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最終章 目覚める神
第305話 開拓村跡地でのモンスター観察
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月の魔女とよばれるまで
第305話 開拓村跡地でのモンスター観察
エンシェントゲートで一泊して、再度開拓村まで移動する。流石に、冒険者ギルドの支部長の案に乗ることは出来ずに独自で動く形だ。冒険者としては、余り良くないがそれでも自分たちの信念を曲げるのもまた愚かなことであったから。
少しでも良いからモンスターの数を削る方向に舵を取ったわけだが開拓村まで来てもモンスターの姿はなかった。
どうやら、今回のモンスターの氾濫のおかしい所は変に統率が取れているところだろう。開拓村を消したのなら、そのままエンシェントゲートになだれ込んでくるのが普通のモンスターの氾濫だ。
だが、今回は全く違う。若干数開拓村付近に残っていたモンスターはいたが、主力は既に古代遺跡よりも奥に引きこもっている。まるで開拓村を消すのが目的だったと言わんがばかりに。
そこに違和感を感じるのだが、今は横に置いておくことにする。沙更として、少し大規模魔法の練習をしておく必要があったから。
と言うのも、セーナが扱える魔力量が多すぎることから一段上の魔法になってしまうことも多いからだった。ある程度試し打ちをしておかねば味方ごと巻き込みかねないと危惧したからだった。
今でさえ、下級魔法が中級魔法に昇格してしまう現象が起きている上に使う魔力量が格段に多い。沙更の体内魔力活性化スキルで、魔力を高速充填出来てしまうことからそれでも全然問題にもならない。だが、そのおかげで繊細な魔力操作すら必要としない状態のため、イメージしたものがそのままダイレクトに反映されてしまっていた。
ディバインブレードですら、本当なら一振りなのに沙更の想像力のおかげで四振りの巨大な剣となってしまっていたのだから、どれだけ影響しているかが分かろうというもの。
「ミリアお姉さん、ここまで組織だってモンスターって動けるものなんですか?」
「今までこんなことは無かったから、今回が初だけど誰が統率取ってるか分かればまだ対処出来るかも?」
ミリアとしてもこんなことは初めてで、戸惑うこともある。冒険者として動いて二年ほどだが、それでもこんな風に動くことは無かったからだ。
そう言う意味でも、今回がどれだけ変わっているかが分かるしあり得ないことであった。余程うまく操る事が出来る技能でも無ければそんなことは出来ないから。
魔王や邪神なら余裕で可能であろうが、そんな存在を感じたことも無いだけにどうしていきなり出てきたのかが気になってしまう。
それにたどり着ける存在が一つあったことを沙更達は忘れてしまっていたからだ。古代遺跡で撃退したあの男が生き残っていることは分かっていたが、それでも存在を進化させていようとは夢にも思っていなかった。
第305話 開拓村跡地でのモンスター観察
エンシェントゲートで一泊して、再度開拓村まで移動する。流石に、冒険者ギルドの支部長の案に乗ることは出来ずに独自で動く形だ。冒険者としては、余り良くないがそれでも自分たちの信念を曲げるのもまた愚かなことであったから。
少しでも良いからモンスターの数を削る方向に舵を取ったわけだが開拓村まで来てもモンスターの姿はなかった。
どうやら、今回のモンスターの氾濫のおかしい所は変に統率が取れているところだろう。開拓村を消したのなら、そのままエンシェントゲートになだれ込んでくるのが普通のモンスターの氾濫だ。
だが、今回は全く違う。若干数開拓村付近に残っていたモンスターはいたが、主力は既に古代遺跡よりも奥に引きこもっている。まるで開拓村を消すのが目的だったと言わんがばかりに。
そこに違和感を感じるのだが、今は横に置いておくことにする。沙更として、少し大規模魔法の練習をしておく必要があったから。
と言うのも、セーナが扱える魔力量が多すぎることから一段上の魔法になってしまうことも多いからだった。ある程度試し打ちをしておかねば味方ごと巻き込みかねないと危惧したからだった。
今でさえ、下級魔法が中級魔法に昇格してしまう現象が起きている上に使う魔力量が格段に多い。沙更の体内魔力活性化スキルで、魔力を高速充填出来てしまうことからそれでも全然問題にもならない。だが、そのおかげで繊細な魔力操作すら必要としない状態のため、イメージしたものがそのままダイレクトに反映されてしまっていた。
ディバインブレードですら、本当なら一振りなのに沙更の想像力のおかげで四振りの巨大な剣となってしまっていたのだから、どれだけ影響しているかが分かろうというもの。
「ミリアお姉さん、ここまで組織だってモンスターって動けるものなんですか?」
「今までこんなことは無かったから、今回が初だけど誰が統率取ってるか分かればまだ対処出来るかも?」
ミリアとしてもこんなことは初めてで、戸惑うこともある。冒険者として動いて二年ほどだが、それでもこんな風に動くことは無かったからだ。
そう言う意味でも、今回がどれだけ変わっているかが分かるしあり得ないことであった。余程うまく操る事が出来る技能でも無ければそんなことは出来ないから。
魔王や邪神なら余裕で可能であろうが、そんな存在を感じたことも無いだけにどうしていきなり出てきたのかが気になってしまう。
それにたどり着ける存在が一つあったことを沙更達は忘れてしまっていたからだ。古代遺跡で撃退したあの男が生き残っていることは分かっていたが、それでも存在を進化させていようとは夢にも思っていなかった。
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