蒼天乃王

椿果歩

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蒼天乃王(続編)

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鈴は言った。
「ひとつ言い手があるわ。融合攻撃よ。私の力と浩之君の力を合わせるの。そうすれば少しは奴の体の力を弱め、奴を倒すことができるかもしれない。うまくいくかわからないけど。万が一の場合はここを逃げる手段しかない。どうする?」
「やろう。」
二人は立ち上がる剣を握った。
クラインは言った。
「いまさら気付いても遅い。食らえ!精光蓮華結晶ソード!」
氷の力が宿った闇剣が、浩之たちに、襲いかかろうとした。
「いくよ。浩之君。」
「うん。」
鈴は術を唱えた。

【術式】
「いにしえの花乃光よ。汝にしたがいいにしえの花の力を解き放てフラワー高覧!」
花乃力が解き放ち浩之を包み込んだ。
「いまよ。浩之君。」
「おう。食らえ。フラワーライトソードオブジェクト高覧!」
浩之たちが解き放った力はクラインが放った力とぶつかった。
バン
「無駄なことを。だがその力は私には通用せん。くらえ!ダークセイテイスソード!」
浩之たちが放った力は闇の力に押され、切り裂かれた。
「終わりだ!はー」
「くっ」
「どうすれば。ダメだ。」
二人が追い詰められた。
「大丈夫よ、鈴。私たちに任せて。」
「この声は加奈恵…」
「いくよ。槍の力発動!ブレイブソード!」
「いくぜ。混沌乃牙烈婦ライトソード!」
吉岡と加奈恵の放った剣と槍の力はクラインの力に命中した。
「いまだ。拓也!」
「おう。いくぜ!葉所の矢閃光オウジェクト!」
シュー
拓也が放った矢はクラインの体に命中した。その瞬間、クラインの体に解き放たれた。
闇が消えていった。
「あーこの青年共!許さんぞ。食らえ!ソードレトレステイーダーク。」
クラインは闇乃レイディス竜の力を解き放った。
「あれ死なないのか。志緒、望田、五月いまだ。」
「おう。食らえ!俺の力を。氷の氷柱。」望田が放った氷の力はクラインを包み込んだ。
「効かぬ!」
バン
クラインは氷を浄化した。
「やるわね。だがこれで終わりじゃないわ。食らえ。私と五月の力を。五月行くわよ。」
「うん。」
五月は矢を花あった。志緒は術を唱えた。

【術式】
「炎の光の魔法よ。汝に答えいにしえの光を解き放て。ファイアライト!」
志緒は炎の光を解き放った。志緒が放った魔法は五月が放った矢と融合した。融合した矢は、クラインの体に貫通し、浄化した。
「あー。」
クラインの力は体から消え、体も崩れかけた。
「今よ。鈴、吉岡君!」
「おう。鈴こい!」
「うん。」
鈴は吉岡のそばに来た。
「行くよ。鈴。愛乃契約術発動!いにしえの花乃光の姫鈴よ!汝と契約しいにしえの力を解き放て!フラワー」
バン
鈴は竜の形をした二刀剣に変化した。
「いくぜ。これで。」
「これで」
「終わりよ!」
「ライト光風フラワーソード!」
二刀剣は彼を切り裂いた。
「馬鹿なこの私がここでやられるなんて。あー」
クラインは、体は切り裂かれ、跡形もなく死んだ。
「やったか。」
「ああ。」
拓也と浩之は手を握った。
「鈴!よかった。」
五月は鈴を抱きしめた。
「お姉ちゃん。心配してきてくれたの?ありがとう。」
「当り前じゃない。姉妹でしょ。それに鈴は大切な妹だから。」
「お姉ちゃん…そうね。来てくれてありがとう。」
「うん。」
五月は妹の笑顔を見て笑った。
志緒と望田は鈴と五月のもとに歩いてきた。
「まったく世話がかかる親友ね。少しは頼りなさいよ。そう思わない望田さん。」
「そうだな。鈴はいいつも無茶をするからな。少しは友達や幼馴染を頼れよ。」
「ごめん。今度は頼る。」
望田は頷いた。加奈恵は鈴のそばに来た。
「鈴。私たちは先生と合流するようになっているけど鈴はどうする?」
「吉岡君と用事がある。お父様のもとに行く用事。」
「そう。」
                               続く
【魔法戦争の終わり】
吉岡は言った。
「鈴。その用事だが俺と浩之で行く。望田は鈴と共に先生と合流してくれ。鈴のお姉さんも。」
「わかりました。鈴行こう。」
鈴は涙を流して彼に抱き着いた。
ガサ
「鈴。どうした。」
「行かない。私は吉岡君のそばにいる。一緒についていく。お父様のもとに。」
「鈴…」
「だって消えてしまうかもしれない。もしかしたら東京に黙って消えてもどってこないかもしれない。そうなった私…」
「鈴!」
彼は振り返り彼女を抱きしめた。
「吉岡君…」
「行かないよ。卒業するまで。そばにいる。安心しろ。必ず迎えに行く。だから集合場所で待っていてくれ。約束だ。」
彼は鈴にキスをした。
鈴は頷いた。
「お前!」
浩之は剣を向けた。
「俺に剣を向けるなよ。俺は鈴が好きだが、友達として好きなだけだ。」
「お前が何をするかわからない。」
「そうだな。浩之。だが鈴は誰とも結婚しないと思う。」
浩之は尋ねた。
「根拠はなんだ!」
「鈴の気持ちだ。」
「お前は何をするかわからない。」
「そうだな。だが俺が戻るまで鈴に触れるなよ、」
「そういわれてもわかるか。俺も男だ。お前についていく。」
「好きにしろ。」
浩之と吉岡は光天のいる坂の方へ移動した。
「さあ私たちも行きましょう。」
「うん。」
鈴と五月たちは先生たちがいる場所に向かった。
果たして鈴達は先生がいる運動場にたどり着けるのか。
                 続く

[【友也と光天の決着】
平成二年四月二十日、桜が咲く頃、光天国に二人目の姫が生まれた。
姫の名は鈴と名付けられた。
しかし、鈴は光天国、青龍国の戦いに巻き込まれ、青龍国の国王、斎藤友也により、呪詛をかえられる。鈴の父、光天は鈴とかつて同じ夢を描き続けていた友、友也を救うため、青龍国に立ち向かう。
月日は流れ、鈴は中学生になる幼馴染浩之たちと共に、父、青龍国王友也を救うため。第二蒼天戦争に参加する。鈴は青龍軍を撃破するが。目の前で光天と友也の戦いを目撃する。
だが父、光天は友也と戦乱を繰り広げるが友也の青龍の力により敗れる。意識朦朧の中、光天は浩之に光天を継ぎ、鈴を守るよう伝え、命を立つ。父を失い、平和の道を築いた鈴は中学の学園生活を終える。高校生になり、新しい学園生活を始める鈴。
そんな中、王になった浩之は青龍国に怪しげな動きがあることに気付く。浩之は急遽、光天国を復活させることに成功する。復活を終えた光天は鈴を助けるように光天に命じられ、鈴のいる学校明陽高校に向かう。
一方、鈴の学校ではクラスメイト、中本軍の呪詛に生徒たちが次々に倒れる事件が多発する。その動きに気付いた鈴は親友加奈恵と共に立ち向かう。だが中本たちの力に苦戦するが、幼馴染の吉岡、拓也たちの援護により、学編の襲撃を食い止めることに成功した。四月過ぎ、光天、友也の再び、蒼天戦争の続きが幕をあける。青龍グリア軍と光天グリア軍の戦いが繰り広げられた。互いの軍の力は、最初は互角であった。しかし、真の能力では精森軍が上手であった。
力の差により青龍家グリア軍は全滅する。隊長グリアも死去となった。一方、鈴の親友加奈恵は、光天槍部隊、鈴の側近兵、八森と共に青龍闇槍部隊と戦う。力は同じであった。だが突如現れた中本という呪詛使いの力により命を取られそうになった加奈恵であったが、吉岡という青年により命を救われる。
加奈恵は再び立ち上がり隊長ルイーズと槍の一騎打ちの戦いを繰り広げるが、槍の力は加奈恵の方が上手であった。
ルイーズは加奈恵の力により死去する。
一方、八森は兵と共に青龍槍部隊を壊滅させることに成功する。鈴の幼馴染、吉岡は中本と戦乱を繰り広げるが彼女の力を体ごと浄化することに成功する。勝利を終えた光天槍部隊は光天城に帰還した。その頃、弓部隊は邨瀬先生と軍の強さにより青龍弓軍は壊滅する。それを率いるマリア隊長は五月との弓の激突に挑むが五月の弓の力に押され、敗れる。一方、拓也は、松茂と魔力の戦いを繰り広げるが松茂は拓也の魔力の力により浄化され、戦えない状態に陥る。
勝利を終え、弓部隊は光天城に槍館とともに帰還した。鈴は浩之と援護に駆け付けた加奈恵たちと共にクラインを撃破することに成功する。
吉岡は鈴に「必ず帰る。」と約束をし、浩之と共に光天と友也が戦う場所に向かう。
友也は王冠を率い、光天に戦いに挑むが、光天の援護に来た浩之、吉岡、そして兵と光天の強さに敗れる。敗れた友也は苦しい涙を流し光天と「また夢のために戦おう」と交わし、青龍国がある東京へと帰還した。
それぞれ新たな平和な道が気付かれようとしていた。
いよいよ高校シリーズが幕をあける。
各部隊の戦争が終えている中、友也と光天の戦いは続いていた。
「くたばれ!光天!青龍レイトソード!」
「俺は倒れない。お前を助けるためだ。ライトライソード!」
バン
「くっ。どうしてだ。お前はなぜ俺を助けに来た。俺とお前の夢は同じだが違う。描く蒼天乃夢が。わかっているのか。光天!」
光天は言った。
「わかっている。だから君を救いに来たのだ。」
「なんだって?」
「俺は友也。王でもありそなたの友でもある。確かにお前とは世界が違う。描く夢の。けど共に築きたいのだ。同じ夢を。」
「うるさい。お前に何がわかる。俺は孤独だ。俺の家族は、平和な暮らしをしていたが父の態度により崩れた。家族はばらばらになった。俺の双子の弟も母とともに消えた。子供のころも生活は孤独でひどいありさまだ。虐待され、心も折れ、人生もめちゃくちゃになった。それを変えようと思い、家族から離れ、国を築き、王になった。
そんな俺の気持ちがお前にわかるものか。わからない王は夢を叶える資格などない。お前にはここで消えてもらう。兵どもいまこそ光天王冠部隊を光天ともに我と力合わせ破壊せよ。いくぞ。お前ら。」
バンバン
「食らえ。我が兵、我が友也の青龍闇の力を。ダーク青龍ソード」
光天と兵は剣を握り、走り出した。
「わー」
「遅い光天!」
「くっ。」
その時、吉岡、浩之が到着した。そして、剣を握り、光天の横に背中を並べた。
「王様。遅くなりました。こちらは片付いたので援護します。」
「よくきた。俺が奴を止めるから、援護を頼む。浩之は兵の援護を。吉岡殿は私の援護を頼む。」
「了解。」
「いくぞ。ライトソード!」
「自動契約発動!花乃光!レイフラワー!ソード。」
吉岡と光天の力は友也に襲い掛かった。その瞬間、友也が放った青龍の力が敗れ、友也の剣はおれた。
彼は青ざめ、しゃがみこんだ。
「私の力がなぜ敗れた。なぜだ。」
友也は悔しさのあまり涙を流した。
光天は友也のそばによった。
「友也…今回は俺の勝ちだ。お前はこれからどうするきだ。」
友也は言った。
「お前の勝利は認める。けどお前と俺の夢は考えてあげてもいい。一緒に叶えることを。けどすぐには返事出来ない。少し時間をくれないか。もしかしたらこの先もまたお前とぶつかる可能性があるかもしれないから。だめか?」
光天は言った。
「構わない。お前がまた孤独になり俺と戦う時がまたきたらその時は止めてあげるよ。」
「ありがとう。光天。」
光天は頷いた。
一方、浩之と光天軍は青龍軍と戦いに決着がつこうとしていた。
バンバン
「食らえ!青龍ダークワルトソード!」
「これで貴様らは終わりだ!食らえ!光花道花ソード!」
互いの剣のぶつかりが続いた。しかし、力は浩之たちが上手だった。青龍兵の剣は浩之たちの力に折れた。彼らの剣の力も破壊された。
「これが奴らの力か。」
兵士たちは唖然とした。その光景をみた友也は言った。
「兵ども蒼天戦争は終わりだ。我らは次の蒼天戦争に向け、次の策を練るため帰還する。いくぞ!兵ども。」
「はー」
「光天。そなたの戦いは見事だ。だが次は私が勝つ。また会おう光天!」
「友也。少し聞いてくれ」
友也は振り返った。
「あの時は自分の力が弱く、ただ娘を守ることしか考えられなく、私はお前に一度殺されたが浩之騎士が転生させてくれたからお前を再び救える
。今の俺は転生する前の俺とは違う。だからもう一度世界を作る夢を叶えないか」
「それは無理だ」
「なぜだ。友也。」
「わからない。なんで俺がこうなったのかもっわからない」
「そうか…それがわかるまで俺はお前を止める。お前が心を開くまで」
「ああ。」
光天は頷いた。
友也は、兵を率い、東へと帰還した。
「さあ参ろう。浩之、吉岡、そして我が兵ども。」
「はー」
吉岡は言った。
「王様。俺は鈴のもとに行ってもよろしいでしょうか?」
「構わない。」
「では行ってまいります。浩之王様をお願いします。」
「わかった。王様参りましょう。」
光天は頷いた。
光天は浩之と兵を連れ光天城に帰還した。一方、吉岡は鈴のもとに向かった。
全ての戦争が幕を終えた。
【平和と卒業】 
戦いを終えた鈴たちは先生のもとに集まった。
「鈴。加奈恵、望田、志緒さん。よく無事に戻ってきたな。」
「浦上先生。私たちは仲間と学校を守るためにしただけです。」
浦上先生は言った。
「それでもよく頑張りました。生徒もみな無事のようで何よりです。五月あなたも無事でよかった。卒業生として立派な働きでした。」
「ありがとうございます。私も妹と学校のために帰還しよかったです。」
浦上先生は頷いた。
鈴はあたりを見渡した。
鈴は拓也に尋ねた。
「浩之たちは?どこ?」
拓也は言った。
「もうじき来るから信じてまとう。」
鈴は笑って頷いた。
一方、光天城では八森と邨瀬、鈴原が女王と対面していた。
「初めまして。私は光天国女王光天春と申します。よろしく。そなたたちが仲間ですか?」
女王は尋ねた。
「はい。」
春は言った。
「あなたは鈴の担任の邨瀬治先生ね。五月が卒業するまでは五月の担任だったわね。娘がお世話になっています。それと鈴原先生は生徒の世界史の授業を教えているようね。いつもありがとう。」
先生たちは言った。
「いいえ。五月はとても素晴らしい生徒でした。卒業しても。鈴もしっかりしています。花道部ではいつもきれいな花を生けています。」
女王は頷いた。
八森はとらえた青龍の使い魔と弓菅を女王に差し出した。
「女王様。こちらが今回とらえた敵兵です。弓菅の隊長マリア、青龍国の呪詛隊島原、松茂と中本です。三人は鈴の高校の同級生であります。まだ学生です。先生方が生徒でもあるので卒業式まで生かす方向におられますがいかがいたしましょう。」
女王は言った。
「なるほどでは娘の意思に従い、彼女たちを生かします。死刑は卒業式を終了後の三月二十日に行います。なおマリアについてはこの光天城で罪を償いとして罪人弓隊として働いてもらいます。よろしいですね。八森。」
「はい。」
「では私たち先生方は失礼します。生徒たちのもとに戻らせていただきます。」
女王は頷いた。
先生たちは鈴たちのもとに帰還した。女王は八森に尋ねた。
「八森。あなたは五月をお迎えに参りなさい。学校まで。明日あなたには五月を兵庫の福﨑までお送りする任務があるので。よいですね。」
「わかりました。では行ってまいります。」
女王は頷いた。
八森は五月を迎えに高校に向かった。しばらくして王様が帰還した。
「春。ただいま。」
女王は王様の元気な姿を見て、立ち上がり、駆けよった。
「光天様。生きてくださったのですね。なぜ生きたのです?」
光天は女王を抱きしめ、言った。
「鈴の幼馴染の浩之という青年が私を生き返してくれた。だからここにいる。それに私は友也のために生きて彼を救わなければいけない。だから私はここにいる。」
女王は言った。
「そうね。あなたはまだ彼を救う力があるわ。もう一度二人で友也を救いましょう。
そして三人で夢の力を作りましょう。」
「ああ。」
三月十四日、明陽光高校で卒業式を迎えた。
鈴と加奈恵、望田、志緒たちは終戦卒業式を無事に終えた。鈴を殺そうとした中本たちも出席した。
「加奈恵。卒業おめでとう。私たち離れてしまうね。学校も。」
鈴は加奈恵の手を握り、言った。
加奈恵は鈴の手を握りしめ、鈴に告げた。鈴、私たち離れてもずっと友達よ。お互い。もしなにかあっても助け合いすればいいじゃない。これからもずっと。」
「うん。」
鈴と加奈恵は互いに笑った。その時、後ろから声がした。振り返ると志緒の姿だった。
「志緒!卒業おめでとう。皆無事に卒業できたね。」
「うん。加奈恵も。そうだこれから殺される中本たちがあなたに用があるみたい。」
鈴は志緒に尋ねた。
「私に?そいつらどこにいるの?」
志緒は言った。
「体育館の柱に縛られた状態でいるわ。」
「わかった。ありがとう。加奈恵行こう。」
「うん。」
鈴と加奈恵は罪人中本たちのいる体育館に向かった。
一方、八森は五月のもとに到着していた。
「五月様。お迎えに参りました。」
「早いのね。八森。私もう少しだけ、ここにいたかったな。」
五月はつぶやいた。桜を見ながら。
八森は言った。
「五月姫。あなたは妹を守るためこの地を去ったのではないですか?」
「そうね。忘れていたわ。さあ参りましょう。八森。望田さん。」
望田は頷いた。
望田と八森は五月を兵庫まで送り届けた。
「つきました。姫様。」
「ありがとう。二人とも。望田君だっけ。妹のことよろしくお願いします。」
「はい。」
望田と八森は五月を送り届け、岡山に帰還した。
一方、鈴たちは体育館で罪人中本たちと面談していた。
「ひどいありさま。卒業式を終えたらこの体育館に張り付けだもん。私はね。あなたみたいな視力が悪い人はこの学校にはいらないと思っていた。生まれつき呪詛を持った影響かもしれない。けど気に入らなかった。いつも笑っているから。いまでもにくいと思っているわ。」
松茂は言った。
「呪詛を持っているのになぜ平気なの。」
島原は尋ねた。
「なぜ生きようと思うの?」
鈴は言った。
「生きていると幸せになれるから。あんたたちにも幸せな人生があったのではないでしょうか。」
島原は涙を流して言った。
「そうね、私はもう少し考えて、自分を見つめていればこのようなことにならなくて済んだのかもしれません。青龍家に従っていなかったのかもしれない。すまない。」
鈴は言った。
「もう遅いでしょう。けどあなたたちの罪の許しはイエス様しかいない。イエス様はこの世の神、救い主の主であるお方です。もし罪を償いたければ祈りを捧げて天に罪の許しをこいなさい。」
「はい。」
「はい。」
鈴は頷いた。鈴は加奈恵と共に体育館を去った。
「鈴!なぜあんなことを言ったの?」
加奈恵は尋ねた。
「加奈恵。この世は神様が見ている。私の眼はね、生まれたとき呪詛に侵されたことが原因で以前の戦いのときに視力を失った。
姉も姉と私の呪いは姉がひどい。姉は大量の呪詛を浴び、私より見えない。けど神様がついている。私も…私の視力もいつか見えるようになる。
神様の導きにより。イエス様は私にその希望と救いの道を与えてくださった。だから私は生きていける。仲間と共に。彼女たちもそうだよ。きっと一度は死ぬ。けど神様に祈りを捧げ、死を直前に許しを請えばきっと救われ、別の人間として生まれ変わる。そして私たちのように幸せな人生を送れるの。私はそう信じている。加奈恵は?」
加奈恵は言った。
「私は鈴の言う通りだと思う。あんたが話していることはわからないけど鈴のいうことはいつか叶う。きっとね。」
「そうね。」
二人は仲良く手をつないで歩いた。その時、正面から声がした。
「お嬢様。」
八森と望田の姿だった。
「八森様。戻られたのですね。お姉ちゃんはどうしたの?」
八森は言った。
「大学に送り届けました。」
鈴は尋ねた。
「ありがとう。ところで女王からの報告はないの?」
八森は言った。
「あります。中本たちは卒業式を終えた後、処刑されることに決まりました。それとマリアについてですが牢獄で働きながら罪を償い、女王の弓兵として働かせることになりました。今まで持っていた能力を別の能力に変換された状態で。」
鈴は言った。
「わかった。もう下がっていいわ。八森色々ありがとう。もう下がっていいわ。」
八森は言った。
「では失礼します。お嬢様卒業おめでとうございます。」
「ありがとう。八森側近!」
八森は頷き、鈴のもとを去った。
望田は鈴に駆け寄った。
「鈴…お前強くなったね。」
「ありがとう。でも望田君。私たち離れるね。あなたはビジネス学園に行く。私は作陽。そうなればまた青龍国との戦いのとき、またこの世界は滅びるわ。私たちは四人そろってフレンドチームよ。」
望田は言った。
「鈴。その時は再開してまた戦えばいい。そして平和を作ればいい。俺たち友達だから。そうだろう。」
「俺も。」
拓也がやってきた。
「拓也君。」
拓也は言った。
「俺もまたいつかお前のもとに帰ってくる。そして平和のために共に戦う。」
鈴は頷き空を見上げ言った。
「そうね。私たちのめぐり逢いもこの戦いでまたつながれる。それが私たちの絆。また皆で会おう。この光天城で。」
拓也たちは頷いた。
一方、学校から離れた場所で戦闘が行われていた。
バン
晶樹と氷欄が戦闘を繰り広げていた。氷欄は青龍家の側近であり、光天兵を抹殺するため。調査班として出陣していたのだ。
「お前が使える国は負けた。お前も退くのだ。氷欄!」
「俺は退かない。お前を倒すまで帰ってくるなと言われている。
調べたところお前の使える国に貴様の名前はない。だがお前は警官軍に名前があった。貴様はいざという切り札。つもり王抹殺の兵士だ。違うか。」
「ああ。俺を調べるとは見事だな。だが鈴のところにも光天王のところにも行かせない。貴様はこの俺が倒す。はー食らえ!真光の剣ソード魔光!」
晶樹は魔術剣、光の術で氷欄を切り裂こうとした。
「やるな。だが私の剣には聞かぬ。食らえ!氷のソード!」
氷欄が放った氷の力は晶樹とぶつかった。
バンバン
互いの力がぶつかり合い、相打ちになった。
「馬鹿な。この俺まで死ぬとは…なぜだ。」
バタン
氷欄は大量に光をあび、死んだ。その瞬間、晶樹も倒れこんだ。
「くっ。貴様を倒して死ぬなら俺は怖くない。あいつさえ生きていればそれでいい。鈴お前は生きろ。俺の分まで幸せになってくれ。鈴」
晶樹は空を見上げ、目を閉じ、氷の力に包まれ、日の光を浴び、水になり、消えていった。
一方、鈴はそのことを感じ取っていった。
鈴の頬から涙が零れ落ちた。
鈴は涙を流しながら笑ってつぶやいた。
「晶樹君…天に行っちゃったね。」
声がした。振り返ると浩之と吉岡の姿だった。
「浩之君、吉岡君…おかえり。」
浩之は言った。
「ただいま。鈴なんか悲しい笑顔じゃないか。なんかあったのか?」
「晶樹君が死んだわ。」
吉岡は言った。
「なぜだ。」
「あいうちになって死んだ。敵とね。敵も死んだわ。こういうのはよくある。お父様も言っていた。」
「鈴…」
「もう皆死ぬ。私も浩之も吉岡君もそして拓也も望田君も。もう誰も残らない!これからもね。」
浩之は言った。
「違う。そんなことない。皆生きる。あいつはお前のいつも言っていた。俺の分まで生きてほしい。それは俺たちも同じだ。鈴!」
「浩之君…ありがとう。」
浩之は頷いた。
【第十七話】平和と卒業(後編)
「私。晶樹君の分も浩之君たちと一緒に生きてみようと思う。生きようみんなで。」
浩之たちは頷いた。
そして、無事卒業式を迎えた。中本たちは卒業後、礼拝堂で祈りを捧げ、その後、学校のグランドで死刑にされた。
「加奈恵。卒業おめでとう。」
「鈴も。また卒業後会おうね。」
「うん。」
鈴は加奈恵と別れ、学校内を歩いていた。
「鈴。少し話さないか?」
吉岡君と再びあった。
「鈴。」
鈴は振り返った。
「吉岡君。帰ったと思ったよ。帰らなかったの?」
「ああ、東の東大学に行く予定だったが光天に呼ばれた。鈴宛に伝言を預かっている。」
鈴は尋ねた。
「お父様から?」
吉岡は頷き、鈴に言った。
「光天がいうには青龍国国王は、これからも進軍を続けるようだ。この戦争は俺たちが大学生になっても続く。だが俺たちはばらばらになる。光天の考えは、ばらばらになった仲間と新たにできた仲間と力合わせ戦うことだ。そうすることにより、また平和が作れるということになる。それは大人になっても続くが、いまのような状況とは違い落ち着くらしい。だが落ち着くまでは戦いは続く。浩之と拓也と望田、加奈恵はこの戦争に参加する。俺たちを守るため一人で敵と立ち向かった晶樹の分まで俺たちは戦う。お前を守るために。お前はどうする。鈴」
鈴は空を見上げ言った。
「私も皆と同じ。戦う。終わらせるために。」
「ああ。じゃあ決まりだな。それと俺お前にいいたいことがある。鈴。お前の歌はすごくきれいだ、俺の母さんもほめていた。鈴はピアノも弾ける。すごいと思う。俺はそんな鈴大好きだ。けど俺はお前と一緒にはなれない。けど友達として好きでいたい。幼馴染だから。約束してくれ鈴。どんなことがあっても俺の傍を離れないことを。
 戦う時。そして俺が東大学から帰還した時、あってほしい。いつか。俺が結婚してから。ピアノを通して俺を呼んでくれその時、お前が奴らに襲われかけたら俺が助ける。お前。必ず。それまで待っていてくれないか?約束する。」
鈴は振り返り言った。
「うん。ありがとう。吉岡君の思い私受け止めて待っているね。」
吉岡は鈴に近づき、言った。
「ありがとう。鈴…じゃあなにか約束の証をしよう。そうだな。俺ができる証はこれだ。鈴…」
ガサ
彼は鈴を抱きしめ、のどに目印のキスをした。
鈴は顔を赤くし、目を閉じ言った。
「吉岡君は浩之君と違い度胸あるね。すごくだいたん。けどそんなあなたが私は好き。叶わない恋でも。友達としてあなたを愛して待っているわ。ここでありがとう…守ってくれて。」
「ああ。」
「私もお返しするね。大好き。」
鈴は彼に喉の目印のキスをした。
「鈴。この約束は俺とお前の親友の証だ。だから誰にも言うな。
特に浩之と望田にはあいつらは嫉妬しやすい。わかったな。」
「わかったわ。」
「約束だ。」
鈴は頷き、吉岡と指切りした。
「行こう。新たな道へ。」
「うん。」
鈴たちの新たな蒼天乃道がはじまろうとしていた。一方、東の平和を守る国、青龍国が再び、西に反乱を仕掛けの準備が行われていた。
「青龍国王。友也。お前は何を躊躇している。」
「申し訳ありません。理亜様。光天に脚止めを受け、進軍は失敗に生じたことこの友也。悔やんでいます。次の一線で必ず光天を殺し、軍も奪い、娘も奪い。
あなた様が望む世界を作ります。」
女王は言った。
「言い訳は結構。そなたは誰のおかげで王になれた。私だよ。孤独なお前を拾い、
お前を王にした。貴様の夢は親友光天と同じ夢を描いている。
蒼天場を築き、蒼天乃王になる夢だ。だが奴の理想と違いが生じ、一向に蒼天乃王になれてない。第一戦争のときは光天を殺し、蒼天を手に入れようとしたが娘の島圧ができず失敗したじゃないか。
そして第二粗点戦争は、あと一歩だったのに転生し、復活した光天に敗れたではないか。貴様は私の夫でもあるが王でもある。」
友也は女王に近づき、彼女の手に口づけをし、頭を下げ、言った。
「申し訳ありません。あなたに助けられたこと今でも感謝しています。ですが私にいまいちどチャンスをください。」
「そう。だが残念だわ。もうそなたにチャンスはない。」
バン
女王は友也の首を絞めた。
「あっ理亜様。何を!苦しいです。」
「苦しいか。そうか。よかったわね。ならよく聞くがいい。私は貴様を動かしそなたの夢を叶えるのはやめた。そなたを使い、私がこの手で光天をつぶし、世界を手にし、お前を蒼天の王にしてあげる。さあ私の道具になれ友也。フラワー蒼天ダーク!」
友也は女王に放たれた闇の力により王の魔の青木十字架にはりつけにされた。
「あーやめろ!理亜…」
青き炎の柱に張りつけにされた友也は深い眠りについた。その瞬間、友也は蒼天の力となった。
「蒼天の剣ができたわ。あなたには素質があった。よかったわね。友也。さあ。最後の戦いの始まりよ。」
果たして力にされた友也の運命は鈴たちの夢、光天、友也の夢。どうなるか。そして女王との夢の取り合いの反乱がいま始まろうとしている。
光天国、青龍国の未来は!
運目の戦いが再び幕をあける。
続く
第三蒼天戦争(前編)
あらすじ
人は互いに手をとりあい、夢を追いかけ、戦う。だが、その先はわからない。人間は夢を叶える。
西を守る、光天国、東を守る、青龍国、かつては互いに手を取ろうとした。
友也は幼き頃、母が父と別れ、双子の弟、そして、自分、母が残る。だが豊かな暮らしは崩壊し、友也は貧しい生活を送った。
そんなある日、一人の青年に出会い、友也の人生は大きく変化した。
青年の名は光天となった勇気である。
彼は友也にとっては唯一の友であった。
希望の夢を描き、二人は手を取り、王になった。
だが、勇気が描く国はまぶしすぎた。その原因はかつて青龍国の国境に突如現れた光の神が光を落としたため。友也は光りを恐れ、光天に敵意を持った。ななんとか回避するため。光天国の光りを破壊するため、友也は軍を率いて、光天国に襲い掛かった。
しかし、光天、友也の力は互角であった。態勢を立て直すため、友也は青龍国に帰還した。
友也は魔術師を使い、鈴に呪詛をかけた。鈴は光天国王の娘である。
勇気は娘の異変に気付き、浄化のペンダントをかけ、娘の呪詛を浄化した。
光天は娘を抱きかかえ、祈った。
「いずれ神が娘に力を貸し、友を救ってくれるだろう」と。
鈴姫は中学生になった頃、再び、光天国と青龍国の戦いが始まった。
鈴は幼馴染の浩之達と共に青龍国に立ち向かうが青龍国に命を奪われそうになる。
だが勇気により命を救われる。
勇気の死後、浩之は仮の王になるが自分に向かないことに気付き、魔術で光天王を復活させる。一方鈴は、楽しい高校生活を送ろうとするが友也の使い魔中本達により学校を呪詛に侵されてしまうが、親友加奈恵と共に力合わせて中本達を撃退する。
一方、その頃、先の戦後、復活をとげた勇気は高校の坂の辺で友也と一騎打ちを始まるが光天の力に押され、負ける。
光天は友也に「あの時は自分の力が弱く、ただ娘を守ることしか考えられなく私はお前に一度殺されたが浩之騎士が転生させてくれた
からお前を再び救える。今の俺は転生する前の俺とは違う。だからもう一度蒼天の世界を作る夢を叶えないか」to
と告げるが、友也は「お前にはわからない」と告げ去ろうとする。
勇気は戸惑いを告げる友也に「お前が心を開くまでまた戦おう」と告げる。
友也は勇気の言葉を受け止め、勇気と友也は再び戦うこと」を約束する。
そして友也は勇気の元を去り、青龍国に撤退する。
だがその様子を見ていた女王、理亜は友也を利用し、次の反撃に出ていた。
果たして友也との光天の夢の続きはどうなるか。
再び、加奈恵、鈴たちの新たな時代が幕を起こす。
第三蒼天戦争(後編)
穏やかな晴れた空、だった。青龍国では新たな儀式が女王、理亜により、執り行われていた。
女王理亜とは、友也が蒼天乃青き輝く城をつくるために作り上げたクローンん人形である。
彼女は友也の青龍の力、青龍国魔術者リーシャの闇の力と融合し、人間の知識等を埋め込まれ
作られた人形である。。クローン女王とも呼ばれていたが彼女は名前さえ呼ばれず、愛情もらえず
ただ友也の指示で動いていたため、理亜は友也に悲しみ、怒りを抱いていた。
「光天王が再び、この世に再びよみがえり、友也と再び戦い、勝利を得たとき、友也にいままで
自分を道具として見なかったことの罰をあたえよう」と決断した。
そしてその願いは叶った。友也が復活を遂げた光天に負けたのだ。友也が勇気に負けた原因は転生し、復活を遂げた勇気の
力が上手だったから。その理由は浩之が光天の体に光精という神の力を光天の捧げ、光の神に新しい王の魂を
光りの神から神託していただいたため勇気は新しい力を持ち、この世に転生したのである。
それに気が付いた、青龍国女王理亜はなんとか光天を殺し、闇の蒼天城を作ろうと策を得た。
そしてその策を手に入れた。それは「友也を使い光天国に呪詛が落とせる」と。
彼女は確信した。「友也は青龍の力が強いのではないか」と。
理亜女王は友也を問い質した。
「青龍国王。友也。お前は何を躊躇している。」
「申し訳ありません。理亜様。光天に脚止めを受け、進軍は失敗に生じたことこの友也。悔やんでいます。次の一線で必ず光天を殺し、軍も奪い、娘も奪い。
あなた様が望む世界を作ります。」
理亜言った。
「言い訳は結構。そなたは誰のおかげでここまでこれた。私だよ。孤独なお前は私が必要と思い、私を作った。貴様の夢は親友光天と同じ夢を描いている。
蒼天城を築き、蒼天乃王になる夢だ。だが奴の理想と違いが生じ、一向に蒼天乃王になれていない。第一戦争のときは光天を殺し、蒼天を手に入れようとしたが娘の鈴を殺すことができず失敗したじゃないか。
そして第二粗点戦争は、あと一歩だったのに転生し、復活した光天に敗れたではないか。貴様は私の夫でもあるが王でもある。」
友也は女王に近づき、彼女の手に口づけをし、頭を下げ、言った。
「申し訳ありません。あなたがこの世に来てくれたこと今でも感謝しています。ですが私にいまいちどチャンスをください。」
「そう。だが残念だわ。もうそなたにチャンスはない。」
バン
女王は友也の首を絞めた。
「苦しいか。そうか。よかったわね。ならよく聞くがいい。私は貴様を動かしそなたの夢を叶えるのはやめた。そなたを使い、私がこの手で光天をつぶし、世界を手にし、お前を蒼天の王にしてあげる。さあ私の道具になれ友也。フラワー蒼天ダーク!」
友也は女王に放たれた闇の力により王の魔の青木十字架にはりつけにされた。
「あーやめろ!理亜…」
青き炎の柱に張りつけにされた友也は深い眠りについた。その瞬間、友也は蒼天の力となった。
「蒼天の剣ができたわ。あなたには素質があった。よかったわね。友也。さあ。最後の戦いの始まりよ。」
一方、友也は魔術の術の中で眠っていた。
「友也。よくお聞き。そなたは私がいるから王になれた。私は約束したそなたに光を壊す力を与えようと。それがそなた自身だ。そなたには光天と戦わせ、万が一の場合はそなたに魔術の一部になってもらう。それが光天を倒す最後の方法だ。まあそこで眠りながら見ていなさい、自ら破壊するのを。そなたが目を開けたとき、ここは滅んでおる。楽しみだね。あなた。」
友也は心の中で思った。
「誰か俺を止めてくれ。助けて勇気!」
「さあ始めよう術式開始。」
女王は術を唱えた。
【術式】
「青龍友也よ。我が命に従いこの世界を崩壊せよ。そして、処刑された仲間を解き放ち、この地を支配せよ。ダーークマイメロデイーアルファー!」
バン
友也が体ごと解き放った闇は空を一面黒く染めた。
交通は渋滞、電車は黒く染まって走り続け、乗客は電車の中で呪詛に侵され、倒れ始め、使い魔たちが転生した。
その頃、大学生なった鈴は策庸学園大学に通っていた。
新しい友達もでき、調理、宗教の授業も楽しくやっていた。
部活も文芸、茶道に入部し、毎日が平和な一日だった。
「なんて平和なんだろう。そう思わない?日登美ちゃん。」
「そうね。でも何?あの雲なんか雨でもないし。なんか空全体に広がってるよ。」
「いったい何がおきているの?」
鈴は日登美に尋ねた。
「わからない。私の魔力は電車の方で何か起きてるか。」
「そうか…上空から電車の辺、見てみよう。」
「うん。」
鈴と日登美は上空術を使い、電車の状況を確認した。
「これは…いったい。」
鈴と日登美が見た交通は呪詛に侵されていた。
電車は呪詛に染まり、乗客は瘴気に侵され、倒れこんでいた。
鈴は剣を握りしめ日登美を見て言った。
「日登美。私は前方車両の呪詛の浄化と乗客をこのペンダントで助けに行くから。日登美は後方車両をお願い。この戦い何があってもおかしくない。でも二人ならできる。頼んだよ。片付け次第、合流ね。」
「わかった。気を付けてね。」
鈴は頷いて前方車両に向かった。一方、日登美は上空術を使い、後方車両にたどり着いた。
「ここが後方車両ね。この電車は現在時刻、十五時半か。呪の進行調査をこれより開始する。咲奈出てきていいわよ。」
「はいご主人様。」
日登美の使い魔、咲奈が現れた。
「これから後方車両の呪詛の状況を調査する。術を唱えるわよ、咲奈。」
「はい。日登美さま。」
「いくわよ。」
咲奈は頷き、目を閉じ、地面に杖を突いた。
日登美は印を両手で組み術を唱えた。
【術式】
「いにしえの光よ。汝の命に答え、いにしえの悪しき闇の力の源、そして、進行具合を特定したまえ。リュライトアリシャー!」
光が空に放たれた。その光は電車をすべて包み込んだ瞬間、闇が電車の速度を早め、広めていることが判明した。また、闇の源が乗客を染めていることもわかった。呪詛に侵され、死亡した後方車両に乗っていた乗客が百人いた。
生存者は百人いた。
「これは。なんとかしないと。咲奈。鈴に知らせて。後方車両は百人死者が出て、生存者は百人いる。呪詛の進行具合が早いから後方車両は日登美が除去すると伝えて。」
「わかりました、ご主人様。どうか気をつけください。ここは何が出るかわかりませんので。」
「わかったわ。咲奈も。」
咲奈は頷き、鈴のもとに向かった。一方、鈴は前方車両に立ち、浄化術を唱えていた。
「浄化術。発動!」
【浄化術】
「聖なる光よ。汝、鈴に答え、いにしえの闇を祓いたまえ。ライトルーラ儚いの光欄ロード!」
バン
鈴が放った光は、前方車両を包み込んでいった。その瞬間、電車は浄化され、呪詛に侵された乗客も浄化されていった。
一方、その様子に青龍国女王,,、理亜は反撃に出た。
「よくも私と友也の理想郷を壊したな。中本、死からよみがえりあの小娘を電車と乗客ともに葬れたまえ!転生ダークソワー」
バン
女王が放った闇転生術は前方車両に解き放たれた。
「これで皆助かる。」
鈴はそう思いほっとしていた。その時、電車の上に強い魔力が放たれた。
その瞬間、乗客は再び闇に包まれて倒れこんだ。電車は闇に包まれていった。
「助けて…」
バタン
「どうして…闇に染まるの?今浄化したばかりなのに。」
声がした。電車の上から。
「邪魔をしないで…鈴。」
「この声…どこかで聞いたことある。まさか貞子。あいつなの。」
バン
その声を放った瘴気が鈴に攻撃してきた。
バンバン
「まずい。エンジェルルーラ!」
鈴は結界術で瘴気の攻撃を防いだ。
「何だったの。いまの一体。でもさっきの瘴気。だんだん形になってる。人の形に。油断できない。あの瘴気を倒し、もう一度乗客を助けないと。」
鈴は剣を握りしめた。
瘴気は人の形に変わった。中本だった。
中本は長い髪を触りながら、首を回し、始めた。
「久しぶり、鈴。高校以来かしら。」
鈴は尋ねた。
「中本!なぜあなた生きているわけ!あなたは卒業後。処刑され、死んだはずよ。」
「確かに私は死んだ。けど生き返った…女王が私に命を与えてくださったのよ。」
「命…」
「そう。女王は私に闇転生を使い、地獄から救いだしてくれた。理想の国を作るため。友也と共に。私は死なない。あなたを殺し、精の魔法の素を手に入れ、理想郷を手に入れるためにあなたを殺すのだから死んで…鈴」
中本は剣を握り、術を唱えた。
「食らえ!闇のソーードバスターウイッチ」
闇の波動が鈴に襲い掛かってきた。
「させない。ソードオブエイジェントリターナー!」
破壊の力で闇の波動を切ろうとした。しかし、ゾンビの中本の方が力上手だった。
「くっ」
声がした…少女の。
「鈴。離れて。」
鈴は中本から離れた。
「なに。」
「食らえ、槍の力よ。汝の断りにより、えにしの力と融合し闇の波動をうち砕け!ブライトブレットソード!」
バン
少女が放った槍は、力を解き放ち、鈴の放った力を吸収し、地面についた。
少女は空から舞い降りて、その槍を抜き、波動を打ち砕いた。
「バカな。私の闇術を打ち砕くとは。」
加菜恵は笑って中本に槍を向けた。
「お前は何者だ。まるで亡霊だな。それとも死人からよみがえった貞子か。」
中本は悪魔のような微笑んだ。
「加奈恵。助けてくれてありがとう。あいつは中本よ。」
「なんだって。だけど姿かたちはどう見ても人間には思えない。これはいったい。ただの化け物よ。」
「そう、ただの化け物。彼女は女王によって闇転生でよみがえったのよ。彼女の正体は呪詛の塊。けど彼女を倒してもまた六時間後に蘇る。」
「くそ。ちょっと厄介ね。なんか方法ないわけ。」
「いまのところ。だけどこのままあいつをほっておけない。倒さないと電車も乗客も死んでしまうの。呪詛の進行もこいつを倒さない限り、進むわ。」
「なるほど。鈴、この化け物は鈴だけじゃ無理よ。こいつは二人で力を合わせないと。以前のあいつなら倒せるけど…依然のあいつでは。それに闇魔法の呪印があるわ。」
鈴は尋ねた。
「どういうこと?」
「おそらく処刑される瞬間に術が唱えられた可能性があるわ。福山から帰るとき、噂で聞いたことあるんだけど、ただの術ではない。もっと強い魔力の塊の力が働いてる。けどそれを突き止めるには後にしましょう。まずはこいつを倒し、乗客を助けるわよ。行くわよ、鈴。」
「うん。」
鈴は剣を握り、加奈恵の後ろについた。
「鈴。私が術を唱えている間、あいつの時間稼ぎをお願い。」
「わかった。」
加奈恵は槍を地面につき、羽を広げ、術を唱えた。
【術式】
「いにしえの聖霊よ。わが身、汝の前に姿を現し、私の力の源となり、邪悪な魔物を解き放て!現れよ。マーメイドテンテン。」
バン
槍の妖精が現れた。
中本は驚いた。
「貴様。それはあの時、隠してた能力なのか!」
「だったら何。さあ中本。お前を倒し、ここにいるみんなを救ってやる。テンテン!行くよ」
テンテンは頷いた。
一方、鈴は剣の呪文を唱えた
「かの地の神の力を解き放て。オンマツクドウ汲々除律光光。爆!」
バン
剣に力が込められた。
「行くわよ。中本!」
鈴は剣を握り走り出した。
「食らえ。紅蘭レイトバスタ!」
バン
「こんなことで死んでたまるか。我が闇の同魔の力を。ダークソードバサルトー!」
「くっ今よ。加奈恵!」
「任せなさい。白道波動の槍発動!救急爆滅ライトバスター」
加菜恵の放った力は中本に命中した。
「あーこの私が敗れるとはだが我はまだ死にはせぬ。また会いましょう。」
中本は液体呪詛になり空へと消えた。
「終わったのね。」
加菜恵は言った。
「終わったけどあいつはまだ生きている。」
「どういうこと。」
鈴は加奈恵に尋ねた。
「わからない。けど何か大きな力が働き、彼女たちがよみがえったのは
確かよ。けど首謀者は誰なの。」
「この事件を犯した原因は斎藤友也。私の父の友人よ。友也は父と蒼天の夢を描いていたのだけどお父様の力に恐れを感じ、
この光天国に進軍してきたの。戦いは先月まで続いていた。」
「だいたい事情はつかめたけどあの事件は高校卒業するまでに終わったはず
だけどどういうこと?」
「わからない。」
おそらく女王が友也を操り、彼女たちを復活させているのかと
存じます。」
「あなたは使い魔の咲奈さんですか?」
「はい。申し遅れました。私は鈴の親友の使い魔咲奈と申します。」
「私は加奈恵!助けてくれてありがとう。乗客はどうなりましたか?」
咲奈は言った。
「よろしく。まず電車内の乗客の呪詛はどうなりましたか。」
加菜恵は言った。
「鈴とやつを倒した瞬間、乗客にかけられた闇は消えたわ。」
鈴は言った。
「原因はさっき倒した彼女かもしれない。」
咲奈は頷いた。
鈴は加奈恵の手を握り、言った。
「加奈恵。久びり。高校以来だね。助けに来てくれてありがとう。
このあと私、日登美のところに援護に行く。加奈恵も一緒にきて
くれる?」
「わかった。また鈴と戦えるなんて嬉しいわ。一緒に行こう。」
「うん。咲奈案内して。」
「わかりました。では参りましょう。」
加菜恵と鈴は咲奈と共に日登美のいる後方車両に向かった。
一方、日登美は後方車両
浄化術
「聖なる光よ。汝の命に従い、あしき闇を祓いたまえ。ライトソード!」
光が後方車両に解き放たれた。その瞬間、呪詛が浄化され、乗客は
救われた。
「私達いったい…」
日登美は後方車両に入り、乗客に言った。
「皆さん。早く逃げてください。ここは危険です。異邦の瘴気の気配を
感じます。急いで。」
「わかりました。」
日登美は術で電車を停止させ、乗客を逃がした。次の瞬間、瘴気再び、
現れた。
「これは一体、どういうことなの?」
日登美は剣を構えた。
「ふふふ」
声がした。
「この声は一体なに?」
「こんにちは。学生さん。はじめまして私は島原。よろしく。ここは
私が支配した。さあ我が下部の兵どもこの地を我と滅ぼしましょう。
全ては青龍女王のために。」
「はっ島原さま」
二千万の兵士が電車に入りこみ、日登美を囲んだ。
「くっ囲まれた。数が多いけどなんとかしないと」
果たして日登美はどうなる…次週続く。
【第二十話】 女王館対光天軍】
あらすじ
光天の娘、鈴は加奈恵達と共に高校を卒業した。楽しい大学生活を送る。
大学で日登美という少女と出会う。
鈴は日登美と楽しい生活を送る。
だが地下で電車トラブルが起きる。
その異変に気付いた日登美と鈴は光光電車に向かう。
鈴達が見た光景は走行中の電車が瘴気に包まれてる現状だった。
鈴と日登美は車両にいる乗客を救うため浄化しようとする。
だが前方車両に異常な商機を感じる。二人。
日登美は鈴に前方の乗客を救いに行くよう鈴に託す。
 鈴は日登美の命に従い、前方車両に向かった。
前方車両にたどり着いた鈴は呪詛を浄化しようとするが、高校卒業前に処刑した中本に遭遇する。
中本を再び倒し、呪詛を浄化しようとするが中本の闇の力に押されかけるが、加菜恵の助けにより、中本を退治することに成功する。
しかし、中本はこれで死んではなかった。
加菜恵は彼女を倒す方法は、別の何かを倒さないとできないことに気付く。
策を練るため、加奈恵達は鈴と共に日登美のいる後方車両に向かう。
一方、日登美は島原との戦いを繰り広げていた。
【日登美と島原の戦い。】
日登美の前に現れた闇の兵士は日登美に襲い掛かろうとした。
「死ねー小娘。我の手に…わー」
日登美は剣を握って地面についた。
「こんな化け物兵私には聞かない。いにしえの剣よ。汝のかてとなり、邪悪なものを吹き飛ばし成敗せよ。キュウキュウ除律上!爆!」
兵士は次々消えていった。
「やるわね。けどあなたには私は止められない。ダークオーバー!」
闇が日登美を包み込んだ。
「どう。あなたはこの呪詛とけないわ。」
「やるわね。けどできるのよ。剣の舞フラワー拍動!」
日登美は自分の体を包み込んだ呪詛を浄化し、倒れこんだ。
バタン
日登美は意識不明になった。
「私にはこれしかできない。ごめん…鈴」
意識不明になった日登美に近づき、島原は剣を向けた。
「自分の呪を浄化しただとなんてやつなの。けど限界のようね。死ねー」
日登美の体に突き刺そうとした次の瞬間、剣が飛んできた。その剣は島原の剣を跳ね返した。
「何だと。小娘がいない!どういうこと。」
声がした。
「ここだ。てめえ。しばらく会わねーうちに化け物になりよみがえったか。」
島原が上を見上げると二人の青年が上空に浮いていた。
「お前たちは誰だ。」
青年たちは言った
「俺は浩之。鈴の幼馴染の浩之だ。忘れたわけないだろうな。」
「同じく吉岡だ。覚えてると思わないが。」
「くっなぜ現れた。」
浩之は言った。
「鈴が俺たちの心に声かけた。だからきた。さあおしゃべりは終わりだ。鈴がくるまで俺達が相手だ。覚悟しておきな化け物。」
浩之は落とした剣を魔力で戻した。
「吉岡。奴の相手を頼む。俺はこの子を直してから援護に行く。」
吉岡は言った。
「わかった。お前も気をつけろ。」
「ああ。」
浩之は日登美を抱え、安全なビルに寝かせ、回復術を唱えた。
「いにしえの力よ。汝の命に従い、彼女の体を回復させよ。ライトセイア。」
バン
日登美は浩之のいやしの力にやり、回復し、意識を取り戻した。
「あれ?私。」
「気が付いたか。」
「あなたは。」
「俺は浩之。鈴の幼馴染。あそこで戦ってるのは吉岡だ。俺達は鈴の友でもある。」
「友達?」
「ああ。」
「鈴に男の子の友達がいたなんて思っていなかった。鈴がきたら喜ぶわね。お礼を言うの忘れてたわ。助けてくれてありがとう。」
「うん。俺は彼の援護をする。君はここでやすんでいろ。結界を張っていく。この中にいれば安全だ。」
「わかった。あなたも気をつけてね。」
浩之は頷き、結界を張り、吉岡のもとに向かった。
「おまたせ。吉岡」
「浩之!バックアップを頼む!」
「ああ。」
浩之は剣を握り、島原に向かい、走り出した。
「聞かないわよ。兵士やるいな。」
地面から闇の兵軍が現れた。
「こんなもの俺には聞かないぜ。ライトソードバスター」
浩之は次々と兵士を倒して行った。
一方。吉岡は剣を地面につき、術を唱え始めた
「いにしえの光よ。汝吉岡が命ずる。方に離れた人をここによびおこし、今こそこの邪悪な闇を破壊せよ!愛の契約発動!ライトラブエナジーソード!」
呪文をとなえた瞬間、何千本の剣が放たれた。その剣は島原に解き放たれた。
「浩之!離れろ」
「おう。」
浩之は島原から離れた。
「なに!」
吉岡が放った剣は島原に直撃した。
バンバン
「やったのか…」
しかし島原は剣で切られたが体が再生していた。
「なんだと…さっき一撃くらったのに再生するのかよ。」
「私は死ねない。何度倒しても女王を倒さない限り、倒しても復活するの。さあ次はあなたそれとも君どっちが死ぬのかな?私の呪詛で。」
「くっ」
吉岡は剣を握りしめた。
「吉岡。なんかいい方法ないのか。」
「ある、さっきはなった特殊な力が。あれは一段階だ。奥の手がそれは鈴だ!あの力は鈴と繋がっている。償還術みたいなものだ。鈴はさっき放った力の必殺の力を持ってる。だからもうすぐ来るはずだあ。」
「だけどそれまで俺達はもつのかよ」
吉岡は笑って言った。
「大丈夫だ。なっ鈴…」
「うん大丈夫だよ♡」
後ろを振り返ると鈴が吉岡の傍にいた。
「鈴…」
「さあ始めよう。吉岡君。」
「おう。」
二人は手をつなぎ、呪文を唱えた。
「いにしえの邪悪なものよ。汝の光と共に消えたまえ!アクアライトソード結晶ラブバスター!」
そのピンクの光は再生をしてる島原に直撃した。
その瞬間島原の体が破壊された。
「馬鹿なこの私が敗れるとは。だけど体が解けないなぜ液体にならない。普通なら貞子のように液体になるはず。なぜだか体が戻っていく。」
鈴は島原に近づき、彼女の肩に触れた、
島原は鈴を見上げた、
「鈴…」
「あなたは生きるの。亡霊としてではなく、あの空のように輝きながら。それに、あなたは友也に利用され、私を殺しただけ。自分の感情を使われて。あなたは私達が嫌いだった。けどそれはさっさいな趣味で。けど私達は価値観が違っても同級生じゃなかった?私はそう思う。あなたはいま闇に侵されて記憶がないのかもしれない。けど思い出して!あの頃のことを。」
彼女のその言葉を聞いた瞬間、島原の頬から涙が流れた。
「私は…何をしてるの?鈴…」
島原は涙を流しながら空を見上げた。
その空には雲もあり、きれいな青空だった。風も吹き、太陽の日がさし、鳥たちが飛んでいた。
ふとその光景を見上げながら彼女は思い出した。高校二年の時、初めてできた友達のこと。それが鈴達であったこと。彼女たちと一緒にお弁当食べながら過ごしたこと。一緒に鬼ごっこしたりしたことを。
「思い出したわ。鈴…あなたと友達になった時のことを」
「島原…記憶がもどったのね。」
彼女は何も返さなかった。
そして空を見上げながら手を伸ばし、鳥たちに語った。
「あの頃はあなたたちのように私も仲間と共に楽しかったな。私もあなたたちのように鳥になり、この空に羽ばたけたらいいな。」
彼女の顔は涙であふれ出ていた。
その時、彼女の体は光、人の姿が消え、鳥になった。
白い鳥になったのである。
鳥になった彼女に気付いた鳥たちが迎えに来たのだった。
島原は涙を流しながら笑いながら空へと飛んで行った。
「まって島原!人年になってやり直そうよ。駄目よ。行かないで」
鈴は涙を流しながら手を伸ばした。
しかし、彼女は降りてこなかった。
吉岡は言った。
「鈴。彼女はきっと鳥になり空の鳥たちと共に過ごし、人の頃に犯した罪と向き合い、新たな人生を送ろうとしてるんだ。きっと。だから見守ろう。」
鈴は頷き、空を見上げた。
鳥になった島原は鳥たちと共に地上をみあげ、羽ばたいていった。
「助けてくれてありがとう。蒼天を守って…」
島原が鳥になり、羽ばたき消え去った後、加奈恵達は日登美と合流した。
「日登美!大丈夫?」
「ちょっと体力落ちただけだよ。加奈恵鈴と援護に来てくれたの?」
加菜恵は頷いた。
「ありがとう。」
加菜恵は意見を説いた。
「日登美。一つ聞くがあのものは誰なんだ。」
彼女は意見を説いた。
「あのものは鈴の親友らしい。加奈恵達が来る前に来てくれたんっだ。私の治療もしてくれた。私も先程はじめてあったんだ。」
「そうなんだ。でもどこかであったことある感じだわ。どこだっけ?まさか。」
加菜恵は彼らに駆け寄った。
「あなた達もしかして高校の時一緒に戦った鈴の幼馴染の吉岡君と浩之君なの?」
加菜恵は二人に意義を解いた。
「久しぶりだな。加菜恵。俺は吉岡、また会えて嬉しいよ。」
「俺も嬉しい。浩之だ。また共に戦えて嬉しい。」
「私もまたこんな形であえるなんて思っていなかった。日登美を助けてくれてありが
とう。」
二人は頷いた。
日登美は彼らに尋ねた。
「ところで二人に聞くがなぜ急にもどってきたの?」
二人は彼女の質問に意義を解いた。
「今から一か月前のことだが俺達のもとにある人物がきたんだ。その人物は光天の使いの騎士で八森という側近だった。彼は王からの文をもっていた。彼がいうにはこの日本に蒼天の世界では闇の世界が生まれようとしているみたいだ。」
鈴が目を丸くし驚きの声をならす。
「吉岡君。それはなぜ闇の世界になるの?」
「それはわからん。彼は俺達に原因を確かめ、それを食い止めてほしい。と申していた。」
鈴達は頷いた。
日登美は吉岡に意義をといた。
「光天からの文にはなんて書いてあったのですか?」
「先の対戦で青龍家の軍は、ほとんど壊滅した。いずれ一族は死罪。彼らの領地も滅ぶである。けど世界は闇に侵されている。我友。友也の気配が消えた。友也は何か大きな力に利用されている。このままでは蒼天の夢が消え失せ、闇の世界に日本が包まる。それを我が娘鈴と力をあわせ、食い止めてほしい。そして青龍家王を救うようにお願い申す。」
「これが光天の文に書かれていた。」
日登美は意見を解いた。
「確かに書いてあるのは嘘じゃないわね。だけど光天って鈴の家だよね。文の内容は理解したが、今日の事件と関係あるのですか?私はまだあまり詳しく知らないのでまず光天にあって詳しい話を聞いたうえで奴らを倒すのはどうかしら?」
浩之は言った。
「確かに。これは俺の推測だがおそらくこれは友也の力を利用した何者かのしわざだ。その原因が何か俺たちが突き止めないといけない。そして原因がわかれば軍を率いて奴らを食い止め、友也を救うことが俺達の仕事だ。」
鈴達は頷いた。
「それは言い名案だ。だが女王の情報を探ってから光天国に行くのはどうだ。」
「それはいいね。私も行く。一緒に。久しぶりに二人と会えたんだから。」
「駄目だ。鈴。お前は危険だ。仮に俺達と一緒に行っても道中でやられる。」
吉岡は意見を述べた。
「どうして。私が浩之君達と一緒に行ったらいけないの?私は昔と違うのに。私だって強くなったよ。」
鈴は泣きそうな顔で二人の手を握った。
「鈴…ありがとう。君は優しい…だから俺達に幼馴染は好きになるんだ。」
「え…」
鈴は顔を真っ赤にした。
吉岡は鈴を抱きしめた。
 ガサ
「俺の鈴に何を…」
「吉岡君…」
「大丈夫だ。鈴…俺と浩之はいつか必ず君の傍に戻ってくる。友達として。それまで待ってくれないか?俺は好きでも君といられない。世界が違う。けどそれでも会える。だから鈴は俺達を信じて親友の加奈恵達と待っててくれないか。」
「わかった。」
「ありがとう。」
「うん。」
鈴は笑いながら涙を流した。
浩之は鈴と吉岡の傍にきて二人を抱きしめた。
「俺達はずっと友達だ。」
二人は頷いた。
「じゃあ行ってくる。」
「待って吉岡君、浩之君。」
「何?」
二人は振り返った。
鈴は二人にペンダントをかけた。
「これは。」
「お守り。何かあったらこのペンダントが守ってくれる。」
「ありがとう。」
「大丈夫。きっと二人なら必ず成し遂げられる。私は信じてる。何かあればこのペンダントが私を通し、助けてくれるから。」
「ああ。必ず帰る約束するよ。」
「うん。行ってらしゃい。浩之君、吉岡君。」
「おう。」
二人は鈴の素を去り、東の青龍国の調査に向かった。
「鈴。私達は光天国に報告に行きましょう。この光天町市内で起きたことを伝えなくちゃいけないわ。」
「そうだね。日登美も行こう。」
「うん。」
私達は光天国に向かった。
一方、友也は青龍国の女王と戦おうとしていた、
「貴様は俺の人形だ。俺が人間の能力、肉体を使い、闇の力と神の力を合わせ作り上げたというのになぜこんな真似をするんだ。貴様に俺を支配し、鈴を殺すなど命じていない。光天王を殺せと命じたはずだ。なぜいうことを聞かぬのだ。」
女王は言った。
「そう。私はあなたの人形。光天を殺すための。だけどあなたのやり方を見てると腹が立つの。なぜだかわかるか王よ。あな他の力が光天より弱いから。」
「なんだと…」
「だかr私はあなたを使い、光天を倒すことにした。そうすれば何もかもうまくいく。光天も倒せるたとえ光天が強くてもあなたの能力は強い。青龍の力は。だからあなたをこの十字架にはりつけし、神の力を発動させ、守護者を呼び起こし、光天を殺すことにしたの。実験は成功したわ。」
「貴様…」
「叫んでもむだよ。本番を恥じえさせていただくわ。」
「やめるんだ。女王!やめてくれ。」
「もう遅い。」
女王は手を広げ呪文を唱えた。
「神と、このあしき光の闇を祓い我がみなもとにささげたまえ。精霊青龍連動!」
女王が呪文を唱えた瞬間、十字架に張り付けられた友也の体が光り始めた。
「あーやめろ。体が痛い!やける。誰か助けてくれ。ああー」
「やめないわ。我らの戦いはこれで終わりじゃない。」
女王は扇子を広げ、呪文叫んだ。
「さあ友也よ。その自らの真の力を肉体ごと解き放て爆熱ゴッフェイーオールブルー!」
女王が扇子の力を解き放った瞬間、その力は友也に解き放たれた。
「あー誰か俺を止めてくれ…」
友也は力を肉体事解き放ち、十字架に張り付けられたまま意識を失った。
その瞬間、、友也の力は日本を支配した。
日本は青龍の力に包まれた。
「これこそ青龍が望んだ平和な世界よ。」
女王は笑いながら叫んだ。
東についた浩之達はその一部始終をみていた。
「あれが青龍家の王なのか。なんて悲しい顔で眠っているのか。女王め。いったい何をする気
だ。青龍王を十字架にはりつけて…」
「おそらく。青龍王を十字架に張り付けすることにより力を解き放てるとおもっているはずだ。」
「それはどういうことだ。浩之。」
吉岡は尋ねた。
「奴は青龍の力から生まれた闇の女王だ。あの女王は蒼天の力を持つ闇の女王だ。やつは友也の力が自分よりはるか上だと気づいたんだ。そして友也をはりつけ、自分の蒼天乃力を解き放ち、友也の力を解き放ち、この世界を闇の蒼天乃力で支配したんだ。そしてこの世界を闇の蒼天乃世界を築き上げたんだ。」
「なんだと。じゃあこの世界はやつのものになったのかよ。」
「いや。今支配されているが乱れている。おそらく友也が艇億してるんだ。自分の作った世
界じゃないからだ。まず奴を助け。この支配を止めなければならない。」
「だがどうやって止める。俺達の力ではどうにもならない。ここは東京だぞ。」
「俺に考えがある。とにかく奴の能力が広がる前にこの国々に桔界を張り、光天城に向かい、光天に報告するぞ、いいな。吉岡。鈴芋一応知らせるんだ。いくぞ。吉岡」
「ああ」
吉岡達は東の町、国境のスクランブル交差点にたどり着いた。
交差点に剣を二本さし、結界呪文を唱えた。
「古の光よ。汝たちの命に答えこの古の闇から守りたまえ。ライトダブル典拠ソードバリア」
光の結界が解き放たれた。
その瞬間、光天国は結界に包まれ、人々の意識が戻った。
「これで大丈夫だ。俺達の役目はここまでだ。後は鈴に奴にこの結界が気付きにくくするよ
うにしてもらおう。急いで鈴に知らせるんだ。浩之。」
「了解。」
浩之は鈴に伝達が行くように遠方絆術を唱えた。
「精霊桜ライト」
ピカー
ピンク色の光が粉として現れ、空の彼方に消えた。そしてその光は鈴に入り、鈴に届いた。
鈴は光天にたどり着いた。そして自分の中にピンクの光hが入るのを見た。
「この感じ二人の波長だわ。」
鈴は目を閉じ二人の波長から聞こえる声をたどって感知した。
「聞えた。吉岡君。浩之君。どうしたの?」
「その声は鈴か。そっちはどうだ。」
「私は家に着いたところ。」
「そうか。鈴大至急軍の手配を国王陛下に頼んでくれないか?」
「いいけどどうしたんの?」
「いいか。よく聞け。この前俺達が遭遇した。敵だが。あれは友也の仕業ではない。」
「なんですってじゃあ誰の屍なの。」
「女王だ。」
「女王…」
「ああ。光天の情報によれば友也はかつて光天国王の友人であった。一緒に蒼天乃世界
を作る約束をしたみたいだ。友也は両親が離婚し、母親と弟と暮らしていたんだ。だが家
庭環境の影響で友也は大人になり、自分で新たな世界を作ることにしたみたいだ。そのた
めにできたのが青龍国だ。だが友也は光天を恐れたんだ。」
「どうして?」
「光だ。光天の光の力に恐れ、夢のイメージが狂ったんだ。だが今の友也は無力だ。」
「無力?」
「女王に、十字架に張り付けにされ。力を操られているんだ。その影響でこの日本全てが呪詛に侵されている。東西南北すべてが。いずれ光天国は呪詛に侵される。」
「状況は分かったわ。女王を止めるにはどうすればいい。それがわかれば。お父様に報告できるわ。何か手がかりがあるはず。」
「俺に考えある。軍をまず全国に広げるんだ。俺が率いる遣りたいがある。それを東京に派遣してくれ。敵に気付かれないように埼玉に陣を張り、奴の兵を叩き呪詛を食い止め
る。指揮は俺がとる。女王は加奈恵と鈴に任せる。加菜恵と鈴は国王に報告した後に東京
に来て女王の足止めを頼む。それと浩之は俺と共にここに残り、結界を維持しないといけない。それを国王に伝えてくれ。浩之それでいいな。」
「ああ。それとあゆみと日登美には岡山で女王の軍を食い止めてほしい。光天と共に。それを尾道で戦っている親友に伝えてくれ。望田と拓也にも参加してもらう。国王にも伝えてくれ。俺達はしばらく動きそうにない。」
「わかった。友也を救うにはどうすればいいの?」
鈴は浩之達に尋ねた。
浩之達は言った。
「友也を救うにはまだ対策を立てなければ救えない。王の意見次第、検討するつもりだ。
鈴、頼んだぞ。なにかわかったらこの波長で連絡してくれ。」
「うん。二人とも気を付けてね。」
浩之達は頷いた。
「行こう。加奈恵。光天へ。」
「うん。」
加菜恵と鈴は光天国へ入った。
「鈴。お帰り。学校はどう?」
「お母さま。学校は楽しいですが。新町、福町、尾に謎の集団が現れたので町などがすべて呪詛に侵されたの。」
「大丈夫なの?」
母は尋ねた。
「大丈夫です。私と加奈恵達と共に襲撃を防ぎましたので。心配ないのです。」
「それならよかった。まあお茶でも飲んで。また学校に戻って学問にはげんで。」
「ありがとう。だけどそういう状況じゃないの。学校もいま戦闘大勢になってるの。」
「どういうこと?鈴。」
「それについては私が説明するわ。」
加菜恵は言った。
「加奈恵、久しぶりね。高校からいつも娘がお世話になってるわね。また助けられるなんて思ってもみなかったわ。いまこの世界が大変なことになってるということは本当なのね。」
「はい。実は以前処刑したあの中本達が死者から蘇ったのです。」
「なんですって。それは本当なの加菜恵。」
母は驚いた。
「はい。先程、浩之達から連絡ありました。彼らは私達の亡霊退治をサポートしたあと東京に調査に行かれたので。彼らの情報によれはその亡霊の作り主は女王だということです。女王は友也が作り出した。クッローン女王。人の心、神通力で作られた。人形…。表向きは友也の妻だと呼ばれていますが、友也はいま女王に支配され、十字架に張り付けられ、女王の神通力として使われて、意識不明状態です。かろうじで意識を保っていますがそう長くは持ちません。このままではこの国が女王の支配より呪詛が深刻します。一刻も早く防がねばならない。いま浩之達が東京中心に日本全てに結界を張り、呪詛の進行を止めていますがいつ女王に気付かれるかわかりません。軍の手配をお願いできませんか?指揮は吉岡がとるようです。日登美はあゆみのいる尾に向かってもらいます。あそこはまだ戦闘状態です。おそらく二人じゃ足りないので軍の派遣お願いします。それと友也を救うことも検討していただきたい。国王にはここで望田とともに守っていただきたい。おそらく敵の襲撃受けると思います。私と鈴は東京で彼らとやつの亡霊と軍をたたきます。
どうか国王陛下にお願いしていただけないでしょうか?」
「私からもお願いします。」
「わかりました。お父さんには伝えておくわ。あなた達はまず戦闘で疲れ切った体をお茶でも飲みながら休めなさい。いきなり戦争だと疲れるわ。あとは任せて。いまお父さんが郵便局に仕事で、行きます王の仕事を局でしながら、だからすぐ動いてくれると思う。軍の手配もできるわ。あなたたちは友達を見送った後、くつろぎながら対策練っていなさい。尾に兵は私が手配するわ。」
「はい。」
母はそういい部屋に戻った。
午後三時、光天国の入り口前に呪詛当罰隊が用意された。
「日登美。気を付けてね。あゆみを頼む。」
「わかった。鈴達も気を付けてね。」
鈴達は頷いた。
「日登美さま。私は当罰隊の結人です。共に戦えることに光栄です。参りましょう。」
日登美は頷いた。
「じゃあ行ってくる。」
日登美は当罰隊を連れ、尾に向かった。
第二十一章 【女王館対光天軍】
鈴の母、彰子は光天に友也のことを話した。光天は友也の現状を聞き、驚き立ちあがった。
「このままでは友也が危ない。友也の救出をする。彰子!すぐ軍を東に派遣せよ。私も軍を引き、この地で迎え撃つ。恐ろしい闇の軍が近づく気配を感じる。急ぐのだ。それとそ
なたは町の人と共に避難するのだ。安全な場所にいいな。」
「はい。」
彰子は東に軍の手配をした後、町の人と共に避難した。
一方、青龍国では女王に動きだしていた。
「我は闇の女王、蒼天乃悪魔。私はあなたの妻。あなたが私を作り出し約一年以上たったわ。たくさんの呪の支配をしてきたのに。なぜ光天が滅びぬ。あの鈴がいるからよ。彼女が我々の計画を邪魔したのだ。そうは思わぬか。王よ。光天をつぶす手がかりがあの小娘だ。そなたのその神の力で鈴を殺せば光天は死ぬ。さあ殺すがいい。そなたの力で。」
「断る…」
「何だと。あれほど友也を憎んでおるのに。奴はこの東京に軍を送ったのだぞ。やつの軍はそなたを殺すのだぞ。わからないのか。」
「それは違う。あいつは俺を助けるためにここに軍を派遣した。俺を殺しに来たんじゃない。お前を殺しにきたんだ。女王! 俺はお前の思い通りには力も使わない。俺は自分の意思で力を使う。俺はお前の道具ではない。」
「ならその意思を壊し、そなたを私のものにしてやる。ダークアワ^―」
大量の闇が友也を包んだ。
その瞬間、友也の体は青い炎に包まれていった。
「あーやめろ!」
「あははは。これこそ我が王、我が主よ。さあ闇の兵よ。いまこそあのガキ二人とここに来る兵を打ち砕け!はー」
「やっめろ…助けてくれ。光天。俺が悪かった。誰か俺を止めてくれ。誰でもいいから
俺の声が聞える物よ。助けてくれ…」
「この声は」
兵庫にいた鈴の姉、五月は声を感じていた。
「五月様。ご無事でしょうか?」
「私は大丈夫よ。それよりこの黒いドームは何?」
「これは呪詛です。幸い浩之様たちが結界を張ったおかげで呪詛の進行は収まっていますがどうやら敵が動き出したようです。浩之達の力がいつまで持つかわからない。私は軍を連れ、あなたをお迎えに参りました。五月様。お父上様からの命です。東京に向かってください。浩之達がそこで戦っているので援護をお願いせよとの事です。妹の鈴様は友人と共にきます。」
「わかった。」
「では参りましょう。」
 五月は頷き、馬に乗り、精森が率いる軍と共に東京に向かおうとした。
バンバン
強い魔力が大量に精森軍と五月を襲い掛かった。
「魔力隊だ。かまえ。」
精森は兵と共に剣を構えたそして術を唱えた。
「いにしえの闇よ。この地から消えたまえライトニング!ダスター」
強い光の魔法が解き放たれた。その光は闇を浄化した。
「なかなかやるではないか。名は何という。」
「我は光天国軍を率いる隊長精森だ!貴様は何者だ。」
「我は青龍国王艦隊、サデイア・サラ。そなたらを東京には行かせぬ。我々は光天を倒すためにそなたえらの前におるのだ。邪魔をするならここで軍と共に殺してあげよう。もし邪魔をしないと申すならここで撤退せよ。そうすればこちらは、手は出さぬ。我々の任務を全うすべきであるのだからな。さあ選べ!騎士よ。」
精森は剣を高く上げ、言った。
「我々は選ばない。貴様らを倒し、東京に向かわせてもらう。」
「そうはさせないわ!そなたたちやつらを打ち砕くぞ!いくわよ!」
「おー」
サラは軍を率いて、光天隊に襲い掛かってきた。
「我々もいくぞ。五月様はここで待機を。」
「いや待機しないわ。私はあの声の人を探さないといけない。そのためにあなたたちと戦うわ。共に参りましょう。精森。私はあの隊長を殺すわ!」
「わかりました。幸運を祈ります。」
精森は軍を率いて女王艦隊と戦闘をはじめた。
互いの剣を交える戦いが繰り広げられた。
バンバン
「あんたの相手は私よ。」
五月はサラに剣で攻撃した。
「くっ私も負けないわよ。はー」
バンバン
五月とサラの戦いは激しく続いた。
一方、光天王は青龍軍との激突がはじまっていった。
「私は中本。さあ我が亡霊兵よ。この村すべてを支配するために光天軍を打ち砕きなさい。はー」
中本は魔術を使い、青龍軍を支配し、光天軍に襲い掛かった。
光天は剣を握り、軍を率い、中本に軍に攻め込んだ。
バンバン
激しい戦いが繰り広げられた。だが力は光天軍の方が上手だった。
中本の軍は次々倒れ始めた。
「くっ、光天め。私の兵士をよくもやってくれたな。殺してやる。ユラデーナやりなさい。」
「はっ! 食らえ、闇の魔法術発動!グレイアンソールダークバスター。」
ユラは闇の剣で破壊の力を解き放った。その瞬間、兵は次々に倒れかけた。
「何?おい大丈夫か。」
「あっ王様。どうかお願いです。お逃げください。このままでは王様の命が尽きてしまいます。」
「駄目だ。お前らをおいていけぬ。」
「王様。」
「必ず助ける。癒しはどう発動。光よ。汝に答え、この世の邪念を浄化せよ。」
「ライトアデイショナル」
光天は兵士にかけられた呪詛を浄化し始めた。
兵士にかけられた呪詛は浄化されて行った。
「こざかしい。ユラ。光天を殺せ。そうすれば我々の勝利よ。」
「はっ! 食らえ、ダークアデイショナルグランドタイムソード!」
ユラが放った力は光天に解き放たれた。
「王様。」
「あと少しで浄化できるのに。ここまでか。」
「終わりね。光天」
中本はくすっと笑った
「そうはさせない。食らえ! 蒼き炎の力をブルーライトソード!」
謎の声の人は、ユラの力を切り裂いた。
バン
「なんだと。私の力を切り裂くとは。誰だ!姿を現せ!」
「俺だ!」
空を見上げると青年が二人、空に立っていた。
「お前はいったい。何者だ。」
ユラは驚いた。
「俺達は鈴の中学の同級生、拓也、望田だ。」
二人は王様のところに」舞い降りた。
「国王陛下、ご無事ですか。お話はお伺いしております。遅くなりすみません。俺達大学がバラバラで到着が遅れました。」
「いやいい。来てくれてありがとう。」
二人は頷いた。
「王様。兵士の退却をお願いします。道中に古森隊長を待機させていますので。それと王様はあの中本をお願いします。我々はユラを。」
「わかった。終わり次第、ここで落ち合おう。」
二人は頷いた。
一方、尾光天小埜山ではあゆみが謎の闇と戦っていた。
果たしてこの戦いの勝利の夢は?
【第二十二章】 女王理亜とあゆみの戦い

大学生になり平和な学生生活を送る鈴達…だが青龍国女王、理亜の術に囲まれ、亡霊貞子達と戦うが吉岡達に命を救われる。
襲撃後、鈴達と吉岡達は王の命で友也を救うため蒼天戦争を開幕する。
吉岡達は友也の異変を感じ、国々や街を守るため防衛魔法を張る。一方、精森は友也を救うため、中央地方にいる光天の娘、五月姫を兵軍率いて迎えにいく。だが五月と合流し、東に向かおうとするが青龍国艦隊、サラ隊に遭遇する。
一方、光天国の領地では光天が率いる光天隊が青龍軍中本隊と戦っていた。だが力は光天が上手だったが青龍国兵ユラの力に押され、拓也と望田により命を救われる。
他方、尾ではあゆみが亡霊兵と戦闘が続いていた。
バンバン
「くっ倒してもでやがる。仕方ないあれを使うしかない。」
あゆみは術を唱えた。
「古の光よ。汝の光共に亡霊例を祓いたまえ。食らえ!オフサイライトエンジュエル!」
ピカー
光が空に現れた。その光は、亡霊兵を見事に消し飛んだ。
「お見事だわ。さすが鈴の親友ね。」
女の声がした。
「誰だ?」
あゆみは空を見上げた。
「その他には私の姿が見えるのか。私の姿を今まで見た人は今まで一人もいなかった。私の姿を見たのはそなたがはじめてだ。ほめてあげよう。だがそなたは私の兵を殺した。それは許されないことだ。そなたにはここで死んでもらおう。島原、彼女を抹殺せよ。」
「はっ」
島原が空から舞い降りた。
「待て女王。貴様がやってることは間違ってる。青龍国光天の夢はお前の夢ではない。」
「そなたの声は聞こえぬ。なぜなら私は城にいるから。話し合いで平和にしたいのであれば我のもとにくるがよい。待っているぞ。」
「待て。」
女王の姿は空間と共に消えた。その瞬間、あゆみは島原に剣を向けられた。
バン
あゆみは躱した。
「何をする。」
「あと少しで殺せるところだったのに残念。」
「くっ、ここで死んでたまるか。こいつは俺のこの剣じゃ無理だ。日登美とならいけるんだがどうすればいい。術を唱えながら剣を指すと相打ちになるし。でもやるしかない。それが私の忍冬だから。」
あゆみは剣を二本抜いた。
「何?二刀剣だと! まあよい。勝利は私にあるのだから。行け、我が剣の竜よ。古に応え我が力となれ、朱雀!」
バン
火の竜が現れた。
「ぎゃー」
「朱雀よ。汝の命となれ剣になり打ち砕け!ファイアーソード!」
ボオボオ
火の竜、朱雀は剣になった。
島原は剣を握りしめた。
「さあ、この炎の剣で死ぬがよい。いざ参る。」
「はー」
島原は炎の剣を握りしめ、走り出した。そしてあゆみに近づいた。
「死になさい。ファイアーソードバスター!」
島原が放った剣があゆみを切り裂いた。
「死んだか。」
見るとあゆみは立っていた。
「もう攻撃は終わりか。」
「貴様。なぜ立ってる」
島原は驚いた。
「ああ。君が倒したのは俺の幻だ。そう俺の能力は無能力化だ。この二刀剣は、火、水、風、光の力が宿っている。しかも俺は握った状態のままだ。つまり君が殺した俺はこの剣の力でできた幻なんだよ。だから私は立ってる。だがこの力には弱点がある。君は死ぬが私は自分の剣の力で重傷を負うはめになる。つまり力の暴走だよ。だが仲間がいれば暴走せず立って入れるのさ。ということで話は終わりだ。時間だ。さようなら島原。」
「なに?…ああ、体が痛い。焼ける、あー!」
島原は炎に包まれ、焼け焦げ、体は熱くなり、灰となり消えた。
「やったぜ。」
バタン
あゆみは意識を失い倒れた。何時間かが経過した。どれぐらい眠っていただろうか。
「あゆみちゃん起きて。日登美だよ。」
あゆみが目を覚ますとそこは大学の中の保健室だった。
俺の体は回復していた。力も戻っていた。
「俺はいったい。どうしたんだ。日登美。」
「あゆみちゃんは力を使いすぎて倒れたの。もう大丈夫。私が眠ってる間に治療したから。」
「ありがとう。」
日登美は頷いた。
「あゆみさま。急ぎ、我々ときてください、光天家に。」
「どういうこと?」
あゆみは尋ねた。
日登美は言った。
「あゆみちゃん、よく聞いて。蒼天戦争が始まったの。その原因が友也なの。友也が力を女王に操られているから。私達はそれを止めるため戦ってるの。東京では鈴の幼馴染が戦ってる。鈴達はもう向かってる。兵庫では五月が兵士と共に東京に向かってるわ。光天王は光天国の前で青龍軍と戦ってるの。私達も援軍で参加するよう命を受けてるの。あゆみちゃん一緒にきて。」
「わかった。」
「あゆみどの。私は隊長の結人です。光天国まで共にお供させていただきます。共に参りましょう。」
「おう!行こう。日登美。」
日登美は頷いた。
日登美とあゆみは兵士と共に光天家に向かった。
一方、女王はこの異変に気付いていた。
「島原がやられた。お前の力が原因か。友也は違う。我の力が足りぬからだ。さて私もそろそろ出よう。この戦争を終わらせるために。」
この戦いはついにクライマックスを迎える。
果たしてそれぞれの未来は。そして友也は助けられるのか。
運命を切り開くクライマックスがいま幕をあける
                                  続く


あとがき
皆さんこんにちは。小説家の椿です。
いよいよ蒼天乃王大学編がクライマックスに突入します。この物語では女王理亜が初登場しました。
友也の妻ですが、この女王人形は生きた人形なのでちょっと私としては友也が道具に使われるところが悲しいです。皆さんはいかがでしょうか?
また、友也を救う人は五月です。今後の五月の活躍に注目してみてくださいね。
次のストーリーもお楽しみにお待ちください。
また皆さんと会えることをとても楽しみにしています。では次の作品でまたお会いしましょう。
今後とも椿シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。
【第二十三章】
平成十八年四 月、あの第二次蒼天戦争が明け、鈴達は新たな生活を送り始めた。一方、光天国と青龍国は一時、戦闘を余儀なくされた状態が続いた。しかし、それは形だけだった。
友也は第二次蒼天戦争後、自分が作り上げた人形、斎藤理亜という女に利用され、意識不明状態に陥った。
友也は助けを求めたところその思いは途切れた。だが友也の意識は途切れていなかった。
一方、女王は友也を使い、呪詛を解き放つことに成功した。
呪詛が解き放たれた瞬間、町は全て闇に陥った。
鈴達はそれを食い止めるため女王が生み出した亡霊、中本達と戦うが彼女たちの力は鈴達より上手だった。
鈴達は呪詛に攻撃される。だが東から駆け付けた鈴の幼馴染浩之達に救われる。一方、鈴の親友、あゆみは尾道で闇の襲撃隊に襲われるが、剣で戦いに挑み呪詛の戦いは長時間続いたが友の力と合わせ、この戦いは一時終戦を迎えた。
だが戦いはこれで終わりではなかった。
女王、理亜は再び、友也を利用し、青龍の力を解き放った。
友也の力は暴走し、東の村を支配していった。青龍の街の調査任務を任された浩之
と吉岡は友也の青き闇の力を抑えるため結界を国々に解き放ち、友也の力の進行を抑えることに成功する。
光天国の国王、光天は軍を率い、城の前で中本が率いる青龍国の軍と戦う。
中本の率いる軍は光天の軍より力が上手であった。光天は危機に陥るが、援護に来た
拓也と望田により危機を乗り越える。
その頃、光天部隊、精森隊は五月を兵庫まで迎えにいく。
五月と合流した精森艦隊は五月を連れ、東京で戦っている吉岡達の援護に向かおうとするが、青龍国女王艦隊、サラ隊と遭遇し、激しい戦闘状態に陥る。
鈴の親友、日登美はあゆみを光天国に帰還させるため西の光天尾山に向かう。
尾山であゆみと合流した日登美は、あゆみと光天国艦隊、ユラ隊と共に青龍国女王艦隊島原隊と島原由理枝を討伐すること成功し、光天に帰還する。
一方、鈴と加奈恵は吉岡達の援護に向かう。
果たして女王の呪縛を解き放たれるのか運命の戦いがいま幕をあけ
【第二十三】 絆ドライブ
青龍国女王のもとに島原達の部下ダークグレイズが来た。
「女王様。ご報告があります。島原由理枝が消滅しました。いかがいたしましょう。女王陛下。」
女王は言った。
「知ってる。友也の力が知らせてくれたから。グレイ。私は此度の部下の死に喜びを感じているのだ。なぜかわかるか。」
「いえ…」
「やつらが我の力より上手を取ったからだ。グレイ、あのあゆみ隊は必ず光天と合流し、我の兵を撃ち砕くはずだ。グレイよ、兵を率い、西に向かえ。中本軍と合流し奴らを葬れ。鈴の幼馴染の望田と拓也と共に、あの世に葬れ。よいな。勝利は我らの手にある。急ぐがよい。」
「はい。このグレイ必ず女王のため、全身全霊で戦わせていただきます。」
女王は頷いた。
グレイは兵士を集めた。
「諸君よ。我々はこれから西に向かう。西には光天軍がいる。我々はいま西で光天と戦っている中本軍と合流し、光天を倒すのが目的だ。だが、この城の前には吉岡と浩之がおる。奴らを倒し、岡山に向かう。心せよ。行くぞ!」
「はー」
 青龍国の門が開いた
グレイは兵士を率い、西に向かった。
「門が開いただと。あれは女王の軍。グレイ隊だ。」
「なんだと。」
「グレイ隊は光天によればよっぽどの時にしか出ない。いまがその時だ。」
「どうするんだ。吉岡。」
「鈴がいまこっちに向かってる。それと兵庫から五月がくる。精森隊もいる。だが鈴はいつ来るかわからない。精森隊も女王館が脚止めしている。だから奴らを倒さなきゃ来られない。それまで俺達がなんとかするしかない。」
「わかった。けど吉岡方法あるのか。」
浩之は尋ねた。
「ある。俺は魔術兵を待機させてる。それと俺達の力で倒す。少しの間だ。できる範囲で大丈夫だ、浩之、必ず精森隊は来る。それまでやるぞ。」
「おう。」
「いくぞ。兵ども。」
「はい。」
吉岡は魔法隊を率いてグレイ軍に接近した。
グレイ軍はその動きに気が付き、走り出した。
「奴らが攻めてきたぞ。皆かかれ」
「はー」
「食らえ!アークダークソード!」
グレイ隊は闇の剣で吉岡の率いる兵を切り裂こうとした。
「させるかお前ら行くぞ!ファイアーソー!」
吉岡と兵士が放った魔法はグレイ隊の闇の剣を砕いた。
「何?」
「いまだ!浩之!」
「おう,食らえ! クイーンズベルトライトソード!」
ピカー
浩之が解き放った光はグレイ軍を切り裂いた。
「わー」
グレイ軍は消滅した。
「くっ、貴様ら。女王の兵士をよくも破壊してくれたな。このグレイが貴様らを破壊させていただく。心せよ!」
「さあ残りはお前だ。グレイ!」
 浩之は笑いながらグレイに剣を向けた。一方、中央国境での戦いは激しい戦闘を繰り広げていた。精森はサラ隊に立ち向かった。
「女が率いる隊はたいしたことはない。この精森が成敗する。いくぞ、はー!」
精森は兵士と共にサラ隊と激突の戦いを繰り返した。
「食らえ!白竜の吹雪、はー!」
精森軍は、白竜の槍でサラ隊を貫こうとした。
「我も行くぞ!食らえ。ダークソードバスター」
サラ隊は闇の剣で精森隊に立ち向かった。
互いの兵の槍は互角であった。槍同士の戦いが繰り広げられた。
カンカン
だが強さは精森隊が上手だった。
「わー」
サラ隊は次々と倒れた。
「お前は強い。何者だ。」
精森は剣をしまい、彼に告げた。
「俺は鉄血の槍騎倉員精森だ。貴様も見事だ、名は何という。」
「私は栗野悠斗だ。私を殺してくれないか?」
「君はよき人間だ。名もよき名前だ。貴様の罪は重い。だが私のもとで働きながら償えばよき人間になれる。どうだ?」
「ああ。君の言うとおりだ。私に仲間はいない。君しかいないのだ。君だけが私の救いだ。今回の償いは君のもとですると誓うよ。」
「ああ。共にやろう。まずは君の体を治す。そのあと拘束させてもらうがいいか。」
「ああ。ありがとう。」
栗野は精森の手を握り立ちあがった。
精森は栗野の体を回復させ、白竜の力で拘束した。
「しばらくお前らここで待機だ。栗野もサラと五月の戦いが終わり次第、東京に出発する。いいな。」
「はい」
一方、サラは五月と一対一の戦いを繰り広げていた。
「ソードライトとオルガー!」
バン
「ダークスノーレイトソード」
闇の剣と光の剣の激しい戦いが繰り広げられた。
だが力は五月のほうが上手だった。
「くっ、体が解けていく。どういうことだ?」
五月は剣をさらに向けた。
「まぶしい。剣を下しな。私は光が大嫌いなのよ。」
「そうね。あなたは光を嫌ってる。でもそれは洗脳されてるから。闇の力で。」
「何?私は洗脳されてない。されてないのよ」
サラは涙を流した。
「その感情の涙はあなたそのものよ。涙が出るのは闇に染められ傷ついてるからよ。本来のあなたは明るく優しい、この世を守る巫女よ。あなたは光天を守る光の巫女。あなたは本来封印を解かれ、闇の術に洗脳され、今この場所に立ってるの。けど今のあなたは大丈夫。私のこの光の剣で浄化されてるから。時期に洗脳は解けるわ。」
「ありがとう。」
サラの体は光に包まれ闇は消え、そして彼女は微笑みを見せ、眠りにつき、もとの場所に消えた。
精森は五月に駆け寄った。
「終わったのですか、お嬢様?」
「ええ。彼女ね、うちの家の巫女だった。光の。女王に封印を解かれ、闇に洗脳されていたみたい。けど私の力で洗脳を解いたから大丈夫。」
「では彼女はもといた場所に消えたということですか。」
「ええ。」
「ではこれで光天国は安泰になるが、彼女の力が城を救えても力はわずか。残りは友也を救い、女王を倒すしかないということでしょうか。」
「おそらく。」
「それでは早く東京に向かい、女王の力を防がねばなりません。お嬢様、急ぎましょう。」
精森は五月姫と兵を率いて、東京に向かった。
一方、光天国の領地では光天軍と鈴の幼馴染の望田と拓也が青龍艦隊と戦っていた。
「食らえ。ライトデバイスライダー!」
王は中本に光を打ち込んだ。
「こんなもの大したことない。はー」
中本は光天が放った光を破った。
「くっ」
「ならこれはどうだ。融合研発動!ライトレイザー」
バン
拓也は光の融合剣の力を解き放った。
「望田いくぞ!」
「うん。」
望田は拓也が放った光と融合し、剣となった。」
「融合剣だと。そんなもの我には効かぬ。」
「それはどうかな? やってみなきゃわからないだろう。これで終わりだ。食らえ、ダブルソードライトダークラスター」
「こんなところでやられてたまるか。死ね! ダークアークアスラントダーク!」
バンバン
闇と光の闇の激しい激突が繰り広げられた。
「あー」
中本は魔力の衝突の影響で光の液体になった。
「この私がこのガキ共にやられるとは…。だがこれでは私は死なない。兵士ども、この液体化した私の体を受け取るがよい。はー」
中本は光の液体化した状態の自分を兵士に与えた。
その瞬間、光輝いた城下で立っていた。
「なんと自らの体を兵士に捧げたというのか。なんてやつだ。」
拓也と望田は驚いた顔で青龍国の兵を見た。
光天は剣を上げ、告げた。
「皆ども、諦めるでない。今こそ我らの力を押し上げて勝利を収め、青龍国に向かおうぞ。いくぞ!」
光天は兵を率いて中本の軍に立ち向かった。
「俺達も行くぞ。望田。」
「おう。」
望田と拓也は兵に交じり中本軍と戦った。
だが中本の魂を宿した兵は光天の軍より力は上手だった。
「くっ、なんて強さだ。中本が死んでもまだ戦えるというのか。」
光天軍は倒れそうな状態に陥っていた。そのとき、援軍が現れた。
「光天軍。遅くなってすまん。援護にきたぞ。」
光天は空を見上げるとユラ隊がいた。そして鈴の親友、あゆみと瞳もいた。
「さあここからは私達が仕留める。ユラ隊長。指揮は私が執る。サポートをお願い。日登美は私の補助を。」
日登美は頷いた。
「はい、わかりました。このユラ、兵と共にあなたをサポートいたします。」
あゆみは剣を高く上げ頷き、叫んだ。
「皆どもいくぞ!」
「わー」
あゆみはユラ隊を連れ、中本軍に立ち向かった。
ユラは中本に取りつかれた隊長と戦いに挑んだ。
「食らえ。闇の波動!魔女の闇シャラー」
中本軍を率いる隊長は魔女の闇の力でユラを切り裂こうとした。
「甘いな。安らかに浄化せよ。光の魔女の力ルーンバスター」
 バン
ユラは槍の光の魔女の力で闇を隊長ごと切り裂いた。
「なにー、あー」
その瞬間、彼の闇は解けた。彼は正気に戻り、意識を失った。
一方、あゆみは日登美と共に闇に侵された中本軍の副隊長と戦った。
「魔女の波動。雷切ソード」
「あゆみは私が守る。光の魔女のクリスタルよ。闇の雷を打ち砕け。レンギョの光。アワーズ!」
クリスタルの黄色い光は闇の雷を砕いた。その瞬間、剣の威力が落ちた。
「いまだ。あゆみん。頼んだわ。」
「おう。いけー。闇の雷剣を切り裂け。風林火山。縁の力。爆熱火山風花光ソード!」
バン
あゆみの剣は灯の力を解き放ち、副隊長の体と剣を切り裂いた。
「あー」
副隊長の体は浄化され、正気に戻り、意思を取り戻した。
その瞬間、中本の兵は正気に戻り灰となった。
「助かったのか。俺達。」
「そうみたいだな。」
光天が兵士の前に来た。
「王様。無事でしたか。」
「ああ。お前たちも無事で何よりだ。それよりけが人はいるか。」
「こちらへ。」
王はけが人の兵のもとに行った。その兵士は女王の兵だった。
光天は兵に尋ねた。
「名はなんという。」
「私の名前は…なぜだ、名前が思い出せない。」
「君は名前を中本に奪われた。だから名前がない。」
「私はどうすれば?」
「君の名前はこの光天がつけてあげよう。だが君の罪は重い。けど隊長として戦場に立ち、この光天に戦いを挑んだことには誇りに思う。だが君の活躍はまだ山ほど。隊長として私に尽くせ。それで罪を償うがよい。よいな。」
「ありがとうございます。光栄です、王様。」
王様は頷き、敵兵に名前を告げた。
「今から君の名前は蓮花だ。よいな。さあまずは君の体の治療をし、君を連れ、友也のもとに行く。共に参ろう。蓮花よ。」
「はい。」
「ユラ。あゆみたちを連れ、援護し帰還してくれてありがとう。」
「はい光天様。」
光天は旗を掲げ、兵士に告げた。
「我々は勝利した。これより我々は友也の救出のため青龍国に向かう。長き旅になるが蒼天の未来のために共に向かおうぞ。行くぞ!」
「おう!」
光天は兵を連れ、東に向かった。
「あゆみ様。日登美さま我々も兵を率い、参りましょう。」
「わかりました。日登美、行こう。鈴の援護に」
「うん。」
ユラは蓮花に手を差し伸べた。
「連花よ。君の力が必要だ。共に来い。」
「はい。ユラ様。」
ユラは敵兵の連花を味方につけ、彼女とあゆみと日登美、軍を連れ、東京に向かった。
「望田。俺達も向かおう。」
「おう。」
望田たちは兵の後を追い、東に向かった。
邪悪な青龍国の軍は光天国の前で敗れ、光天が勝利を収めた。
だが二人の王の夢はまだ終わらない。友也を救出し、女王を倒さない限り、運命の戦いが今また幕をあける。

第二十四章 鈴と吉岡の再開
女王理亜は島原があゆみと日登美、ユラ隊に敗れたことを知る。
そして女王艦隊、グレイ隊を西に派遣するが東で吉岡、浩之と鉢合わせする。
吉岡は浩之とともに兵士を率いてグレイ隊と激しい戦闘を繰り広げる。
一方、五月は光天国軍、隊長精森と共に、女王艦隊、サラ隊と戦う。
サラ隊は五月達に敗れる。五月は、サラは光天の光の巫女だと知り、サラにかけられた呪詛を浄化し、サラを光の力で送り返した。
精森たちはそれを見届け、五月を連れ、東京に向かう。
一方、光天王は望田たちと兵を率いて、光天城の前で中本軍と戦う。そこで援護に帰還したあゆみ軍とユラと合流し、中本軍を撃破し、光天は東に向かう。
果たして光天は女王を倒すことができるのか。運命の戦いが今また幕を開け
る。
東に軍を率いた吉岡は浩之と共に町に結界を張り、青龍国から出陣したグレイ軍と交戦を繰り広げた。
吉岡が率いる魔術兵はグレイ軍と交戦していた。
一方、吉岡はグレイと戦闘状態が続いていた。
バン
「貴様。なかなかやるではないか。」
「俺は吉岡だ。貴様ではない。」
「そうかよ。吉岡と言うたな。貴様はなぜ戦う。」
「俺は愛する姫君のためにここにいるんだ!」
「だったらなぜ行かぬ。貴様はここで滅びて死ぬだけだ。女と一緒に幸せになれば貴様は戦わなくていい。まあそうしても我々青龍国が鈴をもらい、友也と女王と
共に蒼天乃闇の世界を作るだけだがな。」
「だから一緒にならないんだ。てめえの思うようになっても俺の思いになってもあいつは望まない。俺も望まない。だから俺は鈴が望む世界をこの戦いで作り、あいつの幸せを見るんだ! 食らえ、ライト花巫女レイトソード!」
吉岡は花の力を剣に注ぎ、グレイの心臓を貫こうとした。
「馬鹿な。私はこんなことでは死なない。死ねーアスランとオフクラシードダークソード!」
闇の剣が吉岡の剣を切り裂いた。
「何!」
「吉岡!」
浩之は町に結界を張った状態で剣を握り、走り出した。
吉岡は目を閉じた。
「もう大丈夫だよ。吉岡君。」
「誰?」
目を開けると鈴が自分の手を握り、グレイの剣を握りしめていた。
「鈴!」
グレイの剣は砕けた。
鈴の手から血が流れていたが血が消えた。
「怪我無い?」
「ありがとう。」
「無事でよかった。」
「心配か開けてすまない。」
「いいの。行ったでしょう。来るって。」
吉岡は笑った。
「吉岡。心配させるなよ。びっくりしたじゃないか。」
「すまない。」
「話はあとで。あいつまだ戦えるみたい。私は浩之さんと兵軍を撃つわ。」
「わかった。浩之君。加奈恵とあのグレイ軍をどうにかして。私は吉岡君とこいつをどうにかするから。」
「わかった。」
「行くわよ。」
「おう。
浩之と加奈恵は兵士を率いてグレイ軍と交戦を始めた。
「鈴…。俺、あいつにお前とのことをいろいろ言われて。」
「気にしないで吉岡君。私、その会話知ってるわ。聞こえてたから。」
「えっなんで?」
吉岡は尋ねた。
「私の能力は会話を聞き取り、相手の剣を受け止め、浄化し、破壊する。そして支配しかけられた人の手を握りしめ、敵を打ち砕く力を持ってるから。けど条件そろわないと使えないけど。」
「なるほど。けどもう手を離していいじゃないか。」
吉岡は顔を赤くして言った。
「駄目よ。まだ私の攻撃終わってない。」
「えっ」
「蒼天乃世界は父と友也の夢。だから私達の夢。けど私達は一緒になってはいけない。それが神の導き。だから私はあなたに告げる。もしその世界がまた崩れそうになった時は私と遠距離結婚をし、この世界を一緒に守って下さい。汝、巫女の鈴が願いに答えよ。」
吉岡は顔を真っ赤にし、微笑み、返答をした。
「はい。」
その瞬間、僕の体にかけられた呪詛が解け、グレイの武器の再生を抑えた。
「終わったのか。」
吉岡は立ち上がった。
「終わったわ。あとは仕上げにあいつの体を打ち砕くわよ。」
「おう。」
吉岡は剣を握った。鈴も剣を握った。
「剣が再生できない。貴様何者だ。」
鈴は剣を向けた。
「私は光天の娘鈴。巫女の力を持つ姫君。そして彼は私の幼馴染よ。」
「貴様が鈴か。私は剣がなくても戦える。そんな剣士だ。貴様の能力は効かぬ。はー」
グレイの体は強い闇魔法で覆われた。
彼の体は闇に包まれていた。闇の剣を両手に握りしめていた。
彼は黒い騎士服とマントを身にまとっていた。
「どういうことだ。あいつの剣は撃ったはずだ。」
「私が切った剣はあいつが女王に与えられた剣よ。そしていまあいつが身に着けてる二刀剣本物の剣。あの剣は魔力で作られた剣。あいつがもともと持ってる力。つまり闇の力でできた剣。」
「ということは切ってもすぐまた現れるってことかよ。」
「そういうことよ。でも大丈夫。私と力を合わせればなんとか倒せる。」
「なるほど。で、鈴それはどんな方法なんだ。」
吉岡は尋ねた。
「まずふたりで剣と体を切り裂く、再生する手前であの心臓を撃つ。彼の心臓が弱点よ。あとは光天軍に任せましょう。お父様がもうすぐ到着すると思う。それまでこいつを二人で倒そう!」
「おう。行くぞ鈴。」
「うん。スイッチ。」
「スイッチ」
吉岡と鈴は剣を握り、走り出した。
「この私を切れると思うなよ。ダークソード」
闇の剣が鈴を切り裂こうとした。
「させないわ。フラワーソード」
鈴の花の剣がグレイの体と闇の剣を切り裂いた。
「くっ」
「やった。吉岡君。今よ。」
「おう!食らえ。ライトソードスエードバスター!」
吉岡は剣で二本目のグレイの剣と体を切り裂いた。
「くっはー」
グレイは再び、再生をした。
「そんな心臓を切ったのに。」
「なんで?」
「私は貴様らが剣を折ろうと何度だって蘇る。」
「くっ、なんてやつだ。」
「このままでは二人とも死んでしまう。」
「ははは死ね、小娘。ダークブラックソード」
闇が鈴を襲い掛かった。
「こんなところで死ぬわけにはいかなない。フォーリクランフラワー」
鈴は花の結界で自分を守った。
「私にはその技は聞かない。貴様の威力は私の力には及ばない。なぜなら私の力は貴様の力を跳ね返し、切る。その瞬間、貴様は死ぬ。それが私の力だ。」
鈴の力はグレイの力により切り裂かれた。
その瞬間、鈴は倒れ、動かなくなった。彼女の鼓動は死んだ。
「そんな。俺の鈴が。」
吉岡は走って鈴のもとに行った。
「鈴!しっかりしろ。鈴…俺のせいだ。俺が鈴を見捨てた。ごめん。お前は俺を好きでいて、俺を守ってくれたのに。俺は鈴を守れなかった…ごめんよ。俺不器用だからさ。許してくれ。けどここで死ぬわけにいかない。そうだろう鈴。俺はお前と死ぬわけにはいかない。君の呪いを解いて生き返って一緒に戦うんだ。幸せになるために。だから一緒に行くよ。そのために俺はお前に返事を返し、俺の力を解き放つ。」
吉岡は鈴を抱きかかえ立ち上がった。そして剣を地面についた。
「古の天の光よ。汝の命に答え、今この瞬間、光を与えたまえ。
イル―ジョンライト!」
バン
天から光が舞い降りた。その光は鈴の体を包み込んだ。
その瞬間、鈴の体に入り込んだ呪詛は浄化され、鈴は息をした。
鼓動が動き始め、鈴は目を覚ました。
「吉岡君…私?」
「気がついたか、鈴。もう大丈夫だ。君が守ってくれたから俺は力を解放できる。さあ一緒に戦おう。俺と。」
「うん。吉岡君の思い届いたよ。一緒に倒そう。」
「ああ。一緒に唱えてくれ。俺の力を。」
鈴は頷いた。
「私の力を浄化しただと。なかなかやるではないか。だが貴様はそいつがいないと生きていけない。俺の呪いはそういう力だ。」
吉岡は言った。
「そうだな。だがそれでもいい。何度だって生き返る。そのたび俺はお前を倒せるからな。なぜなら俺は鈴が大好きだからな。見せてやる。俺と鈴の本当の力を。」
吉岡と鈴は呪文を唱えた。
「古の光と花の力を汝に答え邪悪なものを打ち砕きたまえ。フラワーライトアクワライト!」
光の花の力がグレイを包み込んだ。
「くっ、こんなものでは死なない。ダークソード!」
グレイは光の花を闇の力で切り裂こうとした。だが光の花は闇の力を跳ね返した。
「何?」
「まだよ。吉岡君。行くよ。」
「おう。」
二人は剣を地面から抜き、握り、第二の呪文を唱えた。
「古の剣よ。汝、鈴と吉岡の命に答え、邪悪な呪詛を光で切り裂き給え。ライトラブソードフラワーバスター」
呪文を唱えた瞬間、剣はピンクと黄色の力を解き放った。
吉岡と鈴はその剣を握り、走った。
「これで終わりだ。グレイ。はー」
二人は剣でグレイを切り裂いた。
「何だと! この私が敗れるとは。あー」
グレイは灰となり、空へと消えた。
「終わったな。」
「うん。」
「怪我ないか、鈴?」
吉岡は鈴をおろした。
「大丈夫。吉岡君は?」
「俺は平気だ。」
「よかった。」
「援軍に旗を出す。光天軍がもうすぐ来るからな。」
「わかった。
 吉岡は旗を揚げた。
援軍がその旗に気付いた。
「王様。吉岡が勝利したそうです。グレイは滅びたそうです。」
「よし急ごう。」
「はい。」
光天はユラ隊を率いて吉岡達のいる場所に向かった。
一方、加奈恵は呪詛の兵との激しい戦闘を繰り広げていた。
「この一撃を食らえ。波動ライトバーさーバスター!」
加菜恵の放った槍の電力は闇兵を浄化した。
「今よ。光天兵達。」
「はい。いくぞ。食らえ!ライトソード」
光天兵は光の剣で青龍艦隊を切り裂いた。
「わー」
青龍国艦隊は消えた。
女王はその光景を水晶で見ていた。
「よくもやってくれたわね。私の力はこれで終わりではない。中本よ。目覚めたか?」
「はい、女王様。転生が遅れ、申しわけありません。」
「よい。中本よ。第三、第四兵をこの城の前に配置せよ。第五は指揮を執れ。奴らを打ち砕くのだ。」
「はい。」
中本は第三、第四を兵を城に前に派遣した。
そして第五部隊を率いて、加奈恵たちの前に向かった。
「あの軍は。いったい?」
「まだあんなにいるの。加奈恵、どうする? 私達の力では…。」
「そうね。兵も消耗してるし、私達も限界だわ。」
「俺も一時間待機が必要だ。」
「どうしよう。このままじゃ。皆やられる。」
背後から声がした。
「大丈夫。お姉ちゃんが守ってあげるから。」
振り返ると姉の五月が兵士を連れて立っていた。
「五月姉ちゃん。来てくれてありがとう。」
「鈴もよくがんばったわね。あとは私に任せて。」
「うん。」
「鈴様ただいま戻りました。お戻りが遅くなりすみません。」
「いいの。精森お姉ちゃんを連れて無事に帰還したこと感謝するわ。」
「鈴様も無事でなによりです。あとは我々にお任せください。もうじき光天様が軍を率いてこちらに来ます。」
「わかりました。」
精森は頷き、剣をあげた。
「我々はこれより友也を救うため城に潜入する。いくぞ兵ども!」
「わー」
「さあ行くわよ。はー」
五月は馬に乗り剣と盾を握り、精森と共に軍を率いて城に進軍した。
「精森軍が来たわ。第五部隊、出陣!」
中本は軍を率いて第五部隊を進軍させた。
「来るぞ!気を付けてください、五月様。」
「はい。お前は私が成仏させる。はー」
「やるならやってみなさい、小娘! はー」
中本と五月の激しい剣の戦闘が繰り広げられた。
「我々も続け。はー」
精森は軍を率いて、中本の軍と剣で激しい戦闘を繰り広げられた。
「鈴。俺達も行こう。俺達はあまり彼らのように強くないけど戦える。」
「そうね。行こう。浩之君。」
浩之は頷いた。
「私も行くわ。鈴は危なっかしいから私がこの槍で盾になり、守ってあげる。」
「俺も背後守る。鈴は昔から背後弱いから。」
「ありがとう。二人とも。じゃあ行こう!青龍国に。」
浩之達は頷いた。その時、背後から声がした。
「ちょっと待った。俺達を置いて行くなよ。仲間だろう?」
振り返ると。拓也と望田、あゆみと日登美、そしてユラ、光天軍が立っていた。
「あゆみちゃん、日登美ちゃん。無事だったのね。」
鈴は二人を抱きしめた。
「当たり前だ。親友だからな。親友が友達置いてお空に行くのはおかしいだろう。」
「そうだね。あゆみちゃん。皆で救おう。この世界を。」
二人は頷いた。
「お前ら。」
浩之と吉岡は拓也達を抱きしめた。
「遅くなってごめん。敵が強くて。」
「いいよ。お前らは絶対ここに来るって信じてた。」
「ああ。さあ行こう。浩之、吉岡。」
「おう。」
ユラは軍を率いて鈴のもとに駆け寄った。
「お嬢様。ここまでよく頑張った。ここからは我々と共に参りましょう。」
「はい。ユラ様。」
ユラは頷いた。
光天が馬から降りて、歩いてきた。
「お父様…」
兵士と鈴の親友は跪き、お辞儀した。
「諸君よ。私が来るまでよく頑張った。今こそ青龍王。我が友人、友也を救い、女王を討伐し、この世を救うぞ。」
「わー。」
兵士たち鈴達は旗を抱えて馬に乗った。
「鈴。よく聞け。」
「はい。お父様。」
「お前は吉岡達と共に我々について戦うのだ。五月は今あそこで戦闘中だ。道は五月が作ってくれる。私について参れ。」
「はい。」
「吉岡、お前は鈴のサポートをせよ。浩之達は吉岡、鈴のバックアップをせよ。よいな。くれぐれも無茶をするな。」
「はっ」
「行くぞ兵ども。」
「はー」
光天は鈴達、そして軍を率いて、青龍国に進軍した。
一方、女王はその動きに気づいた。
「なかなかしぶとい光天軍ね。我も行くぞ。友也はここで力を放ち支配せよ。よいな。そなたは我のものだ。誰にも渡さない。私がいる限り。そなたは幸せだ。よいな。あとは頼んだよ。友也。」
「はい。女王様。」
友也の眼は自分の力と女王の力により支配されていた。
友也は青龍の力を解き放ち、支配を拡大していた。
女王は友也を置き去りにし、戦地へ向かった。
果たして、友也は救えるのか。女王は倒せるか。蒼天の未来は。
運命の戦いがクライマックスを迎えようとしていた。
【第二十六章 友也の救出】
あらすじ
光天国王、光天は背龍国の女王、理亜に操られた友也を救うため、軍を率い、
東京に向かう。だが向かう道中に女王艦隊に遭遇し、戦闘状態に陥るがユラ隊が鈴の親友あゆみ達を連れ、帰還したことにより光天軍と国王は女王軍を撃破することに成功し、光天国王は鈴の親友達を連れ、東に向かう。
望田と拓也は鈴の援護に向かうため、光天軍と共に東に向かう。
一方、東では吉岡、浩之が青龍国女王槍艦隊と激しい戦闘を繰り返す。
だが城兎艦隊隊長、グレイは鈴達に襲い掛かった。
吉岡はグレイに切り裂かれ、重傷を負ったが鈴が援護に来たおかげで命を救われる。二人で力を合わせ、グレイを倒そうと立ち向かうが今度は鈴が傷を負う。
吉岡は傷を負った鈴を抱え、自分の力を引き出し、グレイを倒す。同時に鈴の命を救うことに成功する。
啓介の力で救われた鈴は彼と手を組み、グレイを倒すことに成功する。
一方、加奈恵は光天軍と共にグレイ隊を撃破する。
だがその事態に気づいた女王、理亜は闇転生を繰り返し、甦った中本に兵士を動かし、光天討伐を計画する。
中本は兵を出陣させるが兵庫から帰還した五月、光天軍、精森隊、尾道から帰還した、鈴の親友あゆみ、日登美、光天軍、ユラ隊、鈴、鈴の幼馴染、光天王、光天戦闘部隊に遭遇する。
光天国は友也を救うため再び、城内で戦闘を繰り返す。
果たして、友也は救えるか運命の戦いが今また幕を開ける。
友也の救出
光天軍、遠方部隊精森は軍を率いて、中本軍と激しい戦闘を繰り広げていた。
「はー」
「我は青龍守騎士隊、ダークフィーネ隊だ。今こそ貴様らを破壊し、我らの闇の陰謀の世界を作る。いざ参る。ダークフィーネソード!」
青龍守護騎士隊は背森軍を切りかかろうとした。
「そうはさせるか。我ら光天遠方部隊は貴様らに負けん。行くぞ。食らえ光天の光よ、今一度我に力を与え、闇を葬りたまえ。光天晴天蒼天ソード!」
「くっ」
青龍守護騎士隊は光に包まれかけた。だが彼らはそれではあきらめきれなかった。
「まだだ。フィーネ様。今だ。」
「任せろ。我らはあいつらだけじゃないぞ。私が隊長だ。仲間の力と我が力を受けるがよい。食らえ!蒼天フィーネダーク青龍ソード。」
フィーネが放った青龍の力は自分の部下の力と精森隊の力と激しくぶつかった。
だが力はフィーネが上手だった。
「くっ、なんて強さだ。このままでは光天が負ける。どうすれば。」
「あきらめるのはまだ早い。行くわよ。光天の光よ汝に応え、古の闇を光と共に消したまえ。行けー光天ライトエクセルシュート!。」
五月が放った光の玉枝は青龍国の闇を打ち砕いた。その瞬間、フィーネは敗れた。
「わー、馬鹿な! この我が崩れるとは。あー」
フィーネは兵士と共に灰となり崩れた。
「五月様。ご無事ですか。」
精森は尋ねた。
「私は大丈夫。みんなは平気?」
精森隊は頷いた。
「よかった。精森隊長先を急ぎましょう。」
「はい。行くぞお前ら!」
「はい。」
「鈴。あとは任せた。」
「わかった。お姉ちゃん。あとは任せて。」
五月は頷き、精森隊と共に城内に出陣した。
中本は立ち上がり剣を向けた。
「貴様ら許さない。お前ら奴らをギタギタにせよ。行くよ。はー」
中本は闇魔法女王隊を率いて鈴達に襲い掛かった。
「鈴。ここは私と日登美に任せて。鈴と加奈恵、浩之達は私のバックアップを頼む。あの中本は皆で倒すといけるはず。皆、力を貸してくれる。」
「任せて。」
「おう。」
ユラは言った。
あゆみ様。我々は周りの兵士を光天様と共に退治します。お任せください。」
「わかりました。ではお願いします。」
ユラは頷いた。
「行くぞ。」
精森とユラは兵士を率いて戦闘状態に陥った。
青龍軍と光天軍の激しい戦闘が繰り広げられた。一方、中本は五月達と激しい戦闘を繰り返していた。
「闇に落ちろ。青龍リートダークネス。」
中本の放った闇は五月に襲い掛かった。
「させないわ。行け。光天疾風風神ソード!」
五月が放った光の力は中本の力を浄化して切り裂こうとした。
「そうは行かないわ。雷神青龍鬼神烈風ダーク。」
特殊な闇が放たれた。その瞬間、五月が切り裂こうとした闇が復活し、分散して五月に襲い掛かった。
「くっ」
「任せてお姉ちゃん。。光天雷神フラワー精霊バスター。」
鈴が放った力は五月の前に結界を張った。
「ありがとう。」
「うん。加奈恵、今よ。」
「うん。切り裂け破壊の槍。天満飛天来航ソード!」
バン
加菜恵が放った槍の力は分散した中本の力を切り裂いた。
「何?」
「今よ。あゆみさん、日登美さん。」
「おう。いくぞ。古の光よ。汝に答え、いまこそこ古の闇を光に解き放て。ライトニングソード。」
あゆみは光の剣で中本を切り裂いた。
「そんな技では私は死なぬ。ダークネス。」
闇があゆみに襲い掛かった。
「させない。癒しの光。ライトソードフラワー!」
バン
日登美が放った力は闇を切り裂いて中本を貫いた。
「馬鹿なこの私が小娘にやられるなんて。あ!」
中本は灰となり消えかけた。
その時、それから闇が降ってきた。
「危ない。」
吉岡と浩之は鈴を抱きしめ光の結界を張り、守った。
鈴は怖くて目を閉じた。
望田と拓也はあゆみ達に結界を張り守った。
目を開けると中本が立っていた。
「どういうこと?」
「驚いてるね。私が死んだことに。そう私は一度死んだ。今。けど助かった。神が救ってくれたからよ。」
「違う。神じゃない。展開に潜んでる闇の力が働いたんだ。」
「なんですって。じゃあどうやって中本を倒すの。」
加菜恵は尋ねた。
「いいか、よく聞いてくれ。俺と鈴であの天界の闇の力を打ち砕く。望田と拓也は俺達のバックアップを、浩之は鈴のサポートを、加菜恵は俺のサポートを。あゆみたちは詠唱でやつの動きを止めてくれ。天界の力を破壊すればあいつは灰になるはずだ。」
「わかりました。」
「いくぞ。」
「はい。」
「行くぞ。」
鈴は頷いた。
「私は神。さあ闇を受け取るがよい。ダークレイトストンレージ!」
中本が放った闇の青い光があゆみ達に襲い掛かった。
「行くわよ。皆。彼方の光よ。汝に力となりこの世の悪魔を祓いたまえ。ライト精霊光天ライト!」
あゆみが放った光の力は中本が放った闇に混じりあった。
「今よ。日登美!」
「うん。光よ。大地の自然の力と共にいにしえの闇を光に変えよ。光天天界ライト精錬ハンガリー!」
日登美が放った自然の光はあゆみの力と混じりあい、中本の力を包み込んだ。そしてその力は中本自身を包み込んだ。
「くっ、こんなものでは私は死なぬ。死ねー」
中本は力を跳ね返そうとした。
「させない。日登美。」
日登美は頷き、あゆみと手をつなぎ、放った力を中本に与え続けた。加奈恵は槍で中本を切り裂き続けた。
「はー」
一方、鈴達が天界の闇と戦っていた。鈴は花の術を天界に唱えた。
「古の花よ。汝光天の力と共にいにしえの闇を解き放て。フラワーライト光天バスター!」
鈴が放った花の力は天界の闇を貫いた。
だが闇は再生しようとしていた。
ザワザワ
「吉岡君今よ。」
「おう。食らえ。永遠の光よ。汝に答え。古の力を花の力と共に闇を打ち砕け。光天紅蘭花欄ランゲソード―」
吉岡の放った光は鈴の力と交じ、打ち砕いた。打ち砕かれた闇は天界から地上に落ち、灰となり化け物になった。その姿は闇の青い色をした。
「なんて大きい化け物だ。」
吉岡達は驚いた。
「関心してる暇はないわ。皆来るわよ。」
吉岡達は頷き、剣を構えた。
闇の竜は鈴に襲い掛かった。
「今よ。望田君、拓也君。」
「おう。行くぞ。拓也。」
「うん。古の光よ。闇の竜を打ち砕け急落烈風ソード」
拓也は光の大地の力を剣に込めて、その剣で闇の鈴を切り裂いた。
その瞬間、竜の体は分裂された。
竜は苦しんで叫んだ。
「ギャー」
「今だ。望田。」
「おう。感知術発動。光天ライト精霊シュート!」
望田が放った感知術は分裂された。竜の体に入り込んだ。その瞬間、竜の弱点が見えた。
「見えたぞ。竜の心臓だ。これが中本の本体だ。浩之。時間がない。竜の心臓を貫け。行け。浩之!」
拓也は叫んだ。
「おう!上空術発動!ライト」
浩之は剣を握り、光の足場を作り、竜に近づいた。ついに心臓がある竜の体の一部に近づいた。
「ここだ。食らえ!蒼天光天フラワーライトニングダブルソード!」
浩之は二刀剣で蒼天の光の力で竜の心臓を切った。
その瞬間、竜は叫び、消えた。
「ぎゃー」
中本は苦しみ始めた。
「馬鹿な、この私がやられるなんて。そんなはずじゃなかった。あー」
中本は叫び涙を流し、消えた。
その時、奇跡が起きた。ユラたちが退治していた兵士が消えた。
ユラは驚いた。
「これはどういうことだ。奴らの兵が消えるなんて。」
光天は言った。
「おそらく兵士は防衛術で作られた可能性がある。だが軍の指導者は人間だ。もともと友也に仕えている者だ。」
「なるほど。」
「ユラよ。精森と軍と共にここで待機しろ。この先の敵は女王だけだ。俺は友也のもとに行く。娘たちと娘の友人を連れて。」
「わかりました。王様。お気をつけて。」
光天は頷いた。光天は鈴達のもとに行った。
「吉岡殿。」
振り返ると王が立っていた。
「光天様。どうされました。」
「よく鈴と共に中本を倒してくれた。君たちが倒してくれなかったら私は彼を救出する道さえ作れなかった。礼を言う。」
吉岡達は頭を下げた。
「これから私は友也を救出しに行く。そなた達は私についてきてほしい、鈴と共に。この先は奴らの兵がいないが女王が待ち構えてるから何が起こるかわからんからな。」
「了解しました。」
王は頷いた。
「お姉ちゃんも行くの?」
鈴は光天に尋ねた。
月はここで待機させる。万が一の場合は五月の力が必要になるからな。」
「お父様。私も行きます。」
父は五月の発言に驚き、尋ねた。
「なぜだ。」
五月は父に言った。
「声が聞えるのです。友也が、誰か助けてと。何度も何度も私を呼んでいます。彼は私に助けを求めてるのです。だから行かせてください、お父様。」
「わかった。では代わりに加菜恵を残そう。君の槍の力は今後必要となるであろう。私の兵士を頼んだよ。」
「はい。」
光天は頷いて剣を掲げた。では諸君参ろう。
「はい。」
鈴と五月、吉岡達は光天と共に城内に入り込んだ。入り込むと女王が待ち構えていた。
女王は瘴気を出し、光天に襲い濃かった。
「貴様らよくも私の邪魔をしてくれたな。覚悟せよ。ワールドエクセルライジングダークハレイション。はー」
女王が放った闇が光天に襲い掛かった。
「くっ、ならこれはどうだ。光の力よ。我が光天の力となれ。蒼天光雷神ソード!」
光天が解き放った。天から落ちたその光は闇を浄化しようとした。だが力は女王が上手だった。光天の力は跳ね返された。
バン
「危ない。援護します。食らえ、蒼天風神雷光バスター!」
浩之は風の光を解き放った。その瞬間、女王の闇は消し去った。
「くっなかなかしぶとい王ね。なら見せてやろう。青龍の新の力を。」
「何?」
女王は呪文を唱えた。」
「友也よ。。古の青龍の力を汝女王に与え、我身の一部となり光を破壊せよ。青龍風神ブルーライト。」
その瞬間、友也の体が光、天界が黒き青に染まった。
「あー」
友也は苦しみ始めた。
友也は天界から落ちた青い闇により包まれ、十字架から解き放たれ、人の姿を失い竜の姿となった。
「やめて。友也が苦しんでる。」
五月は涙を流し、悲しい悲鳴を上げた。
「私には関係ない。友也が望んだのだ。だから彼女は竜になった。ただそれだけだ。」
「女王、それは違うな。私の友人はそんな奴ではないぞ。同じ蒼天乃夢をかなえるため王になったんだ。ただ光を恐れ剣を向けただけだ。貴様にあいつの何がわかるの。」
女王は光天に笑って言った。
「確かに。友也のことをわかってるのはそなただけだ。けど私はわかる。あなたの友人思いとは特別なものだから。なぜかわかるか。光天よ。それは私が妻だからだ。」
光天は言った。
「おかしいな。妻なら友也の気持ちがわかるはずだ。だが貴様から何も感じない。貴様はただの人形にすぎん。」
「人形。違うわ。私は人形よ。」
「そう思ってるのは貴様だけだ。友也の心からは感じない。」
女王は叫んだ。
「貴様に友也の何がわかる。」
「俺は友人だからどんな姿の友也の心の底がわかるんだ。だが貴様は友也の妻としてふさわしくない。あいつにふさわしいのはこの俺だ。貴様はここで我が光天排除させてもらう。行くぞ。理亜。ライトニングレイトハピネスバスター!」
光天は光の剣の力で女王を切り裂こうとした。
「そうはさせないわ。食らいなさい。闇の青き光よ。光天の力を破壊せよ。ブルーソード。」
女王が放った青い光は光天の光を崩そうとした。
「させない。食らえ。聖なる光よ。汝の盾となり、邪悪な闇を光に解き放ちたまえ。光天蒼天ライト!」
ピカー
あゆみが放った光は闇に包まれた光天の力を跳ね返した。
「くっ、なかなかやるわね。青龍、あの二人を粉々に破壊せよ。背龍ソード発動。」
友也は女王の命令に従い、青い光を解き放った。
その光は黒い竜の光だった。光天が解き放った力を粉々にし、光天を切り裂こうとした。
「くっ」
光天は危機に陥った。
「任せろ。打ち砕け。光天王精霊ソード。」
浩之は光の剣で友也の力を解き放った。
「今だ。拓也!」
「おう。食らえ。爆熱烈婦光シュート!」
拓也は放った光は浩之が放った光と合併し、友也の力を浄化し、消し去った。
友也はその瞬間、悲鳴を上げ、倒れた。
「ぎゃー」
「よくも私の友也をやってくれたわね。友也。起きなさい。もう一度奴を殺すのよ。」
「…」
しかし、友也は女王の言葉で動こうとしなかった。
「どういうことだ。」
望田は言った。
「どうやら友也はお前の命令には答えぬようだ。」
女王は笑って言った。
「なら私一人でできるわ。友也あなたはそこで友が死ぬのを見ていなさい。」
「…」
女王は青い青龍剣を握り、走った。
「これで終わりよ、光天。青龍ソード!」
女王は青龍剣で光天に襲い掛かろうとした。
「そうは行かない。食らえ光天紅蘭ソード。」
光天の剣は青龍健と交戦した。
「くっ、今だ。望田。」
「はい。これで終わりだ。潺の剣よ。今こそ光を青き光に解き放て。精霊光蒼天ソード!」
望田が放った潺の剣の力は女王ごと青龍の力を解き放った。
「馬鹿な。この私がやられるとは。今日のところはこれで終わりよ。だが私はまた蘇る。貴様らのもとにな。ははは。」
女王は笑いながら消えた。
「終わったか。」
「ああ。三人ともよく戦ってくれた。感謝する。」
あゆみたちは頷いた。
「回復しますね。」
日登美は光天、あゆみたちの体の傷をクリスタルの力で手当てした。
「手当完了しました。応急処置は光天国に戻ったらさせていただきます。」
光天達は頷いた。
一方、吉岡と鈴は天界の異変に気づいていた。
「なにか変だ。おい。天界から何か降ってくるぞ。」
鈴は空を見上げると空から闇が降ってきた。
「皆。逃げて。」
鈴はあゆみたちを逃がした。
「鈴。つかまれ。」
鈴は頷き、吉岡の手をつかみ、あゆみ達、五月、光天と共に避難した。
闇は収まった。だがそれだけでは終わらなかった。その闇は友也の中に入り込んだ。竜の姿をした友也は目を覚ました。だが大量の呪詛を浴びた影響により竜の体は黒くなり、竜の目もおかしくなっていった。
「おい。鈴。友也がおかしくなってる。闇に吸い取られたんだ、心ごと。」
「そんな。どうやったら。友也の心を取り戻せるの。」
「私がやる。お前たちはサポートを頼む。五月は私のバックアップだ。」
「はい。」
吉岡と鈴は頷いた。
「行くぞ。
「ギャー」
友也は我を忘れ、竜の破壊の力を解き放った。
その力は、光天に襲い掛かった。
「させない。食らえ。光天ソード!」
吉岡は光の力で友也の力を跳ね返した。
「ぎゃー」
友也は苦しみながら、再び光天に青龍の力で光天を殺そうとした。
「行かせない。安らかに心を静め、癒しの力で、j清めたまえ。フラワーソード!」
鈴の花の力は青龍の力と激しくぶつかりあい始めた。
「お父様。今よ。」
「ああ。」
光天は剣を床につけ、目を閉じ、呪文を唱えた。
「いにしえの光よ。汝の命に従い、闇にそまった悪しき竜を光に道きたまえ。光天転生雷光フラワーライト!」
光天が放った光は友也を包み込んでいった。そして、その光は友也の心を包み込んだ。
意識がない友也は温かな光を感じた。それは友の光だった。
「暖かい。この光は光天か。光天俺の声聞こえるか。」
「聞える。友也。」
「光天。俺はお前にとんでもない嫉妬をした。すまない。許してくれ。」
「もう許してる。一緒に帰ろう。」
「無理だ。一緒に帰ったら。俺はまたお前を傷つける。」
友也は涙を流した。
「傷ついてもいい。私を何度でも。殺そうとしてもいい。そのたびに私はお前を救う。約束しただろう。共に蒼天の世界を作ると。蒼天乃世界は二人で作る夢だろう。一緒に作ればいいんじゃないか。」
「できないんだ。俺にはお前の力が眩しすぎるんだ。俺は昔からお前の力が苦手なのは知ってるだろろう。それにお前だって俺の青龍の力苦手だろう。俺はお前の苦手な子の力で何度も傷つけたんだ。だから若くして一緒にするのは難しいんだ。」
友也は涙を流した。
「友也。」
「大丈夫だよ。」
友也が振り返ると女の子が立っていた。
「君は誰?」
友也は尋ねた。
「私は光天五月よ。あなたを迎えに来たの。」
「俺を。」
「そうよ。私は光天勇気の娘。あなたの友人光天の娘なの。私はお父様の力を通し、ここに来たの。お父様はあなたに光で包み、自らの魂をここに送り、あなたを迎えに来たの。」
「そうなのか光天。」
「ああ。今お前は闇に支配された。お前は自分が作った破壊の女王に道具にされ、いま竜の姿で暴走してる状態だ。俺はお前を闇から救うため今ここにいる。」
「光天…言いたいことはわかる。けど闇から救われても俺自身は救えない。」
「大丈夫よ。友也。あなたは私に何度も。誰か助けて、助けてと呼んでくれたじゃない。これからは私がそばで助けてあげる。」
「君…」
「君じゃない、五月よ。あなたが怖いという光、そして、父が怖いと思うあなたの力をすべて私が受け止め。そばでさせてあげる。だから私と一緒になり、幸せになろう。」
「五月…ありがとう。」
五月は友也を抱きしめた。彼女は友也に告げた。
「一緒に帰ろう。」
友也は頷き、涙を流した。
光天は駆け寄り、二人を抱きしめ、言った。
「これからは共に歩み、女王を倒そう。それが蒼天の世界だ。」
「うん。」
二人は頷いた。
「ありがとう。光天、五月。俺行くな。君らのもとに。」
「待ってるわ。」
「ああ。」
友也は頷き、闇の世界から消えた。
その瞬間、光天は目を開けた。
五月は友也の空間から戻ってきた。
「お父様。友也は。」
「あれを見てみよ。竜の様子が変だ。」
五月は見た。交戦中だった友也と鈴と吉岡の放った光は消えた。
その瞬間、奇跡が起きた。友也の竜の姿が光った。闇の力が抜けた。そして、友也は竜の姿から人間に戻った。
「友也!」
光天は友也に駆け寄り抱き起した。友也は目を覚ました。
「光天…俺は」
「よかった。元のお前に戻って。これから同じ屋根の下で共に作ろう、夢を。お前はもう王になる必要ないんだ。これからは私が支えるから。」
「ああ。そうするよ。心配かけてすまない。」
光天は頷いた。
「光天。一つ聞くが、五月という女はどこにいるんだ。夢の中で会ったんだ。」
「私はここにいるよ。友也。」
見上げると五月っていう少女が立っていた。
「君だったんだね。五月。」
五月は頷き、友也に駆けよった。そして友也を抱きしめ、言った。
「改めて。はじめまして。私が五月よ。お帰り。友也。帰ってきてくれてありがとう。」
友也は五月を抱きしめた。
「はじめまして、斎藤友也です。助けに来てくれてありがとう。ただいま五月。五月もお帰り。」
二人は互いに抱き合い涙を流した。
「さあ帰ろう。二人とも。我が家で。今日から君はうちの家族だ。」
友也頷いた。
「さあ君たちも帰るぞ。光天国へ。」
「はい。」
私達は光天国に帰還した。
友也は光天国の治療室に運ばれた。友也の体は女王により青龍の力で操られた影響があり、体内の青龍の力が逆流暴走していたのである。
光天は友也の力の暴走を食い止めるため友也の力を封印し、光の力で青龍の力を回復させた。
友也は回復し、一夜を光天と過ごした。
新たな時代を迎えようとしていた。
              続く
第二十七章 儚き夢を解き放て
あの悲劇の蒼天の夢をかけた戦いを終え、一夜明けた明けた朝、吉岡は光天に王室の間に呼ばれた。
「おはようございます、王様。こんな朝早く呼ぶとはどのようなご用件でしょうか?」
「吉岡よ。お前はこの岡山の異変に気づいて東京から緊急帰還されたようだ。おかげで電車の乗客も民も救うことができた。またこの日本の闇の青龍の力の進行にも対応してくれたようだな。礼を言う。」
光天は頭を下げた。
「いえ、お役にたてて何よりです。私はこれから東京に戻ります。建築の仕事に将来就こうと思いますので準備があります。また何かあればいつでもお呼びください。」
「待て。お前。娘をおいて、ここを去るのか? 私にはそなたが必要だ。ここに残ってはくれないか?」
「それは難しいです。私にも鈴にも難しい問題です。私と鈴は互いに将来の道がありますので。けどまた何かあればいつでもお呼びください。その時はまた鈴とともにあなたの盾になりますので。」
「わかった。引き留めてすまない。今後はそなたと鈴の将来も見守ろうとしよう。道中は送る。それだけはさせてくれないか?」
吉岡は言った。
「わかりました。では失礼します。」
光天は頷いた。
一方、鈴は浩之と剣の修行をしていた。
「やー」
「はー」
鈴の剣が吹き飛んだ。
「俺の勝ちだ。」
「強いね。浩之君。」
「長年。剣で戦ってきたから。けど鈴もなかなかやるではないか。」
「ありがとう。」
浩之は鈴の剣を広い、鈴に近づき渡した。
「はい。おまえは剣あまり握るな。怪我したら大変だし、この先も戦いあるがお前は後ろで剣で呪文唱えたりすればいい。前後、背後は俺達がサポートするから。」
「わかった。」
浩之は頷いた。
吉岡が戻ってきた。
「おかえり。」
「ただいま。浩之、鈴ちょっといいか?」
「何?」
鈴と浩之は尋ねた。
「俺、今日ここを去る。東京に戻るんだ。浩之、お前にお願いがある。鈴のこと頼めるか?」
「いいけど。俺も出ていくんだ。側にはいられない。けどできるだけ帰るようにする。またいつ何が起きるかわからないからな。けどお前も帰って来いよ。」
「ありがとう。約束するよ。」
浩之は頷いた。
「吉岡君。今日まで私を守ってくれてありがとう。気をつけて行ってらしゃい。また会おうね。大好きだよ。」
吉岡の鼓動が鳴った。
ドクン
体から自分の心の気持ちが溢れ出てきた。
顔が真っ赤に染まった彼は鈴に向かって走ってきた。
彼女を抱きしめた。
「吉岡君…どうしたの?」
 ドクン
私の鼓動が鳴り響いた。
「鈴。見送りの言葉ありがとう。側にいられずごめんな。また必ず戻る。俺もお前が大好きだよ、鈴。」
「うん。」
二人は互いに抱きしめ合った。
浩之は二人のもとに駆け寄り、抱きしめた。
「俺もお前らが大好きだ。」
空が青く光っていた。
「そういえば望田君と拓也君は。」
「あいつらはもうここを去ったよ。なんにも言わずにな。」
「あの二人黙って行きやがって。」
「今から行けば間に合うと思うよ。今出て行ったばかりだと思うから。」
「そうだな。行こう。」
私と吉岡達は拓也達の後を追った。
私達は拓也達に追いついた。
「望田君。」
望田は振り返った。
「鈴。それにお前ら。どうしたんだ。」
「見送りだ。俺達は明日去る。今日は光天と友也の決闘だからな。」
「そうか…ごめん。見えなくて。」
拓也と望田は誤った。
「いいよ。気にしないで。気をつけて帰れよ。次はいつ会えるかわからないからな。それとまた危機が迫ったらみんなで会って戦おう。約束な。」
「おう。」
「じゃあみんなで指切りしよう。」
鈴は吉岡と浩之、拓也達に言った。
「それはいいな。よしやろう。」
私達は指切りをした。
「じゃあまたな。」
「またね。」
私達は拓也達を見送った。
昼過ぎ、ついに光天と友也の決闘が始まった。
「お前とまともに戦うの今日がはじめてだ。光。」
「そうだな。友也。だが俺達はまだ夢を叶えていない。あの夢を覚えてるか、友也。俺達が初めて出会った日、蒼き輝く空に蒼天城を見たことを。」
「ああ。覚えている。俺達はそれを見て、夢を叶えようとしている。けどその城は消えた。その消えた城を見つけ、蒼天の王になる。それが俺達の夢である。」
「ああ。けど俺達は戦いを繰り返した。力に怯え。」
「ああ。だがそれも今日で終わりだ。この決闘の勝利で夢をどちらが叶えるかが決まる」
「ああ。友也ルールを決めよう。俺が勝ったらお前は俺に仕え、蒼天城を追う。お前が勝ったら俺がお前に仕え、蒼天城を追う。お互い決着がつかなければ共に手を取り、蒼天城を追うのはどうだ。」
友也は言った。
「いいだろう。その条件乗った。」
友也は笑い剣を向けた。
光天も剣を向けた。
「行くぞ。友也!はー」
「行くぞ。光天!はー」
二人の王の決闘が始まった。
二人の剣の強さは同じだったので戦いは続いた。
二人の剣は落ちることなかった。
「なかなかやるではないか。友也。」
「光もやるな。けどこのままでは決着が着かない。どうする光天。」
友也は光天に尋ねた。光天は言った。
「なら友也。俺達は同じ道を歩もう。そして蒼天城の蒼天乃王に共になろう。王は二人でもよい。どうだ。友也。」
「ああいい案だ。共に歩もう。光天。」
「ああこれからよろしくな。友也。」
友也は頷いた。
二人はお互いの剣を重ね合い、空に高く上げた。
「光天様、友也様。決着ついたのですか?」
吉岡は尋ねた。
「ああ。これからは俺達二人で王をすることになった。決着がつかなくてな。」
「そうですか。二人が王ならこれから何があっても強くなれると思います。」
「ありがとう。お前には長く世話になった。これからも離れていても鈴を助けてやってくれ。浩之も頼んだぞ。」
「はい。」
吉岡達は光天に敬礼した。
翌日、吉岡達との別れがきた。
「行くの?浩之君。」
「ああ。けど県外に行く。この広い青い空の観察任務を任されてるから。就職先も決まってるから。卒業したら働きながら空観察の任務かな? 蒼天城の追跡任務を友也と光天から頼まれたからな。これから忙しくなりそうだ。けど野球は続けるぞ。バットぐらい振らないと。」
「そうだね。浩之君、中学も高校も野球部だったもん。趣味大切だよ。これからも楽しく平和な世界作ろうね。」
「私も頑張る。私は図書館に就職するよ。私も自然観察しながら空の異様観察の仕事をもらってるんだ。」
「そうか。じゃあお互い頑張ろうな。またな、鈴。」
「うん。」
私は浩之君とハイタッチして別れた。
「鈴。よかった。まだいた。」
振り返ると吉岡がいた。
「吉岡君。これから東京に帰るの。」
「ああ。けどその前に家族に挨拶してから帰ろうと思う。ずーと任務で帰ってなかったからな。」
「そうなんだ。お母さんによろしくね。」
「おう。それと鈴。うちの家でピアノするか?」
「わからない。考えておく。」
「おう。それと鈴。俺、建築の仕事することになったけど光天から継続側近の任務与えられたんだ。お前の側近だ。」
「そうなんだ。けど東京行くのにできるの。」
鈴は尋ねた。
「何とかできそうだ。鈴、俺が留守の間、岡山を頼んだぞ。」
「わかった。じゃあ行ってくる。」
私は吉岡と握手し別れた。
一方、五月は友也のいる部屋に来た。
「五月です。」
「君が五月か。今日は君に伝えたいことがあって呼んだ。一昨日は助けてくれてありがとう。あの時、君が助けに来なかったら俺は死んでいたよ。改めて礼を言う。光から聞いた。君は声を聴き、浄化できると。それは本当か?」
「本当よ。」
「そうなんだね。俺は孤独に生きてきた。家族は離婚し、その先の人生もボロボロになった。この先に俺はどう生きていくかもわからない。」
五月は言った。
「じゃあ私と一緒になりませんか? これからの人生は私が導いていくから一緒にその人生歩んでいこうよ。」
「こんな俺でいいのか? 俺は君より年上だ。俺と一緒になっても苦労する。生活も。光天国にも迷惑かけるかもしれない。そんな俺でもいいのか、五月?」
「斎藤さん。私はそれでもいいの。たとえあなたと歩んで苦労する人生であっても乗り越えられる。」
「五月…ありがとう。」
五月は笑って言った。
「斎藤さん。私はあなたの竜の姿はとても好きだよ。あなたの青きマントを、青い王の服を着てる姿も大好きだよ。これからもその姿で私の傍にいてください。私はあなたのことが大好きです。私と結婚してください。」
彼女の言葉を聞き、俺は嬉し涙を流した。そして彼女を抱きしめた。
「はい。」
その一年後、俺は光天の娘。光天五月と結婚した。
そして光天国の養子に迎えられた。
これから俺と光天の新たな物語が始まる。
さあ物語は新たな世界に変化する。そして蒼天城の行方は?
 次週に続く。
蒼天乃王【社旗人編】 前編
【第一章】  青龍国と光天国
時は流れ、この世界に二つの国が存在した。東を守る青龍国、西を守る光天国。二つの国は互いに手を取り合い人々に平和を築き上げたきた。それはかつてこの国々は竜王、青龍、光の王アルゴスにより守られてきたからである。
大昔は、竜が王だったため平和は続かなかった。だが奇跡はおきた。彼らを守る巫女の末裔の少女がいたからである。そしてその少女は彼らをいやし、力となり、彼女はそれを
蒼天の神の力にし、戦争を終焉させた。彼女はこう呼ばれた、蒼天乃巫女と」
竜王の孫の耕一郎は第一王光天王となった。そして美弥音姫を王妃に迎えた。一方、久は青龍国王となり、志桜里姫を王妃に迎えた。両国は他国との蒼天戦争で圧勝の勝利を収めた。
だが久は光天王の光りを恐れ、西に軍を率いて、光天王を殺害しようとした。
彼を食い止めようと光天王は軍を率いて、青龍と戦争を繰り返した。
だが力は光天が上手だった。久は撤退を余儀なくされた。そして青龍国は敗北し、領地と城を失った。久は王妃と離縁し、青龍国に帰った。
時は過ぎ、息子、斎藤友也が青龍国の王になった。一方、光天国は耕一郎の息子、勇気が王になった。二人は光天山の丘で出会い友になった。夢を叶える約束をした。
「蒼天乃世界を作る夢を。」だがこの夢は突如、途切れた。
友也が光を恐れ、光天に刃をむけた。彼が勇気を恐れるようになったのはかつて青龍国の王達が先の大戦で光天国王、勇気の妻彰子の実家末良国と領土争いで戦った。その時、両国の王の戦いは永く続いた。その理由は互いの魔力が強かったため。相打ちになりその影響で友也の父は青龍の力に吸い込まれ消えたのである。国中が探したが見つからなかっため
友也の母は息子友也を王にしたのである。その時、友也は父がいないことに孤独感に陥り、
突如現れた闇青龍から神の神託を経て、悪に染まり、光をおそれるようになった。だが彼の中には灯の光りがあった。いつか友がこの自分を光に照らしてくれる」と信じた。
勇気は彼と和解しようと思い、彼を止めようとした。
二人の戦いは決着が着かなかった。友也は次の手を打った。光天の娘、鈴に呪詛をかけ、
光天を殺すことだった。だがこの作戦は失敗に終わった。
時が過ぎ、鈴は幼馴染や友人たちと父と共に青龍国と激しい蒼天戦争を繰り返す。
一方、友也は、先に蒼天戦争で光天に敗れたが女王に張り付けにされ、道具となり
国々を呪詛で襲うが。勇気や勇気の娘たちにより命を救われ、女王を倒し、勇気と共に
蒼天の王になることを決意した。
果たして友也は蒼天乃悪女女王を倒すことができるのか運命の幕がいまあける。
俺は斎藤友也。俺の父は久王という初代青龍国国王、母は北の紅家の王女志桜里姫である。久はこの世を青龍の力に変え平和な国にしようとした。そもために西の国光天と長き戦いを繰り返したが。耕一郎王が力上手だったため青龍国は敗北した。その後神が父に新しい
王、王妃を迎えるようにお告げをくださった。父はその告げに従い、新しい王と王妃を探した。そして春が来た頃、新しい王様と王妃を見つけた。達と織姫という方である。
父は彼らに俺と弟を預け、そして青龍の新たな力を与えた。俺は二人目の父親、母親に育てられた。青龍国は兵もそろえ、城も復活をとげ、新たな青龍国が生まれた。だが
再び悪魔が襲った。光天国が青龍国に攻め込んだ。理由は新たな光天国の領地をつくるためである。だが領地を手に入れるため攻めてきたのは光天国ではなかった。
光天国の親戚にあたる。末良国である。彼らは光天との仲を深めるため同盟までした。そして娘の彰子姫を嫁がせるまでした国である。俺の二番目父、達は第二青龍国国王とし、末良国王、貞保王と戦った。だが力は互角であったため相打ちになり、達は青龍の力に吸い込まれ消えた、両国は探したがみつからず時は過ぎた。
けど俺は父の意思を受継ぎ、青龍国の国王になった。だが俺自身、国王の器に比べて未熟を感じていた。
俺はその未熟を変えるため西に旅に出た。そこで初代光天国王の息子勇気という青年にであった。彼は彰子という娘を王妃に迎えたが、未熟な青年だった。俺は勇気と仲良くなり
友になった。二人で空を見上げると謎の城が見えた。僕らが見たのはまだ形にもなっていない城であった。それは力でできた城だった。俺達はその城を手に入れる約束した。
だが俺が恐れを感じたから夢が途切れたのだ。その理由は青龍国の国境に突如、光の巫女が現れ、光を解き放ったため青龍村の人はその光を浴び、倒れた。彼らは光りを受け付けない
体であったからだ。俺は人びと体内に入った光を青龍の力で浄化した。青龍村の人達に入った光は消え、村の人は救われ、喜びに満ち溢れた。一方、俺は村から帰還した後、倒れた。俺自身も神の光りが体内に入ってたからである。俺はそれを青龍の力で浄化したが神の光りが強くて浄化しきれなかったため俺は光りを恐れ、勇気に敵意をもつようになった。
俺は勇気と話し合うため何度も戦い、そして勇気を殺した。俺は嬉しい気持ちだったが心は罪悪感でいっぱいだった。本当は勇気を殺してまで蒼天乃世界を気付きたくなかった。話し合い、二人で手に入れたかったからである。僕は後悔した。そして時が流れ、再び勇気がよみがえった。勇気の娘、鈴の幼馴染、浩之の手によった。再び可能性を得た俺は嬉しく思った。だが彼の力が怖かった。
僕はまた戦った。だが勝利は光天だった。俺は撤退をした。だが青龍国は女王により支配された。俺は自分が作り上げた女王により操られ、国々を呪詛に犯したが俺は光天に救われ彼と共に青龍女王を倒し、蒼天乃王になることを決めた。
月日が流れ鈴は社会人になった。
彼女は光天精霊ホテルの客室清掃の仕事に入社した。彼女は洗い専門のメイドをした。
精霊ホテルは王が経営しているホテルで従業員も能力持ちが多かった。
八階から十八階まで。優れた能力者が多かった。
火、水、風、雨、花、雷の能力を持つ社員が六十五人にた。「鈴ちゃん。洗いいま何部屋できた?」
横音チーフ隊長が尋ねた。「うん。シングル、ツイン入れて午前中で八個できたかな?私まだ入って間もないから
洗い十五するように言われてるんだ。」
「そうなんだ。じゃあ午後は、ラッシュがあるから土生さんと二人でツインの急ぎ入ってくれる。」
「はい」
鈴は先輩方と休憩して、午後は急ぎの部屋を土生兵とした。
急ぎの部屋を終わらせたとき急に建物が揺れ始めた。
地震のような揺れだった。その頃の地上は嵐が起こり各地で風が吹き、竜巻が起き、公園、山は黒い炎に包まれて大変な状態でした。
「この揺れ何?」鈴は窓から空を見上げた。空が闇に染まり、闇に染まった城が見えた。その城は闇の青龍国になっていた。なぜ闇の青龍国になったかというとかつて闇に墜ちた友也が作り上げた女王、理亜が黒魔術を城にかけたからである。
闇に染まった青き城、青龍国は呪詛を解き放った。その呪詛は空の宇宙と地上の間にかたまりとして現れた。そしてアルゴス呪となり地上に解き放たれた。地上に解き放たれたアルゴス呪は町だけではなく、ホテルや光天村の民達にも襲い掛かってきた。
「危ない!リートセレクトバリア!」横音チーフ隊長は建物に結界を張った。
彼女が放った光の結界は鈴姫を包み込み、呪詛が入らないよう光の液体に変化し、シールドを
張った。そのシールドはきらきらと宝石のように輝いていた。まるで太陽のような光の結界だった。
鈴は横音チーフ兵に告げた。
「ありがとう。」
「うん。鈴ちゃん。この部屋は危険よ。土生兵。鈴ちゃん連れて十二階に集まって。
光天王と所長がくるわ。私は皆を集めるから。」
「わかりました。鈴ちゃんいくわよ。」
「うん。」私と土生兵は十二階に向かった。一方、光天王はホテルに異変が起きたことに気付いていた。「前原。状況はどうなっている。」
「はい。先程ホテルの情報によれば上空に城が現れたみたいです。その城がホテルに攻撃してきたと。放たれたのは呪詛です。おそらく鈴姫をねらってきたと。」
「そうか。前原すぐ兵を友也と共に向かわせろ。私は光天前線部隊を率いて城を突破する。
五月には私のバックアップをしてもらう。それとホテルの授業員には友也と共にホテルの前で奴の軍隊を防ぐよう命ずる。私は一度ホテルに行き、支持を伝える。前原直ちに準備せよ。」
「はい。」
「それと友也を呼べ。急ぎだ。」
「はい。」前原は友也を王の間に連れてきた。「勇気。なんかあったのか?」
「ああ。友也。ホテルに軍を率いて迎え。ホテルの従業員は私の部下である。我娘鈴もだ。きっと君の役に立つ。それと友也。女王の攻撃をなんとしても防げ。ホテルを守れ。それが蒼天の最初の道しるべとなろう。私と君と。行ってくれるな。それとこの神の力を使え。君の役にたつ。」
「わかった。光天その道しるべ。になる戦必ず成功させる。お前も生きて帰れよ。死ぬなよ。勇気。」
「ああ」友也は光天の元を去り、軍を率いて、ホテルに向かった。
光天は軍を出陣準備し、ホテルにむかった。十二階に従業員が集まっていた。
光天は従業員に言った。「諸君。このホテルをきれいにしてくれていることに感謝する。ありがとう。さて本題にはいるがいまこの光天に青龍国という国が攻め込んだ。その国の女王がこの光天国を滅ぼそうとしてる。住民は避難させ、宿泊予約のお客様にも説明はしているため今日の予約はキャンセルになってる。また宿泊中のお客は避難させたから心配ない。君たちは我が友、友也と友也が率いる軍と共にこのホテルを守る任務をしていただく。ホテルには結界部隊を張り、守ってるから安心して戦え。検討を祈る。」
「はい。」光天は皆に指示をだし、去った。
「皆行こう。」
「うん。」
私達は戦闘メイド服を着、外に向かった。一方、蒼天城の主理亜女王はこの動きに気付いていた。
「光天、友也我を倒すため新たな軍を用意したか。なら私も貴様らを葬る準備をさせてもらうぞ。覚悟しなさい。ほほほ」
続く
【第二話】 光と闇
光天の友、友也は軍と共に鈴達と合流した。鈴は友也に駆け寄った。
「あなたが父の友人の友也ね。はじめまして光天鈴です。父がお世話になっています。」
友也は言った。「君が鈴か。綾から君のことは聞いてる。僕はいま君とはじめてあった。君に呪詛をかけたのは俺だ。すまなかった。」
「いいえお兄ちゃん。それは仕方ない。あの時、私はまだ生まれたばかりだったし。私はあなたを許してるわ。これから仲良くやっていこう。あなたはお姉ちゃんと結婚したんだから。もう家族なんだから。」
「ああ。これからよろしくな。鈴ちゃん」鈴は笑った。前原がきた。「友也様。大変です。」
「どうした。」
「前方から青龍国軍がこちらに向かってきています。」
「よしお前ら。いまから前方の敵を薙ぎ払う。鈴たちは俺の部隊に続いて敵を抹殺せよ。」
「はい。」
「いくぞ!」
鈴達は友也軍と共に前方の青龍軍と戦いはじめた。
「我は青龍軍ファシーズダークネス軍だ。友也軍。光天に願いいっても私には勝てん。
貴様がこのファシーズ隊長が率いる軍に破壊される。ここでくたばれーはー」
ファシーズ隊長は軍を率いて友也に襲い掛かった。
「そうはさせません。我前原この命に代えて友也を守らせていただくいくぞ。ファシーズ」
前原は軍を率いてファシーズ軍に襲い掛かった。
「ファイアーソード!」
「わー」
前原雫。光天勇気の戦闘部隊隊長である彼は火の剣の使い手である。
彼に近付くと火の魔力が発動し、敵を焼き尽くすことができる。
火の剣士とも呼ばれている。
「我も続く。青龍ダークファルスレイトソード!」
ファシーズ部隊は前原が率いる光天軍と激しい戦闘を繰り広げた。
「我はファシーズ部隊副隊長デウスだ。前原ここで貴様を切る。食らえ。ダークデウスソード!」
デウス副隊長は前原隊長を切り裂こうとした。
デウス・サウベル。
青龍国軍、副隊長を務めている。優れた頭脳と知識を持ち、まじめな性格である。
忠誠心が強く、戦略も的確だと部下から従われている。
能力は闇術を持ち、闇の剣の使い手である。背後と照明に近付いた兵を闇で切り裂くことが
できる。
「そう簡単に切らせてたまるか。食らえ。光天蒼天ソード!」
前原は光の蒼天の力でデウスの闇の攻撃を跳ね返した。」
「くっまだまだだ!前原!」
「私もだ。はー」
二人の戦いがはじまった。一方、ファシーズは友也とにらみ合いが続いていた。
「お前が友也か。ここで何をしている。」
「勇気と約束した蒼天乃夢を叶えるいまはその準備中だ。」友也はファシーズに光天国にいれば勇気と交わした夢の約束が
叶えられることを告げた。だがファシーズは難しいと判断し友也に問い質した。「青龍国に戻れば、叶えられるはずだが。」
「それはない。俺はまた戻れば道具にされる。道具でされるよりは光天と叶える方がいい。」
「戯言だ。友也!」友也は訴えた。「戯言ではない。貴様の言うことがおかしい。」
「何だと。私は間違えたことは言うてないぞ。国王。」友也は王だということを否定した。
「国王だと俺は王ではない。騎士だ。やはり貴様には私のいうことが理解できぬようだ。なら俺が正してやる。ファシーズ!」
友也は剣を抜いた。「なら私は貴様を光から救ってやる。」ファシーズは剣を抜いて呪文を唱えた。
「闇よ。いまこそ我が力となり悪しき光りから友也を救いたまえ」呪文を唱えた瞬間、ファシーズの剣が光った。ファシーズは黒い光で輝いた剣を握り、走った。「いくぞ友也!食らえ。目覚めよ。ダークファテスソード!」ファシーズの剣は友也を切り裂こうとした。
友也剣で跳ね返した。「あまい。いにしえの神の力を受けよ。暁ソード!」
バン
「くっお前何をした。」
「何もただ神で君を救おうとしただけだ。だがこれだけでは君を救えない。これからだ。」
「おもしろい。こい」
「おう。」二人は互いに神の力で戦いだした。一方、鈴は闇族部隊と遭遇していた。「貴様が鈴という女か。我が蒼天乃女王理亜に仕える守護騎士アルガネス・ブレットだ。我々は貴様らが友也を奪ったことには敬意をし、心からほめているのだ。だが女王は負いかりだ。光天国が器の友也を奪ったからだ。我々はここで貴様を葬る。残酷にな」ブレット軍は剣抜いた。
「私は引き下がらない。父がしてることは無駄ではないから。あなたの言うことが間違っている。私はそれを証明して見せる。」鈴達は剣を抜いた。「ならこの私を殺して見せろ。いくぞ。お前ら我々の魔力を奴らにみせてやれ。はー」ブレットは闇兵を率いて鈴達に襲い掛かった。
「闇よ。光を包み支配せよ。爆熱ゴットダークバスター」ブレットは、闇の炎を解き放った。
「今だ。兵ども奴らを焼き払え!」
「はい。隊長。闇よ。古の悪しき闇を光に解き放て!ダークレイトレステイー」ブラット隊は呪詛魔法で鈴達に襲い掛かった。
「そうわ。させない。彼方の光よ。古の光を照らしたたまえ。ライトソード!」一美(かずみ)兵は光りの力を解き放った。
「今です。伊井田さん」一美は伊井田さんに戦闘交代の合図をした。「任せて。土生ちゃん。波動の光発動レイトライト!」
伊井田(いいだ)兵は光りの力を解き放った。ブレット隊の力は二人の力を吸収し始めた。「ならこれはいかが。食らえ。ソードライトバスター!」芳田(よしだ)チーフ兵は光りの剣でブレット隊の力を切り裂いた。その瞬間、ブレット隊が放った闇は切り裂かれた。
「今です。皆さん。詠唱魔法を唱えて。」芳田兵はメイド兵に合図を送った。
「はい。皆行くわよ。」鈴はメイド社員兵達と詠唱魔法を唱えた。
【詠唱魔法】
いにしえの籠の力よ。汝たちの命にしたがい神の力を解き放ちたまえ。栄光なる。光よ。アルゴス。ロットライトネス!」
その光の詠唱魔法を唱えた瞬間、光が空から現れた。その光は光りの風となり、地面に光の花を咲かせた。
光りの花が咲いた瞬間、花か羅光が解き放たれた。その光は闇闇隊を包み込んだ。その瞬間、ブレット隊は苦しみだした。「くっここでやられたら女王のいかりをかうにすぎない。撤退!アーツダーククライン」ブレット隊は撤退した。
「隊は遣られたが私の力がまだ生きてる。我が力よそのまま奴らを葬れ!爆熱ゴットダークバスターダブル!」レットが放った爆熱ゴットダークバスターはもう一つ現れた。そして融合して鈴達に襲い掛かった。
「そうわ。させない。いにしえの光よ。この世の悪しき闇を打ち砕き光に変えよ。ライトエンジェル!」
横音チーフ兵が解き放った光はブレットの闇を浄化し、破壊した。その瞬間、ブレットは苦しみだした。「わーこの私が打ち砕かれるとはだが私はこれでは倒せぬ。いつか貴様らを必ず葬る。覚悟しておくのだな。それと忘れていたぞ。私はお前らの中にスパイを昨日忍ばした。」
「何ですって」メイド兵達は驚いた。
「だが貴様らにはわからない。残酷な私のやり方は貴様らには止められない。なぜなら私が送り込んだスパイは人間だからな。倒せるものならな。やれ!チーフ!ははは」ブラットは笑いながら消えた、彼が消えた瞬間、メイドの中から声がした。
「はい。ブレット様。あとは私がやります。」現れたのは松蒲(まつうら)チーフ兵だった。彼女は鈴の前にきた。
「松蒲兵。どうしたのですか?私になにか?」彼女は言った。「あなたは入社して間もないけどもうちょっと早くして。急ぎがあるから」
「でもいまは戦場中」松浦兵は否定した。「それは関係ない。やりかた遅い。もう少し早くして汚くていいから。ワードローブなんて
拭かなくていい!以上」鈴は何か言おうとした瞬間、倒れて苦しみだした。
 バタン
「鈴ちゃんしっかりして」
「苦しい。」
「見て。鈴ちゃんの体から呪詛が、このままでは鈴が死んでします。」横音チーフ兵は鈴の体に浄化術をかけた。浄化しても呪詛が完全に消えることはなかった。「貸して私がどうにかするから。」土生(どい)兵は鈴に浄化術をかけた。
「リジェネレイト!」リジェネレイトとは水魔法の回復魔法。呪詛の浄化することができる。
土生兵は水の魔法属性魔法を持つ。他にも水属性の攻撃魔法を持つ。
鈴の体の状態異常スキル、㏋は回復した。
「あとはこれね。光よ。我が道にこたえ悪しき闇から救いだしたまえ。ライトオブジェクト。」彼女が放った光は鈴を呪詛から解放させた。その瞬間、鈴の意識が戻った。「私、どうしたの」
「よかった。鈴ちゃん」横音チーフ兵は鈴を抱きしめた。「皆心配かけてごめんね。」
「無事ならいい。しっかりして。松裏にまけたらあかんよ・」土生(どい)兵は鈴に励みの言葉を言った。
「うん。」
「向こうに行こう。皆行くよ。ここは芳田(よしだ)チーフに任せましょう。」
「うん。」横音チーフ兵と土生兵は鈴達を連れて安全なホテルに戻った。
一方、芳田(よしだ)チーフ兵は松裏(まつうら)兵と話をしはじめた。「松裏兵。あなたのやり方はすごい。スパイとしては。けど人間としては変だと思いますが」
「どういうこと?」
「鈴さんはまだ入社して間もないです。覚えるのに必死だと思いますが。」
「けど…」
「汚くていいからは早くしてなどおかしいです。クレームになるだけ」
「ではどうしろうと」
「見守ること。」
「けど…」
「そこまでよ」
声がした。
「誰?」後を振り返ると所長達がいた。「内田隊長(うちだ)、高谷(たかや)、副隊長、田仲(たなか)諸騎兵
松裏(まつうら)兵は驚いた。田仲さんは言った。
「皆さん。このホテルを守ってくれてありがとう。けど松裏兵。鈴ちゃんに言葉で呪詛をかけるなんてよくないことです。あなたの気持ちもわかりますが鈴ちゃんは入って間もないです。なのであまり間違ってることは教えないであげて。いくらあなたが敵国のスパイでもうちの社員兵に変わりありませんが。今後は鈴ちゃんと距離をおくようなメンバーにします。いいですね。」
「はい」
「じゃあいこう」
内田隊長はいった。
チーフ兵は頷き、隊長達と社員兵、メイド兵を連れ、戻った。
一方、友也達は激しい戦闘が続いていた。デウスと前原は剣と剣の戦いが続いていた。
カンカン
「食らえ。ソードレイバスター!」前原はデウスを切り裂こうとした。
「ならこれはどうだ。食らえ。英国魔法ファイアーダークソード」デウスは炎の力で切り裂こうとした。
「くっならこれはどうだ。ライトダークバスタ!」前原はデウスの力を切り裂こうとした。
「なに貴様闇も使えるのか。おもしろい。ならこれはどうだ。英国ソードダークダブル!」デウスは闇のダブルソードという力で前原の闇の力を切り裂こうとした。だが二人の力は互角であったたまえ互いに傷を負った。
「はあはあお前やるな。前原隊長よ。こ闇の力をもつ奴に出会ったのははじめてだ。貴様とは
気が合うようだ。」
「ああ俺もだ。だがこのままやれば二人とも死ぬ。」
「ああ前原この勝負次の戦までおあずけだ。」
「いいだろう。また会おう」
「ああ」二人は握手を交わし、デウスは青龍国に撤退した。前原は飢餓の影響もあり、地面に
剣を突き、倒れた。「前原さん。しっかりしてください。」
光天伝令部隊の光守がきて、前原を応急処置し、光天国に連れて行った。
一方、光天兵は青龍国軍と激しい戦闘を繰り広げていた。
バンバン
「食らえ。ファイアーソード」
「死ねえー光天軍!ダークソード」戦闘は長く続いたその時、伝令がきた。「青龍国伝令退院デストと申します。デウス負傷、ブレット敵に敗れ撤退です。女王から一時撤退し対策を練ると伝言です」
「了解。光天軍!しばしこの決着はお預けだ。また会おう」
「ああ、その時は我らが貴様らを葬る」
「やれるもんならその日試しにこい。ははは」青龍軍は笑いながら消えた。
一方、友也はファシーズとの決着が着こうとしていた。
剣同士のぶつかり合いが続いた。
「なかなかやるな。さすが王の経験があるようだ。」
「それもある。だが俺の力はこれだけではない。」
「ほうまだ策があるようだな。ならこれはどうだ。古に剣よ。汝の命にこたえその蒼天の
力を示したまえ蒼天英国ソード」ファシーズが放った青き光りは友也を真っ二つに切り裂こうとした。
蒼天英国ソードとは蒼天乃籠の籠の力を持つ持つものが使える魔法である。
青龍、光の力と融合した力である。二つの力を剣に込めると連弾切りができる。
敵を切り殺し、闇に染めることも可能である。
「くっやるな。ならこれはどうだ!食らえ。蒼天月影雫紫月光ソード」月の蒼天の力がファシーズの蒼天の力を切り裂こうとした。
友也が放った蒼天月影雫紫月光ソードは月の月の光でできた力である。
切り裂いた瞬間、月の力で浄化し破壊することができる。
「やるな。ならこれはどうだ。いにしえの蒼天の神よ。なんじの命にこたえいにしえの
光りで切り裂き給え。蒼天輪廻転生暁ソード!」ファシーズは友也の力を蒼天輪廻の力で切り裂いた。友也は傷を負った。
「くっまだだ。ファシーズこれで終わりだ。蒼天青龍藍染舞烈風ソード!」友也の青龍藍染の力はファシーズの力を切りさこうとした。
「まだだ。終わりは、貴様だ。蒼天火遁旭ソード!」ファシーズが放った力は友也の力をさいた。そして友也の力はファシーズの力を切り裂いた。だが力は友也が上手だった。二人は地面に剣を突き、倒れた。「友也。私の負けだ。貴様の強さは分かった。貴様との戦いは楽しかった。女王には気をつけろ。」
「ああ俺もお前と戦えてよかった。ありがとう。」ファシーズは笑ってなくなった。
友也は勝利の旗をあげ、意識を失った。伝令部隊がきた。
「光守です。友也殿大丈夫ですか?今手当てして光天国に運びますね。気をしっかり」光守は友也を手当てし、光天国に運んだ。
一方、青龍国女王理亜はこの動きに気付いていた。「光天なかなかやるわね。こちらも動かなくてはならない」
兵が来た。「アリーシャです。光天が五月姫と。兵を引き入り城に侵入したそうです。」女王は立ち上がった。
「軍を用意して。私が先頭に立つわ。かならず勝利するわよ。万が一の場合は撤退をする。そして次の作戦委でる。よいわね。」
「はい」
「いくわよ。」アリーシャは女王と共に軍を率いて光天のいるほうにむかった。
果たしてこの結末はどうなる。運命の戦いが始まる。
 続く。
【第三話】外伝 五月と友也
俺は先の大戦で女王にとらわれてるところを光天と光天の一の姫、五月姫に救われ、
五月からプロポーズされ結婚した。俺は養子にとられ、光天友也となった。五月は菖蒲と名を父からいただいた。いまは光天国の家族である。これは五月との新婚生活の話である。
俺は五月と新婚生活を送っていた。
五月が俺のところに来た。「ねえ友君。ちょっと思い出話聞かせて。」
「いいけどいつの話だ。1990年の話。」
「あれはいい思い出じゃない。それでも聞きたいか。菖蒲。」
「うん。聞きたい。あなたのこともっとしりたい。あの時私幼いかったから」
「いいよ。聞かせてあげる。」
「うん」
菖蒲は友也のそばに座った。
「あれは俺がまだ王になって間もないころだった。俺は母さんが離婚し、屋敷で弟と俺と
暮らしている時だ。俺は父の教えを次ぎ、王になった。そして西の国に王の二代目記念で光天村に来た。そしてあいつにであった。君の父、光天勇気と。俺は蒼天乃世界を作ろうとあいつと指切りした。そして1990年がやってきた。そしてあいつと戦い続けいまの俺がいる」
「悲しい物語ね。」
「ああけどいい思い出でもある。もし戦わなければあいつとこうやって話できてないかもしれない。君とも会えていない。」
「そうね。話してくれてありがとう。これからもよろしくね。」
「ああ。」
二人は空を見上げた。
「菖蒲。1990年の続きあるんだ。」
「そんなの気になる聞かせて。」
「いいよ。あれは俺が王になり光天と出会い、夢を叶える約束を交わした翌日のことだ。その翌日、千九百九十年、四月二十日。
この世界は貴族が住む国であった。この世界は神の力を持つ貴族が守っていた。
東を守る青龍国。彼らは東と北を守る貴族である。
その王は斉藤友也。優れた青龍の力を持つ王である。彼は人々からこう呼ばれていた。青龍様と。彼は英雄と讃えられていた。しかし、彼と同じくこの地を守る王が存在した。
西と南、中央を守る貴族が光天村の国に存在した。
光と闇と火を操るなど、様々な力を持つ国。それが光天国である。
その国の王の名は光天光といった。そして王はこうも呼ばれていた。光様と。」菖蒲は尋ねた。
「どうして父は光天光といわれてたの。」
「菖蒲の父は初代光天光の耕一郎の引継ぎだった。つまり二代目国王だ。」
「なるほど。けどどうして友君は光天家を襲ったの?」
「俺は、青龍国を許せなかった。自分の国より豊かに国を栄えさせていたからだ。
とうじの勇気は強い光の力をもっていたからその力で人々まで幸福にさせていたその力を恐れていたんだ。」
「だから光天国を襲ったの?」
「ああ。けど襲った本当の理由は東の国境に突如現れた光の神が光の力を解き放ったのが原因なんだ。青龍村の人もその光を浴び、苦しんでいたから俺の力で救ったけど俺自身も
光りの神の力を浴びて苦しかった。もちろん青龍の力で浄化したが光の力が強くて浄化しきれなかったんだ。そのあとは光りを恐れる症状が起きて勇気の力を恐れるようになったんだ。それで勇気に敵意を持ち、殺そうとしたが勇気は俺を救うため戦った。けど力は
あいつが上手だったから撤退し、対策をねることにした。誘致の作画お前の妹に呪詛をかけることだった。かつての俺はまだ王になり、未熟だったからそれしか浮かばなかったが
その作戦は成功したんだがあいつには俺の作戦が見えて多様でな。だからあいつは鈴に神の力のペンダントを付けたんだ。いつか俺を救うために。それから月日が立ち、鈴は幼馴染と一緒に戦いに出た。父のために。そしてあの蒼天戦争がおきた。
俺はあの戦争で友也を鈴の前で殺した。俺は光天に勝ったが。あつは死んでもまた生き返ってもいいから和解したいと思ってたんだ。そしてあいつは三代目王に浩之をつけたが
彼が王の器ではなかった。だが浩之は王の願いを受けいれ、復活させた。そして勇気は復活して俺と再び戦ったがその時はお互い強かったから引き分けになった。あとはわかるだろう。いま思えはいい友達だ。」
「そうなんだ。いい話だったよ。ありがとう。」
「うん」
終わり
【第四話】青龍女王戦争
光天は菖蒲と共に軍を率いて女王の城内に進んだ。菖蒲は気配を感知した。「お父様。ただならぬ気配を感じる。」
「私もだ。お前ら気を抜くなよ。敵はすぐそこだ」
「はい」光天軍は王と門をくぐった。
「アリーシャ様見えました、敵が門をくぐりました。」
「わかった。女王陛下いつでも出陣可能です。」女王は馬に乗り、剣を抜いた。
「よし、諸君。いまこそ蒼天の力をみせつけようぞ」
「はい。」
「いくぞ。お前ら!」兵士たちは頷いた。女王はアリーシャ隊長と兵を率いて光天軍に攻め込んだ。
光天軍と女王、アリーシャが率いる軍と激しい戦闘状態に陥った。「ダークアークジエンドバスター!」
アリーシャ軍は闇のバスター剣で切り裂こうとした。「そうはさせぬ。食らえ!ファイアーライトソード!」
光天軍はアリーシャ軍に火の光りで切り裂こうとした。「くっなかなかやるではないか」
「お前らもやるだ。だが我らは負けぬ。食らえ。ソード氷菓烈風ソード!」
アリーシャ軍は氷で光天軍を切り裂こうとした。」
「ならその氷うつ砕くのみ。消えろ暗黒の光よ。雷の火よ。暗黒の闇を焼き尽くせ。ファイラーソード烈風ファイアー」光天軍が放った闇がアリーシャ軍の氷をとぶつかった。戦闘が長く続いた。一方、アリーシャは光天菖蒲と戦っていた。
「光天五月。いまは光天菖蒲か。青龍国国王友也と婚礼し、奥方になるとは。いまいましい。」
「そう。。あなたにとってはそうかもしれない。けど私は彼を救った。私は彼を闇から救っただけ。」
「それは汝からすればざれごとだ。友也は闇の王。闇が光につつまれては駄目なのだ。なら私がそれを貴様に教えてやる。我がなはアリーシャ隊員だ。貴様を葬りこの世を変え、友也を取り戻して見せようぞ。いくぞ。菖蒲妃。食らえ。アリ―ヌ蒼天ソード!」アリーシャは闇の蒼天の力で襲い掛かった。「そうはさせない。光の神よ。汝に答え闇を光に解き放て!光蒼天ソード!」
菖蒲は光りの蒼天剣の力で切り裂こうとした。
「お前は光りの蒼天使いか。貴様には蒼天の力が宿ってるようだな。面白い。ならあいうちで貴様を殺す。いくぞ。菖蒲妃。これが蒼天の力だ。蒼天青龍雷光ソード」アリーシャは闇の雷光の蒼天の力で切り裂こうとした。
菖蒲は傷を負った。だが菖蒲は立って呪文を唱えた。「くっここで死ぬわけにはいかない。勝つんだ。聖なる蒼天の神よ。汝に答え。いにしえの光を照らしたまえ。精霊蒼天ソード!」菖蒲が放った光はアリーシャの力を切り裂いた。」
二人は互いに傷を負って倒れた。「やるではないか。私も貴さまも蒼天のうつわだ。」
「ええ。あなたもよ。」二人は剣をつき、意識を失った。一方、女王理亜は光天と戦闘を繰り広げていた。
「光天蒼天ソード!」光天は光りで女王を切り裂こうとした。
「なかなかやるではないか。なら私は守って貴様を葬るのみ聖なる蒼天乃光よ。我を守り給え。ラートンアクアバリアー!」女王は光りの結果で光天の力を跳ね返した。「まだよ。青龍蒼天雷光光ダークソード」青き光りが勇気に襲い掛かった。
「やるなだがこれはどうだ。光天精霊蒼天エリアス!」
ピカー
雪の光りが女王の力と激しい激突を繰り返した。二人は笑いながら互いを見つめていた
その時、奇跡がおきた。」
ピカー
光が放たれ、少女が舞い降りた。
その瞬間、光天軍、青龍軍に光が照らされ、二軍たちは倒れこんだ。
「まぶしい。苦しい。王様、助けて。」光天軍は倒れて眠った。
「お前達大丈夫か。女王兵士が倒れた。しばし延期だ」
「いいわよ。」
「ありがとう。」
女王は頷いた。声がした。
「女王様。お助けを体が動かない。眩しい」
女王が振り返ると兵士が叫び、倒れこんだ。」
「お前達。いったいどうした」
「わかりません。なにかがこちらにきます。」一方、アリーシャと菖蒲も動けなくなっていた。
「この力はなんだ。体が立てぬ。菖蒲殿。そなたは大丈夫か。」
「私もけどなにかがこちらに歩いてくる。あれはあ誰?」
「わからない。だが巫女のようだ」 私達はそれを見つめることしかできなかった。
その巫女は光天と女王の前に現れた。「私はこの世を平和にする蒼天の光の神の巫女蒼天姫宮。この地を争いから救う神と申します。」
続く
【第五話】蒼天乃巫女
光天軍と青龍軍は戦いを繰り広げていた。だが突如現れた巫女により戦いは止められた。
巫女は菖蒲妃とアリーシャの前にきた。彼女は菖蒲姫に近付いた。そして彼女に触れた。
「あなたは誰?」
「私は蒼天乃巫女、姫宮。この争いを止めるためこの地に生まれた。かつての私はただの少女、。そのころの私は神から生まれたばかり、けど竜王の蒼天戦争をとめた巫女でもある。私はあなたを救いにきたの。」
「私を?」
「そう。あなたは友也を救うため戦ってきた。そして蒼天の血を引く姫である。あなたはもう幸せです。何も恐れ彼と戦う必要ありません。」
「でも巫女様。戦わなければ友也と父の願いは叶いません。」
「菖蒲姫。そんあことはありません。時を待つのです。いまのあなた方ではこの世界を救えない。時を待つのです。」
「あなたもです。アリーシャ。女王は闇。あなたは軍とともにこちらにきて時がたち、女王を倒すのです。それがあなたのやくめ。」
「みこどのそなたの答えはまことなら私はそうしよう。だがなぜそうしろというのか教えてくれるな。」
姫宮言った。
「彼女はあなたがたより優れた軍を城に潜ませています。それがあなたたちの敵。ここにいるあなたの軍は彼女が用意した奴隷兵」
「それが真実なら私はそなたのその力に従い、光天につこう。菖蒲どの私はそなたにつく
これからよろしく頼む。」
「はい。」
「二人ともありがとう。私はあなた方に救いの道に導くことができました。私は光天と女王の元に行きます。あなたがとの救いの場所が時を得て、開けように私はみています。また会いましょう。」巫女は消えた。彼女は光天の元に行った。
「光天どの。」
「君は誰だ。兵士たちに両家の兵士にこんなことするとはただの人ではない。」
巫女は言った。「私は巫女です。この世を救う。はじめまして蒼天乃巫女姫宮です。私の姿は女王には見えません。なぜなら彼女の敵が私だから。だから私の姿はあなたとあなたの軍と青龍騎士アリーシャしか見えません。敵兵は感じることしかできませんので」
「なるほど。君のいうことは正しい。けど私を殺しに来たのか。わたしから見ればそう見えるが」
「違います。私はあなた方を救いに来たのです。」
「救いだと。」
「そうです。光天殿。この戦争をおやめなさい。時を待つのです。いまのあなたでは彼女には勝てません。彼女は別に兵を持っています。今この場であなたが軍と戦っているのは
彼女の駒にされた奴隷兵です。時へて花序の兵と共に女王と戦うのです。それがこの世を蒼天乃世界にする方法です」
「なるほど。そなたの力は誠のようだ。ではそなたの導きにしたがいこの戦いは時をまち行おう。」
「ありがとう。時期に女王の兵も私の力によりあなたのものになるでしょう。あなたの活躍を祈っています。」
「ありがとう。ひとつ聞かせてくれ君はなぜそこまでする。私は一度死んでいるから転生してから記憶があいまいでな。最後に君の見てきた世界のことを聞かせてくれ。」
「いいでしょう。まだありますので聞かせてあげます。あなたの物語を。これは初代耕一郎から始まった物語です。あなた様が娘の鈴の前で友也の手によって殺された後、鈴姫と
浩之兵はあなたの遺言通り形だけの婚礼をあげました。ですが彼自身はあげたくなかったのです。その理由は彼には夢があったからです。蒼天の世界で能力も使わずただ野球だけをして幸せになりたいという。しかし、鈴を守るようあなたに頼まれていたのでその夢を
捨て、傍で形だけの王をしていたそうです。ですがその間に、友也が実験を行い、理亜という強力な召喚少女を呼び起こし、呪詛をこちらに放つ準備をしてることに浩之が気付いて自分にはこの戦争を終わらせることができないと気づき、あなた様を転生させたのです。」
「そうだったか。そんなことがあったんだな。巫女よ。話してくれてありがとう」
巫女は頷き、王の前を去った。
【第六話】女王とファシーズの誕生
私理亜女王は戦争のため友也により作られました。とうじ私は友也の力と人の死体を使われ、作られたのです。目が覚めた時、私は青龍国の屋敷の壁にあり十字架にいました。
友也ははりつけ状態で目覚めた私に手を振れ、言った。
「おはよう我妻よ。これから私が君の主だ。さあそんなところだと辛いであろう。おろしてあげる。」
「あの方は私をおろしてくれた。けどあの方は私を道具にしか見ていなかった。
彼には復讐心の野心で満ち溢れていた。彼にとって私は人形でしか見えてなかった。
私は一人で学問の知識、文字書き学んだりして人の心をつかんだ。料理なども学んだ。
美しさ、作法、茶道、華道も学び、能力のお勉強、読書などして王の心をつかむことした。そして、翌朝、外で光を手に入れるため一人で外出した。その時、竜を見つけた。その竜は青龍であった。けどその竜は会話ができる竜だった。」
「それがファシーズ隊だったのですか?」
「そう。私はその竜を屋敷に連れて帰った。彼は重度の傷を負っていた。出血もひどくてな。私は傷の手当てをし、竜が元気になるまで看病した。私は竜を調べると彼はかつての青龍王の孫だった。祖父の死後、その竜はご両親と暮らしたが父親に人を殺すことを指導され、それに耐えきれなく逃げたらしい。だが父から受けた傷はきえぬまま私のもとにきたことがわかったのだ。数日後、その青龍の子は回復した。私は青龍に名を聞いたが名前が
ないらしい。なので私がフ彼にファシーズ・アルフォとつけたのだ。これが私とファシーズ隊長の出会い。私にとって彼は必要な兵士だ。彼を転生させてくれるか?デウス」
「もちろんです。」
「では頼みましたよ。」
「すぐ準備を進めます。」
女王は頷いた。
デウスは魔力隊リーシャ・テレサを転生の間に呼んだ。
リーシャ・テレサ
青龍国闇魔法艦隊軍の女騎士隊長である。転生術と闇魔法で呪詛を
作り、相手を呪詛にかけることもできる。
「デウスよ。久しいな。私にようとは珍しいな。」
「今日は君にお願いしたいことがある。」
「何でしょう?」
デウスは大量のかけらを見せた。
「これは何?」
「私の友だ。君にお願いしたいのは我が友ファシーズの復活だ。このかけらは彼自身だ。」
リーシャはかけらを手にし、確認した。
「確かにかけらは彼よ。彼は我ら魔力隊にも必要だから。復活させてあげるわ。」
「ありがとう。さっそくお願いする。」
「ええ。十字架はあるかしら。復活に必要なの。」
「すぐ準備します。」
デウスは転生用の十字架を持ってきた。デウスは十字架を魔術刻印がある床においた。
「でははじめます。」
リーシャは術を唱えた。
【転生術】
あいし闇よ。いまこそ神のものを復活させたまえ。神の力をもつ欠片の主よ。いまこそ時の闇から光に嫁がえよ。
アルシーライトオーデン!」
ピカー
リーシャが放った光はかけらに入り込んだ。そしてその光ったかけらは十字架に解き放たれた。
その時、奇跡がおきた。十字架からファシーズが現れた。
「デウス殿か?」
「ファシーズ!」
二人は抱き合った。
「無事でよかった。生きていてくれてありがとう。」
「ああ。俺はお前が生きてくれて嬉しいよ。」
「ブレットは元気か?」
「ああ無事だ、重傷追ったが。」
「よかった。リーシャ殿。生き返してくれ手感謝する。」
「ええ。いずれ必ず。お礼をしてくれたらいいわ。」
「ああ必ずする。ところで戦争はどうなった。」
「ああそのことだが巫女が現れて戦争が終わったんだ。」
「巫女だと。どんな巫女だ」
「ああ蒼天の神。姫宮だ。」
「あれは初代の戦争を止めた方よ。」
知ってるのか。リーシャ」
ファシーズは尋ねた。
「伝承の一つよ。この世を戦争から救う神、民が作った巫女よ。私達はその巫女に導かれ、戦ってきたのかもしれないわ。今後もその戦いは続く。私達は、審判されてるのかもしれない」
「なら我々は女王をお守りし、戦うべきだ。リーシャっそなたの魔力部隊も次の蒼天戦争で動いてもらう。次の戦争が最後になる。それが蒼天をかけた最後の戦いでもあるからな。」
「仰せのままにデウス副隊長。ところでデウス。あの前原強そうだけど。何者なの?」
「彼は蒼天の力をもつ隊長です。もしかするとアルラス竜の血をひく騎士かと。確証はありませんが、奴に勝てるものは魔力以外ありません。」
「友也はどうなの?ファシーズ?」
リーシャは尋ねた。
「奴は王の時より優れた強さになっています。道具にされたころより。神の力をああたえられたと。」
「神の力だと。」
「はい。風舞烈風、藍染蒼天術、青龍、朱雀、白虎、月疾風雷神紫という力をもってるようです。」
「あなたの力では厳しいみたいですね。あなたを死なせたぐらいだし、次は私の魔力部隊で援助させて頂きます。」
「よろしく頼む。」
「ええ。さて用は済んだからそろそろ訓練に戻っていいかしら。」
「ああ。気をつけてな。」
「ええ。」
リーシャは転生間を去った。
「さて我々も行こう女王がお呼びだ。」
「はい。」
ファシーズはデウスと共に女王の元に向かった。
「女王陛下。なにか御用ですか?」
女王は言った。
「兵をここに集めなさい。次の戦について作戦会議をします。」
「わかりました。ただちに集めます。少々お待ちを」
女王は頷いた。
ブレットは皆を集めた。
「諸君よく集まった。よく聞け、私の兵士はもういない。ここにいる兵士はいままで我らが時の戦争に備え用意した
こまである。これからそなたらが行くのは地獄だ、光天は我らの地獄、その地獄の首を勝ちと蒼天乃世界を作るのだ。よいか私は女王。よいか奴らに我々の強さを見せつけよ。」
「わー」兵士たちは叫びはじめた。
「ブレット。ファシーズとデウスが戻り次第、訓練せよ。」
「はっ」その時、門が開いた。
「ファシーズ、デウスただいま戻りました。」女王は笑った。「ファシーズ。おかえり。よく生きてもどった。デウスもファシーズの出迎えご苦労であった。」
「いえ。私は命令に従っただけです。」女王は頷いて言った。
「よかろう。今会議が終わったばかりだ。ファシーズ君にお願いがある。デウスもだ。」
「なんでしょうか。」
「これから蒼天戦争の訓練がある。そなたらにはその訓練にはいってもらう。そしてファシーズそなたにはこの神の力で訓練に参加してもらう。これからの戦争に必要であるからの。」
「わかりました。では訓練に行きます。」
女王は頷いた。兵士たちは女王に尋ねた。
「女王陛下。我々は表に出たばかりです。さきの蒼天戦争のこと知りません。いいであろう。教えてやろう。
【第七話】 新たな戦い(前編)
友也は光天に呼ばれた。「光。何かようか。」
友也は、光天に尋ねた
「ああ友也。三年くればやつと再び戦う時がくる。それまで君には訓練のため。
別世界にいってもらう。私の光の転移魔法でな。君には神の力がある。だが、その力は
まだ、未熟だ。菖蒲、。鈴そして鈴の同僚、土生先輩を連れていくがよい。皆力はあるがきたえなければ女王には勝てぬ。行ってくれるな。」
「はい。」
「ありがとう。娘たちには私が伝える。準備ができ次第、光天転移魔で待っていてくれ
。娘たちが戻り次第、向かわせる。」
「はい」友也は光天転移の魔の部屋に向かった。
一方、彰子妃は光守たちを集めた。「皆さん集まりました。皆さんにはこれから前原、八森による特別訓練を受けてももらいます。敵はいつ攻めてくるかわかりません。それに備え、万全な体制にせねばなりません。いいですね。」
「はい。」
「指導は私がします。皆さんついてきてください。」前原、八森を率いる兵士は王妃と共に訓練場に向かった。
彰子妃は、兵士たちをきたえはじめた。一方、鈴達は転移魔法室集合した。
「皆そろったな。これから君たちには異世界に行ってもらうそこで修行を重ね、明後日には
ここに戻ってくるんだ。いいな。」
「はい。」
「お父様。必ずみんなと戻って決ます。」
「ああ。向こうの世界に訓練担当の朱森を送り込んでる。彼と合流せよ。合流先はこれから君たちが行く精霊町の中央支部前だ。遅れるなよ。「はい。」
「では刻印術を唱える。全員ここに入りなさい。」鈴たちは頷き呪印の中に入った。王は呪文を唱えた。
「いにせの時の魔法よ。時の世界の扉を開きたまえ。ライト―ジーハレイション!」
ピカー
 時の扉が開かれた。「さあ行こう。皆。」
友也達は頷いた。私達は時の扉を超えて。別世界に着いた。「ここはどこだ。」
友也はあたりを見わたした。そこは光天が作り上げた精霊の町だった。
町にはたくさんの人がいて。店もあった。
「なんて賑やかなの?」
「これはまやかしだ。うかつに人に声かけてはならぬ。」
声がした。
振り替えると騎士が立っていた。「あなたは。もしかして訓練担当の朱森?」
「いかにもそうだ。君の言う通り、私は君たちがくる一時間まえにこの世界に到着した。
君が光天王の娘鈴だね。そして長女の菖蒲、そして菖蒲の夫、友也、鈴の会社の先輩である土生一美先輩だね。はじめまして。私は訓練担当兵、前原日譽と申します。よろしくお願いいたします。お嬢様。」
「はい。」
「挨拶はさておき、訓練に関する注意事項をお伝えしておくがこの世界の町に一切触れてはならぬ。それは守っていただきたい。」
 鈴は尋ねた。「それはなぜですか?」
朱森は言った。「この世界のものが光天の力そのものであるからだ。」
「わかりました。」
「では武器を用意する。これが君たちの武器だ。」
 友也達は朱森から訓練用の武器を渡された。友也が渡されたのは
神の剣が使える永続魔法剣と魔法盾を渡された。そして菖蒲はソード剣と盾、
鈴は永続魔法が使える剣と盾、土生先輩は戦闘魔法が使える属性剣、盾を受け取った。
「強い魔力を感じるけどどうしてですか?」朱森は言った。
「それは本来の君たちが持っている魔力であるからだ。」
「納得です。」
「では剣ももらい理解したところでさっそく訓練の場所に向かう。これから向かう先は
聖地の森だ。ここには呪縛の化け物、エリオンネが存在する。呪にかからないように
光の結界を張りながら倒していく訓練だ。この訓練は呪詛と向き合い、己の暗黒な心を清らかにする訓練でもある。本気でやれいいな。」
「はい。」
「では出発する。それとチームワークも忘れず行うんだ。今後やつらと戦う時、必要となる。」
「はい。」
「では行こう。」
 私達は青龍女王との戦線のため朱森訓練兵と共に修行のため異世界の聖地の森に向かった。俺らは朱森隊員の指示料理行った。そして翌日ラストの訓練を終えた。次の日、俺達は無事、光天家に帰還した。友也は光天の元に行った。
「光。戻りました。」
「友也。お帰り。魔法家の習得はできたか?」
「はい」
「では一度私と一対一で試合形式でしよう。いいか」
「ああ」
「よしじゃあ裏庭来てくれ」
友也は頷き、光天と裏庭で向かった。二人は裏庭に立ち剣を構えた。「この剣の腕試しは私の剣を振るい落とせたらこの訓練を終了だ。いつでもこい」
「わかった。いくぞ。ソードオンバスター」友也はソードスキルを上げ、光天の剣を振り落とそうとした。
「やるな。ならこれはどうだ。ライトソード」光天は友也の剣を光の剣の力で交わした。
「くそ。あと少しだったのに。悔しい。」
「焦る必要ない。まだチャンスある。」
「ならこれはどうだ。ソードスキルレベル六風吹風舞和音の光ソード!」友也の剣の力は依然と違っていた。
あぶない。精霊ソードはー」
バンバン
光天の精霊剣の力と友也の神の剣の力がぶつかり合った。だが力は友也の方が
上手だった。光天の剣が友也の力で地面に振り落とされた。
パン
光天は笑った。「見事だ。友也。お前は菖蒲を守れる力を手に入れた。そしてこの世界を救う力も同時に
手に入れた。これから女王と戦うことがあってももう大丈夫だ。胸をはってやれ。」
「はい。」友也は剣をしまい、光天の元を去った。
一方、菖蒲と鈴、土生兵は彰子の元を訪れた。「二人ともよく戻りました。修行の効果がでたようですね。表情もいい。」
「ありがとう。お母さん。」
「彰子さま。ただいま修行から戻りました。」
彰子は頷き、言った。
「さっそくだが3人のチーム連携する戦闘を見せていただきます。二人で私の
二本の剣を落としてみなさい。」
「はい。」
彰子は剣を抜いて、両手に持った。「ではこちらから行かせていただきます。」
彰子は剣を握りしめ、走り出し、私達に襲い掛かった。「行きます。聖なるバリアミラーバルウス!」
ピカー
土生兵は聖なるバリアを鈴達の前に張った。「今よ。鈴ちゃん。」
「任せて精霊蓮華ライトソード」鈴が放った剣の力は彰子の片方の剣を切り裂いた。
「いまよ。お姉ちゃん。」
「うん。行くよ。お母さま。ファイアーソード藍染バスター!」菖蒲は最後の剣を落とした。
 バン
彰子は笑った。そして三人に近付き、抱きしめていった。「よく頑張りました。あなた達は次の戦で勝てるでしょう。今度の戦は女王が魔法部隊を用意してくるはずです。気を付けてください。では蒼天戦争の準備をしてください。」
「はい」三人は蒼天戦争の準備を進めるため、彰子のもとを去った。
「じゃあ鈴ちゃん。私は仕事に行くわ。一緒に行く?」
「うん。いまのうちに仕事しておかなきゃ。いつ戦争がおきるかわからないし」
「そうだね。」鈴と土生兵は準備をして仕事に向かった。
一方、青龍国は出陣の準備ができていた。ファシーズは女王の元に参上していた。
「女王陛下。出陣の準備ができました。」女王は立ち上がり言った。
「よしこれより我が軍は中央地区の港町に向かう。到着後、、メリケンパーク山に陣を張り、
町中からまで呪詛をかけながら進軍する。出発だ。」
「はっ」女王はファシーズと共に軍を率いて港町に向かった。一方、ブレット隊は兵を率いて
西に向かっていた。「デウス。我々は光天国に向かう。共についてこい。」
「はっ」デウスは兵とブレットと共に西に向かった。一方、光天国はその動きに気付いていた。
前原は王の元にきた。「申し上げます。敵軍。女王軍。中央地区港町に向かっています。また女王部下、デウス、ブレットが軍を率いてこちらに向かっています。」
光天はたちあがり言った。「これはわなかもしれない。兵庫に偵察部隊、調査戦闘部隊を派遣する。そして残りは
私が友也と共に軍を率いて脚止めする。直ちに準備せよ。」
「はっ」
前原は調査兵と偵察部隊、戦闘部隊を用意した。「さあいくぞ。我が未来のために」
 続く
【第八話】蒼天戦争光天編
光天は軍を率いて光天山に進めた。西を見わたすと青龍国軍が見えた。
「敵襲だ。みなもの構え。」前原隊は兵士を率いて青龍軍に攻め入った。
前原が動き出した。」
「弓部隊!放て」
 ブレット隊長は弓部隊を動かし。前原部隊に矢を解き放った。「矢が飛んできたぞ。守備隊前へ」
「はい!」前原は守備隊を出動させ青龍国の矢を見事防衛した。
「ならこれはどうだ。魔法部隊出陣。」 ブレットは魔法部隊を出陣させた。
「リーシャ隊員は馬に乗った。
「前原あのものは私に任せて。」
「ああ頼んだぞ。魔法部隊勧め」
「はー」
 リーシャはブレットの指示に従い、魔法部隊を率いて光天部隊に襲い掛かった。
「聖なる光よ。悪しき闇の光を葬りたまえ。精霊ファイアー」
 ピカー
リーシャと魔法部隊は精霊の火を解き放った。横音チーフはメイド達を率いて詠唱魔法を
唱えた。
「古の光よ。汝の命にこたえ。いまこそいにしえの光を解き放ちたまえ。ライト精霊インパレ!」
横音チーフとメイドが放った光はリーシャ達の魔法術と激しい戦闘に落ちった。
一方、光天は結界半を呼び、城を含めたすべての県に結界術をとなえていた。
「皆。いくぞ」
「はい」
詠唱魔法
「いにしえの光よ。汝光天達が命ずる。悪しき闇からすべてのものを救いたまえ!アクセルエクソシストライト!」
光天達は青き光りの結界術を時放った。その瞬間、城を含めたすべての村や町に結界が張られた。
「これでしばらく安心だが私達は結界張り続けていなければならない。土生さん、鈴、菖蒲
行ってくれるな。軍と共に。」
「はい」
「では頼んだよ」鈴達は頷き。軍を引きいてブレット軍に攻め込んだ。一方、ブレット隊員たちははその動きに気付いていた。霧島隊員は伝令を伝えに来た。「霧島です。大変です。光天軍戦闘部隊がこちらに攻めてきます。数200万人」
「こちらはどうだ」
「我々は400です」
「多少こちらが上手ってことか。なら話は早い。セテーヌ隊長、デウスに軍を率いて光天軍
を破壊に向かわせるようにせよ。今すぐ出陣だ」
「はい」
霧島(きりしま)隊員は軍を率いて光天軍の元に向かった。一方、光天軍はその動きに気付いた。
「敵がこちらに向かってるわ。お姉ちゃん行きましょう」
「うん。皆出陣」
「はっ」
 鈴と菖蒲は兵を率いて青龍軍勇向かった。青龍軍は剣を抜いて光天軍に襲いかった。
「我は光天軍。いいまこそ我が夢を切り開くため貴様らを葬らせて、もらう。我らの力を受けるがよい。食らえ。ソード青龍ライト!」
青き光りが光天軍を襲い掛かった。
「そうはいかないわ。汝の命にこたえ今こそ我が天命を与えよ。ラートンエンジェル!」
ピカー
 菖蒲は光りの力らで青龍の力を抑えようとした。しかし、青龍軍の力は以前より強くなっていた。菖蒲の力は青龍軍に跳ね返された。菖蒲は結界を張り跳ね返された力を破壊した。
 バン
「少し厄介だわ。鈴お願い。」
「OK。兵ども行くわよ。一周に詠唱魔法を唱えてそのあと土生さんを破壊してもらうから」
「わかりました」
「行くわよ」
兵士たちは頷き、鈴と共に馬出かけながら剣を構え、詠唱魔法を唱えた。
詠唱魔法
「古の剣よ。汝の命に答え闇を払い、光となれソードオンオブジェクトライト!」
 ピカー
鈴と兵士たちが唱えた力は青龍軍の力を跳ね返した。青龍軍は傷を負った。
「くっ隊長これ以上持ちません。撤退を。」
「やむおえん。撤退だ。あとは私がやる。お前たちは戻れ!」
「わかりました。」霧島(きりしま)は撤退信号をあげ兵を撤退させた。鈴達はそれを見て兵に行った。
「私達もこれ以上負担かかるから兵を撤退させましょう。そのあとは対策整えましょう。」
「わかったわ。霧島は土生さんに任せるけど土生さんいい?」
「いいわよ。ここは私に任せてください。」
「ありがとう」
土生兵は頷いた。私達は土生先輩を残し光天軍に帰還した。
霧島(きりしま)は言った。「一人で私を倒せるとでも思っているのか」
土生一美先輩は剣を握り、霧島の真向かいにたち言った。「確かにあなたには勝つのは厳しいかもしれない。けどあなたが見てる私とは違う。
私はあなたを突破し、この世界を守る。行くわよ」
「面白い。できるなら私を倒してみるんだな。行くぞ。我の力を受けるがよい。はー」
霧島は剣で土生さんに襲い掛かった。
「そうわさせないわ。はー」
二人の剣の戦いが続いた。両者とも剣が折れることことはなかった。
「ならこれはどうだ。食らえ。青龍ダークバスター」
霧島は闇の力で土生さんを切り殺そうとした。
「そうは行かないわ。いけー聖なる光よ。汝によりこの闇を打ち砕きたまえバルスライト!」」
破壊の力が霧島に襲い掛かった。霧島の力は破壊され、彼は重傷を負った。
「くっ」
 ブレットはその戦場を把握していた。
「このままでは危ない。霧島撤退だ!」
 ブレットは撤退合図に旗を揚げた。
「はっ土生って言ったな。貴様との戦いはいったんお預けだ。次ぎあう時また戦おう。
それまで我は貴様との戦いに備えておこう。それまで待つがいい。」
「望むところよ」
「はははせいぜいあがくがよい。はっ」
霧島は剣を腰に差し、馬になり、撤退した。一方、デウスはブレットに呼ばれた。
「隊長。どうなさいました」
「敵が強くなってる。デウスお前は槍部隊を連れ光天軍に迎え。敵はおそらく友也が率いてる槍部隊だ。その中には我が軍だったアリーシャがいる。アリーシャは私らにはつかない。けど、やつはついこの前まで一緒だった。デウスアリーシャを殺してくれ。」
「わかりました。」
「頼んだよ。」デウスは頷き、槍部隊を率いて光天国に向かった・青龍軍槍部隊はついに光天城に近付いた。
「隊長間もなく光天国です。城門突入です。デウスは剣を抜き、叫んだ。
 バン
「よし。突入」
青龍軍は光天の城門に突入した。一方、城門に軍を構えていた友也は剣を抜きぬいた。
「我は光天軍。城門を潜り抜けた青龍軍を当罰する!いくぞお前ら!」
 「わー」
 友也は槍艦隊を率いて正面からきた青龍軍と戦闘になっつた。「一方、デウスはアリーシャと鉢合わせした。
「やはり君だったか。デウス。」
「「ああ。お前と敵になるとは思っていなかった。」
「それは私もだ。あの時は友に戦えたことに誇りに思う。」
