52 / 128
第49話 科学技術の賛歌
しおりを挟む
その日わたしたち、バルゾラ大陸に残っている新生魔王軍幹部は、新生魔王軍本部基地の横に造られた、広大かつ長大で滑らかな舗装路面に来ていた。アオイが頭を左右に振る。
「この世界で、『これ』って意味あるのかな」
その視線の先には、先端にプロペラの付いた、上下二枚の大きな翼を持つ機械が鎮座していた。複葉機……歴とした飛行機である。その操縦席には、魔道軍団から選ばれた操縦士が着席していた。
わたしはアオイの言葉に答える。
「今の段階では、まだ無いかも知れない。飛行速度も魔竜や、飛行魔法を使った魔道士の方が速いからねえ。実際今回操縦士を魔道軍団から選んだのだって、墜落したときに飛行魔法を使って脱出できる様に、だからね」
「なら、別の物造った方が良かったんじゃないかな。たとえば潜水艦なら、海竜の数は少ないから、それを補う意味でも」
「それも設計だけはできてるけどね。まあでも、飛行機はやはり必要だよ。そのうち飛行機の飛行速度は魔竜や魔道士を超えることになる。爆弾の積載量もしかり、だよ。今はまだ、だけどね。
それに飛行魔法を使えない者でも、空を往くことができる様になるのはやっぱり大きいよ。大型の旅客機はそのうち絶対に必要になるさ」
わたしたちの見守る中、複葉機は滑走路を疾走し始めた。やがて離陸速度に達したそれは、ふわりと空中に浮かぶ。
ザウエルと鉄之丞が、驚きの声を上げた。
「おお、飛びましたね。何の魔力の補助もなしに。確かに今はまだ大したことは無い能力ですが、魔王様から教えていただいた様に今後発展するとなると……。うん、いけますね」
『むむむ、なんと面妖な。ああいや、怨霊と化しておるそれがしの言う事では無かったでござるな』
わたしは満足げに頷くと、色々と今後起こりうる問題点を考え始めた。まず可能性が高いのは、今事実上空軍として活動している魔竜たちが嫌がりそうだと言う事である。自分たちの仕事を取られる、と感じてしまうかも知れない。
飛行機の進歩に魔竜たちが置いていかれない様に、魔竜たちの能力を強化することも考えなくてはならないなあ。そうだ、魔竜たちに着せる強化服はどうだろうか?魔竜たちが飛んでいるのは、翼に宿る魔力によるものだから、魔力を強化する仕組みを内蔵してやれば飛行能力は勝手に上がるはず。
魔力タンクを兼ねた魔力増幅装甲をその身に纏わせてやれば、オルトラムゥ直属部隊あたりの強靭な個体ならば、加速魔法なしでの超音速機動が可能になりそうだ。あとは機関砲なり爆弾なり搭載してやって……。
ああ、緊急加速用の固体燃料式ロケットブースターを装着してやる手もあるな。
「……固体燃料ロケットか」
「え? 今度はロケットまで造るの?」
アオイが目を丸くする。わたしは頷いた。
「ミサイルやロケット弾を始めとする、ロケット兵器から開発することになるだろうけどね。そのうち人工衛星打ち上げないと。まあ、まだまだ先の話さ」
「……とりあえず、卑近な目標から事を進めるべきだと思うわ」
「やってるよー。こないだブルドーザー、クレーン、パワーショベルを始めとした重機各種の生産は軌道に乗った。知っての通り、既に大量生産してる。と言うか、それが無いと飛行場が作れてないよね。
あと新式の自動小銃も配備開始したし、初期型の戦車、装甲兵員輸送車、歩兵戦闘車、自走砲の設計も仕上げた。家電製品でも冷蔵庫と洗濯機が、ようやくわたしの手を離れて初期型が量産出来る様になった。
あとは電子工学関係の技術が成熟すれば、家電3種の神器が揃い踏みするのも近いよ」
アオイが小首を傾げる。
「3種の神器の残り1つは何?」
「白黒テレビ。ちなみに時代が進むとカラーテレビ、クーラー、自家用車が。更に時代が進むとデジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型大型テレビと変わっていく。なんでパソコン入ってないんだろうなあ。
……あ!」
「どうしたの!?」
アオイの叫びに、ザウエル、鉄之丞もこちらを向く。わたしは頭を掻きつつ言う。
「いや、カメラ忘れてた……。何か忘れてると思ったんだよ。映像を魔法で紙や羊皮紙に写す『ドローイング』の魔法があるから必要に駆られなかったと言うのもあるけど、今後は必要になるだろうな。すぐに開発計画立てないと」
「次から次へ手を出すのはどうかと思います、魔王様。魔王様の時間は有限なんですから、ちゃんと物事は思い付きだけじゃなく計画的にお願いしたいですね」
『かめら?話の流れから、絵姿を写すからくりでは、と予想はできますがのう……』
「あなたを撮ったら、心霊写真になっちゃうわね」
雰囲気がグダグダになる。まあ、ザウエルの懸念もわかるが、カメラ始めとした写真技術は、絶対に必要になるんだよ。ICやLSIとかの集積回路を量産するのに、回路の図面をシリコンの板に写真的に焼き付けるんだよね。写真技術ってのは、そう言った感じに応用範囲が極めて広いんだ。
そんな中、複葉機がよたよたと地上へ降りて来た。まだ操縦に慣れていないのが、一目瞭然だ。一応は飛行実験は成功したので、今後はもっと高性能な機体の開発と搭乗員の育成が問題になるだろうね。
「この世界で、『これ』って意味あるのかな」
その視線の先には、先端にプロペラの付いた、上下二枚の大きな翼を持つ機械が鎮座していた。複葉機……歴とした飛行機である。その操縦席には、魔道軍団から選ばれた操縦士が着席していた。
わたしはアオイの言葉に答える。
「今の段階では、まだ無いかも知れない。飛行速度も魔竜や、飛行魔法を使った魔道士の方が速いからねえ。実際今回操縦士を魔道軍団から選んだのだって、墜落したときに飛行魔法を使って脱出できる様に、だからね」
「なら、別の物造った方が良かったんじゃないかな。たとえば潜水艦なら、海竜の数は少ないから、それを補う意味でも」
「それも設計だけはできてるけどね。まあでも、飛行機はやはり必要だよ。そのうち飛行機の飛行速度は魔竜や魔道士を超えることになる。爆弾の積載量もしかり、だよ。今はまだ、だけどね。
それに飛行魔法を使えない者でも、空を往くことができる様になるのはやっぱり大きいよ。大型の旅客機はそのうち絶対に必要になるさ」
わたしたちの見守る中、複葉機は滑走路を疾走し始めた。やがて離陸速度に達したそれは、ふわりと空中に浮かぶ。
ザウエルと鉄之丞が、驚きの声を上げた。
「おお、飛びましたね。何の魔力の補助もなしに。確かに今はまだ大したことは無い能力ですが、魔王様から教えていただいた様に今後発展するとなると……。うん、いけますね」
『むむむ、なんと面妖な。ああいや、怨霊と化しておるそれがしの言う事では無かったでござるな』
わたしは満足げに頷くと、色々と今後起こりうる問題点を考え始めた。まず可能性が高いのは、今事実上空軍として活動している魔竜たちが嫌がりそうだと言う事である。自分たちの仕事を取られる、と感じてしまうかも知れない。
飛行機の進歩に魔竜たちが置いていかれない様に、魔竜たちの能力を強化することも考えなくてはならないなあ。そうだ、魔竜たちに着せる強化服はどうだろうか?魔竜たちが飛んでいるのは、翼に宿る魔力によるものだから、魔力を強化する仕組みを内蔵してやれば飛行能力は勝手に上がるはず。
魔力タンクを兼ねた魔力増幅装甲をその身に纏わせてやれば、オルトラムゥ直属部隊あたりの強靭な個体ならば、加速魔法なしでの超音速機動が可能になりそうだ。あとは機関砲なり爆弾なり搭載してやって……。
ああ、緊急加速用の固体燃料式ロケットブースターを装着してやる手もあるな。
「……固体燃料ロケットか」
「え? 今度はロケットまで造るの?」
アオイが目を丸くする。わたしは頷いた。
「ミサイルやロケット弾を始めとする、ロケット兵器から開発することになるだろうけどね。そのうち人工衛星打ち上げないと。まあ、まだまだ先の話さ」
「……とりあえず、卑近な目標から事を進めるべきだと思うわ」
「やってるよー。こないだブルドーザー、クレーン、パワーショベルを始めとした重機各種の生産は軌道に乗った。知っての通り、既に大量生産してる。と言うか、それが無いと飛行場が作れてないよね。
あと新式の自動小銃も配備開始したし、初期型の戦車、装甲兵員輸送車、歩兵戦闘車、自走砲の設計も仕上げた。家電製品でも冷蔵庫と洗濯機が、ようやくわたしの手を離れて初期型が量産出来る様になった。
あとは電子工学関係の技術が成熟すれば、家電3種の神器が揃い踏みするのも近いよ」
アオイが小首を傾げる。
「3種の神器の残り1つは何?」
「白黒テレビ。ちなみに時代が進むとカラーテレビ、クーラー、自家用車が。更に時代が進むとデジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型大型テレビと変わっていく。なんでパソコン入ってないんだろうなあ。
……あ!」
「どうしたの!?」
アオイの叫びに、ザウエル、鉄之丞もこちらを向く。わたしは頭を掻きつつ言う。
「いや、カメラ忘れてた……。何か忘れてると思ったんだよ。映像を魔法で紙や羊皮紙に写す『ドローイング』の魔法があるから必要に駆られなかったと言うのもあるけど、今後は必要になるだろうな。すぐに開発計画立てないと」
「次から次へ手を出すのはどうかと思います、魔王様。魔王様の時間は有限なんですから、ちゃんと物事は思い付きだけじゃなく計画的にお願いしたいですね」
『かめら?話の流れから、絵姿を写すからくりでは、と予想はできますがのう……』
「あなたを撮ったら、心霊写真になっちゃうわね」
雰囲気がグダグダになる。まあ、ザウエルの懸念もわかるが、カメラ始めとした写真技術は、絶対に必要になるんだよ。ICやLSIとかの集積回路を量産するのに、回路の図面をシリコンの板に写真的に焼き付けるんだよね。写真技術ってのは、そう言った感じに応用範囲が極めて広いんだ。
そんな中、複葉機がよたよたと地上へ降りて来た。まだ操縦に慣れていないのが、一目瞭然だ。一応は飛行実験は成功したので、今後はもっと高性能な機体の開発と搭乗員の育成が問題になるだろうね。
0
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる