71 / 126
第八章 別れと再会(十九歳)
071 見透かされる
しおりを挟む
自室にて、二代目ドラゴ大佐とじゃれ合っていたところ、私の部屋が遠慮がちにノックされた。反射的にドアに顔を向ける。
「ルシア少佐、いますか?」
扉の向こうからドラコ大佐と先程まで話題にしていた人物。ロドニールの声がした。
「いるよ。空いてるからどうぞ」
「ドラゴ大佐は?」
「いる。だから早く入って」
騎士科出身が陥りやすい、紳士的な態度に、私はイラつく。何故なら戦場では一瞬の判断で生死が分かれるからだ。
そして忠実なる下僕であり、仲間でもあるロドニールは、いつも私の事を優先しがちだ。
その事に関し、私は常日頃から彼に、「自分を優先しろ」と言っているのだが、どうにも彼は言う事を聞いてくれないのだ。どうやら、忠実なる下僕にも反抗期はあるようだ。
「失礼します」
「あのね、私には変な気を遣わないで」
ロドニールが部屋に入ってきた途端、私は小言をぶつける。
「了解です、少佐」
笑顔で答えるロドニール。
(絶対効いてない)
いくら私が冷たい態度をとっても、ロドニールは決して嫌な顔をしない。
ルーカスしかり、ロドニールしかり。私の周囲をうろつく男性は、どこかM気質なのかも知れない。
(いや、むしろそういう人以外は私を避けてるとか?)
その事に気付いた私は、今の気付きを無かった事にしようと、思考を切り替える。
「少佐とか、それもなし。今は就業終了なんだから」
「わかった」
「まぁ、座って」
ロドニールはもはや私の部屋における、彼の定位置となる、机の前に置かれた椅子をこちらに向けたのち、深く腰を下ろす。
ベッドの際に腰をかける私と向かい合うロドニールは、白いシャツと緑色のパンツ。それから黒いブーツというラフな姿だった。
服装から判断するに、緊急召集などの知らせを持ってきた、というわけではなさそうだ。
「それでどうしたの?」
「しょう……ルシア様の怪我の具合はどうかなと思いまして」
「あ、これ?」
私は目元に当てていた布を外す。
「うわ、かなりザックリいってますね」
ロドニールは眉間にシワを寄せながら、私に身を寄せると、傷口を覗き込んできた。思いの外、近い距離にいるロドニールの顔を観察する。
一年前に出会った時と比べ、すっかり大人びた顔立ちになった彼は、その整った容姿と相まり、まるで絵本に出てくる王子様のようだ。
(相変わらず綺麗な肌してるなぁ)
それに比べ、私はこの一年傷ばかり作っている。別にどこに傷ができようと、心臓さえ動いていればいい。そう思い戦っているからだ。
「痛くないんですか?」
「うん、痛み止め飲んでるし。見た目ほど酷くない」
「そうですか。傷口が綺麗に治ると噂の薬を持ってきたので、塗らせて下さい」
「ありがと」
私は素直に礼を言う。
「いえ」
満足気に微笑むロドニール。
「ねぇ、やっぱり女の子は顔に傷があるとまずいの?」
ドラゴ大佐に続き、ロドニールにまで傷口を心配された私は、何気なく尋ねる。
「統計的に見たら、やはり気にする人は多いでしょうね。私は気にしませんけど」
ロドニールは、取り出した小瓶から薬を人差し指の上に乗せる。
「気にしない。それなのに、どうして傷口が治る薬なんて持ってきてるの?」
「薬を持ってくれば、ルシア様に会えるからです」
そう言って、ロドニールは私の左目のキワに出来た傷口に、そっと薬を乗せる。私は反射的に両目を閉じた。
「そんなせこい事しなくても、私はいつでもロドニールならウエルカムよ」
「そういう、気を持たせるような事は、あまり言わない方がいいですよ」
「気を持たせてるわけじゃないわ。本当の事よ」
私は目を閉じたまま、口角を上げて笑う。するとロドニールの息を飲む音が聞こえてきた。
「それはどういう意味ですか?」
「そのままの意味」
私はゆっくりと瞼を開く。
「あなたも、モリアティーニ侯から聞いたんじゃないの?」
「…………」
私の指摘は図星だったらしい。
ロドニールは前かがみになっていた体を起こすと、視線を床へと向ける。
「私は好きとか、そういう気持ちが良くわからない。だけどフォレスター家に生まれた者の責務として、子を成すこと。それから、今の混乱した世の中を引き起こしたこと。少なくともその二つの責任は、感じているつもりよ」
言いながら、ルーカスの事が頭をよぎる。
「ルシア様、しかし」
「それに、ロドニールならいいかなとも思う。この一年、何度も私を助けてくれたし。あなたになら、背中を任せていいと思えるし」
何か言いかけたロドニールに言葉をかぶせる。
今口にした言葉。これは本当の気持ちだ。ルーカスがいない今、相手を選べと言われたら、私は迷わず、いつも側にいてくれるロドニールを選ぶから。
返事を待つ私に、ロドニールは困ったような顔になる。そしてため息を一つ付いた後、形の良い、その口を開いた。
「ルシア様、そのお気持は嬉しいです。私もあなたを好きですから。けれどあなたは目の前に積み重なる問題を片っ端から仕分ける。それと同じ気持ちで、私と結婚しようとしていますよね?」
ロドニールがこちらに向き直り、私に問う。
探るような視線に耐えられず、私はスッと視線をそらす。
「ルシア様、お茶の用意ができました」
絶妙なタイミングでドラゴ大佐が、私に声をかける。
「こちらに置いておきます」
ドラゴ大佐は、自慢げな顔で机の上にティーセットを置いた。
「ありがと」
感謝を込めた視線を、ドラゴ大佐に送る。
すると、ドラゴ大佐は心得ているとばかり、私にウインクを返してきた。
「もしかして私は」
私は立ち上がり、机の上に置かれた逆さになった紅茶カップをひっくり返す。
「……ロドニールを傷つけているのかな」
「いえ、傷ついているのは私ではなく、あなたですよ」
「なんで?」
「ルシア様は、優しい方ですから」
「そんな事ない。私は優しくなんてないわ」
私はティーポットの隣に置かれた、茶葉の蒸らし時間を測るための砂時計を見つめる。
「正直、ルシア様はこの一年。正しくはルーカス殿下が行方不明になってから、まるで死に急ぐよう、生きているように見えます。祖父が言う、私との話だって、そんなに急いで事を運ぼうとしているのは、あなたのその美しく、青く澄んだ瞳には、未来が見えていないからですよね?」
ロドニールの言葉は、私の心の奥底を的確に突いていた。
サラサラと落ちていく砂時計の黄色い砂を眺めながら、私はこの一年を振り返る。
確かに私はルーカスが消えてから調子が悪い。
(いつも、迷惑だって思ってたし)
今までルーカスが私を好きで、彼が私を追いかけているのだと思っていた。
だけど、実際は私が彼に依存していた。
その事に気付いた時にルーカスはもういなくて。
私の中の何かが崩れ落ちた気がする。
自分に課せられた罪と、責務。それに必死になる事で、誤魔化している。だけど、結局のところ今の私は惰性で生きている。
「そうかもね」
私は短く答える。
「ルシア様、私はあなたに幸せになって欲しいと思っています。そして、そのためには、もっと自分を大切にして下さい」
「ありがとう、努力する」
私は砂時計の最後に残る、さらさらとした細かい砂が落ちきったのを確認すると、ポットを持ち上げる。
「だけど、何となくわかるの。私には立ち止まっている時間はないって」
紅茶カップにゆっくり紅茶を注ぐ。
「だから、私とのこと。出来たら前向きに考えて欲しい」
私はロドニールの前に紅茶カップを置く。
「ルシア様……」
掠れた声でロドニールが私の名を呟く。その声を耳にしながら口をつけた紅茶は、何故か、あまり美味しく感じなかったのであった。
「ルシア少佐、いますか?」
扉の向こうからドラコ大佐と先程まで話題にしていた人物。ロドニールの声がした。
「いるよ。空いてるからどうぞ」
「ドラゴ大佐は?」
「いる。だから早く入って」
騎士科出身が陥りやすい、紳士的な態度に、私はイラつく。何故なら戦場では一瞬の判断で生死が分かれるからだ。
そして忠実なる下僕であり、仲間でもあるロドニールは、いつも私の事を優先しがちだ。
その事に関し、私は常日頃から彼に、「自分を優先しろ」と言っているのだが、どうにも彼は言う事を聞いてくれないのだ。どうやら、忠実なる下僕にも反抗期はあるようだ。
「失礼します」
「あのね、私には変な気を遣わないで」
ロドニールが部屋に入ってきた途端、私は小言をぶつける。
「了解です、少佐」
笑顔で答えるロドニール。
(絶対効いてない)
いくら私が冷たい態度をとっても、ロドニールは決して嫌な顔をしない。
ルーカスしかり、ロドニールしかり。私の周囲をうろつく男性は、どこかM気質なのかも知れない。
(いや、むしろそういう人以外は私を避けてるとか?)
その事に気付いた私は、今の気付きを無かった事にしようと、思考を切り替える。
「少佐とか、それもなし。今は就業終了なんだから」
「わかった」
「まぁ、座って」
ロドニールはもはや私の部屋における、彼の定位置となる、机の前に置かれた椅子をこちらに向けたのち、深く腰を下ろす。
ベッドの際に腰をかける私と向かい合うロドニールは、白いシャツと緑色のパンツ。それから黒いブーツというラフな姿だった。
服装から判断するに、緊急召集などの知らせを持ってきた、というわけではなさそうだ。
「それでどうしたの?」
「しょう……ルシア様の怪我の具合はどうかなと思いまして」
「あ、これ?」
私は目元に当てていた布を外す。
「うわ、かなりザックリいってますね」
ロドニールは眉間にシワを寄せながら、私に身を寄せると、傷口を覗き込んできた。思いの外、近い距離にいるロドニールの顔を観察する。
一年前に出会った時と比べ、すっかり大人びた顔立ちになった彼は、その整った容姿と相まり、まるで絵本に出てくる王子様のようだ。
(相変わらず綺麗な肌してるなぁ)
それに比べ、私はこの一年傷ばかり作っている。別にどこに傷ができようと、心臓さえ動いていればいい。そう思い戦っているからだ。
「痛くないんですか?」
「うん、痛み止め飲んでるし。見た目ほど酷くない」
「そうですか。傷口が綺麗に治ると噂の薬を持ってきたので、塗らせて下さい」
「ありがと」
私は素直に礼を言う。
「いえ」
満足気に微笑むロドニール。
「ねぇ、やっぱり女の子は顔に傷があるとまずいの?」
ドラゴ大佐に続き、ロドニールにまで傷口を心配された私は、何気なく尋ねる。
「統計的に見たら、やはり気にする人は多いでしょうね。私は気にしませんけど」
ロドニールは、取り出した小瓶から薬を人差し指の上に乗せる。
「気にしない。それなのに、どうして傷口が治る薬なんて持ってきてるの?」
「薬を持ってくれば、ルシア様に会えるからです」
そう言って、ロドニールは私の左目のキワに出来た傷口に、そっと薬を乗せる。私は反射的に両目を閉じた。
「そんなせこい事しなくても、私はいつでもロドニールならウエルカムよ」
「そういう、気を持たせるような事は、あまり言わない方がいいですよ」
「気を持たせてるわけじゃないわ。本当の事よ」
私は目を閉じたまま、口角を上げて笑う。するとロドニールの息を飲む音が聞こえてきた。
「それはどういう意味ですか?」
「そのままの意味」
私はゆっくりと瞼を開く。
「あなたも、モリアティーニ侯から聞いたんじゃないの?」
「…………」
私の指摘は図星だったらしい。
ロドニールは前かがみになっていた体を起こすと、視線を床へと向ける。
「私は好きとか、そういう気持ちが良くわからない。だけどフォレスター家に生まれた者の責務として、子を成すこと。それから、今の混乱した世の中を引き起こしたこと。少なくともその二つの責任は、感じているつもりよ」
言いながら、ルーカスの事が頭をよぎる。
「ルシア様、しかし」
「それに、ロドニールならいいかなとも思う。この一年、何度も私を助けてくれたし。あなたになら、背中を任せていいと思えるし」
何か言いかけたロドニールに言葉をかぶせる。
今口にした言葉。これは本当の気持ちだ。ルーカスがいない今、相手を選べと言われたら、私は迷わず、いつも側にいてくれるロドニールを選ぶから。
返事を待つ私に、ロドニールは困ったような顔になる。そしてため息を一つ付いた後、形の良い、その口を開いた。
「ルシア様、そのお気持は嬉しいです。私もあなたを好きですから。けれどあなたは目の前に積み重なる問題を片っ端から仕分ける。それと同じ気持ちで、私と結婚しようとしていますよね?」
ロドニールがこちらに向き直り、私に問う。
探るような視線に耐えられず、私はスッと視線をそらす。
「ルシア様、お茶の用意ができました」
絶妙なタイミングでドラゴ大佐が、私に声をかける。
「こちらに置いておきます」
ドラゴ大佐は、自慢げな顔で机の上にティーセットを置いた。
「ありがと」
感謝を込めた視線を、ドラゴ大佐に送る。
すると、ドラゴ大佐は心得ているとばかり、私にウインクを返してきた。
「もしかして私は」
私は立ち上がり、机の上に置かれた逆さになった紅茶カップをひっくり返す。
「……ロドニールを傷つけているのかな」
「いえ、傷ついているのは私ではなく、あなたですよ」
「なんで?」
「ルシア様は、優しい方ですから」
「そんな事ない。私は優しくなんてないわ」
私はティーポットの隣に置かれた、茶葉の蒸らし時間を測るための砂時計を見つめる。
「正直、ルシア様はこの一年。正しくはルーカス殿下が行方不明になってから、まるで死に急ぐよう、生きているように見えます。祖父が言う、私との話だって、そんなに急いで事を運ぼうとしているのは、あなたのその美しく、青く澄んだ瞳には、未来が見えていないからですよね?」
ロドニールの言葉は、私の心の奥底を的確に突いていた。
サラサラと落ちていく砂時計の黄色い砂を眺めながら、私はこの一年を振り返る。
確かに私はルーカスが消えてから調子が悪い。
(いつも、迷惑だって思ってたし)
今までルーカスが私を好きで、彼が私を追いかけているのだと思っていた。
だけど、実際は私が彼に依存していた。
その事に気付いた時にルーカスはもういなくて。
私の中の何かが崩れ落ちた気がする。
自分に課せられた罪と、責務。それに必死になる事で、誤魔化している。だけど、結局のところ今の私は惰性で生きている。
「そうかもね」
私は短く答える。
「ルシア様、私はあなたに幸せになって欲しいと思っています。そして、そのためには、もっと自分を大切にして下さい」
「ありがとう、努力する」
私は砂時計の最後に残る、さらさらとした細かい砂が落ちきったのを確認すると、ポットを持ち上げる。
「だけど、何となくわかるの。私には立ち止まっている時間はないって」
紅茶カップにゆっくり紅茶を注ぐ。
「だから、私とのこと。出来たら前向きに考えて欲しい」
私はロドニールの前に紅茶カップを置く。
「ルシア様……」
掠れた声でロドニールが私の名を呟く。その声を耳にしながら口をつけた紅茶は、何故か、あまり美味しく感じなかったのであった。
0
あなたにおすすめの小説
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。
だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。
失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。
どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。
「悪女に、遠慮はいらない」
そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。
「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。
王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」
愛も、誇りも奪われたなら──
今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。
裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス!
⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
(完結)姑が勝手に連れてきた第二夫人が身籠ったようですが、夫は恐らく……
泉花ゆき
恋愛
蘭珠(ランジュ)が名門である凌家の嫡男、涼珩(リャンハン)に嫁いで一年ほど経ったころ。
一向に後継ぎが出来ないことに業を煮やした夫の母親は、どこからか第二夫人として一人の女性を屋敷へ連れてくる。
やがてその女が「子が出来た」と告げると、姑も夫も大喜び。
蘭珠の実家が商いで傾いたことを口実に、彼女には離縁が言い渡される。
……けれど、蘭珠は知っていた。
夫の涼珩が、「男女が同じ寝台で眠るだけで子ができる」と本気で信じているほど無知だということを。
どんなトラブルが待っているか分からないし、離縁は望むところ。
嫁ぐ時に用意した大量の持参金は、もちろん引き上げさせていただきます。
※ゆるゆる設定です
※以前上げていた作の設定、展開を改稿しています
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる