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デュークの正体
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まあいいや、悲願。苦節1年強。芹沢 百合香。やっと正社員ゲットです!!
「よかったね。レオール。もうガイドの役目は終わりだよ。短い間だったけど、ありがとうね」
このもふもふとも別れてしまう思うと涙が出そうになるが、最後なので思い切りもふもふしながら言った。
「わしはまだまだユリカの傍にいるぞ。なんていっても3つの願いをまだ叶えてやっていないからな」
あらそうだったっけ。ガイドの守護獣は召喚されたばかりの聖女の願いを、3つ叶えないとお役ごめんにならないんだった。
「だったら一つ目。今日一日もふもふさせてもらって。それで二つ目は尻尾をにぎにぎさせてもらって、三つ目はその頬にすりすりさせてちょうだい。ほらこれで全部で3つだよ!!」
私は背中を伸ばして両手を腰に当て、ドヤ顔で言いきった。レオールとイケメン様がぽかーんとした表情で私を見つめる。
あれ?私へんなこと言っちゃったっけ?いや、もふもふは乙女の憧れですから、抗えきれない煩悩ですから・・・。
そうこうしているうちにイケメン様がレオールに向かって話しかけた。あれ?守護獣には話しかけることはできても、守護獣の話していることは聖女じゃないと聞こえないんじゃないのかな?
「貴方の気持ちが良く分かるよ。こんな聖女の守護獣はさぞ楽しいだろう。先程の日本黒犬の姿なら彼女の傍にいてもいいよ。私が許可を出しておく」
レオールが了解したとばかりに頷く。
いや私3つのお願いしましたから・・・。不審な顔で見ていると、レオールが説明してくれた。
「3つの願いは私の精霊としての能力を使わないとだめなんだ。だから先程の願いでは願いとはみなされない」
ふむふむ。
「だったら、そこの庭の土を2ミリだけ持ち上げて、また2ミリだけ下げるとかはどう?」
「そういうのも却下だ・・!!」
なんか怒っている様な声になってきたような気がする。気を取り直してレオールの背から降りて、イケメン様に向かって敬礼をした。
「私、芹沢 百合香といいます。このたび採用していただいてありがとうございます。決して後悔はさせません。わたし超・侍女を目指して日々精進に励むしだいであります!!」
そうするとイケメン様が右手を差し出して言った。
「私はデューク・デン・ボッシュ。このボッシュ王国の王だ。よろしく、ユリカ。君が超・侍女になる日を楽しみにしているよ」
え?今なんていったこのイケメン様?!!お・う・さ・ま ですってぇぇぇ!!!
え?王様ってあんな公道でたった一台の馬車だけでいるものな訳?!!っていうか私はなんて人を騙そうとしていたんだ!!!あまりの衝撃に倒れこみそうになるのを何とか堪えて踏みとどまる。やっちゃったことは仕方が無い。ここは平静をよそおって。デューク王に手を差し出し握手しながら言ってやった。
「私ジャパンで、ユニバーシティーのディグリーを持っています。職歴はシステムエンジニアとして4年ほど、それ以降はブルーローズでキャバクラガールとして働いておりました。こちらこそよろしくお願いいたします」
知っている限りの横文字で語ってやった。おそらく意味が分からないだろうが、すごくできる女と思ったに違いない。ふふふ。
次の瞬間私のお腹の音が当たり一面に響き渡った。
ぐぅぅぅぅぅぅぅーーーー
「よかったね。レオール。もうガイドの役目は終わりだよ。短い間だったけど、ありがとうね」
このもふもふとも別れてしまう思うと涙が出そうになるが、最後なので思い切りもふもふしながら言った。
「わしはまだまだユリカの傍にいるぞ。なんていっても3つの願いをまだ叶えてやっていないからな」
あらそうだったっけ。ガイドの守護獣は召喚されたばかりの聖女の願いを、3つ叶えないとお役ごめんにならないんだった。
「だったら一つ目。今日一日もふもふさせてもらって。それで二つ目は尻尾をにぎにぎさせてもらって、三つ目はその頬にすりすりさせてちょうだい。ほらこれで全部で3つだよ!!」
私は背中を伸ばして両手を腰に当て、ドヤ顔で言いきった。レオールとイケメン様がぽかーんとした表情で私を見つめる。
あれ?私へんなこと言っちゃったっけ?いや、もふもふは乙女の憧れですから、抗えきれない煩悩ですから・・・。
そうこうしているうちにイケメン様がレオールに向かって話しかけた。あれ?守護獣には話しかけることはできても、守護獣の話していることは聖女じゃないと聞こえないんじゃないのかな?
「貴方の気持ちが良く分かるよ。こんな聖女の守護獣はさぞ楽しいだろう。先程の日本黒犬の姿なら彼女の傍にいてもいいよ。私が許可を出しておく」
レオールが了解したとばかりに頷く。
いや私3つのお願いしましたから・・・。不審な顔で見ていると、レオールが説明してくれた。
「3つの願いは私の精霊としての能力を使わないとだめなんだ。だから先程の願いでは願いとはみなされない」
ふむふむ。
「だったら、そこの庭の土を2ミリだけ持ち上げて、また2ミリだけ下げるとかはどう?」
「そういうのも却下だ・・!!」
なんか怒っている様な声になってきたような気がする。気を取り直してレオールの背から降りて、イケメン様に向かって敬礼をした。
「私、芹沢 百合香といいます。このたび採用していただいてありがとうございます。決して後悔はさせません。わたし超・侍女を目指して日々精進に励むしだいであります!!」
そうするとイケメン様が右手を差し出して言った。
「私はデューク・デン・ボッシュ。このボッシュ王国の王だ。よろしく、ユリカ。君が超・侍女になる日を楽しみにしているよ」
え?今なんていったこのイケメン様?!!お・う・さ・ま ですってぇぇぇ!!!
え?王様ってあんな公道でたった一台の馬車だけでいるものな訳?!!っていうか私はなんて人を騙そうとしていたんだ!!!あまりの衝撃に倒れこみそうになるのを何とか堪えて踏みとどまる。やっちゃったことは仕方が無い。ここは平静をよそおって。デューク王に手を差し出し握手しながら言ってやった。
「私ジャパンで、ユニバーシティーのディグリーを持っています。職歴はシステムエンジニアとして4年ほど、それ以降はブルーローズでキャバクラガールとして働いておりました。こちらこそよろしくお願いいたします」
知っている限りの横文字で語ってやった。おそらく意味が分からないだろうが、すごくできる女と思ったに違いない。ふふふ。
次の瞬間私のお腹の音が当たり一面に響き渡った。
ぐぅぅぅぅぅぅぅーーーー
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