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第2話 デポ村の神童
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女神アナスタシアの光に包まれ、俺の意識は再び暗転した。
次に世界を認識した時、俺を包んでいたのは純白の光ではなく、温かい羊水と、母となる女性の優しい心音だった。
(……マジか。胎児からリスタートとは。ある意味、究極のニューゲームだな)
ゲームでは青年期から始まるし、老化もしない。
前世の記憶を持ったまま赤ん坊として生まれ直すというのは、想像以上に過酷だった。
意思とは無関係に泣き、垂れ流し、眠る。
身体というハードウェアのスペックが低すぎて、脳というOSがまともに機能しない。
もどかしい日々が続いた。
転生した俺の新しい名前はシリウス。
当然家名などない。
父ロナルドと母クレアは、貧しいながらも愛情深い、絵に描いたような農民夫婦だった。
二人から受ける無償の愛によって、荒みきっていた俺の心は、少しずつ癒されていった。
この温かい環境こそ、俺が望んだスローライフの第一歩だ。
絶対に守り抜かなければならない。
というわけで、スキルポイントの割り振りをしていこうじゃないか。
「だ!(ステータスオープン!)」
突如俺の眼前に画用紙大のデジタル画面が浮かび上がる。
一応、周りの大人達の反応も観察してみたが、特に気にする様子もなかったので、どうやらこれは俺にしか見えてないらしい。
表示されているのはレベル1の俺のステータス。
風が吹けば死んでしまいそうなくらい弱い。
「ばぶ!(コマンド!)」
ステータス画面からもう1段進んで、スキルポイントの設定画面だ。
保有しているスキルポイントは10,000pt。
まずはこの世界の根幹をなす一大要素である魔法の習得を。
魔法適性:Lv1/1,000pt
ポチッとな。
……突然俺の脳内に、前世で散々耳にしたあのシステムメッセージが響いた。
――スキル【魔法適性:Lv1】を獲得しました
(……来たか)
この世界がグランオルタナティブの仕様に準拠していることの確証を得て、俺は安堵した。
残りは9,000ptか……
スキルポイントの使い方は大きく2つ。1つは新しいスキルの取得、そしてもう一つはすでに獲得したスキルの成長だ。しかし、この世界ではレベル1のスキルは使い込むことで成長していくため、十分に修行する期間がある場合は出来るだけ幅広くスキルを取得しておくほうが良い。
そんなわけで序盤に取るのは……
無詠唱/500pt
収納魔法Lv1/500pt
錬金術Lv1/500pt
鍛冶Lv1/500pt
付与術Lv1/500pt
鑑定/1000pt
身体強化Lv1/1,000pt
剣術Lv1/1,000pt
状態異常耐性Lv1/1,000pt
並列思考/1,000pt
成長ブースト/1,500pt
転生特典でゲットしたスキルポイントをすべて使い切った。
いくつか他にも取っておきたいマイナースキルがあったが、それは今後の成長分で何とかしよう。
そして、これからの生き方についてだ。
悪目立ちするのはだめだ、平凡な農民の子として生きよう。
スキルアップは両親にもバレないように、こっそりと。
農民最大の欠点はやはり身分、上からの圧力には抗えない。俺一人なら何とかなっても家族まで巻きこむわけにはいかないからな。
俺の秘密のトレーニングは、その日から始まった。
昼間は赤ん坊としてあやされながら、夜は両親が寝静まった後を見計らって、俺は起きている間は常に体内の微細な魔力の流れを掌握する訓練に時間を費やした。
体内循環なら外部に一切影響を与えないため、誰にも気づかれることはない。
地道な努力は着実に実を結び、1歳になった頃には魔法適性がLv3まで上がっていた。
さらに1歳で舌が回るようになると、たどたどしくも言葉を話せるようになり、2歳で村の中を歩き回るようになると、俺の知識欲は爆発した。
前世の記憶があるとはいえ、この世界の文化や歴史――いわばローカルルールを把握しなければ、最適なスローライフ環境は構築できない。
俺は父の農作業記録や、母が読んでくれた絵本から、驚異的な速度でこの世界の文字と計算をマスターしていった。
そして、俺が五歳になった年の春。
その事件は、父の何気ない一言から始まった。
「んん……なぜ今年に限ってこんなに金が無いんだ……」
その年、村はちょっとした不作に見舞われていた。テーブルを挟んで頭を抱える父と母、俺は2人の間に置かれた手書きの帳簿にふと目をやった。
前世でも普通に大学は出ているからこのくらいの計算なら暗算でできるが、並列思考スキルのおかげでさらに何倍も速度が上がる。
「あれ?父さん、ここの数字が合わないよ。あと、こっちの種籾の仕入れ価格、去年より二割も高い。これじゃあ、いくら頑張っても利益が出ない。来年からは、いつもの行商人じゃなくて、少し遠いけど隣村の苗屋さんから仕入れた方がいいんじゃない?あそこなら、もっと安く卸してくれるはずだよ」
俺にとっては、ごく当たり前の問題点の指摘と改善案の提示だった。
だが、父ロナルドは目を丸くして固まり、俺の言葉を聞いていた母クレアは、口元に手を当ててわなわなと震えている。
「……お前、なんでそんなことまで……」
「え? だって、こっちの方が効率的でしょ?」
「………………」
しまった、と思ったがもう遅い。
俺のデバッグ報告は、あっという間に村中に広まった。
五歳にして大人の帳簿を完璧に読み解き、的確な経営アドバイスまでする子供。
その日から、俺は村でこう呼ばれるようになった。
「神童」と。
村人たちの尊敬と期待の眼差しが、日に日に強くなっていく。
そして連日近所の農家がうちと同じような帳簿を持ってくる。
それは、過労死した俺が最も忌み嫌う「エース」への道だった。
(まずい、まずいぞ……!)
俺は頭を抱えた。スローライフ計画、開始わずか五年にして、致命的なバグが発生している。
目立ちたくない。平穏に暮らしたい。仕事の押し付けなんて御免被る。
なのに、俺の知識と行動が、勝手にフラグを立てていく。
お、落ち着け。こんなものは時間がたてば収まるはずだ。
今はこれ以上、変な目立ち方をしないように気をつけるしかない。
しかし、そんな俺の楽観はもろくも崩れ去る。
ある日、村長が血相を変えてうちに怒鳴り込んできた。
「そ、村長!?どうしたんだ突然」
「どうしたもこうしたもあるか!ロナルド!お前のところのせがれを出せ!」
俺たち家族は3人揃って目を丸くし、お互いの顔を見合って首を傾げた。
次に世界を認識した時、俺を包んでいたのは純白の光ではなく、温かい羊水と、母となる女性の優しい心音だった。
(……マジか。胎児からリスタートとは。ある意味、究極のニューゲームだな)
ゲームでは青年期から始まるし、老化もしない。
前世の記憶を持ったまま赤ん坊として生まれ直すというのは、想像以上に過酷だった。
意思とは無関係に泣き、垂れ流し、眠る。
身体というハードウェアのスペックが低すぎて、脳というOSがまともに機能しない。
もどかしい日々が続いた。
転生した俺の新しい名前はシリウス。
当然家名などない。
父ロナルドと母クレアは、貧しいながらも愛情深い、絵に描いたような農民夫婦だった。
二人から受ける無償の愛によって、荒みきっていた俺の心は、少しずつ癒されていった。
この温かい環境こそ、俺が望んだスローライフの第一歩だ。
絶対に守り抜かなければならない。
というわけで、スキルポイントの割り振りをしていこうじゃないか。
「だ!(ステータスオープン!)」
突如俺の眼前に画用紙大のデジタル画面が浮かび上がる。
一応、周りの大人達の反応も観察してみたが、特に気にする様子もなかったので、どうやらこれは俺にしか見えてないらしい。
表示されているのはレベル1の俺のステータス。
風が吹けば死んでしまいそうなくらい弱い。
「ばぶ!(コマンド!)」
ステータス画面からもう1段進んで、スキルポイントの設定画面だ。
保有しているスキルポイントは10,000pt。
まずはこの世界の根幹をなす一大要素である魔法の習得を。
魔法適性:Lv1/1,000pt
ポチッとな。
……突然俺の脳内に、前世で散々耳にしたあのシステムメッセージが響いた。
――スキル【魔法適性:Lv1】を獲得しました
(……来たか)
この世界がグランオルタナティブの仕様に準拠していることの確証を得て、俺は安堵した。
残りは9,000ptか……
スキルポイントの使い方は大きく2つ。1つは新しいスキルの取得、そしてもう一つはすでに獲得したスキルの成長だ。しかし、この世界ではレベル1のスキルは使い込むことで成長していくため、十分に修行する期間がある場合は出来るだけ幅広くスキルを取得しておくほうが良い。
そんなわけで序盤に取るのは……
無詠唱/500pt
収納魔法Lv1/500pt
錬金術Lv1/500pt
鍛冶Lv1/500pt
付与術Lv1/500pt
鑑定/1000pt
身体強化Lv1/1,000pt
剣術Lv1/1,000pt
状態異常耐性Lv1/1,000pt
並列思考/1,000pt
成長ブースト/1,500pt
転生特典でゲットしたスキルポイントをすべて使い切った。
いくつか他にも取っておきたいマイナースキルがあったが、それは今後の成長分で何とかしよう。
そして、これからの生き方についてだ。
悪目立ちするのはだめだ、平凡な農民の子として生きよう。
スキルアップは両親にもバレないように、こっそりと。
農民最大の欠点はやはり身分、上からの圧力には抗えない。俺一人なら何とかなっても家族まで巻きこむわけにはいかないからな。
俺の秘密のトレーニングは、その日から始まった。
昼間は赤ん坊としてあやされながら、夜は両親が寝静まった後を見計らって、俺は起きている間は常に体内の微細な魔力の流れを掌握する訓練に時間を費やした。
体内循環なら外部に一切影響を与えないため、誰にも気づかれることはない。
地道な努力は着実に実を結び、1歳になった頃には魔法適性がLv3まで上がっていた。
さらに1歳で舌が回るようになると、たどたどしくも言葉を話せるようになり、2歳で村の中を歩き回るようになると、俺の知識欲は爆発した。
前世の記憶があるとはいえ、この世界の文化や歴史――いわばローカルルールを把握しなければ、最適なスローライフ環境は構築できない。
俺は父の農作業記録や、母が読んでくれた絵本から、驚異的な速度でこの世界の文字と計算をマスターしていった。
そして、俺が五歳になった年の春。
その事件は、父の何気ない一言から始まった。
「んん……なぜ今年に限ってこんなに金が無いんだ……」
その年、村はちょっとした不作に見舞われていた。テーブルを挟んで頭を抱える父と母、俺は2人の間に置かれた手書きの帳簿にふと目をやった。
前世でも普通に大学は出ているからこのくらいの計算なら暗算でできるが、並列思考スキルのおかげでさらに何倍も速度が上がる。
「あれ?父さん、ここの数字が合わないよ。あと、こっちの種籾の仕入れ価格、去年より二割も高い。これじゃあ、いくら頑張っても利益が出ない。来年からは、いつもの行商人じゃなくて、少し遠いけど隣村の苗屋さんから仕入れた方がいいんじゃない?あそこなら、もっと安く卸してくれるはずだよ」
俺にとっては、ごく当たり前の問題点の指摘と改善案の提示だった。
だが、父ロナルドは目を丸くして固まり、俺の言葉を聞いていた母クレアは、口元に手を当ててわなわなと震えている。
「……お前、なんでそんなことまで……」
「え? だって、こっちの方が効率的でしょ?」
「………………」
しまった、と思ったがもう遅い。
俺のデバッグ報告は、あっという間に村中に広まった。
五歳にして大人の帳簿を完璧に読み解き、的確な経営アドバイスまでする子供。
その日から、俺は村でこう呼ばれるようになった。
「神童」と。
村人たちの尊敬と期待の眼差しが、日に日に強くなっていく。
そして連日近所の農家がうちと同じような帳簿を持ってくる。
それは、過労死した俺が最も忌み嫌う「エース」への道だった。
(まずい、まずいぞ……!)
俺は頭を抱えた。スローライフ計画、開始わずか五年にして、致命的なバグが発生している。
目立ちたくない。平穏に暮らしたい。仕事の押し付けなんて御免被る。
なのに、俺の知識と行動が、勝手にフラグを立てていく。
お、落ち着け。こんなものは時間がたてば収まるはずだ。
今はこれ以上、変な目立ち方をしないように気をつけるしかない。
しかし、そんな俺の楽観はもろくも崩れ去る。
ある日、村長が血相を変えてうちに怒鳴り込んできた。
「そ、村長!?どうしたんだ突然」
「どうしたもこうしたもあるか!ロナルド!お前のところのせがれを出せ!」
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