77 / 128
第74話 またも謁見……え?
しおりを挟む
今日も今日とて、わたしは魔王軍本部基地の司令室で、書類仕事に精を出していた。アオイとミズホ、文官たち6名も、同様に各自の書類仕事をこなしている。と、そこへ部屋に据え付けてある大型の『通話水晶』が呼び出し音を立てた。
わたしは急ぎ、『通話水晶』を起動する。
「……ガウルグルク!」
『はっ。此度は急な連絡、申し訳ございません魔王様』
映像の中のガウルグルクは、律儀に敬礼をして来る。わたしとアオイ、ミズホも答礼を返した。
「何かあったのかい?アーカル大陸で、何か事態の急変でも?」
『いえ、そう言うわけでは無いのですが……。大陸西にあるヴァルトーリオ列島から、魔王様との謁見を望む者が参りました。列島の民衆代表だと言う事ですが……。』
「!?」
ヴァルトーリオ列島とは、アーカル大陸の西側にある列島で、大きく3つの島より成る。一応は『ヴァルタール帝国』が領有宣言をしていたが、実質的に統治下に置いてあるかどうかは微妙な土地でもあった。
表向きは列島の支配者を辺境伯に任じ、『ヴァルタール帝国』の領土であると周囲にはアピールしていたものの、実質的には国力は小さいが独立国と見て良いのでは、と思わなくもない土地である。
先頃に『ヴァルタール帝国』の首都を陥とした後の掃討作戦の一環として、この列島にも兵を送り込んで平定はしたのだが……。報告では支配者であったジェレマイア・ダード・ハトルストーン辺境伯および家臣の主だった者は、全員討ち死にしたとの事だ。だが……。
「そういえば……。ハトルストーン辺境伯および家臣の死にざまだが。何故か死体が残らぬ様な死に方ばかりだったらしいな。事後の調査は命じておいたんだが、結果は未だ出ていない……」
『はっ。……その件に関しましても、此度の謁見希望者は、何かしら匂わせる様な発言をしておりますれば』
「そうかい……。」
わたしは考え込む。と、そこへガウルグルクが何かしら言いたげな様子を見せた。だが彼は、言葉を飲み込んでしまう。
『あ……。』
「何だい? 何か気になる事でも?」
『あ、いえ……。気のせいやも知れませぬ故に……』
「いや、気のせいでも構わない。何かしら、そう言う勘働きは無視してしまうのは、けっこう怖い物だよ。特に歴戦の勇将、ガウルグルクの勘だ。おろそかにできる物じゃない。」
『はっ!お褒めに与りまして、光栄です!では……』
ガウルグルクは話し始めた。
『実は……。謁見申し込みに来た者と会見した際にですな。微妙な違和感を感じたのでございます。』
「ほう?どんな違和感だい?」
『それが……。うまく言い表せぬのでございます。その場にいるのに、どことなく実在感が無いと言いますか……。いえ、わたしのこの耳には相手の心の臓の拍動もかすかに聞こえましたし、鼻には、きちんと汗の臭いも届き申した。なれど……』
そしてガウルグルクは、言葉に詰まって首を傾げる。わたしは徐に、その後を続けた。
「なれど……実在感が薄い? まるでその場にいないかの様に?」
『はい……』
もしや……と、わたしは思った。その状況に、思い至る節があったからだ。それは、ある魔法の効果による物の可能性がある。
……『パペット』の魔法、それが一番しっくり来た。
「……アオイ、相手の船旅の時間や余裕も考えて、10日後に謁見の時間を予約できるかい?」
「できるけど……。会うの?」
「うん。こいつは無視するとまずい気がするんだ。まあ、『ゲート』の魔法陣を使わせるわけにもいかないし。やはり船便だろう。」
「わかった。」
アオイがスケジュールを調整し、10日後に予約を入れる。さて、わたしの予想、と言うよりも憶測が当たっているならば……。
そして10日が過ぎた。既に例の謁見希望者は、3日前にバルゾラ大陸へと到着している。この日わたしは、ヴァルトーリオ列島からの謁見希望者に先んじて、他の謁見希望者の陳情などを聞いていた。まあさほど陳情の類は多く無く、しかもたいした内容は無い。無いんだが……。
謁見にはいちいち大会議室を押さえてそこを使ってるんだが、立国以来は陳情希望者とか多いからなあ。専用の部屋を確保した方がいいんだろうか……。だが貴族階級とかいないしなあ、ウチの国。謁見という行為そのものの数が、他国と違ってかなり少ないんだ。
うん、やっぱりわざわざ部屋を作って確保するほどの事じゃないな。それよりは工数を別な事に使った方がマシだ。
