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クラマ 女装して夜会にでる
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「女装して夜会に出る?!!ってなに?冗談・・・!!僕おとこですよ!?」
「わたくし冗談なんか、生まれてこのかた言ったことないわ」
「クラマ。できればご一緒に行ってくれれば、助かります」
私、いまかーなーりーピンチです。
ユーリス様とアイシス様とご一緒に、夕食後訓練場の隅にある庭園を散歩中に、突然振ってわいた危機です!!
なんでも、キースさんと私を助けるために、ユーリス様がお兄様と、一年間夜会に出席するという約束をしてしまったばかりに、起こった問題らしい。
結婚適齢期でよい家柄、騎士団隊長の地位と共にそろった絶妙な好条件に、夜会では肉食獣と化したご令嬢方に囲まれて、とっても大変な思いをするだろうことは想像に難くない。
かといってユーリス様に、今は恋人を作る気が全くないということで、隠れ蓑にだれか令嬢を同伴して出席すれば、変な虫も寄ってこないだろうという考えらしい。
「アイシスさまでは駄目なのですかぁ?」
少々涙目になりながら、訴える。
おい!アイシス!!どうにかしてくれよ!私が女だって隠しているの知ってるんでしょう?
アイシス様は、私の攻撃には目もくれず、こう言い放った。
「わたくしはその晩、エスコートしてくださる騎士様が決まってるの。だからわたくしは無理よ」
うううう。
「でも、僕マナーもダンスの仕方も知りません。連れて行ったら絶対恥をかきます。断言できます」
「大丈夫。クラマは勘がいいからすぐにマナーもダンスも覚えられるよ。それに私もフォローするつもりだし。おいしい食事もたべられるよ」
おいしい食事ににウッカリ釣られそうになったけど、すぐに思い直した。
「でもそういう所って、身元がしっかりした人じゃないと、参加できないのではないですか?」
「私が一緒だからそんな心配要らないよ。それに今回の夜会は小規模なものだから、練習がてら参加してみればどうかな?」と、平然とおっしゃる。
それって、一年間催される夜会、全部に出なきゃいけないってことなんでしょうかぁ・・・。
曰く、自分の愛妾を連れてくる紳士も、中にはいるらしく、その場合その紳士が彼女の身元保証人ということで、紳士の身分が高ければ高いほどフリーパスで参加できるらしい。
「でも・・・僕、ドレスなんて・・・」
「わたくしの12歳の頃に着ていたドレスが、ぴったりだと思うの。心配要らないわ」
アイリス様がかぶせるように、話してくる。
アイシス様が12歳のときのドレス・・。私17歳なんだけど。
なんか敗北感、はんぱない・・。
だめだ。この二人が組んでやろうとしていることに、反対できるわけない。
覚悟を決めよう。
たった一日くらい、なんとかなる!!ポジティブマインド。万歳だ!!
恥でもかいたら、次の夜会参加はユーリス様から断ってくるだろう。
それはそれで、好都合だぁ!!私って頭いい!
自分で自分を励ました。
「わたくし冗談なんか、生まれてこのかた言ったことないわ」
「クラマ。できればご一緒に行ってくれれば、助かります」
私、いまかーなーりーピンチです。
ユーリス様とアイシス様とご一緒に、夕食後訓練場の隅にある庭園を散歩中に、突然振ってわいた危機です!!
なんでも、キースさんと私を助けるために、ユーリス様がお兄様と、一年間夜会に出席するという約束をしてしまったばかりに、起こった問題らしい。
結婚適齢期でよい家柄、騎士団隊長の地位と共にそろった絶妙な好条件に、夜会では肉食獣と化したご令嬢方に囲まれて、とっても大変な思いをするだろうことは想像に難くない。
かといってユーリス様に、今は恋人を作る気が全くないということで、隠れ蓑にだれか令嬢を同伴して出席すれば、変な虫も寄ってこないだろうという考えらしい。
「アイシスさまでは駄目なのですかぁ?」
少々涙目になりながら、訴える。
おい!アイシス!!どうにかしてくれよ!私が女だって隠しているの知ってるんでしょう?
アイシス様は、私の攻撃には目もくれず、こう言い放った。
「わたくしはその晩、エスコートしてくださる騎士様が決まってるの。だからわたくしは無理よ」
うううう。
「でも、僕マナーもダンスの仕方も知りません。連れて行ったら絶対恥をかきます。断言できます」
「大丈夫。クラマは勘がいいからすぐにマナーもダンスも覚えられるよ。それに私もフォローするつもりだし。おいしい食事もたべられるよ」
おいしい食事ににウッカリ釣られそうになったけど、すぐに思い直した。
「でもそういう所って、身元がしっかりした人じゃないと、参加できないのではないですか?」
「私が一緒だからそんな心配要らないよ。それに今回の夜会は小規模なものだから、練習がてら参加してみればどうかな?」と、平然とおっしゃる。
それって、一年間催される夜会、全部に出なきゃいけないってことなんでしょうかぁ・・・。
曰く、自分の愛妾を連れてくる紳士も、中にはいるらしく、その場合その紳士が彼女の身元保証人ということで、紳士の身分が高ければ高いほどフリーパスで参加できるらしい。
「でも・・・僕、ドレスなんて・・・」
「わたくしの12歳の頃に着ていたドレスが、ぴったりだと思うの。心配要らないわ」
アイリス様がかぶせるように、話してくる。
アイシス様が12歳のときのドレス・・。私17歳なんだけど。
なんか敗北感、はんぱない・・。
だめだ。この二人が組んでやろうとしていることに、反対できるわけない。
覚悟を決めよう。
たった一日くらい、なんとかなる!!ポジティブマインド。万歳だ!!
恥でもかいたら、次の夜会参加はユーリス様から断ってくるだろう。
それはそれで、好都合だぁ!!私って頭いい!
自分で自分を励ました。
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