「そう思うならばもう一度戻って光天を倒そうではないか」
「それは無理だデウス。私はお守りする奴がいる。長根使えてきた友也だ」
「なぜだ。なぜ友也につく。友也につくと女王の願いは叶わぬ。」
デウスはアリーシャに尋ねた。
「奴は夢を持ってる。だからその夢がどうなるかそれを私が見る権利がある」
それに女王は自分がそうだという。あの考えがおかしい。そう感じたんだ。あの巫女が
教えてくれたんだ。かつてこの地の戦争を止めた巫女。その巫女が姫宮という」巫女だ。
俺の過ちを変えてくれた。」
「あいつは化け物だ」
「化け物は女王ではないか。目を覚ませ。デウス」
「目を覚ますのは。お前だ。アリーシャ」
デウスは剣を抜いた。
「どうやら君とは話し合いで仲良くなれないようだ。なら私がこの剣で気を葬る」
「やれるもんならやれ。葬られるのは、君だ。はー」
アリーシャは剣を抜いてデウスを切り殺そうとした。
「くっ甘いライトソード!」
デウスが放ったライトソードは光りの剣に込められた光の魔法の力である。
相手を浄化し三連弾切士、欠片にすることもできる。
デウスは光の剣でアリーシャの剣を受け止めた。
「やるな。だがまだだ。ファイアーソード」
アリーシャは灯の力で跳ね返した。
だが二人の力は互角だった。互いに折れて傷をおうことがなかった。
果たして二人の決戦はどうなる。運命の戦いは続く。
【第9話】最後の蒼天戦争(後編)
あらすじ
 光天と和解した友也は光天と共に女王を倒すため、光天軍に加わった。友也は光天と和解した条件で光天の一の姫、五月姫と結婚した。一方、光天の二女姫鈴は父を支えるため、光天精霊ホテルに入社した。精霊ホテルのメイドは皆、能力を持っているため戦えるメイドだった。ふたり一方、青龍国女王理亜は再び友也を取り戻すため光天国に攻め込んだ。
光天国と青龍国の戦いが繰り広げられた。鈴は横音チーフ兵率いるメイド兵と共に青龍家軍
と戦うが青龍国のスパイで送り込まれた松裏チーフに呪詛をかけられるが所長達により
命を救われる。青龍国隊長、ファシーズは友也と一騎打ち戦いをするが二度目の蒼天戦争で友也に切り裂かれ命を落とすが女王の配下リーシャという魔術師の力により転生し、再び光天軍と戦うことになる。一方、ファシーズの友アリーシャは、突如現れた蒼天の巫女により戦いを放棄する。時が流れ再び、蒼天戦争が始まった。
ファシーズは女王と共に神戸に向かう。一方、デウスとブレット隊員は、兵士を率いて
岡山に向かった。光天軍は青龍国から国と民を守るため、結界を張り、防衛した。
一方、鈴と友也達は青龍国軍の進軍を防ぐため、光天城城門、城門外で足止めをすること
作戦をたてた。青龍国、光天家の城門、場外での激しい戦闘が繰り広げられた。
 先の大戦で青龍家に仕えていたアリーシャは青龍女王の兵、デウスと再び、出会った。
二人は話し合いで和解しようとしたが。不可能であった。二人は剣で戦いを繰り広げた。
だが二人の力と剣の強さは互角であった。果たして二人の結末は運命の戦いがいま幕を開く。
【第十話】最後の蒼天戦争(後編) いにしえの騎士
アリーシャとデウスの戦いは夕方まで続いた。「はあはあ。なかなかやるな。デウス。」
「お前もだ。だがそろそろ俺達限界ではないか?」
「ああそうだ。なあデウス決着をつけようぜ。どっちかが折れたら負けにしよう。」
「ああいいぜ。けりをつけよう。デウス」
「ああいくぞ。アリーシャ。食らえ。我が最後の力をレイトダークレイビスソード!」
 デウスはアリーシャに闇の光り2連覇を打ち込んだ。アリーシャは体中出血負いながら
剣を握った。「やるな。ならこれで終わりだ。切り裂けライトニングソードバスター!」
アリーシャは最後の一撃で3連覇の光のソードライトを使い、デウスを切り裂いた。
力はアリーシャが上手だった。デウスhアリーシャの前に倒れた。
 バタン
「デウス…」アリーシャはデウスに触れ抱きしめた。「アリーシャ。お前の勝ちだ。強くなったな。」
「デウス死ぬな!俺にはお前が必要なんだ」
アリーシャの頬から涙がこぼれた。
「アリーシャなくな。俺は君より先に行くが空で待ってる。」
「駄目だ。行くな。デウス」
アリーシャはデウスの体を治療した。なんとかデウスは息をした。しばらくすると救護隊がきた。
「救護隊のカデス・クラインです。アリーシャ殿大丈夫ですか?いま助けますから。お前ら
けが人二名。急いで担架に運べ」
「はい」
アリーシャとデウスは光天国救護隊に運ばれた。
「カデスか…」
アリーシャは担架(たんか)の上で意識を取り戻した。
「アリーシャ殿。よかった目を覚ましてくれて心配しました。応急処置は終わりました。
あとは病院で治療すれば治りますから」
「ありがとう。デウスはどこだ」
「奴は無事です。あなた様が応急処置したので命には滅上ありません。病院で手術すれば
大丈夫かと」
「よかった…一つ頼みがある。あいつが回復したら俺と共に次の戦で戦わせてくれ。女王と
。あいつには女王と戦える力がある。あいつは俺の友だ。頼んでくれるか?」
「わかりました。光天さまに伝えておきます。」
「ありがとう。よろしく頼む。」
 カデスは頷いた。二人は光天病院に運ばれた。一方、ブレットはデウスが戻ってこないことに気付いた。
「デウスから連絡がない。いったい何があった。」
女王が術で連絡してきた。
「ブレット聞こえるか?」ブレットは応答した。
「女王陛下。いかがされました」
「私はいま神戸メリケンパークに陣を張り、その他の戦況状態を見ているところだ。さっそく伝達をさせていただくが光天国は結界で守っている。だから城には手は出すな。我々がいるこの元町は除外されておる。やつらの力では不可能ってことだ。」
「そうですか。情報ありがとうございます」
「ええ。すぐ軍を撤退させよ。リーシャ軍とリーシャだけのこすがよい。これから
リーシャ殿とこちらの軍で魔術を発動させるから。それで今回の作戦はこれで終了になる。
西の襲撃はここまでの予定だ」
「わかりました。」
「頼んだわよ。それとデウスは戻ってこない。アリーシャに敗れ、光天軍に引き渡された。」
「デウス殿が」
「そうだ。だからブレット私は魔術で戦うことにした。最後は。これ以上犠牲を増やしたくなくてな。」
「わかりました。兵士を退却させます」
「それと兵を撤退させたあとは応急処置もしておくように。よいな。連絡は以上だ。
時間がない。急いで取り掛れ。準備ができたら術で連絡せよ。敵に気付かれるからな」
「はっ」
女王との連絡後、ブレットはリーシャに伝達しに向かった。「リーシャ殿。連絡です」
「どうしたの?ブレット」
「デウスはもう戻らないと。アリーシャと戦闘中傷を負ったそうで。アリーシャ自身も傷を負い、二人とも光天家に運ばれたため、デウスはもうこちらには戻らないとのことです。
それともう一件あります。我々は撤退命令が出てます。リーシャは一青龍軍のテントに撤退し、待機を。我々は青龍国に戻ります。。そのあとはリーシャに直接女王から連絡くるので
それまで待機を」
「わかりました。連絡ありがとう。」 ブレットは頷いた。そして、各戦闘場所に信号弾を放った。
 バンバン
「友也といったな。我々青龍国は撤退する。また今度再びあおう。そしてその時、決着を付けようぞ。」
「いいだろう」
「ありがとう。では失礼するはっ」
 青龍軍は友也と友也が率いる軍とわかれ、青龍家に帰還した。散らばっていた青龍軍、青龍軍騎士霧島も撤退。リーシャは光天から西に離れたところに設置していたテントに陣を張り、一次撤退した。夕方ができた。再び、女王から連絡がきた。
「ブレットよ。無事帰還したか。」
「はい。女王陛下。」
「よく戻った。兵士の状態はどうだ。」
「現在治療中です。霧島隊員は、治療回復が完了していますが大量の光を撃たれたため
動けない状態です、。」
「そうか。ならもう少し休んでるがよい。そなたもゆっくり休みといい」
「はっ」
「これより私はリーシャ軍と共に光天城のあたりを破壊する。終わったらそなたに連絡する。回復して私の連絡来次第、神戸に迎えへ。指示は神戸にそなたらが付き次第出す。」
「はっ」
「ではまた連絡する。」
女王はブレット隊委と連絡後、リーシャに伝達を送った。
「リーシャ殿。聞こえるか?」
「女王様。聞こえます。女王様ご用件何でしょうか?」
「これから私はファシーズと兵と共に呪詛を日本中に解き放つ。そなたらには私が呪詛を
解き放った後、詠唱魔法を唱えていただきたい。それで町や光天家を破壊するのだ。
よいか失敗は許さないぞ」
「はい。必ず成功させていただきます」
「よかろう。私が放った瞬間、そなたに合図をおくる。私の合図次第、詠唱魔法を唱えよ。
詠唱唱える連絡は後程行う。次の連絡を待て」
「はい」
女王はリーシャとの連絡後、兵を集めた。
「諸君、この地はついに我々の勝利だ。奴らの敗北はすぐそこで。皆勝利に願い、戦いましょう」
「はい。」
「では呪詛術を発動する。行くぞ。ファシーズ。最初の術を唱えよ」
「はい。では行きます。」
ファシーズは剣を地面につき、術を唱えた。
「古の光よ。我に力を解き放ち、かの地に闇を解き放て。ダーク青龍ライト!」
ファシーズの力は兵庫以外の剣をすべて包み込んだ。人々は苦しみ始めた。
「成功です準備が。できました。」
「よし兵ども。詠唱唱えよ。」
「はい。いくぞ!いにしえの闇よ。悪しきや闇をうち落としたたまえ。ライト青龍レイデイスソード」
青き、光が解き放たれたその光は、ファシーズが放った闇と融合し、じわじわと他県に広まっていった。
「では私がとどめさすとしよう。」
 女王は手を広げ、レクイエムを唱えた
「我は蒼天乃女王理亜である。汝の希望と共にいまこそ闇よ光を破壊したまえ」ライトレクイエム!」
バンバン
 城が放った光は全ての町を闇に住め、壊した。人々はファシーズとへの力で呪詛侵され、
眠りについた。女王はその瞬間、リーシャに連絡した。
「リーシャ今です。詠唱を唱えよ」
「はっ諸君行くわよ」
「はい。リーシャ殿」
 リーシャは魔法部隊と共に詠唱魔法を唱えた。
「いにしえの神よ。我が願いを受け容れよ。神の力を源に光を大地に注ぎ、かの青龍の光りを解き放て1現れよ。神の蒼天の竜青龍!」
 ピカー
地面が揺れ、竜が現れた。一方、光天国はこの動きに気付いていた。
「八森です。軍や鈴達は帰還させましたが。異常事態がおきました。」
「なんだとどういうことだ」
「謎の力が解き放たれ、他の国やこの光天が呪詛に侵されています」
「なぜだ。」
「おそらくやつが呪詛を唱えたからだと。他国の民や光天の民も闇に侵されているようです。それと先程の揺れありました。あれは何かが召喚された感じです。」
「このままじゃ危険だ。八森、光守と共にあの揺れの原因をつかんで退治してこい。
この国が危ない。急ぐのだ」
「はっ」
八森と光守は竜の調査に向かった。一方、リーシャたちは召喚した竜に指示をだした。
「我は青龍だ。私の主は君たちか」
「はい。青龍殿。これからしていただくのはこの地にあなた様の力で破壊していただきたい。
「わかりました。ではさっそくその命を実行させていただこう。少し反れていただきたい」
「はい。」
リーシャたちは青龍から離れた。
「では始める」
 青龍は青い力を解き放った。
ぎゃー
 八森たちはその姿を見た。
「あれはまずいこの地を破壊する気だ」
「なんだって。そんなことさせてたまるかよ。八森奴の攻撃を防ぐぞ」
「おう。いくぞ」
 光守は頷いた。八森たちは剣を地面樹術を唱えた。
「「いにしえの光よ。青き竜を破壊したまえ。ライト!光天竜」
八森たちは光竜を召喚させた。
「光竜あの光を破壊せよ」
「はい仰せのままに」
「よし。食らえ光竜の力をライトシャルラー」
 ピカー
光竜は八森たちの命で光の破壊光線を解き放った。光の力は青龍の力とぶつかった。
だが力は青龍が上手だった。光竜は倒れた。青龍は光天竜を破り、光天城に青龍の力を
だし続けた。
「まずいこのままじゃ光天王が死ぬ。」
「王様!」
八森たちは叫んだ。その時、光が現れた。
 ピカー
一人の巫女が立っていた。彼女は右手から光を解き放った。巫女は告げた。
「民よ。闇を恐れないで。怯えないで。立ちんさい。さあもう大丈夫。私がここにいる。
だから安心して目覚めなさい」
全ての国の民たちが立ちあがり、光をみた。民たちは光りの声を聴いて涙を流し、
巫女の名を告げた。
「姫宮様…:」と。
民たちが巫女の名前を告げた瞬間、民たちの意思は戻った。呪から目覚めた民たちは浄化され。光の精域に眠った。巫女は空から舞い降り、再び告げた。
「目覚めよ。街よ。新たな光へラートンライト」
 彼女の光は黒く染まった日本中の町を浄化した。
「あれは誰だ。」
「きれいな巫女だ」
八森たちは驚いた。八森たちの前に現れた。
「あなたち、よく頑張りました。もう大丈夫。あとは私に任せて」
「はい」
 巫女は笑い青龍に触れた。巫女が触れた瞬間、青龍は苦しみだした。
ぎゃー
「苦しまないで。もう大丈夫。あなたは救われたの。さあ怒りの力を消し、眠りなさい。
あなたは私が持っていきます。」
 青龍は涙を流し、力を消した。そして眠りながら倒れた。
 リーシャ達は青龍に駆け寄った。
「どうしたの。青龍目覚めなさい」
青龍は目覚めなかった。巫女は杖を突き、青龍を吸い込んだ・リーシャは怒りに満ちた。
「私の召喚流に何をするの。ダークブルー」
 リーシャは闇の青龍術で巫女に攻撃した。
 ピカー
「私は蒼天乃巫女。姫宮。この世界の戦争を終わらせるために生まれた。神である。
私にはすべての貴族の魔法は聞かぬ。エリーゼライト!」
 きらきらと空から光の結晶が降ってきた。
蒼天乃巫女、姫宮が放ったエリーゼライトは闇の力を破壊し、消し去ることもできる。
光の天使の魔法ともいわれている。
 姫宮が放った光の天使の魔法でリーシャの魔力を消し飛んだ。リーシャは恐怖におびえ
しゃがんだ。
「化け物…」
巫女は彼女に触れ言った。
「怒りを沈めなさい。いまは殺すべ駅国ではない。青龍家、光天家に告げる」
我が名はアルゴス、青龍王のまつえの巫女、姫宮である。君たちは私が守る。
君たちの争いは私が危ない場合は止める。だが君たちが戦うのはまだ先である。
いまこそそれを理解せよ」
 リーシャは頷き、魔術兵を連れ、撤退した。八森の召喚した光の竜は巫女の言葉により
蘇り、八森のもとに戻った。一方、女王はそ巫女の声を聴き、ブレットに連絡した。
「ブレット隊聞こえるか?」
「はい。女王陛下」
「この作戦は失敗だわ。我々は青龍家に戻ります。ブレット私が戻るまで城で待機ですよ。」
「わかりました。女王陛下。何かあったのですか?」
「いまは何も言えぬ。詳しいことは帰還後話す」
「わかりました帰還お待ちしています」
女王は頷き、兵と共に撤収した。
「終わったの?光天」
「彰子か。ああ終わった。我々はあの巫女にまた助けられたようだ。いずれ彼女にお礼をしなきゃならない」
「そうですね」
光天は頷き、空を見上げた。その空は光りが舞い降りた空だった。
光天国の兵は帰還、青龍国は西の国から撤収し、再び平和が訪れた。一方、巫女は再び、
この地を去ろうとした。光守は引き留めた。
「お待ちください。巫女様」」
「何でしょう」
巫女は尋ねた。
「我々はあなたに救われた。光天様があなたにお会いしたいということです
。一度光天国に来てください。」
「わかりました。共に参りましょう」
 光守は頷いた。巫女は八森たちと光天国に向かった。
ブレット・ライコス
青龍国軍竜騎士隊長、青龍の力を持つ。闇と契約し、暗黒騎士となった。
暗黒の力で破棄することもできる。
アリーシャ 青龍国騎士団所属女王の側近もしている。
能力は属性魔法が使える。闇の紅魔県の使い手である。
果たして二人と再び戦うのか?
いよいよ新たな物語が幕をあける。

【第十話】 巫女のお告げ
あらすじ
時は過ぎ、この国に、二つの国が存在した。東を守る青龍国、西を守。光天国。
この物語の主人公、斎藤友也は東の国の民を呪詛から救い続けた。人々は彼を高呼び続けた。
「青龍様」と。一方、西を守る光天国国王、光天勇気は南西の民を救い続けた。
民は彼をこう呼んだ「光様」と。二人はかつて友だった。互いに手を取り、蒼天乃世界を
作る夢を持っていた。だが二人の友情は途切れた。
友也は光天の力を恐れ、攻撃したからである。光天は彼と和解するため戦い続けた。
だが力は光天が上手だった。友也は迷い帰還するが自分が作り上げた女王理亜により
支配され、自らが道具にされ、国々を闇に染めてしまう。光天は友也を救おうと戦地に出て女王と戦い続け友也を救う、そして友也と手を取り、蒼天乃女王を倒し、夢の国を築く
戦いが繰り広げられた。光天国は青龍部隊と戦いを繰り広げた。一方、光天に救われた友也は第二王として光天軍と共に戦地で戦うことを決め、青龍国騎士隊ファシーズ戦いを繰り広げた。だが力は友也が上手であり、ファイーズは死去した。一方、青龍国デウスは、鈴と鈴の会社の先輩たちと戦う。だが力は鈴達のほうが上手であり、撤退をする。一方、青龍家、アリーシャ隊員は鈴の姉、菖蒲妃と戦いを繰り広げるが突如現れた巫女の導きにより、二人の戦いは終わり、アリーシャは光天に就く。一方、光天はブレットと戦うが。巫女の救いにより撤退する。時は流れ、再び悪夢が始まった。青龍国城は転生し、目覚めたファシーズ騎士と魔法部隊を使い、光天をつぶそうとするが、巫女により足止めされる。
だが両国の戦いはこれで終わりではなかった。再び新たな戦いが始まろうとしていた。
【第十話】巫女のお告げ
  蒼天乃巫女、姫宮は光天家に招かれた。
「王様。はじめまして。私はこの世を戦争から平和にするために生まれた巫女。風見姫宮と申します。」
王は尋ねた。
「姫宮と申すか。私は光天国王勇気だ」
「存じています」
「君はどこまで私のことを知っている。私は君とあったのは、今日は初めてだ」
「私も初めてですが。あなたのことは知っています。私が知っているのは母が知ってるからです。」
「君の母か」
「はい、私の祖母、アルミス。クライナーはかつて竜王の頃からこの地を救ってきました。
かつてこの地の青龍王、光天王は竜の王様でした。当時は竜同士が争う戦争が王かったのでそれを止めたのがアルミスです。やがて彼女は二度と争いを起こさないためアルゴスと結婚します。アルゴスは一度戦争でアルミスにより封印されましたがアルミスの救いにより戦争から一年後目覚め、アルゴスと婚礼した。そして私の母が生まれました。時が流れ、魔術国が現れ、魔術国とアルミス家の戦いとなりました。当時の魔術国は人間が王でした。
私の母、アルミス・清宮は魔術国光天令と戦いました。その戦いの最中、私の祖父母が魔術国戦争で亡くなりました。そして母は令を救い、この戦争を終わらせ彼と結婚し、私が生まれました。私が大人になった頃、母は令を闇から光に浄化しながら死にました。いまは私だけです」
「君はいつから母の引継ぎをしてる?」
「私はあなたの父、耕一郎の頃から、この地を救い続けています。」
「そうかなら聞くが。そなたから見て、この戦争はどう思う?」
「私から見れば人に憎しみ、恐れ、嫉妬から生まれたのではないかと」
「そうか。私は友也とは戦いたくなかった。今では後悔してる」
「あれは仕方ありません。彼自身にも問題ありましたから。友也様もつらい経験をしたから
ああなったのかと」
「あいつが?私はあまりそんな話彼から聞いていないが」
「話したくないほど傷ついていましたので。彼の心が。彼の儀両親は耕一郎に戦争で負け、
家も地位も失い、貧困な生活を送り続けたことがありましたので傷を背負い、あなたの前に
現れたのですから無理もありません」
彼女は言った。
「私はこれから友也と叶えられるであろうか。二人で」
「はいですがそれは今ではありません。今は蒼天乃女王を倒すことを考えて下さい。」
「わかった。では本題に入るが君は我らと共に戦うことができるか」
「はい。ですが少し準備が必要ですのでお時間をいただけないでしょう?」
「ああ構わない。」
「ありがとうございます。あと私からも一つ祈りをささげてもよろしいですか?」
「いい、だがこれから君がすることはなんだ」
「それはお答えできません。私は巫女です。人と願いをむやみに受ける訳にはいかないのです」
「そうだったな。無理を言ってすまない。始めてくれ。」
「はい」
 姫宮は杖を突き、目を閉じ呪文を唱えた。
「いにしえの光よ。汝の命に従い、この先の予言の未来を映し出したまえ。イル―ジョン
ライトスワン!」
イル―ジョンライトスワンの力は巫女が持つ呪いを浄化する知kらでもあり、透視の力でも
ある。敵の場所を特定もできる。その力は各地に解き放たれた。
光が解き放たれた瞬間、彼女は目を開けた。
「見えました。王様。次は神戸で彼女と戦うことになるでしょう。彼女は魔法部隊、戦闘部隊を何百万人持っています。こちらも魔法部隊をだし戦わないと勝てない可能性があります。そして彼女はまだ出していないものを出すでしょう」
「それはなんだ?」
「わかりません。ただ言えるのは邪悪なものです。いまの光天国に危機が迫っているという
ことです。あの光を見てください」
 王は光りを見ると。光が半分、暗黒に染まっていた。王は驚いた。
「光が半分闇に染まっている。」
「あれは闇がこの光天国に近付いてる証です。光天殿。私と手を取り、闇を光に変えましょう。そうすればあの黒き闇は消えます。」
「ああそうだな。共に戦おう」
「はい」
「では私も準備する。君も準備次第、王の間にくるがよい」
「はい」
 巫女は王の部屋から消えた。
一方、女王は青龍国に帰還した。
「女王様。ご無事ですか?」
「ああ。そなたも無事であったか。部下はどうした。」
「無事回復し、いま休まれています。一週間後には回復するかと」
「ならよい一週間後にはやつらを葬る必要あるからな」
「はっ」
「リーシャは帰還したか?」
「はい。」
「私は休む。ファシーズ、そなたも休むとよい。」
「はい」
ファシーズは女王の間を去った。
「ブレット。五時間後、作戦会議をする。皆をここに集めよ」
「仰せのままに」
 五時間後、兵士は女王の間に集まった。女王は女王の間の椅子に座った。
ブレットは軍に告げた。
「諸君女王に敬礼を」
「はっ」
青龍軍は女王に敬礼をした。
「皆。そろった。私は蒼天乃女王理亜である。皆っ知ってると思うがこの戦争は竜王がいる
時から始まっておる。そして先代王久に受け継がれた。だが我々の国が志桜里妃と久王が
いるときあの先代光天王、耕一郎に滅ぼされた。だが友也により復活したがまた光天王二代目勇気が我々を追い詰めた。これは止めなければならない。」
 デウスは尋ねた。
「しかし、今の我々の力は通用しませんなにか策を練らねば」
女王は言った。
「策ならある。初代耕一郎の王妃、美弥音姫に呪詛をかけ、光天王と初代光天王を帯び着せ、友也を再び取り戻し光天国を破壊せよ。リーシャ。魔法部隊を用意し、呪詛の準備をせよ」
「はっ承知しました」
「戦闘部隊はデウスと共に出陣できるように準備せよ。ファシーズとブレットは私と共に
騎士を作る。皆っ結構開始せよ」
「はっ」
 青龍国は女王の命令に従い、次の作戦を進めようとしていた。一方、鈴達はその動きに気付いていた。
「風が吹いている。黒い気配を感じる」
「闇よ」
 振り返ると斎藤雛がたっていた。彼女は大学の後輩で音楽学部を卒業した生徒である。
音楽が大好きで。プロのフロート者である。
「雛ちゃん。」
「闇が近付いてる証、あれは運命。けど私達は戦わないといけない」
「そうね。あの月変」
「赤い月よ。あれはなにかが来る証。戦おう。私達の音楽で」
「うん」
 続く
【第十一話】西の中央蒼天戦争(前編)
時は遡り、戦国時代、この時代に二つの国が存在した。東京と東北を守る青龍国、
西、南中を守る光天国が存在する。両国は互いに手を取り合い、人々を平和に
してきた。だが突然の事態が青龍家に襲い掛かった。光天国の光りが東に解き放たれたんである。青龍国はその光に恐れを感じた。その原因は突如現れた神が光を落としたため、その光が民達、城の人の体内に入り、支配したからである。青龍国は光天の光りをくい止めるため光天家に攻め込んだ。だが力は互角であった。青龍国は青龍の力で光天竜アルゴスを滅ぼそうとした。
だが突如現れた蒼天乃巫女、アルミス・クライナにより二二人の戦いは幕を下ろした。
だがこの戦争は時を流れても続いた。アルゴスの血を引く光天勇気、青龍の血を引く、友也は互いに力を恐れ、戦い続けた。だがその戦争は友也を青龍王から救った瞬間、幕を下ろしたが、光天の娘鈴が社旗人になった頃、蒼天女王、理亜が現れ、岡山を滅ぼそうとした。
だが突如現れた蒼天乃巫女アルミス・清宮・令の娘、姫宮により、戦争は一時的に幕を下ろした。だが蒼天乃女王理亜は光天の力を奪おうと再び、光天に攻め込む計画をたてた。
果たして、友也と光天の夢はどうなる。運命の戦いがいま幕を開ける。
【西蒼天戦争編】
光天は友也を部屋に呼んだ。友也は光天の部屋に行った。
「勇気。俺に何か用事なのか」
「ああ。お前。俺の娘、五月と結婚して何年になる。」
「まだそんなに立っていないが」
「そうか。そんなお前に頼みたいことあるのだが」
「なんでしょうか?」
「お前。この岡山に光天桃太郎浦祭りがあるのは知ってるか?」
「はい。独身時代、ちょっといろいろあって光天に気分転換に来た時に、見たことあります。」
「そうか。なら踊ったことはあるか?」
「あります。昔、今はいろいろな連に旅をしながら入っていますが」
「なるほど。なら話は早い。友也今からお前に調査のため入ってほしいところがある」
「入ってほしいところ?」
友也は首を傾げた。
「ああ、輪音・雪吹、灯花というチームに入ってほしいんだ」
「なぜですか?」
「実は先程八森兵から連絡がきた。青龍国の軍が兵庫、京、香、福、光天に攻め込むという情報が入った。だがいつ攻め込むかわからない。そこで友也には3連チームに潜入し
、調査してもらいたい。潜伏先は神戸だ。」
「神戸?」
「ああ。西の丘は知ってるな。」
「はい。和音は六十三人、君を入れたら六十四人だ。調査には問題ない。チームだ。やつらが到着する七月六日はメリケンパークでよさこい祭りが始まる。その日、奴らはメインステージ、パレード、サブ会場、で呪詛を解き放つ計画を立ててる。今回は加古川で呪詛の計画を立ててるみたいだ。友也、灯花美のチームに入り、舞をしてくれないか?」
「しかし、あそこは人数が少なくすぐ闇に染まりやすいです」
「ああ。そうだな?だが心配は無用だ。朝比という連軍、蓮花連軍、花楓連軍という我が部下のチームがサポートしてくるからな。どうかな?」
「やってみます」
「頼んだよ。友也」
「はい」
「それと友也。これから行くところはスポット軍という形で潜入してもらう。理由は人数が少ない軍だが潜入できる能力を彼らは持っている。それと正式に入ってほしい軍が二つある。風吹と和音だ。風吹は高知の戦場では有力になる。慎重にとりかかれ」
「はい」翌日、友也は潜入捜査のため光天が立ち上げたチーム軍灯花美(とうかび)という軍に潜入した。
軍隊長が友也の前に現れた。
その隊長はオレンジの軍の服きていた。
「はじまして俺は橋山裕也と申します。このチーム軍の隊長をしています。よろしく」
「はじめまして光天友也です。よろしくお願いします」
「まず早速だが光ちゃんはいくつだ。40過ぎかな?」
「まあ…」
「俺より年上だな。だが光ちゃんのことは光天国の勇気王様から聞いている。さっそくだが
来週。戦が迫ってる。知っての通り、蒼天女王が加古川に攻め込む。俺達は奴らの情報をつかむため青龍家と戦う。だが少ない人数だが勝てないことはない。朝比、蓮花軍と花楓軍が
戦闘してくれるから俺達は彼らが戦闘している間に奴らからデータをとるんだ。それが俺達潜入軍の仕事だ」
「はい」
「ではさっそく始めるぞ。時間はない。舞と剣、療法覚えて、もらう」
「はい」
友也はひたすら舞と剣の練習をした。だが友也は不器用なため間違えるばかりした。
「くそ。いくら練習してもうまくいかない。俺は剣もそこそこ、力はなんとか強くなったが
舞は最近マスターしたばかりだし、指示も光天の計画のことばかりでまともな支時もらえなかった。どうしてだろう」
友也がつぶやいていると一人の男性がやってきた。
「それは裕也がああいう性格だから。けどあいつは連絡事項伝えるの真面目だよ。
指示も的確だし、皆がバラバラなだけ」
「君は」
「自己紹介まだだったね。俺はこの軍の副官隆二だ。隆二と呼んでくれ」
「よろしく俺友也」
二人は握手した。
「困ってるようだね。内容は知ってる。簡単にあいつのいうことを解釈すると
舞は動画を見たりして練習してほしいてこと」
「なるほど。じゃあ剣は」
「剣は木刀を振る等の訓練をして、全体練習も続けて、本番に備えることだよ」
「了解。ありがとう」
「いいよ。役に立ててよかった。じゃあ俺失礼するね。俺もあそこの仲間と練習しないと
いけないから。なにかあったら読んで」
「おう」
「じゃあ」
彼は友也のもとを去った。
友也は練習を続けた。一方、青龍家では魔術部隊を率いてリーシャ隊長が呪詛を唱えた。
「さあ我が軍よ。新たな呪詛を私とよみがえさせよ」
「はっ」
リーシャ隊長は魔術隊と呪詛を唱えた。
「いにしえの闇よ。我が名はリーシャ」
「我が名は魔術隊」
「いまこそ我らと共に邪悪な闇を亡き、光天王、美弥音妃に呪詛を解き放ちたまえ。ダークバルス!」
青龍国闇魔法隊が放った闇術は空一面に解き放たれた。その力は全て町、人を呪詛に犯した。
光天国も病に染まりかけた。その頃の宇宙と地球の間に存在しているアルゴス呪のかたまりは
その影響を受け、大きくなり、呪の液体が現れた。その液体は地上に降り注がれた。
降り注がれた闇が美弥音姫に解き放たれた。美弥音姫は呪いが悪化し倒れこんだ。
「うっ苦しい。いたい。」
「ははは。成功だわ。皆よくやった」
「はっリーシャ様」
「私は女王に報告に参る。そなたらはいつでも出陣できるように待機せよ」
「はっ」
リーシャは女王の元に向かった。一方、デウスは出陣準備が出来、女王に報告に来た。
「女王様。このデウス、戦闘部隊ともども準備が出来ました。」
「よかろう。私も準備ができたところよ。こちらは先程よみがえったばかりの呪詛姫、
梢だ。彼女も戦地に連れていく。私もいつでもいけるがリーシャの報告を待ってから出陣だ。」
「はっ」
リーシャは女王の間に来た。
「女王様。呪詛成功でございます。美弥音妃は苦しんでいます」
「よくやった。準備はできたぞ。さあ諸君、いざ加古川に出陣」
「はっ」
女王は、呪詛姫とリーシャ隊、戦闘部隊、ファシーズ達を連れ、加古川に出陣した。
一方、青龍家の調査に行っていた八森は光天家に報告にきた。
「申し上げます。青龍家、加古川に出陣しました。
王は立ち上がった。
「行こう。加国に進軍だ。すぐあの有名な歌姫莉羅(りらん)を呼べ。
「はっ」
王は、莉羅(りらん)を王の間に呼んだ。
「お呼びでしょうか?王様」
「ああ。君に仕事がある。君は灯花美の軍でもあるな」
「はい」
「いまこそ歌の力を発揮させよ。加古川で。君の歌に合わせ、彼らに舞の力を披露し、奴らの呪詛を抑える。今回は戦闘軍、蓮花は来ないが花楓、朝比が食わるから心配ない。私も戦闘部隊出す予定だから安心せよ。結決行は明日だ。直ちに準備せよ」
「はい。お任せ下さい。王様」
王は頷いた。彼女が去った後、光天は空を見た。
「早く蒼い空に戻りますように」と光天は祈った。
莉羅、橋山、隆二は5人の軍の兵を集めた。
「王様。揃いました」
「友也はどうした?」
「ここにいます」
「よし、朝比軍、花楓軍は現地にむかっている。我々もまいるぞ」
「はい」
「菖蒲はいるか。」
「はい。ここにいます。」
「なら私と共について参れ」
「鈴もだ」
「はい。お父様。」
光天は頷いた。
前原は軍をつれてきた。
「王様。準備できました」
「よし、諸君、これから私は加国に青龍国と和解するため加古国に行く。
奴らを光の浄化し話し合いに持っていくという任務だ。難しければ剣で戦っても構わない。
よいな」
「はっ」
「出陣」
光天は灯花美軍と戦闘員と連れ、加古国に向かった。一方、青龍国は加古国山に到着し、
陣を張った。
「ここが加古国か奴らを倒すのにふさわしい場所ではないか。そう思わないか?
ファシーズ」
「はい。」
「それで光天家はどうなってる。」
「先程、光天国を出発したと」
「つまりここにくるということか」
「はい」
「ならよい。こちらも準備はできている。ブレットよ。ヤマト屋敷という建物に呪詛を張り、軍を出動させよ。」
「はい」
「デウス、そなたはリーシャと魔術部隊、槍部隊を連れ、市役所に迎え」
「わかりました。リーシャ行くぞ」
「はい」
ブレットは槍部隊を連れ、ヤマト屋敷に向かった。一方、リーシャっ達はデウスと共に市役所に向かった。
「ファシーズ。我々は戦闘軍を連れ、奴らを迎え撃つ。よいな」
「はっ」
嵐が来ようとしていた。
続く
【第十二話】闇と光と平和
時は流れ、この世に二つの国が存在した。青龍国と光天国である。
東を守る青龍国王、斎藤友也は東の民を呪詛から救い続けた。一方、西を守る光天国は
西の民を救い続けた。両国は互いに手を取り合い東西に住む民を吸い続けた。だが東の
民が突如現れた光の竜が力を解き放ったため民は苦しみ光を恐れるようになった。
友也は青龍の力で民を救った。民たちは苦しみから解放された。一方、友也自身も光を浴び
、苦しんでいた。友也は青龍の力で浄化をこころみるが、神の光りが強すぎて、友也は浄化しきれず、倒れた。そして光に体を支配され、友也は光りを恐れ光天に敵意を持ち、光天国におそいかかる。だが光天により、光の支配から解放されるが、自分が作った蒼天乃女王に
この世の支配のために自分を道具にされてしまうが光天王により解放され、友也は光天と再び、手を取り、女王、理亜を倒し、蒼天の世界を作ることを決した。
そして、女王との戦いは永きに続いた。だが女王は倒れることがなかった。果たして
友也と光天は女王を倒し、新たな未来が築けるのか。運命の戦いがいま幕をあける
友也は軍を率いて西の国にたどり着いた。
そして陣を張り、敵の様子を伺いました。
「友也様。」青龍国がこちらに向かっています」
「よし!出陣だ」
「はっ」
友也は兵軍を率いて青龍国軍に攻め込んだ。
「申し上げます。光天国こちらに向かってきます。」
「よし。打ち落とすぞ!」
「はっ」
ブレットは軍を率いて光天国軍に攻めこんだ」
両国の軍は鉢合わせを互いに剣を混じりあい戦いました。
だが友也は、かつて青龍国王だった頃に比べ、強くなっていた。
ブレットは驚いて、友也に解いただした。
「お前。強くなった。」
「数日前で」
「なぜ変わられた」
「考え方を変えただけだ。光天に恐れを抱くのをやめた」
「そうか…だが夢はどうするつもりだ」
「夢はあいつと二人で叶える」
「二人でだと。そんなの無理だ」
「無理じゃない」
「ならそれを見せてみろ。その証の強さを」
「いいだろう。受けてたとう」
「おう」
友也は呪文を唱えた。
「我が聖なる光よ。いにしえの籠と共に汝の光りを解き放ち、悪しき青龍を打ち砕け
風のごごとく輝きを照らせ。風舞希烈風ライトソード」
友也は輝きの光りの力を剣に吸収した。吸収した瞬間、友也の剣は光り輝いた。
その剣を握り、友也はブレットを切り裂こうとした。
「くっやるな。だがそうわ行かないぞ。友也。これでくたばれ。暗黒の闇よ。悪しき剣を
打ち砕け!ダーク青龍ソード」
「そんな技。俺にはきかない。食らえ第二の光りを紅魔光烈婦ソード」
バン
ブレットの闇は友也の剣に打ち砕かれた。その瞬間、ブレットは体ごと破壊された。
バン
「馬鹿なこの私が殺されるとはなんて無礼なことをするんだ。友也!この恨みは死んでも
貴様にかけてやる。地獄に連れていく。いずれ・あー」
ブレットは灰となり空へと消えた。
友也は空を見上げ呟いた。
「終わったのか。」
「友也様。ご無事ですか?」
アリーシャがきた。
「アリーシャか。ああ無事だ」
「ブレットはどうなさいました」
「話合いで解決しようとしたが彼は闇に染まっていた」
「そうでしたか。あいつは女王の闇に墜ちたんでしょう」
「ああ。あいつはまた蘇る。その時はまた葬ろう」
「はい。戻りましょう。光天国に」
友也は頷き、光天国に帰還した。
一方、光天は中央地区でファシーズとリーシャ軍とデウスと交戦していた。
「またあったな。光天。八森兵、そして貴族の部下よ。貴様らを葬り、我が青龍国の配下にしてやる。いまここで死ぬがよい光天!食らえ。我が軍の闇の力をダークファランソード」
ファシーズは兵と共に闇を解き放った。
「そうは行かぬ。我が軍の力を見せてやる。食らえ。光光青龍ソード」
光天は光天軍と共に光の呪を解き放った。
ファシーズの放った闇と光天と光天軍が放った光がぶつかり合った。
だが両国の力は互角であった。
ファシーズは危機に陥った。
「このままでは軍が互いに相打ちになり両国が死ぬ。」
「私にお任せください」
「ああ頼んだ」
リーシャは頷き、魔法を唱えた」
「いにしえの闇よ。悪しき光りを解き放ちたまえ。ダークライトオブジェレーション」
バン
リーシャが放った闇は光天達に襲い掛かった。
「そうはさせないわ。戸井さん、雛ちゃん。行くわよ」
「うん。」
鈴達は光りの呪文を唱えた。」
「古の光りよ。汝に答え。悪しき闇を解き放て。ライトさ藍染四季光!」
ライトさ藍染四季光という力は王族しか使えない特殊な光の力である。
強力な黒魔術を持つ敵を浄化し、破壊することができる。
鈴達が放った光がリーシャに襲い掛かった。リーシャが放った闇は
リーシャも破棄された。
「馬鹿な。私が敗れるとは。痛い、苦しい、助けて!ファシーズ!あー」
ファシーズが振り返るとリーシャが粉々になるのが見えた。
ファシーズ叫んだ。
「リーシャ」
「ファシーズ!」手を伸ばして助けようとしたが彼女は消えた。
ファシーズは悲しみに陥り、信号弾を挙げた。
「撤退だ。両国戦いをやめよ」
光天はその彼の言葉を聞き入れ、戦いをやめた。
「光天。我が国の負けだ。今回は、だが次はないとおもえ」
光天は頷いた。
ファシーズはリーシャの魔法杖を握り軍を連れて帰った。そして道中に女王、デウスに
遭遇した。
「ファシーズどういうこと?リーシャは」
「死んだ。女王様。ブレットもなくなりました。もうあとはありません」
「わかったわ。あとは私に任せなさい」
「はい」
ファシーズは軍を率いて青龍国に帰還した。そして女王はデウス副隊長と槍館を連れ、
光天の前に現れた。
「よくもやってくれたわね。光天。ここからは我が女王が相手をしてやろう」
「いいだろう。八森、槍部隊前へ」
「はっ」
果たして女王と光天の決着はどうなる。続く。
【十三話】光天と女王
時は流れ、平成時代、この世には二つの国が存在した。青龍国、光天国である。東を守る。
青龍国王斎藤友也は、東北の民を青龍の力で呪詛を浄化し、平和に導いていた。一方、光天国王、光天勇気は南西の民を光の力で呪詛から救い続けた。両国は互いに同盟を結び、手を取り合っていた。だがそれは突然と途切れた。その原因は友也が光を恐れるようになったからである。彼が光を恐れるようになったのは友也が王に就任した春頃、突如、東の国境に現れた光の神が光の力を解き放ったのである。その影響で東、北の村に住む民たちは光りを無意識に取り込んでしまい、倒れこんだ。友也は村人の悲鳴を城から聴き、助けに東、北の村に向かあった。そして民達にかけられた光を青龍の力で浄化した。民たち王に救われ、喜びに満ち溢れた。一方、友也は青龍国に帰還した後、突如、倒れこみ、苦しんだ。原因は神の光りである。民だけはなく友也自身も神の光りを無意識に体内に取り込んでいた。
友也は青龍の力で光を浄化しようと試みるが神の力が強くて浄化しきれなくなり、その影響で友也は光りを恐れ、あの光天村で出会い、友人となった勇気に敵意を持つようになり
、軍を率いて、西の国、光天国に進軍をする。一方、光天国王勇気は友也が闇に墜ちたことに気付き、友也を救おうと西に進軍した青龍国と戦い続けた。だが力は青龍国が上手で
あったため光天王は第四戦争で命落とす。だが奇跡は起きた。光天の娘、鈴姫の幼馴染
浩之騎士により、光天王はこの世に転生し、よみがえる。そして再び友也を闇から救おうと決断する。そして青龍国、光天国は再び蒼天戦争に陥る。だが力は第四戦争の時より、光天の力が上手だったため青龍国は敗北した。だがこれで終わりではなかった。
青龍王が作り上げたクローン人形、理亜が友也に敵意を持った。その原因は友也が彼女を
作り上げた瞬間、彼女を道具のように扱うようになったからである。理亜は彼に愛情を求めていた。だが友也はその愛情に手を差し伸べようとしなかったため理亜は悲しみと怒りに満ち、そして光天に負けた友也をはりつけし、復讐を光天国にむけた。だが光天王が友也を
救うため青龍国に進軍した。理亜は女王になり友也の兵を利用し、光天国に戦いに挑むが
光天の力が上手だったため敗北し、道具に扱っていた友也を光天に奪われる。一方、囚われから救われた友也は再び、勇気と手を取り、「蒼天城を築く」夢を求めて蒼天乃巫女理亜と戦い続けるが力は光天国が上手だった。秋ごろ再び戦いが始まった。理亜の部下ファシーズは光天軍と中央国の国境で戦うが光天軍の力に押され敗北し撤退をよぎなくされる。女王は彼の危機を感じ中央国の国境に向かう。そこで待ち構えていたのは女王、光天国王と
鉢合わせした。果たしてこの戦いの行方は。運命の戦いがいま幕をあける。
光天は女王の姿を見た。その姿は美しかった。青い騎士服を着、腰には青龍剣を身に着け、
髪は長く、色は黒髪をしていた。
「貴様が女王、理亜か」
「そうよ。そなたが光天国王かお会いできて光栄です」
女王は会釈をした。
「私は貴様がしたことは罪だと判断している。その意味が分かるか」
「いいえ。私は罪などを犯していません。ただ私の主の友也が言うこと聞かないから
使ってあげたのよ。それのどこがいけないの」
光天は怒りに満ち溢れ、剣を向け告げた。
剣を向けた瞬間、光女王に向かって降り注がれた。まるで風が吹くように。
「お前はあいつを道具にした。あいつは昔、神の光りを浴び、光を恐れ、俺に敵意を持っただから俺と戦い続け、闇に墜ちて俺を一度殺したがけどあいつは俺が転生してまたたっても何度も瘴気を保ちながら俺と戦い、向き合ってきたんだ。俺に負けた友也は俺の元に来ようとした。だが貴様が邪魔をした。あいつを利用して。俺はそんなお前を許さない!」
「確かにそのとおりけど私を作り上げたのは友也よ。」
「お前をつくるはずなかった。お前を作ったのは闇に墜ちた友也だ。話は終わりだ。ここで
お前を殺す」
「やれるもんならやるがいい。兵ども。」奴の軍を叩きのめせよ」
「はっ行くぞ」
女王軍は光天軍に攻め込んだ。
「八森。やつをたたき述べせよ」
「はー」八森隊員は兵に告げた。
「今こそ我々の力を見せてやれ」
「わー」光天軍と青龍国軍の激しい戦いが繰り広げられた。
光天軍、青龍兵は剣をぶつけ合いが続いた。
一方八森とデウスは決着を付けようとしていた。
「貴様が八森か。よき騎士だ」
「お前もいい騎士だ。その服も立派だ」
「ありがとう。さて貴様と会うのはここが最後の戦場だ。貴様と何度も戦い。
楽しかったぞ。礼をいう」
「俺もだ」
「さあ別れは告げるのはこれで終わりだ。さあ蒼天乃剣で勝負だ。これで新たな夢が決まる」
「ああ。始めよう。一本勝負だ。どちらかの剣が折れたら負けだ。どうだ」
「ああ。いいだろう。いくぞ。八森」
八森は頷いた。
二人は蒼天剣を抜いた。
「はー」
八森とデウスの剣同士の戦いは続いた。
だが互いの剣は折れなかった。
「ならこれはどうだ。食らえ!古の闇を解き放て!ダーク蒼天王ソード」
デウスのダーク蒼天王ソードは黒魔術の第に魔法の一つである。一隊の敵を
闇に葬ることができる。
デウスは闇の蒼天術を解き放った。その力は八森に襲い掛かった。
八森は反撃に出た。
「なかなかやるではないか。ならこれはどうだ。古の光りよ。汝に答え。いまこそ光を解き放て。蒼天光ソード」
八森は光りの蒼天の力を解き放った。八森の剣に込められた光は闇を
全て打ち消した。まるで太陽の光のように。
光と闇の力の激しい激突が繰り広げられた。
だが力は八森の方が上手だったためデウスの闇は光りの力に浄化され、彼の剣は折れた。
パン
デウスは短くなった剣を突き、涙を流した。
まるで心に大きな傷ができたように
「くっ私の負けだ。八森!貴様との勝負楽しかったぞ」
その時、デウスの体は消えかけていた。八森は驚いた。
八森は彼を抱きかかえ問いただした。
「デウス。その体どうした」
「光は浴びすぎるとあれは死ぬんだ」
「なんとかならないのか」
「もう無理だ。けどお前と戦えたことは嬉しかった。もしまた俺と似たような人がいたら
救ってあげてほしい。頼む」
「ああ。約束する」
「ありがとう」
デウスは八森の胸の中で微笑みを見せ、涙を流し、灰となり消えた
「デウス!俺はお前の友達だからな」
彼は空へと叫びながら涙を流した。
女王はデウスの死に気付いた。
「デウスが死んだ。兵ども撤退よ」
「はっ光天軍よ。この勝負。四年後までお預けだ。四年後はお前らを倒す。」
「いいであろう。楽しみにしてる」
青龍軍は頷き、光天軍の前から去った。一方、女王は光天との戦いをはじめようとしていた。
「撤退とはどういうことだ」
光天は女王に尋ねた。
「貴様の兵が我が兵、デウスを殺したからよ。さてそなたをどうしようと考えたが
気が変わった。ここで一騎打ちをすれば私が死ぬ。そうしたら面白くなかろう。
そこで考えたのが一つだけある。私とそちらの軍で勝負を四年後するのはどうだ。
魔法うであろうがどんな手をつかっても構わない。私を殺した瞬間、あなた達の夢がかなうのだから。どうだ。悪くないであろう」
「ああ。その時貴様を殺し友也との夢を叶えて見せようぞ」
「楽しみにしている」
光天は頷いた。
青龍軍が女王のもとに帰還した。
「女王陛下。戻りました。光天は倒せましたか」
「いや。四年後に伸びただけだ。兵ども。すぐ四年後の戦いの準備を取りかかれ。よいな」
「はっ」
「いくぞ」
女王は兵を連れ、青龍国に帰還した。
一方、八森は王様の元に帰還した。
「王様。戻りました」
「八森。一度光天国に戻り、四年後の戦の準備をせよ」
「はっ」
荒天は兵と八森隊員を連れ、光天国に帰還した。そして鈴達と合流した。
「お父様。ご用件は何でしょうか?」
「娘よ。よく聞きなさい。四年後の四月、再び、青龍国女王理亜が攻めてくる。この城に。そこで我々は考えた。いまのホテルの従業員の軍は少ない。四年前に比べて・子お戦争で減った。だが策がある。これから君に行ってもらいたいのは光天精霊ホテルの本社だ。そこには様々な年代の女性兵が存在する。皆感受性がある素晴らしい社員だ。能力もすぐれている。だがそこには悪人の人がいるという情報もあるが、それが誰かはわからない。だがそれを探りながら働く任務が必要なんだ。情報がわかればやつの懐に入れる。
その情報をこの城に提供してほしい。その情報次第、社員軍と我が兵を統合しやつを撃ち、
この世を終わらせればあの城が現れる。その城はいま闇に墜ち、眠ってる。それを救った先に蒼天乃世界が待っている。この任務引き受けてくれるか鈴」
「はい。お任せ下さい」
父は頷いた。
果たしてこの世界を蒼天乃光の世界にできるのか。運命のクライマックスが始まる。
【第十四章】蒼天城と蒼天乃王
時は流れ、令和五年、この世界に二つの国が存在した。青龍国と光天国である。
東を守る青龍国王斎藤友也は東の民を青龍の力で呪詛から救い続けた。一方、西を守
る光天国王、光天勇気は光りの力で西の村を呪詛から救い続けた。両国は互いに手を
取り合い、国々の村を呪詛から救い続けた。二人は友である。
友也と勇気はかつて「蒼天乃城を築き、人々を幸せにする」夢を描いていた。
勇気はその夢を友也と作る約束をかつて交わした。だがその約束は突如、途切れた。
その理由は友也が闇に墜ちたからである。彼は突如、東の国に現れた、光の神が光の力を
解き放った。光の神の力は友也の祖父、竜殿雄馬が作り上げたアルゴス呪である。アルゴス呪はかつて青龍国、光天国が争い続け、作られた先祖が呪いの塊になったものである。その呪詛は蒼天乃巫女、姫宮が光の力で浄化し破壊したが宇宙と地上の間に現れた闇の青龍が黒い青龍の力を地上に解き放ったからである。そしてその力は地上内すべてに落とされたが、アルゴスの光りが青龍の闇が落ちてくるのを光の世界から感じ取り、光を解き放ち、地上内の国々にお墜ちないように光で防衛した。しかし、防衛は闇が強力であるためすべての国の国境を守ることができず、アルゴスの光りと混ざり合い、東の国境に墜ちたのである。その影響で村人は倒れ、苦しんだ。友也は村人の悲鳴を城から聞き入れ、青龍村に行き、村人たちを青龍の力で救った。だが友也自身も光の神が落とした力を浴び、苦しんでいた。浄化を試みたが光の力が強すぎて、友也は神の光りを浴び、闇に墜ちた。そして勇気に敵意を持ち、光天国を破壊しようと企んだ。友也が勇気を破壊しようとした理由は友也の身体に入り込んだ神の光りが友也の身体の中を光で支配したため、彼は青龍の力を制御できなくなり、青龍の力が暴走し、友也自身の心、精神を壊してしまったため、友也は光りを恐れ、心も恐怖に陥った。そして自分の気持ちを閉ざしてしまったため光天国を破壊する意思に変化した。光天国王、勇気はアルゴスの光で友也を神の光りから救おうとし、何度も戦いを繰り広げた。だが突如、現れた女王、理亜により友也を奪われてしまう。一方、友也は女王、理亜の悪魔の力に支配され、青龍の力が暴走し、国々を滅ぼしかけるが、勇気と勇気の娘、五月、鈴、騎士たちに助けられ、闇に墜ちた友也は意識を取り戻し、光天と手を取り、女王、理亜を倒し、蒼天乃世界を再び作る夢を叶える、戦い続けるが女王の闇が強いため、戦いは
休戦に陥った。だが光天と友也は諦めていなかった。
光天、友也は女王を倒せばこの闇が消え、青き美しい青龍の力がよみがえり、蒼天乃城ができるのではないかと確信した。そして友也と光天は女王、理亜を倒すため、勇気の娘、鈴に、ある任務を命じ、女王、理亜を倒す策にでることを決断した。
果たして、この戦いは終わりを告げるのか?
運命の戦いがいま幕をあける。
【蒼天城と蒼天乃王】
四年後の春の頃、私は父に呼び出された。「お父様。ご用件は何でしょうか?」
「鈴よ。私が去年、君に四年後、青龍国女王理亜を葬る任務を命じたことは覚えているか」
「はい。覚えています。」
父は言った、「明日から四月だ。我が兵もそろった。明日鈴にしてもらう任務だが私が経営している
光天精霊ビルがある。そこに先月に謎の少女が侵入したんだ。八森兵の調べた情報によれば
その少女は青龍国を支配している理亜女王の手先だそうだ。そこで鈴、君にそのビルに潜入し、やつをとらえてほしいんだ。引き受けてくれるか?」
「はい。お父様。ですがお父様のビルで働いてる部下たちのこと何も知らないわ。」
「確かに。だが安心しろ。何人かは我が国の優秀な部下だ。ただの社員ではない。皆優れた
魔力を持っている。鈴にはみんなと働きながら女王の手先をとらえるだけだ。女性の兵だが
強い。私がつい最近、用意した部下だ。安心して任務に勤めよ。」
「はい。」
「明日。門の前にくるように私が現場に案内しよう。」
鈴は頷き、王の間を去った。一方、青龍国では次の戦いに向け策を練っていた。
「申し上げます。女王陛下!」
「どうした。ファシーズ。何かあったのか?申してみよ。」
「はい。先程。光天国の調査にお伺いしたところ。勇気国王が娘の鈴に光天精霊ビルを調査するように命じたようです。あそこには女王陛下が配置させた前江田音海騎士殿がいます。
勇気はそれを排除し、その隙を狙い、この青龍国を女王陛下と共に破壊する計画を立ててるようです、いかが致しましょう。」
女王、理亜は言った。「決行はいつだ?」
「明日です。」女王、理亜はファシーズに告げた。

「ファシーズ。前江田音海兵をここに連れてきなさい…」
「はい」
理亜は頷いた。ファシーズは女王の間を去り、光天精霊ビルに向かった。そして
前江田音海を見つけた。「前江田騎士兵殿。こちらにいらっしゃいましたか?」
「ファシーズ。どうしたの。私はいま忙しいの。」
「お忙しい中。すみません。何かここ最近、この建物で変な動きはありましたでしょうか?」
「いいえ。ないですよ。ところで何か私にようかしら?」
「はい。女王がお呼びです。一緒に来ていただきたい。」
「わかりました。すぐ参りましょう」
「はっ」
前江田兵はファシーズ隊員と共に青龍国に参上した。「女王陛下。戻りました」
「よく戻りました。あなたをお呼びしたのはある任務のためです。」
「ある任務とは一体何でしょう?」前江田は女王理亜に任務について尋ねました。「先程。ファシーズから連絡を受けた。勇気が明日、娘をそなたのいる光天精霊ビルに派遣するそうだ。お前をとらえ私を捕まえるために。そこでそなたに頼みがある。」
「なんでしょう。女王陛下…」女王、理亜は前江田兵に告げた。
「今晩、鈴が寝た頃に呪詛を放ちなさい。それで勇気をつぶし、光天国を破壊するのだ。
決行は今日の夜の十一時だ。失敗はするな。万が一の場合は戦で倒せばいいのみ。よいか。必ず呪詛を入れるんだ。邪魔が入れば明日の朝、撃つ。いいな」
「はっ直ちに呪詛の魔術を唱えるよう準備をいたします」女王、理亜は頷いた。前江田兵は女王、理亜の元を去り、魔術部屋に向かい準備を進めた。一方、勇気はその動きに気付き、ビルに所属する兵を一人呼び出した。
「よく来た。藤原兵殿。そなたに今日はお願いしたいことがあり、呼んだのだ。」
「光王様。今日何用でしょうか?」王は頷き、告げた。「私に娘がいることは存じているか?」
「はい。存じております」
「私の娘は生まれた時、呪詛を闇に墜ちた我友人である友也に呪いをかけられた。
だが神のペンダントで呪詛の進行を抑えている状態だ。娘が、社会人になってからも続いてる。だが何者かが今晩、娘に再び呪詛をかけようとしている。その呪詛が娘に入らぬよう守っていただきたい。そなたの光りの感受魔法で。確か夢の中でしか使えない能力であったな。そなたのは…」
「はい。ですが私がそれをできるのは令和八年の三月月までです。私はこの職務を引退しなければなりません。鈴ちゃんを守れるのは令和八年が来た二月までしか守れませんよ」
「知っている。そこまで長く女王、理亜との戦いは続かぬ。今年まででよい。頼む。」
「それなら私にもできると思いますので。今日の夜、その任務を引き受けさせていただきます。」
「ではこれを差し上げよう。」
「なんでしょうか?」
勇気は藤原兵にピンクのペンダントを見せた。それは美しく光の粉で輝いたきらきらした
ペンダントだ。「これはいったい何でしょう。」
藤原兵は勇気王に尋ねた。勇気は言った。「これは浄化のペンダントだ。守護の力が宿っている。きっ役に立つはずだ。君の持つ
力ともあうであろう。これに魔力をこめ鈴を守ってほしい。「はい。お任せください。
勇気は頷いた。藤原兵は尋ねた。「一つ。お伺いしてもよろしいでしょうか?」
「何でしょう。申してみよ。」
「鈴姫はどんな方でしょうか?」勇気は言った。「明日、光天精霊ビルに任務で行くから。会えるがかわいい自慢の娘だ。
優しく、美しく、一生懸命物事をこなす。誰とでも仲良くなれる明るい娘だ」
「なるほど。よくわかりました。では明日会うの楽しみです。鈴ちゃんを守るのお任せください。」勇気は頷いた。藤原兵は去り、呪の浄化の準備を進めた真夜中の十一時が来た。私は深い眠りについていたその頃、青龍国では魔術が唱えられていた。
「さあ始めましょう。暗黒の闇よ。いまこそ黒き闇を解き放て。ダーク青龍アワー」
バン
闇が解き放たれた。「さあ呪詛ができた。これを鈴姫に入れる。癒合ダークライトアワー」
バン
前江田は呪詛と融合した。その瞬間、魔術の間に夢の空洞が現れた。
「さあ参ります。ファシーズ。また会いましょう。」
「はっ」
前江田兵は夢の空洞を通り、鈴の夢の中に入り込んだ。そして呪詛を解き放った。
私は闇に墜ちた。そして悪夢を彷徨い続けた。「ここどこ?」
その時、女の声がした。「さあこっちにおいで。光天王、勇気の娘よ。私がお前を闇の世界に連れて行ってあげる。
その世界に行けば光があるさあおいで…」
「でもそっちに行ったら闇に墜ちるわ。」
「大丈夫。呪詛を持つ君なら。さあ共に行こう」私はその声がとてもやさしく聞こえかけた。そして私は無意識に行こうとした。
私が行く方向はあたりは闇の中、私は歩き続けた。その時、誰かが私の手を使んだ。
掴まれた瞬間、温かなぬくもりを感じた。まるで母のような。ぬくもりだった。




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