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第5章<星の守り人>編
178話「立ちはだかる、脅威」
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―ティアマトモンスターとゴーレム軍団VS良二、仁美、リュウカ、ベル、ドラコ、セリエ、ソレイユ―
「獄炎斬!!」
「セブンアイスバレット!!」
「ウインドスラッシュ!!」
「フレイムスラッシュ!!」
「ライトニングバレット!!」
「異力20%……五連火炎弾!!」
「はっ!!」
各々得意の魔術でティアマトモンスター、ゴーレムの軍団と戦う冒険時達。
モンスターとゴーレムは合計1000体以上の大部隊……故にこの相手をする為に、戦いに挑む12人の冒険者の内7人の人員を割かなければならなかったのだ。
「グルルァァァ!!」
ビュンッ!!
ティアマトモンスターの内の2体のタイラントウルフは影の力を付与されており、影の触手によってベルとドラコを襲おうとする。
「このっ!!」
「おりゃあっ!!」
だが2人は鋭い斬撃によって触手を叩き切って防いでみせた。
そしてタイラントウルフに接近し攻撃を繰り出す。
「アイススラッシュ!!」
「サンダースラッシュ!!」
ザシュッ!!
「グォォォ……!!」
ベルのアイススラッシュとドラコのサンダースラッシュはタイラントウルフの弱点に直撃し、2体のタイラントウルフは倒れた。
「どんなもんだ!!」
「油断するんじゃないわよ。敵の中にはどんなのが潜んでるか分からないんだから!」
「い、言われなくても分かってるよ!やってやらぁ!」
ベルに注意されたドラコは気合いを入れて戦いに挑む覚悟をする。
ティアマトモンスターに対して有効な武器、浄魂の剣を振るう事を任されていた故、ドラコは1層気合いが入っているのだ。
「:d-!!」
バババババッ!!
5体の射撃型ゴーレム、グレイシューターがドラコに狙いを定め右腕の魔力砲から魔力弾を一斉に放つ。
「バーニングソード!!」
それに対してドラコは炎の刃、バーニングソードを出現させ、それを振り回して魔力弾を弾き返してみせた。
「なめるなよ……っ!!」
ダダダダッ!!
勢いよく駆け出し、グレイシューターの魔力弾を躱しながら5体のグレイシューターへと接近するドラコ。
「行くぜぇっ!!フレイムスラッシュ・ラッシュ!!」
ズバババババァッ!!
そして目の前の敵を見据え、炎の斬撃フレイムスラッシュを連続で繰り出す連続攻撃、フレイムスラッシュラッシュを発動し2本の剣によって5体のグレイシューターを滅多切りにしてみせた。
「やるわね……私も負けてられないわ!!」
奮闘するドラコの姿を見て覚悟を決めたベルもまた剣を強く握りしめ目の前の敵へと向かっていく。
◇
「天炎斬!!」
「ヒュドラントクライシス!!」
眩く輝く炎の斬撃、天炎斬によって強化ゴーレム、グレイバスターを倒すソレイユと、大蛇のようなオーラで飛行ゴーレム、レギオンレイザーを薙ぎ払うセリエ。
「魔力の消費を抑えて戦おうと考えてはいるものの……どうにもこの大部隊を相手に手を抜いて戦う事は許されないらしいな。」
「ええ……けど……ここに来る前に……コネクトゲートによって……魔力回復のポーションを……懐に入れてきた……3個だけだけどね。」
そう言ってポケットの中の魔力回復ポーションの瓶を触るセリエ。
「そうか、助かる。」
「でも……魔力消費を抑えて戦うっていうのは……この戦いにおいては……いい事だから……やっておくに越したことは……ないわ。」
「そうするとしよう。行くぞ!!」
「ええ……!!」
2人は再び武器を構えてモンスターへの攻撃を繰り出す。
「神速斬・颯!!」
「ファイブアクアランス!!」
ガオレオが繰り出した神速の斬撃とセリエが放った水の槍がモンスターとゴーレムの大群をなぎ倒していく。
多数を前にしてもそれらをなぎ倒し突き進む力……それが特級冒険者の力なのだ。
◇
「異力40パーセント……|氷結波(ひょうけつば)!!」
ヒュゴォォォォッ!!
「はっ!!はぁっ!!」
ヒュンヒュンヒュンッ!!ズババッ!!
「スパークルエッジ!!」
バババシュッ!!
魔術……ではなく、異能を行使して戦う良二と、影の触手、影の刃を巧みに操って敵を倒していくリュウカ、そして皆と共に戦うために取得していた強力な魔術で敵に立ち向かう仁美。
「モンスターやゴーレムの戦うのはこれ程までに……過酷なものだったのですね……。」
「弱音は言ってられんぞ。俺達が手を抜けばガイ・アステラや狂死郎と戦ってる良太郎、マリーネ、イブ、ガオレオ、リコに申し訳が立たなくなる。」
「私達は与えられた任務を全うしましょう!」
仁美に発破をかける良二。
リュウカもそれを聞いて覚悟を決め、秘められた力を解放する事を決意する。
「リュレイド・ミラ・ヴォルケイド・バルスド・ジーク・フレアドス……バルマ・イオ!!」
「グォォォォ!!」
ドゴォンッ!!
リュウカが秘められた能力を発動する為に必要な呪文を唱えると、ティアマトモンスターの中のワイバーン等の竜種のモンスターが突然他のモンスターとゴーレムを襲いはじめた。
「これがリュウカの力……!!」
「竜操術か……。」
リュウカの力を見て驚く仁美と良二。
「対要塞戦を見据えてキョーシローが私に与えた力……それを私は人を守る為に使ってみせます!!」
そう宣言するリュウカの瞳に曇りは無かった。
正義の為に戦う冒険者達の姿を見て、彼女は自分の中の正しい心と向き合おうと決意したのだった。
「その調子で頼む!」
「背中は預けた……というやつです!」
「はい!」
良二、仁美、リュウカは互いに背中を預けて目の前のモンスターへと立ち向かっていく。
「異力50パーセント……|怒涛竜巻(どとうたつまき)!!」
「インフィニットライトニングバレット!!」
巨大な竜巻によって無数のモンスターをなぎ倒す良二と、無数のライトニングバレットを放つインフィニットライトニングバレットによって次々にモンスターを撃破していく仁美。
◇
「グォアァァァァァァ!!」
「グルルルル……!!」
「ケケケケケッ!!」
「……」
ソレイユの前に立ちはだかる巨大な体躯と緑の皮膚が特徴のモンスター、ジャイアントトロールと、頑強な鎧を纏い、鬼獣の2つ名を持つブラッドオーガ、そして歪な形の斧を携えた、小鬼と言う名で恐れられているギャングゴブリン。
人に近しい知性を持っている亜人系のモンスターであるトロールやオーガ、ゴブリン……その知性故に人の強さを理解している彼らは棲家の周辺で狩りをする習性を持っており、滅多に人里には降りてこないのだが、ティアマトの子として生まれた彼らにそれは存在しない。
彼らはただ本能の赴くままに獲物を狩り尽くす殺戮モンスターなのだ。
「……焼き尽くすっ!!」
剣を固く握りしめ目の前の敵を睨みつけたソレイユは、炎を纏わせた剣を構える。
「ゲギャアァァァッ!!」
まず最初に襲ってきたのはギャングゴブリンだ。
斧を乱雑に振りかざして襲ってくるが、そんな攻撃は剣で受け止めるまでもないと判断したソレイユは軽やかな動きでそれを回避する。
ヒュンッ、ヒュンッ、ヒュヒュンッ
「ゲギャアァァァ!!」
あまりにも攻撃が当たらないので頭に血が上ったギャングゴブリンは大振りな攻撃を繰り出すも、むしろ大振りな攻撃がソレイユに当たるはずも無く……
スカッ
「業火斬!!」
「グギャー!!」
ギャングゴブリンはソレイユのカウンターによってあっさりと倒す事ができた。
「次は貴様らだ……覚悟しろ!!」
ジャイアントトロールとブラッドオーガに狙いを定めたソレイユは地面を強く蹴って2体のモンスターに急接近し、剣を勢いよく振り下ろす。
「はぁっ!!」
◇
7人の冒険者は次々にモンスターとゴーレムの大群をなぎ倒していく。
これが異世界人の……冒険者の意地と覚悟である。
だがそれはガイ・アステラも承知の上であり、彼ら相手に何も手を打ってない訳では無かった。
ギュイィィィィィッ!!
「な……!!」
「これは……何……!?」
「モンスターが光になって……」
「1つになっていく……!?」
次の瞬間起こった出来事に目を疑う冒険者達。
モンスター達が光の球となり1つに集まりだしたのだ。
ガイ・アステラはティアマトモンスターとゴーレムの大群にある細工を施していた。
それは……「モンスターとゴーレムの数が一定数を切ったら、残りのモンスターとゴーレム同士は1つになり、5体の強力なモンスターとなる」というものだった。
「これは……」
「なんと言う事だ……!!」
冒険者達の目の前に現れたモンスターは5体。
七属性を操る神獣モンスター、
シチゲンキリン
竜をも喰らう巨大な神獣モンスター
ベニオロチ
時を操る神獣モンスター
バーンフェニックス
全てを消し去る光の神獣モンスター
シャインドラゴン
全てを無に帰す闇の神獣モンスター
ダークネスドラゴン
以上の5体。
以前ソレイユが戦った強敵、グラン・ベヒーモスと並び人々から恐れられている「十大神獣」、その5体である。
「獄炎斬!!」
「セブンアイスバレット!!」
「ウインドスラッシュ!!」
「フレイムスラッシュ!!」
「ライトニングバレット!!」
「異力20%……五連火炎弾!!」
「はっ!!」
各々得意の魔術でティアマトモンスター、ゴーレムの軍団と戦う冒険時達。
モンスターとゴーレムは合計1000体以上の大部隊……故にこの相手をする為に、戦いに挑む12人の冒険者の内7人の人員を割かなければならなかったのだ。
「グルルァァァ!!」
ビュンッ!!
ティアマトモンスターの内の2体のタイラントウルフは影の力を付与されており、影の触手によってベルとドラコを襲おうとする。
「このっ!!」
「おりゃあっ!!」
だが2人は鋭い斬撃によって触手を叩き切って防いでみせた。
そしてタイラントウルフに接近し攻撃を繰り出す。
「アイススラッシュ!!」
「サンダースラッシュ!!」
ザシュッ!!
「グォォォ……!!」
ベルのアイススラッシュとドラコのサンダースラッシュはタイラントウルフの弱点に直撃し、2体のタイラントウルフは倒れた。
「どんなもんだ!!」
「油断するんじゃないわよ。敵の中にはどんなのが潜んでるか分からないんだから!」
「い、言われなくても分かってるよ!やってやらぁ!」
ベルに注意されたドラコは気合いを入れて戦いに挑む覚悟をする。
ティアマトモンスターに対して有効な武器、浄魂の剣を振るう事を任されていた故、ドラコは1層気合いが入っているのだ。
「:d-!!」
バババババッ!!
5体の射撃型ゴーレム、グレイシューターがドラコに狙いを定め右腕の魔力砲から魔力弾を一斉に放つ。
「バーニングソード!!」
それに対してドラコは炎の刃、バーニングソードを出現させ、それを振り回して魔力弾を弾き返してみせた。
「なめるなよ……っ!!」
ダダダダッ!!
勢いよく駆け出し、グレイシューターの魔力弾を躱しながら5体のグレイシューターへと接近するドラコ。
「行くぜぇっ!!フレイムスラッシュ・ラッシュ!!」
ズバババババァッ!!
そして目の前の敵を見据え、炎の斬撃フレイムスラッシュを連続で繰り出す連続攻撃、フレイムスラッシュラッシュを発動し2本の剣によって5体のグレイシューターを滅多切りにしてみせた。
「やるわね……私も負けてられないわ!!」
奮闘するドラコの姿を見て覚悟を決めたベルもまた剣を強く握りしめ目の前の敵へと向かっていく。
◇
「天炎斬!!」
「ヒュドラントクライシス!!」
眩く輝く炎の斬撃、天炎斬によって強化ゴーレム、グレイバスターを倒すソレイユと、大蛇のようなオーラで飛行ゴーレム、レギオンレイザーを薙ぎ払うセリエ。
「魔力の消費を抑えて戦おうと考えてはいるものの……どうにもこの大部隊を相手に手を抜いて戦う事は許されないらしいな。」
「ええ……けど……ここに来る前に……コネクトゲートによって……魔力回復のポーションを……懐に入れてきた……3個だけだけどね。」
そう言ってポケットの中の魔力回復ポーションの瓶を触るセリエ。
「そうか、助かる。」
「でも……魔力消費を抑えて戦うっていうのは……この戦いにおいては……いい事だから……やっておくに越したことは……ないわ。」
「そうするとしよう。行くぞ!!」
「ええ……!!」
2人は再び武器を構えてモンスターへの攻撃を繰り出す。
「神速斬・颯!!」
「ファイブアクアランス!!」
ガオレオが繰り出した神速の斬撃とセリエが放った水の槍がモンスターとゴーレムの大群をなぎ倒していく。
多数を前にしてもそれらをなぎ倒し突き進む力……それが特級冒険者の力なのだ。
◇
「異力40パーセント……|氷結波(ひょうけつば)!!」
ヒュゴォォォォッ!!
「はっ!!はぁっ!!」
ヒュンヒュンヒュンッ!!ズババッ!!
「スパークルエッジ!!」
バババシュッ!!
