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新たなる住処
閑話13 森に潜む何か
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月の魔女とよばれるまで
閑話13 森に潜む何か
ウエストエンド近くの森に、二週間近く前に現れた存在は瞬く間に森を異界化していった。たった二週間で数キロもある森の半分を異界化し、徐々にウエストエンドに迫っていく。
が、ここに来て作戦に支障が出始めた。ようやく中間部まで瘴気をばらまいたと言うのにそれを浄化する輩が現れた為だ。
その報告を聞いた時、その存在は人間では無いと言う事を強く感じざるを得なかった。既に、この世界の人間に瘴気を浄化すると言う力を持ち得ないことは、前の偵察で分かっていたからだ。
「我らの計画を邪魔する者は何者だ!?」
「あり得ないほどに魔力を持つ小娘だと聞いております。あの病魔ですら討たれたと」
「あやつは欲をかきすぎた。魔力を持つ人間の娘を糧にしていたのは良いが、それで返り討ちに遭ってしまえばなにもなるまい」
「月女神の眷属とも連絡が付きません。あの光の剣でやられたものと思われます」
「元々あやつと我らは別行動をすると言う取り決めだ。わざわざあいつに連絡をすることもあるまい。だが、あいつを阻止した輩がこちらに来ているとなれば厄介だな」
光の神なる刃ディバインブレードを見ていたその存在は、あの魔法が復活したことに脅威を感じていた。
(光の神なる刃と称されたあの魔法を復活させる程の魔力の持ち主は危険すぎる。我らの計画に邪魔立てすることになるだろう。その時に確実に消さねばなるまい)
瘴気を源とするのは高位のモンスターと異界の神々。ここに居るのは異界の神々の先兵であるモンスターたちだ。
強いて言うと異界の神々は、月女神と争い負けて異界に堕とされてモンスターに変容してしまっている。それ故、この世界を手に入れようと画策していた。
古代に、人間を使って月女神を抹殺したもののなかなか侵攻することが出来ず、数千年経った今ようやく足がかりを作れそうな所まで来ていた。それなのに、強大な魔力の持ち主がここに来ていると言う。
これまでの計画を潰されるわけには行かない。少なくても大陸には足がかりは出来てるが、シルバール王国だけは足がかりを作る事が出来ないで居た。
だが、今回の計画でシルバール王国にも足場を作る事が出来る。大がかりにモンスターを呼ぶことが出来れば、この世界を手に入れるのも早くなることから、確実に作業を進めていたのだ。
まさか、ここに来て月女神の器を継ぐものに邪魔立てされるとは皮肉めいていると言うしか無い。そして、月女神は邪神と人間に呼ばれようともこの世界の守護者であることに変わりは無かったのだ。
閑話13 森に潜む何か
ウエストエンド近くの森に、二週間近く前に現れた存在は瞬く間に森を異界化していった。たった二週間で数キロもある森の半分を異界化し、徐々にウエストエンドに迫っていく。
が、ここに来て作戦に支障が出始めた。ようやく中間部まで瘴気をばらまいたと言うのにそれを浄化する輩が現れた為だ。
その報告を聞いた時、その存在は人間では無いと言う事を強く感じざるを得なかった。既に、この世界の人間に瘴気を浄化すると言う力を持ち得ないことは、前の偵察で分かっていたからだ。
「我らの計画を邪魔する者は何者だ!?」
「あり得ないほどに魔力を持つ小娘だと聞いております。あの病魔ですら討たれたと」
「あやつは欲をかきすぎた。魔力を持つ人間の娘を糧にしていたのは良いが、それで返り討ちに遭ってしまえばなにもなるまい」
「月女神の眷属とも連絡が付きません。あの光の剣でやられたものと思われます」
「元々あやつと我らは別行動をすると言う取り決めだ。わざわざあいつに連絡をすることもあるまい。だが、あいつを阻止した輩がこちらに来ているとなれば厄介だな」
光の神なる刃ディバインブレードを見ていたその存在は、あの魔法が復活したことに脅威を感じていた。
(光の神なる刃と称されたあの魔法を復活させる程の魔力の持ち主は危険すぎる。我らの計画に邪魔立てすることになるだろう。その時に確実に消さねばなるまい)
瘴気を源とするのは高位のモンスターと異界の神々。ここに居るのは異界の神々の先兵であるモンスターたちだ。
強いて言うと異界の神々は、月女神と争い負けて異界に堕とされてモンスターに変容してしまっている。それ故、この世界を手に入れようと画策していた。
古代に、人間を使って月女神を抹殺したもののなかなか侵攻することが出来ず、数千年経った今ようやく足がかりを作れそうな所まで来ていた。それなのに、強大な魔力の持ち主がここに来ていると言う。
これまでの計画を潰されるわけには行かない。少なくても大陸には足がかりは出来てるが、シルバール王国だけは足がかりを作る事が出来ないで居た。
だが、今回の計画でシルバール王国にも足場を作る事が出来る。大がかりにモンスターを呼ぶことが出来れば、この世界を手に入れるのも早くなることから、確実に作業を進めていたのだ。
まさか、ここに来て月女神の器を継ぐものに邪魔立てされるとは皮肉めいていると言うしか無い。そして、月女神は邪神と人間に呼ばれようともこの世界の守護者であることに変わりは無かったのだ。
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