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第三章・影の協力者
思いがけない出会い
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水の王都シトゥルスに到着した時には、すっかり夜になっていた。
本来ならクリークの街から三時間と少し程度で到着する道だが、雪で思うように進めず普段の倍近い時間を要することになってしまった。現在の時刻は、もう少しで二十時を回る頃だろう。
早々に宿をとって身を休めたいところだが、この時間ならばまだ店もやっている。馬車を降りたジュードたちは、そのまま近くの店をいくつか見て回ることにした。
「うーん……」
雑貨屋や武器防具屋では、様々な系統の装飾品を取り扱っていることも多いのだが、運悪くどれもこれも売り切れだった。
それらの装飾品には鉱石が使われており、持ち主の能力を高めてくれる効果があるという。とは言え、その効力はほんの気休め程度、雀の涙と表現するに相応しい程度でしかないのだが。
そのため、懐に多少の余裕がある者だけがファッション感覚で購入するくらいだ。
それなのに、そのあまり価値のない装飾品がどこも品切れというのは些か腑に落ちなかった。どういうことなのかと店主に聞いてみたところ、
「ああ、ここ最近は雪の影響で採掘作業がストップしててねぇ……どこも売り切れだよ。普段は誰も見向きもしないのになかなか手に入らなくなるかもってなると、みんなこぞって買って行っちまったよ」
――とのこと。
どうやら、この季節外れの雪の影響で鉱石の採掘作業に影響が出ているらしい。
ということは、つまり。
「じゃ、じゃあ、今はアクアマリンとかサファイアは……売って、ない?」
「ああダメダメ、間違っても入荷しないよ。そのふたつの鉱石がよく採れるボニート鉱山にはここのところ魔物が増えちまってね、もう一ヵ月くらいは作業が止まってるんだ」
あっさりと告げられた言葉に、ジュードもウィルも目の前が真っ暗になるようだった。
必ず鉱石を手に入れてくるとメンフィスに伝えたのに、結局手に入りませんでしたなんて言えるわけがない。
その一方で、店内の商品を見て回っていたルルーナは、カウンターの方から聞こえてくるジュードたちのやり取りに軽く眉尻を下げる。紆余曲折あってようやく水の国の王都までやってきたわけだが、雲行きは怪しい。
「(陛下にお願いしても駄目かしら、あの方なら事情を話せばある程度は……)」
ルルーナは地の国の貴族だ、当然王族とも関わりがある。
特に、ここ水の国の王リーブルは人情に厚く、非常に穏やか。まさに温厚篤実で知られる立派な王だ。決して話のわからない相手ではない。
しかし、そこまで考えてルルーナは眉を寄せる。彼女の傍らで同じように店内の商品を見ていたカミラは、そんな彼女に軽く小首を捻った。
「ルルーナさん、難しい顔してどうしたの?」
「ああ……いいえ、何でもないわ。ちょっと嫌なことを思い出しただけ」
疲れたように額の辺りに片手を添えて呟くルルーナを、カミラはきょとんとしながら不思議そうに見つめる。
すると、そこへ耳慣れない声がひとつ届いた。
「……あら? そこにいらっしゃるのはルルーナさんではありませんこと?」
それは、よく通る美しい声だった。
だが、ルルーナは隠すでもなく表情を嫌悪に歪めながらそちらに目を向ける。カミラは不思議そうに瞬きを打ち、彼女の視線を辿った。
その先には、水色の長い髪を持つ一人の可愛らしい女性が立っていた。まっすぐに伸びた長い髪を頭の左側、高い位置で結い上げている。肌は白く、睫毛も長い。ぷっくりとした桜色の唇は艶やかで、ナチュラルなメイクは多少なりとも幼い印象を持たせる。
そんな彼女の後方には、黒い髪を両側頭部でお団子にまとめた無表情の少女が立っていた。ルルーナは嫌そうに表情を歪めたまま、紅の目を細める。
「……奇遇ね、こんなところでアンタに会うなんて。また男漁りでもしてたのかしら」
「何のことでしょう? わたくしがそのようにはしたない真似をするはずがありませんわ」
肉眼で捉えることは叶わないが、カミラには両者の間に火花が散っているように見えた。
「おーい、カミラ、ルルーナ。そろそろ宿に……」
「あ、ジュード、ウィル……」
そんな時、カウンターの方からウィルの声が聞こえてきた。カミラはその声に反応して、身体ごとそちらに向き直る。取り敢えず、このままここでグダグダ言っていても状況は何も進まない。まずは宿をとってそれから考えようと思ってのことだったのだが――
ルルーナと睨み合っていた少女は彼女の肩越しにジュードとウィルの姿を確認するなり、途端にほんのりと頬を染めて目の前にいるルルーナの身体を押し退けた。カミラはその様子に目を丸くさせ、ルルーナは疲れ果てたように深い深いため息をひとつ。
「ジュード様に、ウィル様と仰いますのね? まあ……なんて素敵な殿方なのでしょう……」
「はあぁ?」
頬と目元を朱に染めて二人に近づく彼女を見て、疑問たっぷりの声を洩らしたのはジュードやウィルと共に店主と話していたマナだ。あんぐりと口を開けて彼女と、その後ろに見えるルルーナとカミラを交互に見遣る。
「ああ、またオリヴィアの悪い病気が出た……」
「わ、悪い病気? オリヴィアさんって、あの人のこと……?」
「ええ、オリヴィアはあの通り根っからの男好きでね。若い男を見るとすぐああなるのよ。……ちなみに、あんなんでもこの国の王女なの」
さらりと世間話の延長のように告げられた言葉に、一拍遅れてジュードたちの視線はルルーナに向けられた。
だが、特に訂正が返らないところを見ると――その情報は嘘偽りなどではなく、本当のことなのだろう。ルルーナはこうした冗談の類を好んで口にするタイプでもない。
「……王女さまああぁ!?」
誰よりもいち早く状況を理解して、裏返りそうな声で叫んだのはマナだ。
一国の王女が城下をふらふらしているのにも驚いたが、その王女が「男好き」というのはどうなんだと一概には信じられなかった。
絶句したように見返してくるジュードたちを前に、オリヴィアはにっこりと可愛らしく微笑んだ。
本来ならクリークの街から三時間と少し程度で到着する道だが、雪で思うように進めず普段の倍近い時間を要することになってしまった。現在の時刻は、もう少しで二十時を回る頃だろう。
早々に宿をとって身を休めたいところだが、この時間ならばまだ店もやっている。馬車を降りたジュードたちは、そのまま近くの店をいくつか見て回ることにした。
「うーん……」
雑貨屋や武器防具屋では、様々な系統の装飾品を取り扱っていることも多いのだが、運悪くどれもこれも売り切れだった。
それらの装飾品には鉱石が使われており、持ち主の能力を高めてくれる効果があるという。とは言え、その効力はほんの気休め程度、雀の涙と表現するに相応しい程度でしかないのだが。
そのため、懐に多少の余裕がある者だけがファッション感覚で購入するくらいだ。
それなのに、そのあまり価値のない装飾品がどこも品切れというのは些か腑に落ちなかった。どういうことなのかと店主に聞いてみたところ、
「ああ、ここ最近は雪の影響で採掘作業がストップしててねぇ……どこも売り切れだよ。普段は誰も見向きもしないのになかなか手に入らなくなるかもってなると、みんなこぞって買って行っちまったよ」
――とのこと。
どうやら、この季節外れの雪の影響で鉱石の採掘作業に影響が出ているらしい。
ということは、つまり。
「じゃ、じゃあ、今はアクアマリンとかサファイアは……売って、ない?」
「ああダメダメ、間違っても入荷しないよ。そのふたつの鉱石がよく採れるボニート鉱山にはここのところ魔物が増えちまってね、もう一ヵ月くらいは作業が止まってるんだ」
あっさりと告げられた言葉に、ジュードもウィルも目の前が真っ暗になるようだった。
必ず鉱石を手に入れてくるとメンフィスに伝えたのに、結局手に入りませんでしたなんて言えるわけがない。
その一方で、店内の商品を見て回っていたルルーナは、カウンターの方から聞こえてくるジュードたちのやり取りに軽く眉尻を下げる。紆余曲折あってようやく水の国の王都までやってきたわけだが、雲行きは怪しい。
「(陛下にお願いしても駄目かしら、あの方なら事情を話せばある程度は……)」
ルルーナは地の国の貴族だ、当然王族とも関わりがある。
特に、ここ水の国の王リーブルは人情に厚く、非常に穏やか。まさに温厚篤実で知られる立派な王だ。決して話のわからない相手ではない。
しかし、そこまで考えてルルーナは眉を寄せる。彼女の傍らで同じように店内の商品を見ていたカミラは、そんな彼女に軽く小首を捻った。
「ルルーナさん、難しい顔してどうしたの?」
「ああ……いいえ、何でもないわ。ちょっと嫌なことを思い出しただけ」
疲れたように額の辺りに片手を添えて呟くルルーナを、カミラはきょとんとしながら不思議そうに見つめる。
すると、そこへ耳慣れない声がひとつ届いた。
「……あら? そこにいらっしゃるのはルルーナさんではありませんこと?」
それは、よく通る美しい声だった。
だが、ルルーナは隠すでもなく表情を嫌悪に歪めながらそちらに目を向ける。カミラは不思議そうに瞬きを打ち、彼女の視線を辿った。
その先には、水色の長い髪を持つ一人の可愛らしい女性が立っていた。まっすぐに伸びた長い髪を頭の左側、高い位置で結い上げている。肌は白く、睫毛も長い。ぷっくりとした桜色の唇は艶やかで、ナチュラルなメイクは多少なりとも幼い印象を持たせる。
そんな彼女の後方には、黒い髪を両側頭部でお団子にまとめた無表情の少女が立っていた。ルルーナは嫌そうに表情を歪めたまま、紅の目を細める。
「……奇遇ね、こんなところでアンタに会うなんて。また男漁りでもしてたのかしら」
「何のことでしょう? わたくしがそのようにはしたない真似をするはずがありませんわ」
肉眼で捉えることは叶わないが、カミラには両者の間に火花が散っているように見えた。
「おーい、カミラ、ルルーナ。そろそろ宿に……」
「あ、ジュード、ウィル……」
そんな時、カウンターの方からウィルの声が聞こえてきた。カミラはその声に反応して、身体ごとそちらに向き直る。取り敢えず、このままここでグダグダ言っていても状況は何も進まない。まずは宿をとってそれから考えようと思ってのことだったのだが――
ルルーナと睨み合っていた少女は彼女の肩越しにジュードとウィルの姿を確認するなり、途端にほんのりと頬を染めて目の前にいるルルーナの身体を押し退けた。カミラはその様子に目を丸くさせ、ルルーナは疲れ果てたように深い深いため息をひとつ。
「ジュード様に、ウィル様と仰いますのね? まあ……なんて素敵な殿方なのでしょう……」
「はあぁ?」
頬と目元を朱に染めて二人に近づく彼女を見て、疑問たっぷりの声を洩らしたのはジュードやウィルと共に店主と話していたマナだ。あんぐりと口を開けて彼女と、その後ろに見えるルルーナとカミラを交互に見遣る。
「ああ、またオリヴィアの悪い病気が出た……」
「わ、悪い病気? オリヴィアさんって、あの人のこと……?」
「ええ、オリヴィアはあの通り根っからの男好きでね。若い男を見るとすぐああなるのよ。……ちなみに、あんなんでもこの国の王女なの」
さらりと世間話の延長のように告げられた言葉に、一拍遅れてジュードたちの視線はルルーナに向けられた。
だが、特に訂正が返らないところを見ると――その情報は嘘偽りなどではなく、本当のことなのだろう。ルルーナはこうした冗談の類を好んで口にするタイプでもない。
「……王女さまああぁ!?」
誰よりもいち早く状況を理解して、裏返りそうな声で叫んだのはマナだ。
一国の王女が城下をふらふらしているのにも驚いたが、その王女が「男好き」というのはどうなんだと一概には信じられなかった。
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