8 / 128
第5話 勇者の哀願
しおりを挟む
食事が終わり、わたしは勇者の少女に向かい口を開く。
「さて……。食べる物もあらかた食べ終えたな。食休みついでに、何か言いたいこととか聞きたいことがあるならば、聞こうじゃないか」
「……色々言いたいこととか、聞きたいことはあるけど。まず最初に……。助けてもらって、どうもありがとう」
「!! ……いや、どういたしまして。」
わたしは驚きで一瞬目を見開いた。そのことに気付いたか、勇者は小さく笑う。
「わたしがお礼を言うのが、おかしい?」
「いや……。言われてみればおかしくない、な。ただわたしの側が、ちょっとばかり勇者から礼を言われるような立場じゃあなかったからね。それで、ちょっとね」
「?……貴方に聞きたいことがあるわ。貴方、何者なの?見た目は怪物そのもの。でもさっき『いただきます』って食事前の挨拶をしてた。
この世界の人は、いただきますなんて挨拶は使わない。この世界の神様とやらに祈りを捧げることはやるけど」
「あー」
わたしは内心頷く。なるほど、先ほどの『いただきます』に驚いたわけが判った。さて、どう返事をするべきか。
「んー、まず大前提となるところから話を始めるか。わたしの名は、ブレイド・JOKER。先代である魔王ゾーラムが死の瞬間、自らの命と引き換えにして異世界から召喚した新たなる魔王だ」
「え……。い、異世界の魔王!?」
「あー、いやちょっと違う。異世界で魔王だったわけじゃあない。魔王は盗み出した勇者召喚の魔法に手を加えて、魔王召喚魔法を創り出したんだよ。
召喚される前は君も勇者じゃなかったんだろう? それと同じで、わたしも召喚されたことで強化されて、魔王になったって事」
勇者は唖然としている。さもありなん。だが彼女は気を取り直して、口を開いた。
「じゃ、じゃあ貴方は元の世界では普通の人間だったの?」
「いや、それも違うんだよね。元の世界では、世界制覇を狙う悪の秘密結社『JOKER』の科学陣が創造した、最高傑作とまで言われた強力な改造人間だったよ。……というか、そういう強力な生命体だったからこそ、魔王の素体として選ばれたらしいよ。
ちなみに改造されたときに洗脳されて、そのときに本名とかはきれいさっぱり失っちゃったがね。でも、元々は日本人だったらしい。21世紀の、ね」
「日本人……!! じゃあ、もしかしたら!! 貴方、わたしの世界の人!? 帰る方法はあるの!?」
縋りつくような彼女の瞳に、わたしは沈痛な表情を返す。いや、わたしの顔面は生体装甲板に覆われており、表情は出そうにも出ないんだが。せめて声音に沈痛な響きを持たせて、わたしは言った。
「いや、残念ながらわたしも帰る方法は無いんだ。それに魔王召喚の術式を調べたんだが、幾多の平行世界からデタラメに選んで接触して、そこから有望な素材を攫ってくるって仕組みなんだ。
……おそらく勇者召喚の魔法も、基本は同じなんだろう。数多ある並行世界からデタラメに、勇者として有望な素体を引っ張り込むんだろうな。たぶんわたしと君は、別の世界の出身だろう。
……ま、でも日本人だって事はいっしょだろうけどね」
「そ、そう……」
勇者は目に見えて落ち込んだ。わたしも、どう言葉をかけていいのか分からず、口ごもる。だがやがて彼女は顔を上げた。
「ねえ、魔王ブレイド……さん」
「あー、『さん』はいらんよ」
「じゃあ魔王ブレイド。あなた世界制覇を狙う悪の秘密結社に洗脳された、って言ってたわよね。洗脳されてるんだったら、悪の秘密結社の方針にこの世界でも従うつもりはあるの? この世界で、世界征服するつもりはある?」
一瞬言葉に詰まったが、わたしは正直に言う。
「……それがね。この世界には大首領様も、組織の幹部たちも、あまつさえ宿敵たるヒーロー気取り野郎もいないんだ。正直どうしようかと思っていたところさ。この世界を征服しても、献上する相手がいないんだよね。
かと言って、自分の物にしたりって言うのは、なんか器じゃあない気もするし。まあ世界征服って言葉に、なんか惹かれる物はあるんだけどね」
「……」
「だからと言って、何もしないって言う選択肢も実はないんだ。わたしの精神構造は21世紀の人間の物だからね。この世界で人間形態に変身してひっそり生きる、なんてのは正直ぞっとしない。
生活水準は何かの手段で向上させないと、正直ね……。中世ファンタジー風の世界水準に合った生活ぶりなんて、たぶん我慢できないよ。と、こんな具合に色々悩んでいるわけだ」
「え!? 貴方、人間の姿になれるの!?」
「え、ああ、言ってなかったか。変身できるけど、今ここでってのは勘弁してくれ。裸になってしまう。男の裸なんて、見たくないだろう?」
わたしの台詞に、勇者の少女は不機嫌そうな顔つきになる。まあ、目は怒ってはいなかったが。
「……わたしのは見たくせに」
「治療だったんだ。仕方ないだろうよ」
わたしは鋭い右手人差し指の爪で、こめかみの生体装甲板をガリガリと引っ掻く。無論、照れ隠しだ。ここで勇者が、きっちりと座りなおす。そして真正面から、真っ向からわたしの目を見つめた。
「魔王ブレイド、そう言えばまだ自己紹介をしていなかったわね。わたしは『リューム・ナアド神聖国』により地球の日本から片道召喚された勇者、神流葵……アオイ=カンナ。15歳です」
「15!? あ、いや失礼」
「いえ、見た目が良くて12歳程度にしか見えないのは自分で分かってるわ。これは本来勇者召喚術そのものに、帰還のための術式が組み込まれているための処置。わたしは12歳になったばかりのときに召喚されたの。
そのときに受けた説明では、魔王を倒した暁には、呼び出された元の場所、元の時間へと帰還させるって言ってた。呼び出された時点で、不老化の処置が術式に組み込まれているのよ。元の時間に戻したときに何歳も成長してたら、問題が起きるから。でも……」
勇者アオイは悔しげに俯く。そして決然と顔を上げる。
「でも奴らは、わたしを帰還させるつもりなんて、最初から無かった! 勇者召喚術式から帰還の術式を削り取った! あまつさえ、呼び出した世界の世界座標を記録する領域まで削り取って、そこを別の術式で埋めたの!
そしてわたしが魔王ゾーラムを倒したら、わたしを不意打ちして殺すつもりだった! いえ、殺そうとしたのよ!」
「……これを使いたまえ。泣いてるぞ」
「あ、え……」
とりあえず衣類を収めている棚から、綺麗なハンカチを『取り寄せ』の術で召喚し、わたしはそれを彼女に渡した。彼女は涙を拭くと、力のこもった瞳で言う。
「命を助けてもらった上に、こんなことをお願いするのは少々図々しいと思うけど……。お願い、魔王ブレイド! どうかこの世界を征服して! この世界にわたしを召喚した国、『リューム・ナアド神聖国』を滅ぼして!
そしてその戦いにわたしを加えて欲しい! ……どうか、復讐に力を貸してくださいッ!!」
ゴスッ。
鈍い音がした。アオイが額をテーブルに打ち付けようとしたので、あわてたわたしが右手を差し出して彼女の額とテーブルの間に右掌を挟んだのだ。わたしの高い身体能力からすれば、とっさの事でも余裕で間に合う。
だがしかし、わたしの生体装甲板がテーブルより強固で硬いことを失念していた。彼女は余計に痛かっただろうか。
「あ、す、すまない。わたしの掌がテーブルより硬いことをうっかり忘れていた。額は大丈夫かね?」
「大丈夫……。魔王ブレイド、わたしが貴方に対価として差し出せるのは自分の存在しかないわ。どうかわたしを配下として使って欲しい。使い潰してくれてもいい。魂だって、売り渡すわ。
だからそれを対価に、憎い『リューム・ナアド神聖国』と勇者パーティーだった者たちを……! あいつらを滅ぼすのに、手を貸して! どうか、どうかお願いします!!」
アオイは、再び大粒の涙を流していた。わたしは右手を自らの顎にやって、少々考え込む。だが、すぐに結論は出た。
(復讐は何も生まない。それは一面では正しい。けど、マイナスをゼロに引き戻す効果はあるんだろうさ。彼女は復讐をやり遂げなければ、おそらくそこから先に1歩も進めない。
……うん、一度関わった以上は今更それを放り出すのも何だしな。最後まで面倒見るとしよう)
「う、ううっ……。ひくっ……」
「……いいだろう、勇者アオイ。これよりわたしは君に力を貸そう。だが人類世界に対し戦争を仕掛けると言うのは、けっこうな大ごとだ。
まずはズタボロになっている魔王軍と魔王領を再建するところから始めなければならない。それ故、時間がかなりかかるよ。それは覚悟しておいて欲しいんだ。いいかな?」
しゃくり上げつつ小さく頷くアオイの手からハンカチを取り、それでわたしは彼女の涙を拭いてやる。彼女は再び、今度は力強く頷く。
「……わかったわ。まずは、何から始めればいい?」
「そうだな、まずは……」
こうしてわたし……『魔王』ブレイド・JOKERは、わたしが召喚されたこの世界へと第一歩を踏み出した。目指すは世界制覇である。やはり洗脳が完全であるためなのか、それとも魔王と化した自身の本能的な物なのか、何故か胸が躍った。
「さて……。食べる物もあらかた食べ終えたな。食休みついでに、何か言いたいこととか聞きたいことがあるならば、聞こうじゃないか」
「……色々言いたいこととか、聞きたいことはあるけど。まず最初に……。助けてもらって、どうもありがとう」
「!! ……いや、どういたしまして。」
わたしは驚きで一瞬目を見開いた。そのことに気付いたか、勇者は小さく笑う。
「わたしがお礼を言うのが、おかしい?」
「いや……。言われてみればおかしくない、な。ただわたしの側が、ちょっとばかり勇者から礼を言われるような立場じゃあなかったからね。それで、ちょっとね」
「?……貴方に聞きたいことがあるわ。貴方、何者なの?見た目は怪物そのもの。でもさっき『いただきます』って食事前の挨拶をしてた。
この世界の人は、いただきますなんて挨拶は使わない。この世界の神様とやらに祈りを捧げることはやるけど」
「あー」
わたしは内心頷く。なるほど、先ほどの『いただきます』に驚いたわけが判った。さて、どう返事をするべきか。
「んー、まず大前提となるところから話を始めるか。わたしの名は、ブレイド・JOKER。先代である魔王ゾーラムが死の瞬間、自らの命と引き換えにして異世界から召喚した新たなる魔王だ」
「え……。い、異世界の魔王!?」
「あー、いやちょっと違う。異世界で魔王だったわけじゃあない。魔王は盗み出した勇者召喚の魔法に手を加えて、魔王召喚魔法を創り出したんだよ。
召喚される前は君も勇者じゃなかったんだろう? それと同じで、わたしも召喚されたことで強化されて、魔王になったって事」
勇者は唖然としている。さもありなん。だが彼女は気を取り直して、口を開いた。
「じゃ、じゃあ貴方は元の世界では普通の人間だったの?」
「いや、それも違うんだよね。元の世界では、世界制覇を狙う悪の秘密結社『JOKER』の科学陣が創造した、最高傑作とまで言われた強力な改造人間だったよ。……というか、そういう強力な生命体だったからこそ、魔王の素体として選ばれたらしいよ。
ちなみに改造されたときに洗脳されて、そのときに本名とかはきれいさっぱり失っちゃったがね。でも、元々は日本人だったらしい。21世紀の、ね」
「日本人……!! じゃあ、もしかしたら!! 貴方、わたしの世界の人!? 帰る方法はあるの!?」
縋りつくような彼女の瞳に、わたしは沈痛な表情を返す。いや、わたしの顔面は生体装甲板に覆われており、表情は出そうにも出ないんだが。せめて声音に沈痛な響きを持たせて、わたしは言った。
「いや、残念ながらわたしも帰る方法は無いんだ。それに魔王召喚の術式を調べたんだが、幾多の平行世界からデタラメに選んで接触して、そこから有望な素材を攫ってくるって仕組みなんだ。
……おそらく勇者召喚の魔法も、基本は同じなんだろう。数多ある並行世界からデタラメに、勇者として有望な素体を引っ張り込むんだろうな。たぶんわたしと君は、別の世界の出身だろう。
……ま、でも日本人だって事はいっしょだろうけどね」
「そ、そう……」
勇者は目に見えて落ち込んだ。わたしも、どう言葉をかけていいのか分からず、口ごもる。だがやがて彼女は顔を上げた。
「ねえ、魔王ブレイド……さん」
「あー、『さん』はいらんよ」
「じゃあ魔王ブレイド。あなた世界制覇を狙う悪の秘密結社に洗脳された、って言ってたわよね。洗脳されてるんだったら、悪の秘密結社の方針にこの世界でも従うつもりはあるの? この世界で、世界征服するつもりはある?」
一瞬言葉に詰まったが、わたしは正直に言う。
「……それがね。この世界には大首領様も、組織の幹部たちも、あまつさえ宿敵たるヒーロー気取り野郎もいないんだ。正直どうしようかと思っていたところさ。この世界を征服しても、献上する相手がいないんだよね。
かと言って、自分の物にしたりって言うのは、なんか器じゃあない気もするし。まあ世界征服って言葉に、なんか惹かれる物はあるんだけどね」
「……」
「だからと言って、何もしないって言う選択肢も実はないんだ。わたしの精神構造は21世紀の人間の物だからね。この世界で人間形態に変身してひっそり生きる、なんてのは正直ぞっとしない。
生活水準は何かの手段で向上させないと、正直ね……。中世ファンタジー風の世界水準に合った生活ぶりなんて、たぶん我慢できないよ。と、こんな具合に色々悩んでいるわけだ」
「え!? 貴方、人間の姿になれるの!?」
「え、ああ、言ってなかったか。変身できるけど、今ここでってのは勘弁してくれ。裸になってしまう。男の裸なんて、見たくないだろう?」
わたしの台詞に、勇者の少女は不機嫌そうな顔つきになる。まあ、目は怒ってはいなかったが。
「……わたしのは見たくせに」
「治療だったんだ。仕方ないだろうよ」
わたしは鋭い右手人差し指の爪で、こめかみの生体装甲板をガリガリと引っ掻く。無論、照れ隠しだ。ここで勇者が、きっちりと座りなおす。そして真正面から、真っ向からわたしの目を見つめた。
「魔王ブレイド、そう言えばまだ自己紹介をしていなかったわね。わたしは『リューム・ナアド神聖国』により地球の日本から片道召喚された勇者、神流葵……アオイ=カンナ。15歳です」
「15!? あ、いや失礼」
「いえ、見た目が良くて12歳程度にしか見えないのは自分で分かってるわ。これは本来勇者召喚術そのものに、帰還のための術式が組み込まれているための処置。わたしは12歳になったばかりのときに召喚されたの。
そのときに受けた説明では、魔王を倒した暁には、呼び出された元の場所、元の時間へと帰還させるって言ってた。呼び出された時点で、不老化の処置が術式に組み込まれているのよ。元の時間に戻したときに何歳も成長してたら、問題が起きるから。でも……」
勇者アオイは悔しげに俯く。そして決然と顔を上げる。
「でも奴らは、わたしを帰還させるつもりなんて、最初から無かった! 勇者召喚術式から帰還の術式を削り取った! あまつさえ、呼び出した世界の世界座標を記録する領域まで削り取って、そこを別の術式で埋めたの!
そしてわたしが魔王ゾーラムを倒したら、わたしを不意打ちして殺すつもりだった! いえ、殺そうとしたのよ!」
「……これを使いたまえ。泣いてるぞ」
「あ、え……」
とりあえず衣類を収めている棚から、綺麗なハンカチを『取り寄せ』の術で召喚し、わたしはそれを彼女に渡した。彼女は涙を拭くと、力のこもった瞳で言う。
「命を助けてもらった上に、こんなことをお願いするのは少々図々しいと思うけど……。お願い、魔王ブレイド! どうかこの世界を征服して! この世界にわたしを召喚した国、『リューム・ナアド神聖国』を滅ぼして!
そしてその戦いにわたしを加えて欲しい! ……どうか、復讐に力を貸してくださいッ!!」
ゴスッ。
鈍い音がした。アオイが額をテーブルに打ち付けようとしたので、あわてたわたしが右手を差し出して彼女の額とテーブルの間に右掌を挟んだのだ。わたしの高い身体能力からすれば、とっさの事でも余裕で間に合う。
だがしかし、わたしの生体装甲板がテーブルより強固で硬いことを失念していた。彼女は余計に痛かっただろうか。
「あ、す、すまない。わたしの掌がテーブルより硬いことをうっかり忘れていた。額は大丈夫かね?」
「大丈夫……。魔王ブレイド、わたしが貴方に対価として差し出せるのは自分の存在しかないわ。どうかわたしを配下として使って欲しい。使い潰してくれてもいい。魂だって、売り渡すわ。
だからそれを対価に、憎い『リューム・ナアド神聖国』と勇者パーティーだった者たちを……! あいつらを滅ぼすのに、手を貸して! どうか、どうかお願いします!!」
アオイは、再び大粒の涙を流していた。わたしは右手を自らの顎にやって、少々考え込む。だが、すぐに結論は出た。
(復讐は何も生まない。それは一面では正しい。けど、マイナスをゼロに引き戻す効果はあるんだろうさ。彼女は復讐をやり遂げなければ、おそらくそこから先に1歩も進めない。
……うん、一度関わった以上は今更それを放り出すのも何だしな。最後まで面倒見るとしよう)
「う、ううっ……。ひくっ……」
「……いいだろう、勇者アオイ。これよりわたしは君に力を貸そう。だが人類世界に対し戦争を仕掛けると言うのは、けっこうな大ごとだ。
まずはズタボロになっている魔王軍と魔王領を再建するところから始めなければならない。それ故、時間がかなりかかるよ。それは覚悟しておいて欲しいんだ。いいかな?」
しゃくり上げつつ小さく頷くアオイの手からハンカチを取り、それでわたしは彼女の涙を拭いてやる。彼女は再び、今度は力強く頷く。
「……わかったわ。まずは、何から始めればいい?」
「そうだな、まずは……」
こうしてわたし……『魔王』ブレイド・JOKERは、わたしが召喚されたこの世界へと第一歩を踏み出した。目指すは世界制覇である。やはり洗脳が完全であるためなのか、それとも魔王と化した自身の本能的な物なのか、何故か胸が躍った。
0
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる