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最終話
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お兄ちゃんが私のことをずっと好きだった……?
にわかには信じられない言葉を聞いて混乱する。
「だから柚希のことを気持ち悪いだなんて思わないし、俺のことが好きだと言ってくれて嬉しい」
真っ直ぐ、視線を外さずに言葉を浴びせてくる。
私のことを好きだと言ってくれて凄く嬉しい!
だけど、それをどこまで信じていいか疑っている自分もいる。
そんな自分が嫌だとわかりつつも、私の口は勝手に動いていた。
「新島先輩は? お兄ちゃんの初恋は新島先輩だったって言ってたよね」
そう問いかけると、お兄ちゃんは困った様に頭を掻きながら答える。
「確かに楓は俺の初恋の女の子だ。でもそれは柚希以外での事なんだ」
「私以外で?」
首を傾げる私にお兄ちゃんは説明を始めた。
「ああ。さっきも言った通り、小さい頃から柚希の事を一人の女の子として好きだった。だけどそれは歳を重ねていく内に許されない恋なんだと知った。だから柚希以外の子を好きになろうと思った。けど、その時の俺は周りから孤立していたし、どこかで無理かもなって思いもあった」
孤立してしまった原因を作ってしまったのは私の所為だし、あの一件で余計にお兄ちゃんの事が好きになったんだっけ。
「そんな時、一人の女の子が俺に話しかけてくれた。周りからボッチだのヲタクだの言われてる俺に対して優しく接してくれた。その当時の俺は自ら人を避けていたけど、その女の子と話している間の空間は凄く居心地がよかったんだ。そういう事も重なって俺は始めて柚希以外の女の子を好きになった」
そう語ってくれたお兄ちゃんに対して、私は更に意地悪な質問をする。
「水瀬先輩の好意や、友華さんと沙月ちゃんに対してはどうなの?」
「こんな俺に好意を寄せてくれるのは凄く嬉しかったし、俺自身みんなに惹かれていってた」
そして深く息を吐き、申し訳無さそうな顔をする。
「だから皆とは付き合えないと伝える決意をするのに時間が掛かっちゃって申し訳ないと思ってる」
そう言うお兄ちゃんの顔は今にも泣きそうな顔をしてる。
こんなに辛そうな表情は見たこと無い。
そんなお兄ちゃんを見て、思わず口が動いてしまった。
「後悔……してる?」
そう問いかけるとお兄ちゃんは少し考える仕草をした後
「全く無いって言ったら嘘になるかな。こんな俺をあんなに好きになってくれる女の子なんてもう現れないだろうし……」
「だったら――」
「でも、事故とはいえ柚希の気持ちを聞けたから、やっぱり後悔は無いかな」
「お兄ちゃん……」
なんて言葉を発すればいいか悩んでいると、不意にお兄ちゃんに名前を呼ばれた。
「柚希」
「な、なに?」
「さっきも言ったけど、俺は柚希のことが好きだ」
「~~~~っ」
「だから今度は柚希の気持ちを聞かせてくれ。さっきみたいな勢いに任せてじゃなくて、ちゃんと俺の目を見て伝えて欲しい」
面と向かって好きだと言われ、顔が熱くなる。
でも、そうだよね。 さっきのは沙月ちゃんに対抗して勢いで言っちゃったし……。
お兄ちゃんがここまでしてくれたんだから私も自分の気持ちをちゃんと伝えないと!
「お、お兄ちゃん!」
「うん?」
優しく微笑み返してくる。
「私もお兄ちゃんが大好き! 小さい頃からずっとずっと大好きなの!」
言えた……やっと言えた!
「あ、あれ?」
感情が高ぶりすぎた所為か、いつの間にか涙が流れていた。
「ご、ごめんね、泣くつもりじゃ――っ!」
必死に涙を拭っていると、お兄ちゃんは優しく抱きしめてくれた。
「ありがとう柚希、俺も大好きだ」
「うん、私も大好きだよ」
やっと……やっと気持ちが通じ合えた。
小さい頃から大好きだったお兄ちゃん。
お兄ちゃんも私を好きでいてくれた。
だから私は――――
翌日、私とお兄ちゃんはグループの皆を集めた。
私達の事をきちんと話しておきたいと思ったからだ。
「ごめん皆、急に集まってもらって」
「別に構わねぇけどよ、佐藤が集合かけるって珍しいな」
「まぁ、きちんと中居達には話しておかなきゃいけないと思ったからさ」
「ふ~ん。で、話ってのは何だ?」
私の代わりにお兄ちゃんが中居先輩達との間に入ってくれた。
お兄ちゃんがこれまでの経緯を説明し、それに私が補足していく。
話が進むにつれて、先輩達の表情が険しくなる。
「――という事なんだ」
全てを話し終える。
反応は想像していた通りあまり明るくない。
田口先輩だけは「パないわー、まじパないわー」とテンションが高かった。
そんな中、中居先輩が険しい表情で口を開いた。
「なるほどな。大体の事情は分かった」
「ありがとう」
「んで? お前らはこれからどうすんだ? 兄妹で付き合うのか?」
付き合うという言葉に水瀬先輩が食いついた。
「付き合うなんておかしいよ! だって兄妹なんだよ? 誰も認めてくれないんだよ!」
「落ち着け水瀬、まだ佐藤の答えを聞いてねぇだろ」
「私は絶対に認めないから!」
そう言って水瀬先輩はそっぽを向いてしまった。
そんな水瀬先輩にお兄ちゃんは優しく声をかける。
「南が怒るのは無理もない。それに南が言ったように兄妹で付き合うのは色々難しいだろうな」
「だったら……なんで……」
「その事も含めて今から話すから聞いてくれないか?」
「…………わかった」
お兄ちゃんの説得で水瀬先輩が聞く姿勢になる。
ダメだなぁ私は……こんな時でもお兄ちゃんに頼りっぱなしだ。
「それじゃ、改めて聞いてくれ。さっき話した通り俺と柚希はお互いに異性として好きだ」
「わ、私はお兄ちゃんのことが好きなんです」
「俺も柚希のことが好きだ」
「だけど俺達は付き合わない!」
私とお兄ちゃんが一晩中話し合って出した結論がこれだ。
私達がどれだけお互いの事が好きであっても兄妹という現実は覆らない。
だけどお互いの気持ちを消すなんて事もできない。
「二人で話し合った結果、お互いに好きな人ができるまで仲良し兄妹でいようってなった」
私達の結論を聞いて、思案顔になる。
「ん? どういう事だ?」
「え? え? どゆこと?」
「好きどうしなのに付き合わない?」
先輩達の反応を見ると、私達が反対を押し切って付き合うんだと思ってた事がわかる。
実際、それができれば一番幸せなんだろうけど……。
「俺達は確かにお互いの事が好きだ。だけど兄妹だっていうのも勿論分かってる。もし俺達が皆の反対を押し切って付き合ったら絶対に両親を泣かせてしまう。それは嫌なんだ。だからお互いの気持ちを知った上で、これまで通り仲の良い兄妹でいようって結論になった」
水瀬先輩がホッとしたように呟く。
「そっか……」
そんな水瀬先輩の隣から厳しい表情の新島先輩が質問してきた。
「二人共それでいいの? せっかく両思いになれたのに後悔しない?」
お兄ちゃんではなく、私の目を見て言ってきた。
だから私も真っ直ぐ新島先輩を見据えてハッキリと答える。
「後悔なんてしません! これが私の答えですから!」
新島先輩は一瞬だけ驚いた顔を見せたが、すぐに嗜虐的な笑みを浮かべる。
「そう、なら良かったわ」
そう言うと新島先輩は立ち上がりお兄ちゃんの側まで近寄ると腕に抱きついた。
「な!? か、楓?」
「ちょ、新島先輩何してるんですか!」
私達の抗議を気にもとめない様子で言い返してくる。
「決まってるじゃない、誘惑してるのよ」
その言葉にその場の全員が固まった。
「二人はお互い好き同士ではあるけど恋人同士ではない。それに、どちらかに好きな人が出来たら終わりなんでしょ? なら、まだ私にもチャンスはあると思うんだけど」
うっ! 何も言い返せない。
「そっかぁ! なら私にもまだチャンスはあるんだね! 楓、今度は負けないからね~」
と言って今度は水瀬先輩が反対側に抱きついた。
まさかこんな展開になるなんて……と考えていたら以外な人物からも声が上がった。
「なら私も参加します! 前回は柚希ちゃんの応援だったけど、実は友也さんの事好きだったんですから!」
そう言いながら沙月ちゃんは私の目を見る。
沙月ちゃんには色々助けられたからなぁ……よし、覚悟を決めよう!
「分かりました、全員相手します! 皆さんがどれだけアプローチ掛けようがお兄ちゃんは渡しません!」
私のこの一言が切っ掛けで、お兄ちゃんを巡っての激しいアプローチ合戦が始まった。
それはとても楽しくて、幸せで――――こんな日常がいつまでも続くようにと密かに願った。
fin
にわかには信じられない言葉を聞いて混乱する。
「だから柚希のことを気持ち悪いだなんて思わないし、俺のことが好きだと言ってくれて嬉しい」
真っ直ぐ、視線を外さずに言葉を浴びせてくる。
私のことを好きだと言ってくれて凄く嬉しい!
だけど、それをどこまで信じていいか疑っている自分もいる。
そんな自分が嫌だとわかりつつも、私の口は勝手に動いていた。
「新島先輩は? お兄ちゃんの初恋は新島先輩だったって言ってたよね」
そう問いかけると、お兄ちゃんは困った様に頭を掻きながら答える。
「確かに楓は俺の初恋の女の子だ。でもそれは柚希以外での事なんだ」
「私以外で?」
首を傾げる私にお兄ちゃんは説明を始めた。
「ああ。さっきも言った通り、小さい頃から柚希の事を一人の女の子として好きだった。だけどそれは歳を重ねていく内に許されない恋なんだと知った。だから柚希以外の子を好きになろうと思った。けど、その時の俺は周りから孤立していたし、どこかで無理かもなって思いもあった」
孤立してしまった原因を作ってしまったのは私の所為だし、あの一件で余計にお兄ちゃんの事が好きになったんだっけ。
「そんな時、一人の女の子が俺に話しかけてくれた。周りからボッチだのヲタクだの言われてる俺に対して優しく接してくれた。その当時の俺は自ら人を避けていたけど、その女の子と話している間の空間は凄く居心地がよかったんだ。そういう事も重なって俺は始めて柚希以外の女の子を好きになった」
そう語ってくれたお兄ちゃんに対して、私は更に意地悪な質問をする。
「水瀬先輩の好意や、友華さんと沙月ちゃんに対してはどうなの?」
「こんな俺に好意を寄せてくれるのは凄く嬉しかったし、俺自身みんなに惹かれていってた」
そして深く息を吐き、申し訳無さそうな顔をする。
「だから皆とは付き合えないと伝える決意をするのに時間が掛かっちゃって申し訳ないと思ってる」
そう言うお兄ちゃんの顔は今にも泣きそうな顔をしてる。
こんなに辛そうな表情は見たこと無い。
そんなお兄ちゃんを見て、思わず口が動いてしまった。
「後悔……してる?」
そう問いかけるとお兄ちゃんは少し考える仕草をした後
「全く無いって言ったら嘘になるかな。こんな俺をあんなに好きになってくれる女の子なんてもう現れないだろうし……」
「だったら――」
「でも、事故とはいえ柚希の気持ちを聞けたから、やっぱり後悔は無いかな」
「お兄ちゃん……」
なんて言葉を発すればいいか悩んでいると、不意にお兄ちゃんに名前を呼ばれた。
「柚希」
「な、なに?」
「さっきも言ったけど、俺は柚希のことが好きだ」
「~~~~っ」
「だから今度は柚希の気持ちを聞かせてくれ。さっきみたいな勢いに任せてじゃなくて、ちゃんと俺の目を見て伝えて欲しい」
面と向かって好きだと言われ、顔が熱くなる。
でも、そうだよね。 さっきのは沙月ちゃんに対抗して勢いで言っちゃったし……。
お兄ちゃんがここまでしてくれたんだから私も自分の気持ちをちゃんと伝えないと!
「お、お兄ちゃん!」
「うん?」
優しく微笑み返してくる。
「私もお兄ちゃんが大好き! 小さい頃からずっとずっと大好きなの!」
言えた……やっと言えた!
「あ、あれ?」
感情が高ぶりすぎた所為か、いつの間にか涙が流れていた。
「ご、ごめんね、泣くつもりじゃ――っ!」
必死に涙を拭っていると、お兄ちゃんは優しく抱きしめてくれた。
「ありがとう柚希、俺も大好きだ」
「うん、私も大好きだよ」
やっと……やっと気持ちが通じ合えた。
小さい頃から大好きだったお兄ちゃん。
お兄ちゃんも私を好きでいてくれた。
だから私は――――
翌日、私とお兄ちゃんはグループの皆を集めた。
私達の事をきちんと話しておきたいと思ったからだ。
「ごめん皆、急に集まってもらって」
「別に構わねぇけどよ、佐藤が集合かけるって珍しいな」
「まぁ、きちんと中居達には話しておかなきゃいけないと思ったからさ」
「ふ~ん。で、話ってのは何だ?」
私の代わりにお兄ちゃんが中居先輩達との間に入ってくれた。
お兄ちゃんがこれまでの経緯を説明し、それに私が補足していく。
話が進むにつれて、先輩達の表情が険しくなる。
「――という事なんだ」
全てを話し終える。
反応は想像していた通りあまり明るくない。
田口先輩だけは「パないわー、まじパないわー」とテンションが高かった。
そんな中、中居先輩が険しい表情で口を開いた。
「なるほどな。大体の事情は分かった」
「ありがとう」
「んで? お前らはこれからどうすんだ? 兄妹で付き合うのか?」
付き合うという言葉に水瀬先輩が食いついた。
「付き合うなんておかしいよ! だって兄妹なんだよ? 誰も認めてくれないんだよ!」
「落ち着け水瀬、まだ佐藤の答えを聞いてねぇだろ」
「私は絶対に認めないから!」
そう言って水瀬先輩はそっぽを向いてしまった。
そんな水瀬先輩にお兄ちゃんは優しく声をかける。
「南が怒るのは無理もない。それに南が言ったように兄妹で付き合うのは色々難しいだろうな」
「だったら……なんで……」
「その事も含めて今から話すから聞いてくれないか?」
「…………わかった」
お兄ちゃんの説得で水瀬先輩が聞く姿勢になる。
ダメだなぁ私は……こんな時でもお兄ちゃんに頼りっぱなしだ。
「それじゃ、改めて聞いてくれ。さっき話した通り俺と柚希はお互いに異性として好きだ」
「わ、私はお兄ちゃんのことが好きなんです」
「俺も柚希のことが好きだ」
「だけど俺達は付き合わない!」
私とお兄ちゃんが一晩中話し合って出した結論がこれだ。
私達がどれだけお互いの事が好きであっても兄妹という現実は覆らない。
だけどお互いの気持ちを消すなんて事もできない。
「二人で話し合った結果、お互いに好きな人ができるまで仲良し兄妹でいようってなった」
私達の結論を聞いて、思案顔になる。
「ん? どういう事だ?」
「え? え? どゆこと?」
「好きどうしなのに付き合わない?」
先輩達の反応を見ると、私達が反対を押し切って付き合うんだと思ってた事がわかる。
実際、それができれば一番幸せなんだろうけど……。
「俺達は確かにお互いの事が好きだ。だけど兄妹だっていうのも勿論分かってる。もし俺達が皆の反対を押し切って付き合ったら絶対に両親を泣かせてしまう。それは嫌なんだ。だからお互いの気持ちを知った上で、これまで通り仲の良い兄妹でいようって結論になった」
水瀬先輩がホッとしたように呟く。
「そっか……」
そんな水瀬先輩の隣から厳しい表情の新島先輩が質問してきた。
「二人共それでいいの? せっかく両思いになれたのに後悔しない?」
お兄ちゃんではなく、私の目を見て言ってきた。
だから私も真っ直ぐ新島先輩を見据えてハッキリと答える。
「後悔なんてしません! これが私の答えですから!」
新島先輩は一瞬だけ驚いた顔を見せたが、すぐに嗜虐的な笑みを浮かべる。
「そう、なら良かったわ」
そう言うと新島先輩は立ち上がりお兄ちゃんの側まで近寄ると腕に抱きついた。
「な!? か、楓?」
「ちょ、新島先輩何してるんですか!」
私達の抗議を気にもとめない様子で言い返してくる。
「決まってるじゃない、誘惑してるのよ」
その言葉にその場の全員が固まった。
「二人はお互い好き同士ではあるけど恋人同士ではない。それに、どちらかに好きな人が出来たら終わりなんでしょ? なら、まだ私にもチャンスはあると思うんだけど」
うっ! 何も言い返せない。
「そっかぁ! なら私にもまだチャンスはあるんだね! 楓、今度は負けないからね~」
と言って今度は水瀬先輩が反対側に抱きついた。
まさかこんな展開になるなんて……と考えていたら以外な人物からも声が上がった。
「なら私も参加します! 前回は柚希ちゃんの応援だったけど、実は友也さんの事好きだったんですから!」
そう言いながら沙月ちゃんは私の目を見る。
沙月ちゃんには色々助けられたからなぁ……よし、覚悟を決めよう!
「分かりました、全員相手します! 皆さんがどれだけアプローチ掛けようがお兄ちゃんは渡しません!」
私のこの一言が切っ掛けで、お兄ちゃんを巡っての激しいアプローチ合戦が始まった。
それはとても楽しくて、幸せで――――こんな日常がいつまでも続くようにと密かに願った。
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