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緊急非公式会議
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セイアレス大神官が私の正体を知ってすぐに、緊急会議が開かれることになった。今回は第一王子陣営、第二王子陣営ともに合同で開かれた。
アルフリード王子にエルドレッド王子、リュースイ宰相、クラウス騎士団総長、ルーク補佐官ハボット魔術省長官、セイアレス大神官、国の重要なポストを占める人物が一堂に会した。その中にユーリス騎士団隊長と聖女サクラである私も同席している。
会議の途中で知ったことだが、エルドレッド第二王子は既にセシリアが聖女であることを、兄であるアルフリード第一王子から聞いて知っていた。
最初の事件後、弟であるエルドレッド王子との関係を考え直したアルが、エルドレッド王子の母親で現国王の側室でもあるニンケ様への援助も申し出たらしい。そのおかげかエルドレッド王子の態度がかなり軟化して、兄弟関係も良くなったというのだ。
今回の緊急会議では、聖女である私の処遇を考えるのが目的だ。私が時を止める能力を持っている聖女であることは会議に参加した皆に明かされた。けれどもアルは3種の宝飾の事は説明を避けた。
エルドレッド王子との仲が改善されたとはいえ、いまだ第二王子派の人達を完全に信頼できるとは限らないということなのだろう。
セイアレス大神官が発言をする。
「聖女サクラ様を亡き者にしようとする襲撃者たちに、サクラ様の居場所を教えるのは危険すぎるのではないでしょうか?それよりは内密にして、神殿を襲撃させている間に奴らの弱点や正体を探るのが一番いいのではないでしょうか?」
思わぬ伏兵がこんなところにいたとは・・・。セイアレス大神官が神官や神殿を犠牲にしてまでも、聖女を崇拝かつ敬愛しているとは知らなかった。
私を見る目つきがまるで神聖なものでも見るような目つきで、あまりに怖くて顔を直視できないくらいだ。
こういう時、私はすぐにユーリの顔を探してしまう。ユーリと目が合って微笑みを交わす。すると安心してやるべきことに神経を集中させることができる。ふう・・・私は息を吸っていうべきことをいう準備をする。
「もう4度も襲撃を受けていて甚大な被害が出ているにも関わらず、未だに襲撃者の正体すらも分かっていません。これ以上の被害を拡大させる行為は無駄だと思います。それよりは王城に警備を集中して、私を餌にして襲わせるのが一番だと思います」
この意見にアルも他の皆も概ね賛成だったようだ。アルがみんなの結論をまとめて皆の同意を求める。
「そうだな、サクラの言うとおりだ。だがサクラが聖女であるということは公にすることは避けた方がいいだろう。セイアレス大神官並びに、ハボット魔術省長官、クラウス騎士団総長がこの王城で守りを固めていれば、その襲撃者も聖女が王城にいることに気付くに違いない。我が国の聖女サクラは我々の全勢力を挙げて守ることにする。異論のある者はいないな」
この場にいる者すべてが同じ意見だったようだ。とにかく私は当分セシリアのままで王城で過ごせることになって、少しほっとした。
今回の事で王国は第一王子派、第二王子派共に一丸になって、襲撃者に対応することとなった。王国が分裂することなく力を合わせることは、未知の襲撃者に対する恐れがあったとしても望ましいことなのではないかと思う。
「サクラ、ここに少し残ってくれないか?話がある・・・」
アルフリード王子にエルドレッド王子、リュースイ宰相、クラウス騎士団総長、ルーク補佐官ハボット魔術省長官、セイアレス大神官、国の重要なポストを占める人物が一堂に会した。その中にユーリス騎士団隊長と聖女サクラである私も同席している。
会議の途中で知ったことだが、エルドレッド第二王子は既にセシリアが聖女であることを、兄であるアルフリード第一王子から聞いて知っていた。
最初の事件後、弟であるエルドレッド王子との関係を考え直したアルが、エルドレッド王子の母親で現国王の側室でもあるニンケ様への援助も申し出たらしい。そのおかげかエルドレッド王子の態度がかなり軟化して、兄弟関係も良くなったというのだ。
今回の緊急会議では、聖女である私の処遇を考えるのが目的だ。私が時を止める能力を持っている聖女であることは会議に参加した皆に明かされた。けれどもアルは3種の宝飾の事は説明を避けた。
エルドレッド王子との仲が改善されたとはいえ、いまだ第二王子派の人達を完全に信頼できるとは限らないということなのだろう。
セイアレス大神官が発言をする。
「聖女サクラ様を亡き者にしようとする襲撃者たちに、サクラ様の居場所を教えるのは危険すぎるのではないでしょうか?それよりは内密にして、神殿を襲撃させている間に奴らの弱点や正体を探るのが一番いいのではないでしょうか?」
思わぬ伏兵がこんなところにいたとは・・・。セイアレス大神官が神官や神殿を犠牲にしてまでも、聖女を崇拝かつ敬愛しているとは知らなかった。
私を見る目つきがまるで神聖なものでも見るような目つきで、あまりに怖くて顔を直視できないくらいだ。
こういう時、私はすぐにユーリの顔を探してしまう。ユーリと目が合って微笑みを交わす。すると安心してやるべきことに神経を集中させることができる。ふう・・・私は息を吸っていうべきことをいう準備をする。
「もう4度も襲撃を受けていて甚大な被害が出ているにも関わらず、未だに襲撃者の正体すらも分かっていません。これ以上の被害を拡大させる行為は無駄だと思います。それよりは王城に警備を集中して、私を餌にして襲わせるのが一番だと思います」
この意見にアルも他の皆も概ね賛成だったようだ。アルがみんなの結論をまとめて皆の同意を求める。
「そうだな、サクラの言うとおりだ。だがサクラが聖女であるということは公にすることは避けた方がいいだろう。セイアレス大神官並びに、ハボット魔術省長官、クラウス騎士団総長がこの王城で守りを固めていれば、その襲撃者も聖女が王城にいることに気付くに違いない。我が国の聖女サクラは我々の全勢力を挙げて守ることにする。異論のある者はいないな」
この場にいる者すべてが同じ意見だったようだ。とにかく私は当分セシリアのままで王城で過ごせることになって、少しほっとした。
今回の事で王国は第一王子派、第二王子派共に一丸になって、襲撃者に対応することとなった。王国が分裂することなく力を合わせることは、未知の襲撃者に対する恐れがあったとしても望ましいことなのではないかと思う。
「サクラ、ここに少し残ってくれないか?話がある・・・」
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