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第4章
さくさくウェハース
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「ふわぁ、怖かったぁ」
テイマーギルドから自分の執務室に戻ったボーグは、ソファーに深々と身を委ねた。
精神的に疲れきった身体をだらしなく伸ばす。
「魔獣使いって連中はおっかなくていけないねぇ。魔王の眷族とはよく言ったものだよ。特にあの目。あれは絶対に人殺しの目だY………イテェ!!」
ボーグは飛び上がると、慌てて上着を脱いだ。
痛みの発生源を見ると、一匹の小さなネズミが噛みついたままぶら下がっていた。
噛まれている部分は、うっすらと血が滲んでいる。
「ちょ、イタイ痛い。止めてくださいよ、ミラーさん!」
思わずネズミをはたき落とそうとするが、それより早くネズミは口を離すと、テーブルの上に着地した。
血を舐めとるように舌を動かすと、自分の身体の周りに魔法円を展開する。
「ワシの前でテイマーギルドの構成員の事を悪く言うなんて良い度胸してるなぁ、ボーグよ」
台詞に関係なく、毛繕いを始めたネズミ。どうやら声の主はネズミではなく、現出した魔法円で空気を震動させ音を発している誰かのようだ。
「いや、あの………あははは」
じんわり血が滲んでいる胸をさすりながら乾いた笑いをあげるボーグ。
内ポケットの中に居たミラーの事を忘れていた彼は、うっかり失言してしまったようだ。
「それに、人殺しとか言ってるけど、貴方だって人くらい散々殺してるじゃないの」
横合いからエルフの女性が茶々を入れる。
先程、秘書としてボーグと一緒に三郎をテイマーギルドに案内した女性だ。
彼女はネズミの前に植物の種を入れた小皿と、水の入った小皿を置く。自分の飲物も用意してソファーに座る。当然の様にボーグの分は用意されていない。
「ちょっ、サリ副会長も止めてくださいよ、人聞きの悪い。あれはミッションだったじゃないですか」
「あら、同じ事じゃない」
ボーグの抗議も、サリはどこ吹く風でグラスを傾ける。
それはそうだろう、彼女こそはサリ・マギウス冒険者支援協会副会長。数百万人いる協会のNo.2なのだ。協会黎明期から活躍している最高幹部の一人である。そんな彼女からしたら、ボーグなんかは単なるひよっこに過ぎない。
今回はテイマーギルドの支部長候補の人となりを検分する為に、ボーグの秘書に擬態していたのだ。
ちなみに、ネズミはテイマーギルドマスターであるミラー・ネコダニヤの従魔で、ラッタッタ126世という名前だ。ミラーもラッタッタ126世を通して三郎の事を観察していた。
「まぁ、実際あの三郎って子はたいしたもんだと思うわ」
「ほう、サリ殿が人を誉めるとは珍しい」
「あら、私はいつも誉めて伸ばす方針なのよ?」
「ははは、ならば三郎殿も?」
「えぇ、もちろん。彼は私が二杯目のお茶に仕込んだ軽いイタズラに気付いて、まったく手を付けようともしなかったわ。たいした危機察知能力ね」
「またやったんですか?私の時もやりましたよね、それ。試すためとか言って、無味無臭の毒薬をお茶に混入するの止めて貰えませんか?あの時心臓とまりましたよ、私?」
「あれは毒薬に気づいたと言うよりも、サリ殿の気配に違和感を感じたんだろう。ワシのことも薄々は感付いておったようだしな」
「あの………」
「そうみたいね。なかなかの逸材だわ」
「おーい、血が止まんないんですけどぉ」
「ならば、あれに此の地のテイマーギルドを任せるという事で宜しいな?」
「無視は止めてくださいよ~」
「えぇ、ギルドについての裁量権は各ギルドマスターにあるんですもの。協会に否やはないわ」
「有り難い。ならば、ワシもこちらの用事が終わり次第そちらに向かうとしよう。遅くとも一週間あれば行けると思う」
「じゃあ、私もそれまでここで待つことにするわ。存外、お茶くみも楽しいしね」
「え、ちょっ、なんで話が勝手に進んでるんです?」
無視された事で部屋の片隅でいじけていたボーグは、慌てて戻ってきた。
それには取り合わず、サリはウェハースをあてにウィスキーを飲み、ラッタッタ126世は小皿に盛られた種を薄紅色の手で掴み、カリカリと美味しそうにかじっている。
「うるさいなぁ」
流石にボーグの声が無視できない大きさになってきた。
煩わしそうに二人はボーグに視線を向ける。
「どうしたいんだ?」
「取り敢えず血を止めて下さい。なんでこの傷はポーション効かないんですか?」
ボーグの言うとおり傷薬を塗っても、ポーションを振り掛けても血が止まらない。
少量ずつとは言え、血が出続けるのは精神的にくるものがある。
「ん、あぁ。そういえば溶血毒が仕込んであったわ。【解毒】【治癒】【洗浄】【熱風】」
ラッタッタの周りに次々と魔法円が展開される。それぞれの魔法が効果を発揮すると、ボーグの傷が跡形もなく消え去り、シャツについた血の染みも綺麗さっぱり無くなった。
「有り難うございます」
釈然としない気持ちを抱えながらも、一応ボーグは礼を口にした。
「ところで、そのネズミの魔獣は危険度いくつですか?」
「Cだ」
じとっとした目で睨みながらボーグは問うと、くい気味でミラーが答を返す。
「私、今支部長権限でレベル255にしてるんですよ?だから、Cランクが出血させるなんて有り得ないですよ!それに【耐毒】【耐異常】のスキルを持ってる私に有効な毒すらあるなんて下手したらA以上でもおかしくないくらいです!」
「嘘じゃない。ちゃんと魔獣危険度認定委員会に選定してもらってある」
「魔険委なんて貴方の小飼みたいなもんじゃないですか!」
ラッタッタの紅い瞳に剣呑な光が灯る。
見る者によっては可愛いと評すであろう容貌に、ボーグは思わずたじろいだ。
「我がギルドが不正を働いていると?」
「いや、そんな事は………」
魔険委こと魔獣危険度認定委員会はテイマーギルド管轄の研究機関だ。ここには大陸中にいる全ての魔獣について、目撃情報に始まり、各種データが集まってくる。可能なものは捕獲して生体を観察したりもする。
その副産物の一つとして魔獣の危険度ランキングがある。魔険委が算定した危険度を、ミッションの難易度を決める目安として冒険者支援協会は活用している。
故にこれに齟齬があった場合、冒険者達の安全にも関わってくるのだ。
それに対して非難するように口を滑らしてしまったボーグは、自分の失態を悟った。
間違っていた場合、あらぬ非難を浴びたミラーは彼を許さないだろう。また、もし万が一本当に不正があった場合は証拠隠滅の為、最悪消されるかもしれない。
ラッタッタを中心に不吉な色の魔法円が十重二十重に展開される。
助けを求める様にサリを見るが、笑いながらウェハースをかじっている。
「えーと、すみません。言葉が過ぎました」
ボーグは素直に頭を下げることにした。
実力でも立場でも勝てない者には逆らわない。
長いものには巻かれまくる。
これがボーグの処世術だった。おかげで50になった今も元気に生きていられるのだ。
「なんだ、つまらん」
「ほんと、もうちょっと男気が見たかったわ」
「いや、勘弁してくださいよ」
魔法円が消えていくのを見て、ボーグは今日も生き延びれた事を見たことのない神に感謝するのだった。
テイマーギルドから自分の執務室に戻ったボーグは、ソファーに深々と身を委ねた。
精神的に疲れきった身体をだらしなく伸ばす。
「魔獣使いって連中はおっかなくていけないねぇ。魔王の眷族とはよく言ったものだよ。特にあの目。あれは絶対に人殺しの目だY………イテェ!!」
ボーグは飛び上がると、慌てて上着を脱いだ。
痛みの発生源を見ると、一匹の小さなネズミが噛みついたままぶら下がっていた。
噛まれている部分は、うっすらと血が滲んでいる。
「ちょ、イタイ痛い。止めてくださいよ、ミラーさん!」
思わずネズミをはたき落とそうとするが、それより早くネズミは口を離すと、テーブルの上に着地した。
血を舐めとるように舌を動かすと、自分の身体の周りに魔法円を展開する。
「ワシの前でテイマーギルドの構成員の事を悪く言うなんて良い度胸してるなぁ、ボーグよ」
台詞に関係なく、毛繕いを始めたネズミ。どうやら声の主はネズミではなく、現出した魔法円で空気を震動させ音を発している誰かのようだ。
「いや、あの………あははは」
じんわり血が滲んでいる胸をさすりながら乾いた笑いをあげるボーグ。
内ポケットの中に居たミラーの事を忘れていた彼は、うっかり失言してしまったようだ。
「それに、人殺しとか言ってるけど、貴方だって人くらい散々殺してるじゃないの」
横合いからエルフの女性が茶々を入れる。
先程、秘書としてボーグと一緒に三郎をテイマーギルドに案内した女性だ。
彼女はネズミの前に植物の種を入れた小皿と、水の入った小皿を置く。自分の飲物も用意してソファーに座る。当然の様にボーグの分は用意されていない。
「ちょっ、サリ副会長も止めてくださいよ、人聞きの悪い。あれはミッションだったじゃないですか」
「あら、同じ事じゃない」
ボーグの抗議も、サリはどこ吹く風でグラスを傾ける。
それはそうだろう、彼女こそはサリ・マギウス冒険者支援協会副会長。数百万人いる協会のNo.2なのだ。協会黎明期から活躍している最高幹部の一人である。そんな彼女からしたら、ボーグなんかは単なるひよっこに過ぎない。
今回はテイマーギルドの支部長候補の人となりを検分する為に、ボーグの秘書に擬態していたのだ。
ちなみに、ネズミはテイマーギルドマスターであるミラー・ネコダニヤの従魔で、ラッタッタ126世という名前だ。ミラーもラッタッタ126世を通して三郎の事を観察していた。
「まぁ、実際あの三郎って子はたいしたもんだと思うわ」
「ほう、サリ殿が人を誉めるとは珍しい」
「あら、私はいつも誉めて伸ばす方針なのよ?」
「ははは、ならば三郎殿も?」
「えぇ、もちろん。彼は私が二杯目のお茶に仕込んだ軽いイタズラに気付いて、まったく手を付けようともしなかったわ。たいした危機察知能力ね」
「またやったんですか?私の時もやりましたよね、それ。試すためとか言って、無味無臭の毒薬をお茶に混入するの止めて貰えませんか?あの時心臓とまりましたよ、私?」
「あれは毒薬に気づいたと言うよりも、サリ殿の気配に違和感を感じたんだろう。ワシのことも薄々は感付いておったようだしな」
「あの………」
「そうみたいね。なかなかの逸材だわ」
「おーい、血が止まんないんですけどぉ」
「ならば、あれに此の地のテイマーギルドを任せるという事で宜しいな?」
「無視は止めてくださいよ~」
「えぇ、ギルドについての裁量権は各ギルドマスターにあるんですもの。協会に否やはないわ」
「有り難い。ならば、ワシもこちらの用事が終わり次第そちらに向かうとしよう。遅くとも一週間あれば行けると思う」
「じゃあ、私もそれまでここで待つことにするわ。存外、お茶くみも楽しいしね」
「え、ちょっ、なんで話が勝手に進んでるんです?」
無視された事で部屋の片隅でいじけていたボーグは、慌てて戻ってきた。
それには取り合わず、サリはウェハースをあてにウィスキーを飲み、ラッタッタ126世は小皿に盛られた種を薄紅色の手で掴み、カリカリと美味しそうにかじっている。
「うるさいなぁ」
流石にボーグの声が無視できない大きさになってきた。
煩わしそうに二人はボーグに視線を向ける。
「どうしたいんだ?」
「取り敢えず血を止めて下さい。なんでこの傷はポーション効かないんですか?」
ボーグの言うとおり傷薬を塗っても、ポーションを振り掛けても血が止まらない。
少量ずつとは言え、血が出続けるのは精神的にくるものがある。
「ん、あぁ。そういえば溶血毒が仕込んであったわ。【解毒】【治癒】【洗浄】【熱風】」
ラッタッタの周りに次々と魔法円が展開される。それぞれの魔法が効果を発揮すると、ボーグの傷が跡形もなく消え去り、シャツについた血の染みも綺麗さっぱり無くなった。
「有り難うございます」
釈然としない気持ちを抱えながらも、一応ボーグは礼を口にした。
「ところで、そのネズミの魔獣は危険度いくつですか?」
「Cだ」
じとっとした目で睨みながらボーグは問うと、くい気味でミラーが答を返す。
「私、今支部長権限でレベル255にしてるんですよ?だから、Cランクが出血させるなんて有り得ないですよ!それに【耐毒】【耐異常】のスキルを持ってる私に有効な毒すらあるなんて下手したらA以上でもおかしくないくらいです!」
「嘘じゃない。ちゃんと魔獣危険度認定委員会に選定してもらってある」
「魔険委なんて貴方の小飼みたいなもんじゃないですか!」
ラッタッタの紅い瞳に剣呑な光が灯る。
見る者によっては可愛いと評すであろう容貌に、ボーグは思わずたじろいだ。
「我がギルドが不正を働いていると?」
「いや、そんな事は………」
魔険委こと魔獣危険度認定委員会はテイマーギルド管轄の研究機関だ。ここには大陸中にいる全ての魔獣について、目撃情報に始まり、各種データが集まってくる。可能なものは捕獲して生体を観察したりもする。
その副産物の一つとして魔獣の危険度ランキングがある。魔険委が算定した危険度を、ミッションの難易度を決める目安として冒険者支援協会は活用している。
故にこれに齟齬があった場合、冒険者達の安全にも関わってくるのだ。
それに対して非難するように口を滑らしてしまったボーグは、自分の失態を悟った。
間違っていた場合、あらぬ非難を浴びたミラーは彼を許さないだろう。また、もし万が一本当に不正があった場合は証拠隠滅の為、最悪消されるかもしれない。
ラッタッタを中心に不吉な色の魔法円が十重二十重に展開される。
助けを求める様にサリを見るが、笑いながらウェハースをかじっている。
「えーと、すみません。言葉が過ぎました」
ボーグは素直に頭を下げることにした。
実力でも立場でも勝てない者には逆らわない。
長いものには巻かれまくる。
これがボーグの処世術だった。おかげで50になった今も元気に生きていられるのだ。
「なんだ、つまらん」
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