そんなわけで、バルゾラ大陸の最後の謁見者が大会議室を退出する。そして取次ぎ役の戦闘ドロイドが、ヴァルトーリオ列島からの謁見者を呼び入れた。入室して来て平伏するその人物を『視』て、わたしは思った物だ。やはり……と。
今回の謁見には、部下の魔竜たちの軍事演習でどうしても手が離せなかったオルトラムゥと、アーカル大陸に居るガウルグルクの2名以外、全ての幹部連中を同席させている。しかしその中でわたしと同じ事に気付いたのは、常に霊的知覚力を働かせている……と言うよりも、霊的知覚力しか無いと言うべきな、鉄之丞だけだった。
鉄之丞は僅かにこちらへ頷く。わたしも頷きを返す。そのわたしたちの微妙な仕草で、アオイ、ミズホ、ザウエル、ゼロもまた状況を理解した。ザウエルが謁見者に何か言おうとするのを右手で制し、わたしは口を開く。
「……ふむ。まあ身体が大きいからの。直接本体で来るのが難しいのは理解できるが、な? 『パペット』の魔法で、義体を依り代にして謁見に臨むのは、いささか無礼ではないか? のう、バートランド・コルボーン……。否、巨人族の……長、かの? ふむ、『カカ』と言うのか。」
バートランド・コルボーンと言う偽名を使って謁見を申請してきた巨人族の長は、名乗っても居ない真名を知られている事に驚愕した模様だ。『パペット』の魔法の依り代である義体ではあったが、こいつはその顔面に、滝の様に汗を流していた。
ああ、いや。この世界の魔法には存在しない、『真名看破』の魔道の術による物なんだけどね。魔道の術は直接的な攻撃力はこの世界の魔法に一歩譲るが、小細工は得意なんだ。あと、『霊視力』と『千里眼』の術法も併用して、この義体から延びる『魂の緒』を辿って、本体を『視』たんだが。
ちなみに鉄之丞が、こいつが義体である事に気付いたのも、『魂の緒』がこいつの義体から延びてるのを霊的知覚力で知ったためだ。そして鉄之丞は、常日頃司令室での会議で、『パペット』の魔法を使って彫像を依り代にして会議に参加している、オルトラムゥの姿を見てるしな。
閑話休題。『千里眼』で『視』た結果なんだが。本体である巨人が、いかにも偉そうな装束を着ててさ。ちょっとだけ劣る装束を着た、これも偉そうな巨人に取り巻かれててさ。いかにも偉そうだったから長かなーって。そう思ったんだが、当たりだった様だな。
この本名がカカとか言う巨人……。とりあえず第1ラウンドは一本取ったが……。はてさて、どうしたもんだろうな。
わたしは急ぎ、『通話水晶』を起動する。
「……ガウルグルク!」
『はっ。此度は急な連絡、申し訳ございません魔王様』
映像の中のガウルグルクは、律儀に敬礼をして来る。わたしとアオイ、ミズホも答礼を返した。
「何かあったのかい?アーカル大陸で、何か事態の急変でも?」
『いえ、そう言うわけでは無いのですが……。大陸西にあるヴァルトーリオ列島から、魔王様との謁見を望む者が参りました。列島の民衆代表だと言う事ですが……。』
「!?」
ヴァルトーリオ列島とは、アーカル大陸の西側にある列島で、大きく3つの島より成る。一応は『ヴァルタール帝国』が領有宣言をしていたが、実質的に統治下に置いてあるかどうかは微妙な土地でもあった。
表向きは列島の支配者を辺境伯に任じ、『ヴァルタール帝国』の領土であると周囲にはアピールしていたものの、実質的には国力は小さいが独立国と見て良いのでは、と思わなくもない土地である。
先頃に『ヴァルタール帝国』の首都を陥とした後の掃討作戦の一環として、この列島にも兵を送り込んで平定はしたのだが……。報告では支配者であったジェレマイア・ダード・ハトルストーン辺境伯および家臣の主だった者は、全員討ち死にしたとの事だ。だが……。
「そういえば……。ハトルストーン辺境伯および家臣の死にざまだが。何故か死体が残らぬ様な死に方ばかりだったらしいな。事後の調査は命じておいたんだが、結果は未だ出ていない……」
『はっ。……その件に関しましても、此度の謁見希望者は、何かしら匂わせる様な発言をしておりますれば』
「そうかい……。」
わたしは考え込む。と、そこへガウルグルクが何かしら言いたげな様子を見せた。だが彼は、言葉を飲み込んでしまう。
『あ……。』
「何だい? 何か気になる事でも?」
『あ、いえ……。気のせいやも知れませぬ故に……』
「いや、気のせいでも構わない。何かしら、そう言う勘働きは無視してしまうのは、けっこう怖い物だよ。特に歴戦の勇将、ガウルグルクの勘だ。おろそかにできる物じゃない。」
『はっ!お褒めに与りまして、光栄です!では……』
ガウルグルクは話し始めた。
『実は……。謁見申し込みに来た者と会見した際にですな。微妙な違和感を感じたのでございます。』
「ほう?どんな違和感だい?」
『それが……。うまく言い表せぬのでございます。その場にいるのに、どことなく実在感が無いと言いますか……。いえ、わたしのこの耳には相手の心の臓の拍動もかすかに聞こえましたし、鼻には、きちんと汗の臭いも届き申した。なれど……』
そしてガウルグルクは、言葉に詰まって首を傾げる。わたしは徐に、その後を続けた。
「なれど……実在感が薄い? まるでその場にいないかの様に?」
『はい……』
もしや……と、わたしは思った。その状況に、思い至る節があったからだ。それは、ある魔法の効果による物の可能性がある。
……『パペット』の魔法、それが一番しっくり来た。
「……アオイ、相手の船旅の時間や余裕も考えて、10日後に謁見の時間を予約できるかい?」
「できるけど……。会うの?」
「うん。こいつは無視するとまずい気がするんだ。まあ、『ゲート』の魔法陣を使わせるわけにもいかないし。やはり船便だろう。」
「わかった。」
アオイがスケジュールを調整し、10日後に予約を入れる。さて、わたしの予想、と言うよりも憶測が当たっているならば……。
そして10日が過ぎた。既に例の謁見希望者は、3日前にバルゾラ大陸へと到着している。この日わたしは、ヴァルトーリオ列島からの謁見希望者に先んじて、他の謁見希望者の陳情などを聞いていた。まあさほど陳情の類は多く無く、しかもたいした内容は無い。無いんだが……。
謁見にはいちいち大会議室を押さえてそこを使ってるんだが、立国以来は陳情希望者とか多いからなあ。専用の部屋を確保した方がいいんだろうか……。だが貴族階級とかいないしなあ、ウチの国。謁見という行為そのものの数が、他国と違ってかなり少ないんだ。
うん、やっぱりわざわざ部屋を作って確保するほどの事じゃないな。それよりは工数を別な事に使った方がマシだ。
そんなわけで、バルゾラ大陸の最後の謁見者が大会議室を退出する。そして取次ぎ役の戦闘ドロイドが、ヴァルトーリオ列島からの謁見者を呼び入れた。入室して来て平伏するその人物を『視』て、わたしは思った物だ。やはり……と。
今回の謁見には、部下の魔竜たちの軍事演習でどうしても手が離せなかったオルトラムゥと、アーカル大陸に居るガウルグルクの2名以外、全ての幹部連中を同席させている。しかしその中でわたしと同じ事に気付いたのは、常に霊的知覚力を働かせている……と言うよりも、霊的知覚力しか無いと言うべきな、鉄之丞だけだった。
鉄之丞は僅かにこちらへ頷く。わたしも頷きを返す。そのわたしたちの微妙な仕草で、アオイ、ミズホ、ザウエル、ゼロもまた状況を理解した。ザウエルが謁見者に何か言おうとするのを右手で制し、わたしは口を開く。
「……ふむ。まあ身体が大きいからの。直接本体で来るのが難しいのは理解できるが、な? 『パペット』の魔法で、義体を依り代にして謁見に臨むのは、いささか無礼ではないか? のう、バートランド・コルボーン……。否、巨人族の……長、かの? ふむ、『カカ』と言うのか。」
バートランド・コルボーンと言う偽名を使って謁見を申請してきた巨人族の長は、名乗っても居ない真名を知られている事に驚愕した模様だ。『パペット』の魔法の依り代である義体ではあったが、こいつはその顔面に、滝の様に汗を流していた。
ああ、いや。この世界の魔法には存在しない、『真名看破』の魔道の術による物なんだけどね。魔道の術は直接的な攻撃力はこの世界の魔法に一歩譲るが、小細工は得意なんだ。あと、『霊視力』と『千里眼』の術法も併用して、この義体から延びる『魂の緒』を辿って、本体を『視』たんだが。
ちなみに鉄之丞が、こいつが義体である事に気付いたのも、『魂の緒』がこいつの義体から延びてるのを霊的知覚力で知ったためだ。そして鉄之丞は、常日頃司令室での会議で、『パペット』の魔法を使って彫像を依り代にして会議に参加している、オルトラムゥの姿を見てるしな。
閑話休題。『千里眼』で『視』た結果なんだが。本体である巨人が、いかにも偉そうな装束を着ててさ。ちょっとだけ劣る装束を着た、これも偉そうな巨人に取り巻かれててさ。いかにも偉そうだったから長かなーって。そう思ったんだが、当たりだった様だな。
この本名がカカとか言う巨人……。とりあえず第1ラウンドは一本取ったが……。はてさて、どうしたもんだろうな。
0
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる