225 / 230
第十章・蒼竜ヴァリトラ
平穏の裏側で
しおりを挟む
過去のことを教えてくれるというヴァリトラの言葉を、ジュードは拒否しなかった。
けれど、その過去のことを見せてもらうにあたり「時間がほしい」と言った彼に疑問を呈したのは、マナやルルーナといった仲間たちだ。どうせ見るのなら早いうちに見てスッキリしてしまった方がいいとは、ジュード自身そう思う。今更「知るのが怖い」などと思う気持ちも既にない。
だが、どうせなら――自分を「弟」と信じて疑わずに接し、神器まで託してくれたヘルメスにも見てもらいたかった。その上で「やっぱりお前は私の弟だ」と安心した顔で笑ってほしかった。
それに、大臣も。神であるヴァリトラが見せる光景にまで「嘘だ、偽りだ」などとは、いくらあの大臣でも言えないだろう。ジュードが本物のヴェリアの第二王子だと認めてもらうには、もうそれしかない。
ジュードが包み隠さずそう本心を伝えると、誰も反対はしなかった。
「……そうか、そんなことがあったのか」
「うん、オレが勇者様の子孫でヴェリアの王子だなんて今でも信じられないけど、……なんか、そういうことみたい」
そして現在、ジュードは夕食を済ませてから王城の客間で、養父であるグラムにこれまでのことを伝えていた。ちびはそんなジュードとグラムの正面に腹這いになって伏せ、いつものようにゆったりと尾を揺らしている。ジュードは相棒の真っ白になったふわふわの毛を撫でながら、改めて静かに口を開いた。
「……オレ、昔のこと何も覚えてないのに、ヘルメス王子もエクレール王女もそれでもいいって言ってくれたんだ。けど、なんか申し訳なくてさ。そんなふうに言ってくれるのに、もしオレが大臣さんの言うように偽者だったらどうしようって」
「ははは、そうだなぁ。父さんも会ってみたいよ、ヘルメス王子に。確か、後から合流されるのだったな?」
「うん、水の国に着いた時のヴェリアの騎士さんたち、本当にクタクタでさ。すぐに発てるような状態じゃなかったから、水の国で少し休んでから来ることになってる。オレたちは書状のことがあったから先に出たけど……」
風の国の王族ならば、同盟の話を断ることはないだろうとは思っていた。だから、別に急がなくてもヘルメスたちと共に来てもよかったのだが――あの大臣と一緒にいたくなかった、というのが本音だ。それに、カミラとも。
カミラのことは別に嫌いではないが、彼女は少しばかり昔のことにこだわり過ぎている部分があると、ジュード自身思っている。確かに、死んだと思っていた婚約者が生きていたとなればこだわりたくなるものかもしれないが、まるで「現在」の自分を否定されているかのようで。
ついつい余計なことまで考えてしまいそうになる思考を無理矢理に止めて、ジュードは次にその視線をグラムの右腕に向けた。
「それより、父さんは? ヴィネアに何かひどいことは……」
「ああ、父さんなら大丈夫さ。軽く痛めつけられはしたが……重傷を負うほどではなかった、俺はお前を捕まえるための生きた餌として必要だったんだろう」
こうして見た限りでも、特に重い怪我を負っているようには見えない。余裕がなくてほとんど確認も満足にできなかったものの、アルター遺跡でもそれなりに元気だったことを記憶している。父の無事を確認できたことで、ジュードは腹の底から深い深いため息を吐き出して顔を伏せた。グラムがヴィネアに捕まったかもしれないと思った時は、本当に生きた心地がしなかったものだ。
「よかった……父さんのことは、火の国に戻る前に家まで送って――」
「うん? 何を言っとるんだ、父さんもお前たちと共に火の国まで行くつもりだぞ」
ヘルメスたちとこの風の王都で合流できたら、次はようやく火の国まで戻れる。今後のことを頭の中で簡単に整理していきながら答えるジュードの言葉に、グラムはゆるりと頭を横に振るなり、当然とばかりにそう返答した。
「……えっ!? だ、駄目だよ、危ないよ!」
「その危ない戦いを、お前たちはずっとやってきたんだろう? ゆっくり療養できたお陰で怪我もすっかりよくなったからな、もう問題ないさ。神器ほどのものを造ることはできんが、まあ多少なりとも役には立てるだろう。お前たちが世話になっとる以上、アメリア様にもご挨拶せねばならん」
「あ……」
忘れがちになるが、グラムはかつてメンフィスと共に火の国を救った英雄なのだ。当時は王女だったアメリアとも、当然ながら面識がある。前線基地のことでグラムに助けを求める手紙を出してきたのも、彼女自身なのだから。何かと積もる話もあるかもしれない――それを思うと、絶対に駄目だと言い張ることはできなかった。それに、グラムが火の国に行くことで心許ない装備も充分過ぎるほどに揃えられるだろうから。
* * *
同時刻、風の国と水の国とを隔てる関所の近くで、カミラはヴェリアの騎士団に守られながらわなわなとその身を震わせていた。
現在、彼女の視界には信じられない光景が映り込んでいる。否――恐らく、その場に居合わせる誰もが信じられない、信じたくない光景だろう。
「アッハハハ! いやいや、ニンゲンって本当に見てて飽きない生き物ですネェ、実に興味深いですヨ♡」
「わ、わ、わたくしは悪くありませんぞ! こ、ここここれはッ、ヘルメス様がッ! ヘルメス様がお悪いのです! このジイめを信用なさらぬから!」
雪が溶けて草がちらほらと窺えるようになった大地の上には、鮮やかな鮮血が滴り落ちる。傍で倒れる騎士たちを一瞥して、ヘルメスは対峙する大臣と、その後方に見える道化師のような出で立ちの男を――メルディーヌを忌々しそうに睨み据えた。
――リーブルやオリヴィアに見送られて水の王都を発ったヘルメスたちは、ここまで順調に歩を進められた。もうじき風の国に着く、ジュードたちは無事に着いただろうか、母や他の部隊は風の国にいるだろうか。そんなことを考えていた矢先、このメルディーヌの襲撃を受けたのだ。
応戦しようとしたところで、あろうことか傍にいた大臣が袖の中に隠し持っていたナイフでヘルメスに斬りかかったのである。麻痺の猛毒を塗り込んだ刃はヘルメスの右腕を抉り、今やすっかり全身に回ってしまった。敏いヘルメスのこと、大臣がメルディーヌの傍に駆け寄る様に気づかないはずがない。これが突発的な行動ではないことに。
「……ジイ、いつから魔族と繋がっていた?」
「へ、ヘルメス様がお悪いのです! 昔からお世話をしてきたわたくしではなく、あのような偽物を信じたりなどなさるからッ! わたくしはヴェリアの輝かしい未来のために魔族と“同盟”を結んだだけですッ!」
「馬鹿なことを……」
魔族が、人間と対等な関係など築くわけがないのだ。この大臣とて、ただ利用されて用が済めば捨てられるだけなのに。
ヘルメスは吐き捨てるように呟くと、素早く周囲に視線を巡らせる。全身に麻痺の毒が回った今の状態でできることなど――ひとつしかなかった。
けれど、その過去のことを見せてもらうにあたり「時間がほしい」と言った彼に疑問を呈したのは、マナやルルーナといった仲間たちだ。どうせ見るのなら早いうちに見てスッキリしてしまった方がいいとは、ジュード自身そう思う。今更「知るのが怖い」などと思う気持ちも既にない。
だが、どうせなら――自分を「弟」と信じて疑わずに接し、神器まで託してくれたヘルメスにも見てもらいたかった。その上で「やっぱりお前は私の弟だ」と安心した顔で笑ってほしかった。
それに、大臣も。神であるヴァリトラが見せる光景にまで「嘘だ、偽りだ」などとは、いくらあの大臣でも言えないだろう。ジュードが本物のヴェリアの第二王子だと認めてもらうには、もうそれしかない。
ジュードが包み隠さずそう本心を伝えると、誰も反対はしなかった。
「……そうか、そんなことがあったのか」
「うん、オレが勇者様の子孫でヴェリアの王子だなんて今でも信じられないけど、……なんか、そういうことみたい」
そして現在、ジュードは夕食を済ませてから王城の客間で、養父であるグラムにこれまでのことを伝えていた。ちびはそんなジュードとグラムの正面に腹這いになって伏せ、いつものようにゆったりと尾を揺らしている。ジュードは相棒の真っ白になったふわふわの毛を撫でながら、改めて静かに口を開いた。
「……オレ、昔のこと何も覚えてないのに、ヘルメス王子もエクレール王女もそれでもいいって言ってくれたんだ。けど、なんか申し訳なくてさ。そんなふうに言ってくれるのに、もしオレが大臣さんの言うように偽者だったらどうしようって」
「ははは、そうだなぁ。父さんも会ってみたいよ、ヘルメス王子に。確か、後から合流されるのだったな?」
「うん、水の国に着いた時のヴェリアの騎士さんたち、本当にクタクタでさ。すぐに発てるような状態じゃなかったから、水の国で少し休んでから来ることになってる。オレたちは書状のことがあったから先に出たけど……」
風の国の王族ならば、同盟の話を断ることはないだろうとは思っていた。だから、別に急がなくてもヘルメスたちと共に来てもよかったのだが――あの大臣と一緒にいたくなかった、というのが本音だ。それに、カミラとも。
カミラのことは別に嫌いではないが、彼女は少しばかり昔のことにこだわり過ぎている部分があると、ジュード自身思っている。確かに、死んだと思っていた婚約者が生きていたとなればこだわりたくなるものかもしれないが、まるで「現在」の自分を否定されているかのようで。
ついつい余計なことまで考えてしまいそうになる思考を無理矢理に止めて、ジュードは次にその視線をグラムの右腕に向けた。
「それより、父さんは? ヴィネアに何かひどいことは……」
「ああ、父さんなら大丈夫さ。軽く痛めつけられはしたが……重傷を負うほどではなかった、俺はお前を捕まえるための生きた餌として必要だったんだろう」
こうして見た限りでも、特に重い怪我を負っているようには見えない。余裕がなくてほとんど確認も満足にできなかったものの、アルター遺跡でもそれなりに元気だったことを記憶している。父の無事を確認できたことで、ジュードは腹の底から深い深いため息を吐き出して顔を伏せた。グラムがヴィネアに捕まったかもしれないと思った時は、本当に生きた心地がしなかったものだ。
「よかった……父さんのことは、火の国に戻る前に家まで送って――」
「うん? 何を言っとるんだ、父さんもお前たちと共に火の国まで行くつもりだぞ」
ヘルメスたちとこの風の王都で合流できたら、次はようやく火の国まで戻れる。今後のことを頭の中で簡単に整理していきながら答えるジュードの言葉に、グラムはゆるりと頭を横に振るなり、当然とばかりにそう返答した。
「……えっ!? だ、駄目だよ、危ないよ!」
「その危ない戦いを、お前たちはずっとやってきたんだろう? ゆっくり療養できたお陰で怪我もすっかりよくなったからな、もう問題ないさ。神器ほどのものを造ることはできんが、まあ多少なりとも役には立てるだろう。お前たちが世話になっとる以上、アメリア様にもご挨拶せねばならん」
「あ……」
忘れがちになるが、グラムはかつてメンフィスと共に火の国を救った英雄なのだ。当時は王女だったアメリアとも、当然ながら面識がある。前線基地のことでグラムに助けを求める手紙を出してきたのも、彼女自身なのだから。何かと積もる話もあるかもしれない――それを思うと、絶対に駄目だと言い張ることはできなかった。それに、グラムが火の国に行くことで心許ない装備も充分過ぎるほどに揃えられるだろうから。
* * *
同時刻、風の国と水の国とを隔てる関所の近くで、カミラはヴェリアの騎士団に守られながらわなわなとその身を震わせていた。
現在、彼女の視界には信じられない光景が映り込んでいる。否――恐らく、その場に居合わせる誰もが信じられない、信じたくない光景だろう。
「アッハハハ! いやいや、ニンゲンって本当に見てて飽きない生き物ですネェ、実に興味深いですヨ♡」
「わ、わ、わたくしは悪くありませんぞ! こ、ここここれはッ、ヘルメス様がッ! ヘルメス様がお悪いのです! このジイめを信用なさらぬから!」
雪が溶けて草がちらほらと窺えるようになった大地の上には、鮮やかな鮮血が滴り落ちる。傍で倒れる騎士たちを一瞥して、ヘルメスは対峙する大臣と、その後方に見える道化師のような出で立ちの男を――メルディーヌを忌々しそうに睨み据えた。
――リーブルやオリヴィアに見送られて水の王都を発ったヘルメスたちは、ここまで順調に歩を進められた。もうじき風の国に着く、ジュードたちは無事に着いただろうか、母や他の部隊は風の国にいるだろうか。そんなことを考えていた矢先、このメルディーヌの襲撃を受けたのだ。
応戦しようとしたところで、あろうことか傍にいた大臣が袖の中に隠し持っていたナイフでヘルメスに斬りかかったのである。麻痺の猛毒を塗り込んだ刃はヘルメスの右腕を抉り、今やすっかり全身に回ってしまった。敏いヘルメスのこと、大臣がメルディーヌの傍に駆け寄る様に気づかないはずがない。これが突発的な行動ではないことに。
「……ジイ、いつから魔族と繋がっていた?」
「へ、ヘルメス様がお悪いのです! 昔からお世話をしてきたわたくしではなく、あのような偽物を信じたりなどなさるからッ! わたくしはヴェリアの輝かしい未来のために魔族と“同盟”を結んだだけですッ!」
「馬鹿なことを……」
魔族が、人間と対等な関係など築くわけがないのだ。この大臣とて、ただ利用されて用が済めば捨てられるだけなのに。
ヘルメスは吐き捨てるように呟くと、素早く周囲に視線を巡らせる。全身に麻痺の毒が回った今の状態でできることなど――ひとつしかなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる