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新しい生活
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翌朝の早朝から私の侍女としての仕事が始まった。ラミーアが崩壊させた教会と、庭園をレオールとドイールの力を借りて直す。今回はもっぱらレオールが役に立った。お陰で耳の後ろかきかき券を大量に発行する羽目になったのだが、それは良しとしよう。
デューク王といえば、今夜こそはセカンドバージンを奪ってやると何やら鍛えているらしい。相変わらずの馬鹿だ。何を鍛えるというのだ、相変わらず不器用な奴だ。そんな彼を好ましく思えてきた自分に驚く。
デューク王も確かにドSだが、でも健司とは何かが違う気がする。
そんなことを考えながら侍女としての仕事をたんたんとこなす。そうだ、マニュアル本を出してもいいかも。侍女としての心得100とか、潜入!王城の侍女は見た!とか・・・・。うひひひ。
気が付くと、近くの椅子にデューク王が座って私の働きを見ている。ふふん。私の手際の良さにさぞ驚いているに違いない。最近イケメンにも慣れてきたところだ。そんなに見つめられても、気持ち悪くならなくなった。
それにしても何を見ているのだ?
「お前、超侍女になったかどうかって、どういう基準で分かるわけ?」
んーーーー。そういわれれば、そうだ。
「自分が超侍女になったと思った時が、そのときかな?ははは」
「割といい加減だな・・・」
うるさい!いい加減が丁度いいんだよ!!
はたきでデューク王の頭をはたいてやった。埃が鼻に入ってくしゃみをする。ふふん、ざまあみろ、くふふ。
「そういえばそろそろお給料日なんだよね。初めての給料何に使おうかなぁ。るんるん」
「お前は給料無しだろう?」
何ですと!!!私はキッと振り返ってデューク王を睨んだ。
「だってお前、自分がこの城の王妃なの知っているのかい?自分の城を自分で掃除して給料が出る方がおかしいだろう。おこづかいくらいなら渡してやってもいいけどね」
こんのぅ!!ドS王!!
「えーーーー!!だったら離婚する!離縁する!別れる!」
侍女の制服を着たまま、私が怒っているさまを見て面白がっているデューク王にはたきをたたきつけて叫んだ。それをうまくかわして逃げる途中で奴は言った。
「あの時、お前が私の馬車を選んでくれて良かった。おかげで私の人生は今、最高に面白いものになった。好敵手にもあえたしね。愛しているよ、私の王妃様」
ポッ・・。
いや、いまのは違う。決してイケメンにときめいたりしない!!断じて違う!違うからねぇぇぇーーー!!
その後、ボッシュ王国は王と王妃の間にたくさんの子供にも恵まれ、それを囲む4大エレメントの守護精霊の加護を受けて何千年と繁栄をつづけた。隣国のブレダ王国とはたびたび戦争の火種がおこったが、その度に勝負をして決着をつけた。ワンちゃんおいでおいで勝負は王国の間で最もポピュラーな競技として長年行われた。
ユリカは一生の間に野宿生活をする状況には陥らずに、デューク王と仲睦まじく暮らした。民衆はこの夫婦を理想の夫婦として憧れ、なんでも世界苦悶大会で優勝した女性が、一番の理想の女性であるとの価値観が王国中で広まったほどだった。
終わり
デューク王といえば、今夜こそはセカンドバージンを奪ってやると何やら鍛えているらしい。相変わらずの馬鹿だ。何を鍛えるというのだ、相変わらず不器用な奴だ。そんな彼を好ましく思えてきた自分に驚く。
デューク王も確かにドSだが、でも健司とは何かが違う気がする。
そんなことを考えながら侍女としての仕事をたんたんとこなす。そうだ、マニュアル本を出してもいいかも。侍女としての心得100とか、潜入!王城の侍女は見た!とか・・・・。うひひひ。
気が付くと、近くの椅子にデューク王が座って私の働きを見ている。ふふん。私の手際の良さにさぞ驚いているに違いない。最近イケメンにも慣れてきたところだ。そんなに見つめられても、気持ち悪くならなくなった。
それにしても何を見ているのだ?
「お前、超侍女になったかどうかって、どういう基準で分かるわけ?」
んーーーー。そういわれれば、そうだ。
「自分が超侍女になったと思った時が、そのときかな?ははは」
「割といい加減だな・・・」
うるさい!いい加減が丁度いいんだよ!!
はたきでデューク王の頭をはたいてやった。埃が鼻に入ってくしゃみをする。ふふん、ざまあみろ、くふふ。
「そういえばそろそろお給料日なんだよね。初めての給料何に使おうかなぁ。るんるん」
「お前は給料無しだろう?」
何ですと!!!私はキッと振り返ってデューク王を睨んだ。
「だってお前、自分がこの城の王妃なの知っているのかい?自分の城を自分で掃除して給料が出る方がおかしいだろう。おこづかいくらいなら渡してやってもいいけどね」
こんのぅ!!ドS王!!
「えーーーー!!だったら離婚する!離縁する!別れる!」
侍女の制服を着たまま、私が怒っているさまを見て面白がっているデューク王にはたきをたたきつけて叫んだ。それをうまくかわして逃げる途中で奴は言った。
「あの時、お前が私の馬車を選んでくれて良かった。おかげで私の人生は今、最高に面白いものになった。好敵手にもあえたしね。愛しているよ、私の王妃様」
ポッ・・。
いや、いまのは違う。決してイケメンにときめいたりしない!!断じて違う!違うからねぇぇぇーーー!!
その後、ボッシュ王国は王と王妃の間にたくさんの子供にも恵まれ、それを囲む4大エレメントの守護精霊の加護を受けて何千年と繁栄をつづけた。隣国のブレダ王国とはたびたび戦争の火種がおこったが、その度に勝負をして決着をつけた。ワンちゃんおいでおいで勝負は王国の間で最もポピュラーな競技として長年行われた。
ユリカは一生の間に野宿生活をする状況には陥らずに、デューク王と仲睦まじく暮らした。民衆はこの夫婦を理想の夫婦として憧れ、なんでも世界苦悶大会で優勝した女性が、一番の理想の女性であるとの価値観が王国中で広まったほどだった。
終わり
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なんつー話や!
確かに面白かったけど、突き抜けてるぞ!笑
『これ、アリ?』って思わずつぶやきたくなりました。
でも、面白かったです。
娯楽作品としてはまさに最高の逸品。
私としてはダブル王にずっと振り回される(様に見えて実は振り回している)ヒロインというエンドを想像、予想していたのでちょっと意外でした。
実によい作品をありがとうございます!
子供の寝かしつけの時に読みはじめてしまい、腹筋をかなり鍛えさせていただきました。
ケンジもなんだか憎めない人ですね。
番外編で子供たちとの生活なんかも読んでみたいです。
王様が余裕を見せつつも大人げなくヒロインを独占したがったりするのでしょうか…。
楽しいお話をありがとうございました。
かめきち様
まさかこんな古いお話に感想をいただけるなんてありがとうございます。
これ、コメディなんですよね。
まだまだ文章が洗練されてなくて、今読むと恥ずかしいです。
四分の一ほど、書き直したのですが途中で止まっています。
今度それも公開しますね。
TLにできそうな場所が結構ありますので。
感想、ありがとうございました。
本当に嬉しいです。
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めっちゃ笑いました。
ありがとうございます。
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konokuma 様
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