14 / 53
サクラ できることを頑張る
しおりを挟む
私はまずアイシス様の到着を待ち、髪と目の色を元に戻してもらって、セシリア用の豪華なドレスを着てから急遽用意された部屋に向かった。その部屋はきたる襲撃を予想して、防犯上最適な場所にあるときいている。ユーリとアイシス様に伴われて部屋の前の扉につくと、そこにはもうキアヌス騎士様、ギルア騎士様、ヘル騎士様、リューク騎士様が既に待機していた。
騎士様達がユーリに敬礼の挨拶をしてから、私にも自己紹介をする。そう言えばセシリアとして会うのはキアヌス騎士様以外は、初めてだ。淑女教育の成果で文句もつけようもない令をした後、部屋に入る。そこはセシリアとして王城に滞在する際の部屋よりも、数段豪華な装飾がなされており、一目で重要人物の為の部屋だとわかる。
私が部屋の豪華さに見惚れてほうけている間、部屋の中をくまなく観察していたユーリがいう。
「ここなら位置的にも防衛に一番優れている部屋なので、襲撃者が来ても当分は持ちこたえられるでしょう。すぐそばに騎士の仮眠室も用意されています。ただ・・・」
ユーリが口ごもる。
「ただ・・・このドアの向こうの隣の部屋なのですが・・・隣はアルフリード王子の部屋みたいですね」
この部屋はアルフリード王子の伴侶用の部屋らしい。なのでいつでも行き来できるように部屋同士がつながっている。まあ、防犯的には一番安全だということは理解できる。なんせ王国の時期国王である第一王子の隣の部屋なのだ。警備も万全なはずだ。私が驚いて固まっているとユーリが優しくいう。
「私がいつでも傍にいますから、大丈夫ですよ。襲撃者も侵入者も近づけさせやしません」
その言い方だと、侵入者ってアルのことですか・・・?いいんですか?王子様の事そんな風に言って・・・。
その後、私はアイシス様とユーリに礼を言うと、一人になりたいと言って部屋を出て行ってもらった。ユーリは扉の前で護衛するといって聞かなかったのだが、何とか説得して向かいの騎士たちの待機部屋で待ってもらうことになった。そうして一人になって私がすることは、まず紙とペンの用意だった。
「よし!!この状況を何とかするために今の私が出来ること・・・・だ」
まず紙に私の現在の持っている札・・・何ができるかを書き出してみる。騎士団訓練場の雑用係、クラマを続けるのはもう無理だろう。あんな形で訓練場から王国の王子に連れていかれたのだ。仕事の契約は一年だったが、今は緊急事態だ。後でカイに手紙を書いて辞職する旨を伝えよう。これはやるべきリストに書いた。
次はセシリアだ。ユーリの婚約者であるという身分の為にアイシス様の実家まで巻き込んでルベージュ子爵ゆかりの者としてもらっている。私が本当は聖女で本物の子爵令嬢ではないといったら、アイシス様に迷惑をかけるかもしれない。それだけはしたくない。私はセシリアである事を今できることのリストに書く。
そんな風にできる事や、やるべき事をリストにしていくと、次のリストが出来上がった。
《できる事リスト》
セシリアである事。
時を止める。
聖女の書物が読める。
《やるべき事リスト》
訓練場の仕事を辞職する手紙を書く。
聖女と3種の宝飾について調べる。
聖女であるという事を受け入れる。
随分と悩みながら何とかリストを完成させた時、目の前の椅子にアルが座っていたのに気が付いて、腰が抜けるほど驚いた。
「・・・・・・!!!ア・・ア・・アル?!」
「随分熱心に考えこんでいたから、ノックしても気が付いていなかったぞ。だから勝手に入らせてもらった。面白いことをしているんだな」
「み・・・見たの?!」
私はとっさにリストを隠したが、もうアルは紙に何が書いてあったのか知っているようで、リストを見ようともせずに、にやりと笑っている。
は・・・恥ずかしい・・・・日本語で書けばよかった・・・。羞恥心で真っ赤になる。私はいつも自分がどうすればいいのか分からなくなった時、こういったリストを作ることにしている。そうすることでやるべきことが見えてくるのだ。でもリスト誰かに見られるのは、なんだか自分の心の中まで見られたような気になって落ち着かなくなる。私はアルを睨みつけながら言った。
「アル、こういうのはプライベートの侵害よ!!大体、乙女の部屋に簡単に入ってこないで!」
「勝手に入らないと、お前を守れないだろう。それよりもそのリスト。前向きなお前らしくて物凄くいいな。オレも今度真似してみよう」
うぅ・・・この人は本当に・・・。まあいい見たなら見たで説明する手間も省けるだろう。私はアルに、王家の宝物庫にしまってある聖女の書物を見せてもらえるよう頼んだ。以前は聖女の能力を知るのが怖くて、自分が聖女だと認めるのが怖くて、読まずに保管していてもらった物だ。だけど、今の私がみんなを守る為に何かできるとしたら、何を置いてでもやりたい。
「サクラは、もう怖くないのか・・・?聖女であることを受け入れられるのか・・・?」
アルが心配そうに向かいに座った私を見る。私はアルの目を見て、自信をもって答えた。
「怖くないと言ったら嘘になるけど、このままやるべき事をせずに大事な誰かを失ったりすることの方がもっと怖い。だから私はやるべきことはやる。アルも王位を継ぐかもしれないって思った時、同じ気持ちだったんじゃない?」
アルはしばらく私を見つめたまま身じろぎもしなかったが、突然大きな手で私の頭をなでてくれた。
「お前は強いな。17歳のお子様とは思えないくらいだ」
私は頬を膨らませて言い返した。
「あと1か月で18歳だもん!!子供じゃないよ!!」
アルはいつもの微笑みを浮かべて、私の頭の上に置いた手で髪をぐしゃぐしゃとなでた。せっかくのストレートの黒髪がもつれてすごい髪形になる。本当にこの人は24歳とは思えないほどに子供っぽいんだから・・・。私は手櫛でなんとか髪形を戻した。アルはそんな私を見て少し怒ったような顔をしていった。
「お前にはいつも驚かされる。そしてオレは何回でもお前に惚れさせられるんだ。本当に割にあわん。サクラ、お前にはいつか本当に、この部屋で一生過ごしてもらうようにするからな。覚悟しておけ!」
「ちょっと!!なっ・・・!」
突然のアルの言葉に、耳まで真っ赤になりながら身じろぎもできない私の頬に、軽いキスをするとアルは自分の寝室に戻っていった。
扉一枚隔てて、アルの部屋なんて・・・ハードルが高すぎる!!私このままでもつのかな?
私はいまだ大きい音を立てている心臓を抑えながらアルが出て行った扉をぼんやりと眺めていた。
その後すぐにアルの指示で、聖女の書物が私の部屋に届けられた。この小難しい難解な日本語を読み解くには時間が掛かりそうだったけどやるしかない。一体この書物は誰がどんな目的で書いたのだろう。
私が唯一分かるのは、書いた人は恐らく明治時代頃に生まれた日本人だろうということだ。しかも、ところどころおかしな日本語が混じっている上に、漢字も間違ったものが使われていた。なので、もしかしたら幼いころこの世界に来た人なのかもしれない。
私はそんなことを考えながら、古ぼけた書物のページを開いた。
騎士様達がユーリに敬礼の挨拶をしてから、私にも自己紹介をする。そう言えばセシリアとして会うのはキアヌス騎士様以外は、初めてだ。淑女教育の成果で文句もつけようもない令をした後、部屋に入る。そこはセシリアとして王城に滞在する際の部屋よりも、数段豪華な装飾がなされており、一目で重要人物の為の部屋だとわかる。
私が部屋の豪華さに見惚れてほうけている間、部屋の中をくまなく観察していたユーリがいう。
「ここなら位置的にも防衛に一番優れている部屋なので、襲撃者が来ても当分は持ちこたえられるでしょう。すぐそばに騎士の仮眠室も用意されています。ただ・・・」
ユーリが口ごもる。
「ただ・・・このドアの向こうの隣の部屋なのですが・・・隣はアルフリード王子の部屋みたいですね」
この部屋はアルフリード王子の伴侶用の部屋らしい。なのでいつでも行き来できるように部屋同士がつながっている。まあ、防犯的には一番安全だということは理解できる。なんせ王国の時期国王である第一王子の隣の部屋なのだ。警備も万全なはずだ。私が驚いて固まっているとユーリが優しくいう。
「私がいつでも傍にいますから、大丈夫ですよ。襲撃者も侵入者も近づけさせやしません」
その言い方だと、侵入者ってアルのことですか・・・?いいんですか?王子様の事そんな風に言って・・・。
その後、私はアイシス様とユーリに礼を言うと、一人になりたいと言って部屋を出て行ってもらった。ユーリは扉の前で護衛するといって聞かなかったのだが、何とか説得して向かいの騎士たちの待機部屋で待ってもらうことになった。そうして一人になって私がすることは、まず紙とペンの用意だった。
「よし!!この状況を何とかするために今の私が出来ること・・・・だ」
まず紙に私の現在の持っている札・・・何ができるかを書き出してみる。騎士団訓練場の雑用係、クラマを続けるのはもう無理だろう。あんな形で訓練場から王国の王子に連れていかれたのだ。仕事の契約は一年だったが、今は緊急事態だ。後でカイに手紙を書いて辞職する旨を伝えよう。これはやるべきリストに書いた。
次はセシリアだ。ユーリの婚約者であるという身分の為にアイシス様の実家まで巻き込んでルベージュ子爵ゆかりの者としてもらっている。私が本当は聖女で本物の子爵令嬢ではないといったら、アイシス様に迷惑をかけるかもしれない。それだけはしたくない。私はセシリアである事を今できることのリストに書く。
そんな風にできる事や、やるべき事をリストにしていくと、次のリストが出来上がった。
《できる事リスト》
セシリアである事。
時を止める。
聖女の書物が読める。
《やるべき事リスト》
訓練場の仕事を辞職する手紙を書く。
聖女と3種の宝飾について調べる。
聖女であるという事を受け入れる。
随分と悩みながら何とかリストを完成させた時、目の前の椅子にアルが座っていたのに気が付いて、腰が抜けるほど驚いた。
「・・・・・・!!!ア・・ア・・アル?!」
「随分熱心に考えこんでいたから、ノックしても気が付いていなかったぞ。だから勝手に入らせてもらった。面白いことをしているんだな」
「み・・・見たの?!」
私はとっさにリストを隠したが、もうアルは紙に何が書いてあったのか知っているようで、リストを見ようともせずに、にやりと笑っている。
は・・・恥ずかしい・・・・日本語で書けばよかった・・・。羞恥心で真っ赤になる。私はいつも自分がどうすればいいのか分からなくなった時、こういったリストを作ることにしている。そうすることでやるべきことが見えてくるのだ。でもリスト誰かに見られるのは、なんだか自分の心の中まで見られたような気になって落ち着かなくなる。私はアルを睨みつけながら言った。
「アル、こういうのはプライベートの侵害よ!!大体、乙女の部屋に簡単に入ってこないで!」
「勝手に入らないと、お前を守れないだろう。それよりもそのリスト。前向きなお前らしくて物凄くいいな。オレも今度真似してみよう」
うぅ・・・この人は本当に・・・。まあいい見たなら見たで説明する手間も省けるだろう。私はアルに、王家の宝物庫にしまってある聖女の書物を見せてもらえるよう頼んだ。以前は聖女の能力を知るのが怖くて、自分が聖女だと認めるのが怖くて、読まずに保管していてもらった物だ。だけど、今の私がみんなを守る為に何かできるとしたら、何を置いてでもやりたい。
「サクラは、もう怖くないのか・・・?聖女であることを受け入れられるのか・・・?」
アルが心配そうに向かいに座った私を見る。私はアルの目を見て、自信をもって答えた。
「怖くないと言ったら嘘になるけど、このままやるべき事をせずに大事な誰かを失ったりすることの方がもっと怖い。だから私はやるべきことはやる。アルも王位を継ぐかもしれないって思った時、同じ気持ちだったんじゃない?」
アルはしばらく私を見つめたまま身じろぎもしなかったが、突然大きな手で私の頭をなでてくれた。
「お前は強いな。17歳のお子様とは思えないくらいだ」
私は頬を膨らませて言い返した。
「あと1か月で18歳だもん!!子供じゃないよ!!」
アルはいつもの微笑みを浮かべて、私の頭の上に置いた手で髪をぐしゃぐしゃとなでた。せっかくのストレートの黒髪がもつれてすごい髪形になる。本当にこの人は24歳とは思えないほどに子供っぽいんだから・・・。私は手櫛でなんとか髪形を戻した。アルはそんな私を見て少し怒ったような顔をしていった。
「お前にはいつも驚かされる。そしてオレは何回でもお前に惚れさせられるんだ。本当に割にあわん。サクラ、お前にはいつか本当に、この部屋で一生過ごしてもらうようにするからな。覚悟しておけ!」
「ちょっと!!なっ・・・!」
突然のアルの言葉に、耳まで真っ赤になりながら身じろぎもできない私の頬に、軽いキスをするとアルは自分の寝室に戻っていった。
扉一枚隔てて、アルの部屋なんて・・・ハードルが高すぎる!!私このままでもつのかな?
私はいまだ大きい音を立てている心臓を抑えながらアルが出て行った扉をぼんやりと眺めていた。
その後すぐにアルの指示で、聖女の書物が私の部屋に届けられた。この小難しい難解な日本語を読み解くには時間が掛かりそうだったけどやるしかない。一体この書物は誰がどんな目的で書いたのだろう。
私が唯一分かるのは、書いた人は恐らく明治時代頃に生まれた日本人だろうということだ。しかも、ところどころおかしな日本語が混じっている上に、漢字も間違ったものが使われていた。なので、もしかしたら幼いころこの世界に来た人なのかもしれない。
私はそんなことを考えながら、古ぼけた書物のページを開いた。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
お堅い公爵様に求婚されたら、溺愛生活が始まりました
群青みどり
恋愛
国に死ぬまで搾取される聖女になるのが嫌で実力を隠していたアイリスは、周囲から無能だと虐げられてきた。
どれだけ酷い目に遭おうが強い精神力で乗り越えてきたアイリスの安らぎの時間は、若き公爵のセピアが神殿に訪れた時だった。
そんなある日、セピアが敵と対峙した時にたまたま近くにいたアイリスは巻き込まれて怪我を負い、気絶してしまう。目が覚めると、顔に傷痕が残ってしまったということで、セピアと婚約を結ばれていた!
「どうか怪我を負わせた責任をとって君と結婚させてほしい」
こんな怪我、聖女の力ですぐ治せるけれど……本物の聖女だとバレたくない!
このまま正体バレして国に搾取される人生を送るか、他の方法を探して婚約破棄をするか。
婚約破棄に向けて悩むアイリスだったが、罪悪感から求婚してきたはずのセピアの溺愛っぷりがすごくて⁉︎
「ずっと、どうやってこの神殿から君を攫おうかと考えていた」
麗しの公爵様は、今日も聖女にしか見せない笑顔を浮かべる──
※タイトル変更しました
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
召喚聖女に嫌われた召喚娘
ざっく
恋愛
闇に引きずり込まれてやってきた異世界。しかし、一緒に来た見覚えのない女の子が聖女だと言われ、亜優は放置される。それに文句を言えば、聖女に悲しげにされて、その場の全員に嫌われてしまう。
どうにか、仕事を探し出したものの、聖女に嫌われた娘として、亜優は魔物が闊歩するという森に捨てられてしまった。そこで出会った人に助けられて、亜優は安全な場所に帰る。
【完結】たれ耳うさぎの伯爵令嬢は、王宮魔術師様のお気に入り
楠結衣
恋愛
華やかな卒業パーティーのホール、一人ため息を飲み込むソフィア。
たれ耳うさぎ獣人であり、伯爵家令嬢のソフィアは、学園の噂に悩まされていた。
婚約者のアレックスは、聖女と呼ばれる美少女と婚約をするという。そんな中、見せつけるように、揃いの色のドレスを身につけた聖女がアレックスにエスコートされてやってくる。
しかし、ソフィアがアレックスに対して不満を言うことはなかった。
なぜなら、アレックスが聖女と結婚を誓う魔術を使っているのを偶然見てしまったから。
せめて、婚約破棄される瞬間は、アレックスのお気に入りだったたれ耳が、可愛く見えるように願うソフィア。
「ソフィーの耳は、ふわふわで気持ちいいね」
「ソフィーはどれだけ僕を夢中にさせたいのかな……」
かつて掛けられた甘い言葉の数々が、ソフィアの胸を締め付ける。
執着していたアレックスの真意とは?ソフィアの初恋の行方は?!
見た目に自信のない伯爵令嬢と、伯爵令嬢のたれ耳をこよなく愛する見た目は余裕のある大人、中身はちょっぴり変態な先生兼、王宮魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
*全16話+番外編の予定です
*あまあです(ざまあはありません)
*2023.2.9ホットランキング4位 ありがとうございます♪
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
私は、聖女っていう柄じゃない
蝋梅
恋愛
夜勤明け、お風呂上がりに愚痴れば床が抜けた。
いや、マンションでそれはない。聖女様とか寒気がはしる呼ばれ方も気になるけど、とりあえず一番の鳥肌の元を消したい。私は、弦も矢もない弓を掴んだ。
20〜番外編としてその後が続きます。気に入って頂けましたら幸いです。
読んで下さり、ありがとうございました(*^^*)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる