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四章 二体目ですよ
四十五話
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「それで、川上先輩はその女子とはどうなったんスか?」
「え!?そこ掘り返すの!?」
「当たり前じゃないっスか。それで、付き合ったりしたんスか?」
どうやら吉根はゴシップが好きなようだ。他人の色恋に首を突っ込んでもろくなことにならない気がするんだけどなぁ。
俺は興味を無くし、ツクモと遊んでいた。
適当な長さの紐を持ってきて、おお縄跳びの要領でツクモを跳ばす。
ちゅ、ちゅ、ちゅと跳ぶ度に鳴いてタイミングを計るのが、これまた可愛らしい。
手に持たせて自分で跳べないか試したけど、ちょっと難しいようだった。
もうちょい器用のステータスを上げたらいけるかもしれないな。今度ツクモのレベルが上がったら、器用に振っても良いかもしれないな。
そんなことを考えていたら、急に話を振られた。
「小幡君は付き合ってる子とかいないの?」
どうやら根掘り葉掘り聞かれて困った川上先輩が、関係無いって顔をしている俺に話を振ったみたいだ。
因みにチラッと吉根にも聞いていたのが聞こえたけど、吉根からは「そんな人いないっスよ」とにべもない返答がされていた。
「いないですよ」
もちろん即答だ。
「気になってる子もいないのか?」
金屋先輩はなおも聞いてくる。そんなに気になるものなのか?
仕方ない熱く語ってあげよう。
俺は机の上のスマホを手に取り、待ち受け画面を三人に見せる。
「これが俺の推しです」
「え、これって」
「なんか見たことあるっス」
「昔のゲームの機体だよな、たしか霊気大鎧 輝武改のお蘭専用機」
「流石、金屋先輩ですね。よくご存知ですね」
金屋先輩の言う通り、待ち受け画面にはゲーム『桜花大乱』に登場する機体のプラモデルが映っている。
『桜花大乱』は戦国時代末期を舞台にしたゲームだ。全国から集められた巫女が神楽舞いをしながら興行を行い、裏では妖魔を狩るというシナリオだ。
その妖魔と戦う時に巫女達が搭乗したのがこの輝武改なんだ。
「確か、お蘭専用機は発売されてなかったはずじゃ?」
「そうです。これは間口隊長機を改造したんです。ほら、パイロットもちゃんとお蘭に改造してあります」
俺は画像フォルダから、輝武改の中が見えてる写真を出して見せる。
粗も目立つし決して上手く出来てるとは言わないが、情熱は伝わるはずだ。
「眼鏡も作ってあるんだね。なかなか特徴を捉えてて良い出来だね」
「無ければ造る。道理だな」
「俺じゃ流石にフルスクラッチは無理ですけどね」
「よし、オレのも見せてやろう」
そこからは皆が画像フォルダを開いて過去作を見せあった。
縄跳びが途中で終わってしまったツクモはちょっとつまらなさそうにしていたが、四人で大いに盛り上がった一日だった。
「え!?そこ掘り返すの!?」
「当たり前じゃないっスか。それで、付き合ったりしたんスか?」
どうやら吉根はゴシップが好きなようだ。他人の色恋に首を突っ込んでもろくなことにならない気がするんだけどなぁ。
俺は興味を無くし、ツクモと遊んでいた。
適当な長さの紐を持ってきて、おお縄跳びの要領でツクモを跳ばす。
ちゅ、ちゅ、ちゅと跳ぶ度に鳴いてタイミングを計るのが、これまた可愛らしい。
手に持たせて自分で跳べないか試したけど、ちょっと難しいようだった。
もうちょい器用のステータスを上げたらいけるかもしれないな。今度ツクモのレベルが上がったら、器用に振っても良いかもしれないな。
そんなことを考えていたら、急に話を振られた。
「小幡君は付き合ってる子とかいないの?」
どうやら根掘り葉掘り聞かれて困った川上先輩が、関係無いって顔をしている俺に話を振ったみたいだ。
因みにチラッと吉根にも聞いていたのが聞こえたけど、吉根からは「そんな人いないっスよ」とにべもない返答がされていた。
「いないですよ」
もちろん即答だ。
「気になってる子もいないのか?」
金屋先輩はなおも聞いてくる。そんなに気になるものなのか?
仕方ない熱く語ってあげよう。
俺は机の上のスマホを手に取り、待ち受け画面を三人に見せる。
「これが俺の推しです」
「え、これって」
「なんか見たことあるっス」
「昔のゲームの機体だよな、たしか霊気大鎧 輝武改のお蘭専用機」
「流石、金屋先輩ですね。よくご存知ですね」
金屋先輩の言う通り、待ち受け画面にはゲーム『桜花大乱』に登場する機体のプラモデルが映っている。
『桜花大乱』は戦国時代末期を舞台にしたゲームだ。全国から集められた巫女が神楽舞いをしながら興行を行い、裏では妖魔を狩るというシナリオだ。
その妖魔と戦う時に巫女達が搭乗したのがこの輝武改なんだ。
「確か、お蘭専用機は発売されてなかったはずじゃ?」
「そうです。これは間口隊長機を改造したんです。ほら、パイロットもちゃんとお蘭に改造してあります」
俺は画像フォルダから、輝武改の中が見えてる写真を出して見せる。
粗も目立つし決して上手く出来てるとは言わないが、情熱は伝わるはずだ。
「眼鏡も作ってあるんだね。なかなか特徴を捉えてて良い出来だね」
「無ければ造る。道理だな」
「俺じゃ流石にフルスクラッチは無理ですけどね」
「よし、オレのも見せてやろう」
そこからは皆が画像フォルダを開いて過去作を見せあった。
縄跳びが途中で終わってしまったツクモはちょっとつまらなさそうにしていたが、四人で大いに盛り上がった一日だった。
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