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第2話 マキ先輩
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初めての彼女が出来、より一層高校生活が楽しく感じるようになった十月後半、一緒にバンドをやった先輩から呼び出された。指定された駅前の喫茶店へ行くと、先輩とギャル風の女の先輩が待っていた。
「おう、急に呼び出して悪いな」
「いえ、全然大丈夫です」
挨拶を交わしつつ席に着く。
すると早速といった感じで先輩が女の人を紹介してきた。
「コイツはマキっつって、どうしても聖人のこと紹介してくれって頼まれて」
「ども~、文化祭見たよ~。チョー格好よかった~」
「はぁ、光栄です」
「んで、コイツがギター始めたらしいからお前に教えて欲しいんだってさ」
「そうそう! 指が全然動かないし痛くなるしさ~」
俺も最初は指痛くなったなぁ。
「教えてやってくれないか?」
「俺なんかで良ければ」
俺がOKを出すと女の先輩はヤッター! と喜んだあと「早速教えてよ」と言ってきた。だが生憎ギターは俺もマキ先輩も持ち歩いていないかったので後日連絡しますと伝えると、予想外の言葉が飛び出した。
「だったら今から聖人ん家行こうよ!」
「え、 ウチですか?」
「アタシは親とか居ても気にしないから大丈夫だし」
(いや、俺が気にするんですけど! なんて言えない雰囲気だよなぁ。でも先輩も一緒なら大丈夫かな)
「じゃあ今からウチ行きましょうか」
「オッケー! んじゃそういう事だから」
「おう、ちゃんと教われよ」
そう言って先輩は鞄を持って帰ろうとする。
「ちょ、先輩は一緒に来ないんですか?」
「俺はただの仲介人だし、それに俺はドラムだからな。んじゃ後は任せたわ」
「そそ。アイツなんて放っといて早く行こうよ!」
(なんてこった。先輩も一緒だと思ったからOKしたのに……今からやっぱり無理ですとも言える雰囲気じゃないし……)
「どしたん? 早く行こ」
(はぁ、まぁギター教えるだけだし大丈夫だろう)
家に着き、早速ギターを教える。不幸中の幸いか、親は買い物に出ているようで居なかった。
「で、ここは薬指をこう持ってくるんですよ」
「それが出来ないんだよね~」
なかなかコードが抑えられず悪戦苦闘している。
教えるのも難しいなと感じていると「疲れたし少し休憩しよ」と言ってきたので休憩する事にした。
休憩に入るとイキイキとした感じで質問攻めに遭う。その中で彼女は居るのか聞かれ「一応いますよ」と答えるとマキ先輩はふふっと笑った。
「一応なんだ?」
「いや、それは……」
好きじゃないけど付き合ってます。なんて言えないし、なんて答えたらいいか迷っていると、不意にマキ先輩がもたれ掛かってきた。
「マキ先輩?」
「……ねぇ、シよ?」
「いやいや、彼女居るって言ったじゃないっすか」
「大丈夫、アタシは気にしないから」
そう言いながら太ももに手を置き、顔を覗き込んでくる。
(いやいや、そういう問題じゃないでしょ! 一体マキ先輩は何考えてんだ。っていうか手が徐々に股間の方に……でもマキ先輩良い匂いだなぁ)
「アタシとじゃイヤ?」
「……正直、めっちゃシたいです」
言うな否や、マキ先輩は俺に抱きつき唇を重ねてきた。
そして俺は抵抗する事無く、マキ先輩を受け入れた。
その日以降、俺はマキ先輩と何度も身体を重ねた。
「おう、急に呼び出して悪いな」
「いえ、全然大丈夫です」
挨拶を交わしつつ席に着く。
すると早速といった感じで先輩が女の人を紹介してきた。
「コイツはマキっつって、どうしても聖人のこと紹介してくれって頼まれて」
「ども~、文化祭見たよ~。チョー格好よかった~」
「はぁ、光栄です」
「んで、コイツがギター始めたらしいからお前に教えて欲しいんだってさ」
「そうそう! 指が全然動かないし痛くなるしさ~」
俺も最初は指痛くなったなぁ。
「教えてやってくれないか?」
「俺なんかで良ければ」
俺がOKを出すと女の先輩はヤッター! と喜んだあと「早速教えてよ」と言ってきた。だが生憎ギターは俺もマキ先輩も持ち歩いていないかったので後日連絡しますと伝えると、予想外の言葉が飛び出した。
「だったら今から聖人ん家行こうよ!」
「え、 ウチですか?」
「アタシは親とか居ても気にしないから大丈夫だし」
(いや、俺が気にするんですけど! なんて言えない雰囲気だよなぁ。でも先輩も一緒なら大丈夫かな)
「じゃあ今からウチ行きましょうか」
「オッケー! んじゃそういう事だから」
「おう、ちゃんと教われよ」
そう言って先輩は鞄を持って帰ろうとする。
「ちょ、先輩は一緒に来ないんですか?」
「俺はただの仲介人だし、それに俺はドラムだからな。んじゃ後は任せたわ」
「そそ。アイツなんて放っといて早く行こうよ!」
(なんてこった。先輩も一緒だと思ったからOKしたのに……今からやっぱり無理ですとも言える雰囲気じゃないし……)
「どしたん? 早く行こ」
(はぁ、まぁギター教えるだけだし大丈夫だろう)
家に着き、早速ギターを教える。不幸中の幸いか、親は買い物に出ているようで居なかった。
「で、ここは薬指をこう持ってくるんですよ」
「それが出来ないんだよね~」
なかなかコードが抑えられず悪戦苦闘している。
教えるのも難しいなと感じていると「疲れたし少し休憩しよ」と言ってきたので休憩する事にした。
休憩に入るとイキイキとした感じで質問攻めに遭う。その中で彼女は居るのか聞かれ「一応いますよ」と答えるとマキ先輩はふふっと笑った。
「一応なんだ?」
「いや、それは……」
好きじゃないけど付き合ってます。なんて言えないし、なんて答えたらいいか迷っていると、不意にマキ先輩がもたれ掛かってきた。
「マキ先輩?」
「……ねぇ、シよ?」
「いやいや、彼女居るって言ったじゃないっすか」
「大丈夫、アタシは気にしないから」
そう言いながら太ももに手を置き、顔を覗き込んでくる。
(いやいや、そういう問題じゃないでしょ! 一体マキ先輩は何考えてんだ。っていうか手が徐々に股間の方に……でもマキ先輩良い匂いだなぁ)
「アタシとじゃイヤ?」
「……正直、めっちゃシたいです」
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その日以降、俺はマキ先輩と何度も身体を重ねた。
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