216 / 230
第十章・蒼竜ヴァリトラ
父を探して
しおりを挟む
翌日、ジュードたちは朝も早くから謁見の間に呼び出されていた。
要件は当然、アメリアから託された同盟の話だ。ジュードたちが使者として風の国にやってきたことは、既に風の王――ベルクの耳に入っているようだ。
朝食もそこそこに謁見の間にやってきた彼らを確認して、ベルクは彫りの深い端正な顔にホッと安堵したような表情を滲ませた。腰掛けていた玉座から立ち上がるなり、目の前までやってくるまで待ちきれないとばかりに国王自らが歩み出る。
「久しいな、ジュード。壮健そうで何よりだ」
「はい、王さまも。昨夜は勝手に城で休んじゃいましたけど……」
「構わん、騎士たちから既に聞いておる。それで、アメリア様から書状を賜ったと聞いたが?」
まるで急かすような言動に、ジュードもウィルも苦笑いを滲ませた。
この風の国の王族は基本的に堅苦しいことを嫌い、民との距離が非常に近い庶民派だ。フェンベルで毎夜の如く開催される祭りには護衛もつけずに参加しては、民に混ざって騒ぐことも度々ある。形式だの何だの、そうしたものを重んじることのない――庶民から見れば実に気持ちのいい王族だ。
ルルーナやリンファといった、これまでそうした王族を目の当たりにしたことのない面々は少々面食らったように眺めているが。
すると、ベルクのその言葉にジュードの斜め後ろに控えていたシルヴァが一歩前に足を踏み出した。深々と一礼した末に、アメリアから託された最後の一枚――封蝋でしっかりと閉ざされている手紙をベルクに差し出す。
「お初にお目にかかります、私は火の国の騎士シルヴァと申します。前線基地への協力をお願いしました時にも陛下にはご助力頂きまして、火の国の者たち一同、心から感謝致しております。こちらがアメリア様から託されました書状です」
「はは、感謝はワシではなく勇敢に戦った者たちに向けてやってくれ。その方がワシは嬉しい」
この風の国は、火の国が前線基地を設けてすぐの際にも自国から多くの騎士や兵を送り出した。その者たちは長い戦いの中で既にこの世には存在しないだろうが、今日まで存続し続ける前線基地の大きな助けとなったことだけは確かだ。
ベルクは差し出された書状を受け取ると、中を確認しようとしたのだが――それはけたたましく開かれた大扉によって止められてしまった。
「へ、陛下、陛下ぁ!」
大扉を開けて入ってきたのは、白銀の鎧を身に纏う騎士たちだった。立派だったはずの甲冑は肩当や胸当てが大きく破損しており、何かがあったのだということが一目でわかる。大慌ての彼らの傍には、怪我を負ったらしい騎士の身を支える王妃ウィロウの姿も見える。
その様子を目の当たりにして、ベルクはもちろんのこと、ジュードたちの表情にも自然と緊張が走った。
「あなた、ヴィーゼが!」
「なに……!?」
ジュードたちにはまったく話が見えてこないものの、とにかく昨夜会ったヴィーゼに何かあったことだけは確かなようだ。ジュードは失礼と思いながらも、目の前にいるベルクの腕を軽く掴んだ。この王とは小さい頃からの付き合いだ、今更ベルクの方も無礼などとは思わないだろう。
「王さま、何があったの? 昨夜ヴィーゼ王子に会ったけど、少し様子がおかしかったんです。何か隠してると言うか……」
ジュードのその言葉に、リンファはぐっと口唇を真一文字に引き結ぶ。ヴィーゼが何かを隠しているように見えたのは、彼女とて同じこと。
すると、ベルクは小さく唸った末に諦めたようにひとつため息を洩らした。
* * *
ベルクとの謁見を終えたジュードたちは、水の国から同行してくれた兵士たちに休むように伝え、そのまま王城を飛び出した。昨夜も駆けた道を、今度はほとんど全力疾走の勢いでひた走る。彼らの前には、つい先ほど謁見の間に現れた一人の騎士がつき、先導していた。
ベルクが語った話は、ジュードやウィル、マナにしてみれば決して他人事ではなく、放っておけるはずもない内容だった。
『落ち着いて聞いてくれ、実は……お前たちの養父のグラム殿が、もう随分と長いこと行方不明なのだ。ヴィーゼが騎士団と共に国中の各所を調査して回っていたが、昨日ようやく手がかりを見つけられたようでな。お前たちに報せなかったのは、長旅で疲れていると思ったんだろう、あれを悪く思わんでやってくれ』
そんな、悠長に構えていられないような話。
ジュードとウィル、マナにとってグラムは父も同然だ。その父が行方不明と聞いて黙っていられるわけがない。
王城正面の階段を転げるように駆け降りて、そのまま王都の出口へと向かう。その途中で、ジュードは先頭を駆ける騎士の背中に声をかけた。
「王子は、ヴィーゼ王子は何と戦ってるの?」
「それが、相手は一人と一匹なのです! 鳥の魔物のような巨大な生物と、小さな少女で……」
「小さな少女だって?」
「は、はい、傘から無数の針を飛ばしたり、様々な魔法を操ったり、とにかく動きが速くて我々の手には負えませんでした」
そこまで聞いて、ジュードたちの脳裏には一人の少女の姿が思い起こされた。
かつて水の国の森で遭遇したあの見た目だけは可愛らしい魔族の少女――マナはぐっと下唇を噛み締める。あの時はリンファが相手をしたが、彼女の身のこなしを以てしてもほとんど相手にならなかったことを記憶している。
「ヴィネアだわ! まさか、あいつがおじさまを……?」
「あんまり考えたくないけど、状況的には最悪みたいだな……おいモチ男、イスキアさんは?」
「うにに……昨夜のうちに風の神殿に向かっちゃったに、こんなことなら待ってもらえばよかったにぃ……」
イスキアがいないとなると、これまでしてきたように一気に目的地まで飛ぶことはできそうにない。地道に陸路でその場所まで向かうしかできないことが、もどかしかった。
いくら怪我で療養中とは言え、グラムは剣術の腕に於いても秀でている。そのグラムが行方不明であることに、もし魔族のヴィネアが関わっているのなら――状況は思っていた以上に悪そうだ。考えたくもないほどに。
要件は当然、アメリアから託された同盟の話だ。ジュードたちが使者として風の国にやってきたことは、既に風の王――ベルクの耳に入っているようだ。
朝食もそこそこに謁見の間にやってきた彼らを確認して、ベルクは彫りの深い端正な顔にホッと安堵したような表情を滲ませた。腰掛けていた玉座から立ち上がるなり、目の前までやってくるまで待ちきれないとばかりに国王自らが歩み出る。
「久しいな、ジュード。壮健そうで何よりだ」
「はい、王さまも。昨夜は勝手に城で休んじゃいましたけど……」
「構わん、騎士たちから既に聞いておる。それで、アメリア様から書状を賜ったと聞いたが?」
まるで急かすような言動に、ジュードもウィルも苦笑いを滲ませた。
この風の国の王族は基本的に堅苦しいことを嫌い、民との距離が非常に近い庶民派だ。フェンベルで毎夜の如く開催される祭りには護衛もつけずに参加しては、民に混ざって騒ぐことも度々ある。形式だの何だの、そうしたものを重んじることのない――庶民から見れば実に気持ちのいい王族だ。
ルルーナやリンファといった、これまでそうした王族を目の当たりにしたことのない面々は少々面食らったように眺めているが。
すると、ベルクのその言葉にジュードの斜め後ろに控えていたシルヴァが一歩前に足を踏み出した。深々と一礼した末に、アメリアから託された最後の一枚――封蝋でしっかりと閉ざされている手紙をベルクに差し出す。
「お初にお目にかかります、私は火の国の騎士シルヴァと申します。前線基地への協力をお願いしました時にも陛下にはご助力頂きまして、火の国の者たち一同、心から感謝致しております。こちらがアメリア様から託されました書状です」
「はは、感謝はワシではなく勇敢に戦った者たちに向けてやってくれ。その方がワシは嬉しい」
この風の国は、火の国が前線基地を設けてすぐの際にも自国から多くの騎士や兵を送り出した。その者たちは長い戦いの中で既にこの世には存在しないだろうが、今日まで存続し続ける前線基地の大きな助けとなったことだけは確かだ。
ベルクは差し出された書状を受け取ると、中を確認しようとしたのだが――それはけたたましく開かれた大扉によって止められてしまった。
「へ、陛下、陛下ぁ!」
大扉を開けて入ってきたのは、白銀の鎧を身に纏う騎士たちだった。立派だったはずの甲冑は肩当や胸当てが大きく破損しており、何かがあったのだということが一目でわかる。大慌ての彼らの傍には、怪我を負ったらしい騎士の身を支える王妃ウィロウの姿も見える。
その様子を目の当たりにして、ベルクはもちろんのこと、ジュードたちの表情にも自然と緊張が走った。
「あなた、ヴィーゼが!」
「なに……!?」
ジュードたちにはまったく話が見えてこないものの、とにかく昨夜会ったヴィーゼに何かあったことだけは確かなようだ。ジュードは失礼と思いながらも、目の前にいるベルクの腕を軽く掴んだ。この王とは小さい頃からの付き合いだ、今更ベルクの方も無礼などとは思わないだろう。
「王さま、何があったの? 昨夜ヴィーゼ王子に会ったけど、少し様子がおかしかったんです。何か隠してると言うか……」
ジュードのその言葉に、リンファはぐっと口唇を真一文字に引き結ぶ。ヴィーゼが何かを隠しているように見えたのは、彼女とて同じこと。
すると、ベルクは小さく唸った末に諦めたようにひとつため息を洩らした。
* * *
ベルクとの謁見を終えたジュードたちは、水の国から同行してくれた兵士たちに休むように伝え、そのまま王城を飛び出した。昨夜も駆けた道を、今度はほとんど全力疾走の勢いでひた走る。彼らの前には、つい先ほど謁見の間に現れた一人の騎士がつき、先導していた。
ベルクが語った話は、ジュードやウィル、マナにしてみれば決して他人事ではなく、放っておけるはずもない内容だった。
『落ち着いて聞いてくれ、実は……お前たちの養父のグラム殿が、もう随分と長いこと行方不明なのだ。ヴィーゼが騎士団と共に国中の各所を調査して回っていたが、昨日ようやく手がかりを見つけられたようでな。お前たちに報せなかったのは、長旅で疲れていると思ったんだろう、あれを悪く思わんでやってくれ』
そんな、悠長に構えていられないような話。
ジュードとウィル、マナにとってグラムは父も同然だ。その父が行方不明と聞いて黙っていられるわけがない。
王城正面の階段を転げるように駆け降りて、そのまま王都の出口へと向かう。その途中で、ジュードは先頭を駆ける騎士の背中に声をかけた。
「王子は、ヴィーゼ王子は何と戦ってるの?」
「それが、相手は一人と一匹なのです! 鳥の魔物のような巨大な生物と、小さな少女で……」
「小さな少女だって?」
「は、はい、傘から無数の針を飛ばしたり、様々な魔法を操ったり、とにかく動きが速くて我々の手には負えませんでした」
そこまで聞いて、ジュードたちの脳裏には一人の少女の姿が思い起こされた。
かつて水の国の森で遭遇したあの見た目だけは可愛らしい魔族の少女――マナはぐっと下唇を噛み締める。あの時はリンファが相手をしたが、彼女の身のこなしを以てしてもほとんど相手にならなかったことを記憶している。
「ヴィネアだわ! まさか、あいつがおじさまを……?」
「あんまり考えたくないけど、状況的には最悪みたいだな……おいモチ男、イスキアさんは?」
「うにに……昨夜のうちに風の神殿に向かっちゃったに、こんなことなら待ってもらえばよかったにぃ……」
イスキアがいないとなると、これまでしてきたように一気に目的地まで飛ぶことはできそうにない。地道に陸路でその場所まで向かうしかできないことが、もどかしかった。
いくら怪我で療養中とは言え、グラムは剣術の腕に於いても秀でている。そのグラムが行方不明であることに、もし魔族のヴィネアが関わっているのなら――状況は思っていた以上に悪そうだ。考えたくもないほどに。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる