言うんだ。隙を見せたら何をされるか解らない。
そう、何かが起きてからでは遅い。自分の身は自分で守らねばならない。
それに相手は人間じゃないから、ちょっと激しく戦ったとしても怪我はしないと思う。思うよ?
ふとそこで、わたしの視線がとあるページでとまる。
これこれ、シャイニング・ウィザードって格好よくない!?
何かこれ、技を繰り出す前にラブポーズってのを取るらしいよ? 手を狐の形にしてその鼻先にキス――からの、飛び蹴り、みたいな?
しかも、シャイニング・ウィザードの別名は『閃光魔術』だって。日本にも魔術は存在したんだ! 何という発見! 生きているうちに知りたかった! え、知りたかったかなあ?
でも、フェルディナントさんへの攻撃はこれでいいかな。派手だし忘れられないし、しっかりやり方を覚えておこう。
っていうか、練習をしないと――。
なんて馬鹿なことを考えながらベッドに横になって本を読んでいたら。
そのまま寝落ちしました。
瞼が落ちる瞬間に、お兄さんと夢の中で会えるかも……なんて微かに思い浮かんだけど、気が付いたら朝だった。何で? そろそろお兄さん成分がわたしの体内から消えていくよ?
そして翌朝。
「アコーディオンとかその他もろもろ、さっさと納品したら移動しましょう」
元気いっぱいに復活しているマルガリータは、早朝からばんばん魔法を使って荷馬車の中に色々積んでいってくれる。
いや、だから魔力の温存を――と言っても彼女の耳は竹輪でできているのかもしれない。全て聞き流されている。
わたしだって荷物を運ぶくらいできるのに、と思いながら醤油入りの瓶を作ったり、アコーディオンの他にもタンバリンとかマラカスとか作ったり。
今日も唐揚げたっぷりのお弁当を作って荷馬車に持ち込んで。
新しく売れそうなものを考える。
ハーモニカはどうだろう、いやあれはクロマチックハーモニカ以外はキーの問題――C調とかA調とかAマイナーとか、弾きたい曲に合わせて種類を集めなくてはいけないとか――が出てくるから販売は難しそう、とか。
鍵盤ハーモニカはどうだ、いやあれもホースの部分は消耗品だし、販売後のアフターケアが必要だよな、とか。
色々と悩みながら荷馬車の荷台の中でうんうん唸っていると、いつの間にかトルデル商会に到着していたみたいだった。
あっという間の移動だったのは、またマルガリータの魔法が頑張ってくれたということらしい。全くもう、どうしてそんなに魔力を使うのか。
「とりあえず、ヴェロニカの実家に向かいましょう」
わたしがトルデル商会の窓口から帰ってくるとすぐ、マルガリータがそう声をかけてきた。
トルデル商会の本社――事務局のある大きな建物の待合室。
持ち込んだ商品をいかに高く売りつけるかとわたしが頑張っている間、マルガリータは椅子に座ってずっと待っていてくれた。まあ、魔力を使いすぎていると思われる彼女を無理やり休ませておいたとも言う。
「そうだねー。エディットたちが気になるけど……まあ、時間に余裕があったらここまで帰ってくればいいか」
わたしはそう言いながら建物の外に出る。
目の前にあるのは相変わらず賑やかな街だ。大通りを行き来する人たちの様子は、日に日に活気を取り戻しているようだった。見覚えのない新しい店も増えているし、野菜を売ってる店なんかには、以前は見かけなかった色つやのいい新鮮な食材が並ぶ。
つい、そこで果物を買い込んでから、わたしたちは街の外へと出た。
「この辺りはまだ魔力が足りてない感じかなあ」
馬車の轍が目立つ道を進んでいくと、また新しい森が目の前に現われる。元気のない色の薄い葉っぱがまばらに生い茂るせいで、森の中が明るく感じる。枯れた葉っぱが覆いつくす地面、乾いた風の通る道。
またヴェロニカに歌ってもらうか……。
わたしが荷台から顔を覗かせてそんな地面と森を交互に見ていると。
遠くから馬の嘶きと、急いで走ってくるような足音が聞こえてきたことに気づく。
「あらあ」
御者台から困ったように笑い声を立てたマルガリータが手綱を引いて、荷馬車をその場にとめた。「招かざる客というやつでしょうかねえ」
彼女はゆっくりと御者台から降りて、腰に下げた剣の柄に手をかけた。
わたしとヴェロニカも続いて荷台から降りると、マルガリータがこちらを振り向かずに言った。
「ここはわたしが何とかします。シルフィア様たちは荷台の中で」
その言葉が言い終わる頃には、荷馬車が向かおうとしていた森の奥へと続く道から、複数の馬が姿を見せていた。その背中にはそれぞれ男性が乗っていて、薄汚れた服を身に着けている。
「こんな場所にいい鴨がいるねえ」
彼らの先頭を走っていた男性が馬の手綱を引いてその歩調を緩め、低く言う。「まさか、女だけか。これはこれは好都合」
敵の人数は十人くらいだろうか。
彼らは剣や弓といったもので武装しているけれど、マルガリータみたいに甲冑に身を包んでいるわけではない。その辺にいそうな一般人の服装だし、明らかに鍛えていないだろう細身の身体の男もいる。もちろん、腕力が自慢そうな奴が先頭に立っているわけだけれど。
そんな彼らが纏う雰囲気は友好さの欠片もなく、敵意だけしか存在しない。
荷台の中に逃げ込むのが遅れたわたしたち二人に、男たちの視線が集中した。
「そっちの女は若いし売れる」
目の前にいるのが若い奴らばかりということもあって、女しかいないこちらに向ける視線はどこか楽しんでいる様子もあった。こちらを侮っているのが明白で、脅せば何とかなると考えているのが透けて見える。
「護衛も女か。甲冑、脱がしてみてえなあ」
続いて下卑た笑い声が森の中に響いたけれど、彼らのうちの一人が少しだけ切実な声でそれを遮った。
「それより食い物だ。持っているなら出してもらおう」
「そうだそうだ。まずは食い物」
……なるほど。
いわゆる、難民からの盗賊に職種変更、ってやつだろうか。
簡単に予想がつく過去の光景。
わたしはつい眉間に皺を寄せて低く唸る。
そして、マルガリータがゆっくりと剣を抜いて笑った。その仕草はもの凄く美しく思えた。余裕のある者の特権というべきか、強者の証。
「土下座してお願いしたら考えてあげてもいいですけどお?」
そんな彼女の台詞は男たちの神経を逆なでしたようだった。
「何?」
「自分の立場解ってんのか!?」
一気にその場の空気が怒気をはらむ。
そしてわたしはと言えば。
「今こそ、シャイニング・ウィザードの出番ではなかろうか」
そんなことを思いついて、昨夜読んだばかりの本の内容を頭に思い浮かべていた。
そして寝る前にちょっとだけ読書を……と思ったら、書庫へつながる扉がなかった。そう言えば、エディットのお屋敷に『置いて』きてしまったか、と肩を落とすのをマルガリータに見られていたのだろう。気が付いたら魔法が発動、白骨化マルガリータが地面に倒れ、書庫の扉が洞窟内に出現してました。
「あのさ、マルちゃん」
わたしは彼女の後頭部を見下ろし、そっとその場にしゃがみこんで言った。「前も言ったけど、無理しないで。魔力を温存して、早く人間の姿になって」
「うふふふふ」
マルガリータはうつ伏せでその場に寝転がりながら、怪しく身体を震わせる。さらに彼女の右手がわきわきと動き、頑丈そうな指先が地面を掻いた。
ダイイングメッセージみたいに描かれたものは、ハートマーク。
全く意味が解らない。
そして寝る前にわたしが寝室に持ち込んだ本は、プロレス技をイラストで教えてくれるものだった。
いや、何となく、ね? ふと思ってしまったんだよね。
道を誤りそうになったらヴェロニカを殴ってでもとめると約束したけれど、わたしは前世を含めて誰かを殴ったことなどない。小学生の頃、友達の腕に叩きつけた渾身の『しっぺ』は抜きにして、暴力的なことは一度もしたことなかった。
女の子でも簡単に使える上に格好いい技があったら、使うにしろ使わないにしろ、ちょっと覚えておこうと思って本を開いたのだけど。
凄い、色々ありすぎてどうしたらいいのか解らない。
わたしは最初の目的を忘れて色々な技の図解に見入っていた。それから、それに添えられた説明文を熟読。
ヴェロニカを押さえつける方法を探そうという最初の目論見から逸脱し、そして最終的に考えたことは。
万が一、フェル何とかさんがわたしをヤバい意味で襲ってきそうになったら、ドロップキックをかませばいいんじゃないか、と考えるまでになった。だってあの目つき、尋常じゃなかったよ。男はみんな狼だって誰か偉い人が言ってたけど、多分ああいう人のことを言うんだ。隙を見せたら何をされるか解らない。
そう、何かが起きてからでは遅い。自分の身は自分で守らねばならない。
それに相手は人間じゃないから、ちょっと激しく戦ったとしても怪我はしないと思う。思うよ?
ふとそこで、わたしの視線がとあるページでとまる。
これこれ、シャイニング・ウィザードって格好よくない!?
何かこれ、技を繰り出す前にラブポーズってのを取るらしいよ? 手を狐の形にしてその鼻先にキス――からの、飛び蹴り、みたいな?
しかも、シャイニング・ウィザードの別名は『閃光魔術』だって。日本にも魔術は存在したんだ! 何という発見! 生きているうちに知りたかった! え、知りたかったかなあ?
でも、フェルディナントさんへの攻撃はこれでいいかな。派手だし忘れられないし、しっかりやり方を覚えておこう。
っていうか、練習をしないと――。
なんて馬鹿なことを考えながらベッドに横になって本を読んでいたら。
そのまま寝落ちしました。
瞼が落ちる瞬間に、お兄さんと夢の中で会えるかも……なんて微かに思い浮かんだけど、気が付いたら朝だった。何で? そろそろお兄さん成分がわたしの体内から消えていくよ?
そして翌朝。
「アコーディオンとかその他もろもろ、さっさと納品したら移動しましょう」
元気いっぱいに復活しているマルガリータは、早朝からばんばん魔法を使って荷馬車の中に色々積んでいってくれる。
いや、だから魔力の温存を――と言っても彼女の耳は竹輪でできているのかもしれない。全て聞き流されている。
わたしだって荷物を運ぶくらいできるのに、と思いながら醤油入りの瓶を作ったり、アコーディオンの他にもタンバリンとかマラカスとか作ったり。
今日も唐揚げたっぷりのお弁当を作って荷馬車に持ち込んで。
新しく売れそうなものを考える。
ハーモニカはどうだろう、いやあれはクロマチックハーモニカ以外はキーの問題――C調とかA調とかAマイナーとか、弾きたい曲に合わせて種類を集めなくてはいけないとか――が出てくるから販売は難しそう、とか。
鍵盤ハーモニカはどうだ、いやあれもホースの部分は消耗品だし、販売後のアフターケアが必要だよな、とか。
色々と悩みながら荷馬車の荷台の中でうんうん唸っていると、いつの間にかトルデル商会に到着していたみたいだった。
あっという間の移動だったのは、またマルガリータの魔法が頑張ってくれたということらしい。全くもう、どうしてそんなに魔力を使うのか。
「とりあえず、ヴェロニカの実家に向かいましょう」
わたしがトルデル商会の窓口から帰ってくるとすぐ、マルガリータがそう声をかけてきた。
トルデル商会の本社――事務局のある大きな建物の待合室。
持ち込んだ商品をいかに高く売りつけるかとわたしが頑張っている間、マルガリータは椅子に座ってずっと待っていてくれた。まあ、魔力を使いすぎていると思われる彼女を無理やり休ませておいたとも言う。
「そうだねー。エディットたちが気になるけど……まあ、時間に余裕があったらここまで帰ってくればいいか」
わたしはそう言いながら建物の外に出る。
目の前にあるのは相変わらず賑やかな街だ。大通りを行き来する人たちの様子は、日に日に活気を取り戻しているようだった。見覚えのない新しい店も増えているし、野菜を売ってる店なんかには、以前は見かけなかった色つやのいい新鮮な食材が並ぶ。
つい、そこで果物を買い込んでから、わたしたちは街の外へと出た。
「この辺りはまだ魔力が足りてない感じかなあ」
馬車の轍が目立つ道を進んでいくと、また新しい森が目の前に現われる。元気のない色の薄い葉っぱがまばらに生い茂るせいで、森の中が明るく感じる。枯れた葉っぱが覆いつくす地面、乾いた風の通る道。
またヴェロニカに歌ってもらうか……。
わたしが荷台から顔を覗かせてそんな地面と森を交互に見ていると。
遠くから馬の嘶きと、急いで走ってくるような足音が聞こえてきたことに気づく。
「あらあ」
御者台から困ったように笑い声を立てたマルガリータが手綱を引いて、荷馬車をその場にとめた。「招かざる客というやつでしょうかねえ」
彼女はゆっくりと御者台から降りて、腰に下げた剣の柄に手をかけた。
わたしとヴェロニカも続いて荷台から降りると、マルガリータがこちらを振り向かずに言った。
「ここはわたしが何とかします。シルフィア様たちは荷台の中で」
その言葉が言い終わる頃には、荷馬車が向かおうとしていた森の奥へと続く道から、複数の馬が姿を見せていた。その背中にはそれぞれ男性が乗っていて、薄汚れた服を身に着けている。
「こんな場所にいい鴨がいるねえ」
彼らの先頭を走っていた男性が馬の手綱を引いてその歩調を緩め、低く言う。「まさか、女だけか。これはこれは好都合」
敵の人数は十人くらいだろうか。
彼らは剣や弓といったもので武装しているけれど、マルガリータみたいに甲冑に身を包んでいるわけではない。その辺にいそうな一般人の服装だし、明らかに鍛えていないだろう細身の身体の男もいる。もちろん、腕力が自慢そうな奴が先頭に立っているわけだけれど。
そんな彼らが纏う雰囲気は友好さの欠片もなく、敵意だけしか存在しない。
荷台の中に逃げ込むのが遅れたわたしたち二人に、男たちの視線が集中した。
「そっちの女は若いし売れる」
目の前にいるのが若い奴らばかりということもあって、女しかいないこちらに向ける視線はどこか楽しんでいる様子もあった。こちらを侮っているのが明白で、脅せば何とかなると考えているのが透けて見える。
「護衛も女か。甲冑、脱がしてみてえなあ」
続いて下卑た笑い声が森の中に響いたけれど、彼らのうちの一人が少しだけ切実な声でそれを遮った。
「それより食い物だ。持っているなら出してもらおう」
「そうだそうだ。まずは食い物」
……なるほど。
いわゆる、難民からの盗賊に職種変更、ってやつだろうか。
簡単に予想がつく過去の光景。
わたしはつい眉間に皺を寄せて低く唸る。
そして、マルガリータがゆっくりと剣を抜いて笑った。その仕草はもの凄く美しく思えた。余裕のある者の特権というべきか、強者の証。
「土下座してお願いしたら考えてあげてもいいですけどお?」
そんな彼女の台詞は男たちの神経を逆なでしたようだった。
「何?」
「自分の立場解ってんのか!?」
一気にその場の空気が怒気をはらむ。
そしてわたしはと言えば。
「今こそ、シャイニング・ウィザードの出番ではなかろうか」
そんなことを思いついて、昨夜読んだばかりの本の内容を頭に思い浮かべていた。
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