魔術……ではなく、異能を行使して戦う良二と、影の触手、影の刃を巧みに操って敵を倒していくリュウカ、そして皆と共に戦うために取得していた強力な魔術で敵に立ち向かう仁美。
「モンスターやゴーレムの戦うのはこれ程までに……過酷なものだったのですね……。」
「弱音は言ってられんぞ。俺達が手を抜けばガイ・アステラや狂死郎と戦ってる良太郎、マリーネ、イブ、ガオレオ、リコに申し訳が立たなくなる。」
「私達は与えられた任務を全うしましょう!」
仁美に発破をかける良二。
リュウカもそれを聞いて覚悟を決め、秘められた力を解放する事を決意する。
「リュレイド・ミラ・ヴォルケイド・バルスド・ジーク・フレアドス……バルマ・イオ!!」
「グォォォォ!!」
ドゴォンッ!!
リュウカが秘められた能力を発動する為に必要な呪文を唱えると、ティアマトモンスターの中のワイバーン等の竜種のモンスターが突然他のモンスターとゴーレムを襲いはじめた。
「これがリュウカの力……!!」
「竜操術か……。」
リュウカの力を見て驚く仁美と良二。
「対要塞戦を見据えてキョーシローが私に与えた力……それを私は人を守る為に使ってみせます!!」
そう宣言するリュウカの瞳に曇りは無かった。
正義の為に戦う冒険者達の姿を見て、彼女は自分の中の正しい心と向き合おうと決意したのだった。
「その調子で頼む!」
「背中は預けた……というやつです!」
「はい!」
良二、仁美、リュウカは互いに背中を預けて目の前のモンスターへと立ち向かっていく。
「異力50パーセント……|怒涛竜巻(どとうたつまき)!!」
「インフィニットライトニングバレット!!」
巨大な竜巻によって無数のモンスターをなぎ倒す良二と、無数のライトニングバレットを放つインフィニットライトニングバレットによって次々にモンスターを撃破していく仁美。
◇
「グォアァァァァァァ!!」
「グルルルル……!!」
「ケケケケケッ!!」
「……」
ソレイユの前に立ちはだかる巨大な体躯と緑の皮膚が特徴のモンスター、ジャイアントトロールと、頑強な鎧を纏い、鬼獣の2つ名を持つブラッドオーガ、そして歪な形の斧を携えた、小鬼と言う名で恐れられているギャングゴブリン。
人に近しい知性を持っている亜人系のモンスターであるトロールやオーガ、ゴブリン……その知性故に人の強さを理解している彼らは棲家の周辺で狩りをする習性を持っており、滅多に人里には降りてこないのだが、ティアマトの子として生まれた彼らにそれは存在しない。
彼らはただ本能の赴くままに獲物を狩り尽くす殺戮モンスターなのだ。
「……焼き尽くすっ!!」
剣を固く握りしめ目の前の敵を睨みつけたソレイユは、炎を纏わせた剣を構える。
「ゲギャアァァァッ!!」
まず最初に襲ってきたのはギャングゴブリンだ。
斧を乱雑に振りかざして襲ってくるが、そんな攻撃は剣で受け止めるまでもないと判断したソレイユは軽やかな動きでそれを回避する。
ヒュンッ、ヒュンッ、ヒュヒュンッ
「ゲギャアァァァ!!」
あまりにも攻撃が当たらないので頭に血が上ったギャングゴブリンは大振りな攻撃を繰り出すも、むしろ大振りな攻撃がソレイユに当たるはずも無く……
スカッ
「業火斬!!」
「グギャー!!」
ギャングゴブリンはソレイユのカウンターによってあっさりと倒す事ができた。
「次は貴様らだ……覚悟しろ!!」
ジャイアントトロールとブラッドオーガに狙いを定めたソレイユは地面を強く蹴って2体のモンスターに急接近し、剣を勢いよく振り下ろす。
「はぁっ!!」
◇
7人の冒険者は次々にモンスターとゴーレムの大群をなぎ倒していく。
これが異世界人の……冒険者の意地と覚悟である。
だがそれはガイ・アステラも承知の上であり、彼ら相手に何も手を打ってない訳では無かった。
ギュイィィィィィッ!!
「な……!!」
「これは……何……!?」
「モンスターが光になって……」
「1つになっていく……!?」
次の瞬間起こった出来事に目を疑う冒険者達。
モンスター達が光の球となり1つに集まりだしたのだ。
ガイ・アステラはティアマトモンスターとゴーレムの大群にある細工を施していた。
それは……「モンスターとゴーレムの数が一定数を切ったら、残りのモンスターとゴーレム同士は1つになり、5体の強力なモンスターとなる」というものだった。
「これは……」
「なんと言う事だ……!!」
冒険者達の目の前に現れたモンスターは5体。
七属性を操る神獣モンスター、
シチゲンキリン
竜をも喰らう巨大な神獣モンスター
ベニオロチ
時を操る神獣モンスター
バーンフェニックス
全てを消し去る光の神獣モンスター
シャインドラゴン
全てを無に帰す闇の神獣モンスター
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