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お屋敷(斗亜)
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そして次の日。
今、あっくんが住んでる実家に連れてってもらう事になった。
あの家は小さい頃に何度も父さんに連れていって貰って、そこでよくあっくんに遊んでもらったのを覚えてる。
やたらでっかいお屋敷で、怖い人がいっぱいいた。
小さいながらにあっくんのパパは普通の人と違うのは知ってたし、うちのパパもそれに関わってる事に薄々気がついていた。
だからきっと、このお兄さんもそっち系の人なんだろう。
昨日洗濯してもらって乾いた自分の洋服に着替え一緒に外に出ると、表には黒塗りのデッカイ外車が1台止まっていて、お兄さんが窓をコンコンと叩くと運転席の窓がゆっくり開いた。
「おまたせ~」
「おぅ。…ん?誰?この子…」
「あぁ、敦史の知り合い」
「敦史さんの?」
「ほれっ、あの写真の!」
かけているグラサンを下げ、目を細めて上から下まで俺をガン見する運転席のお兄さんは、お世辞にも優しそうには見えない。
緊張なのか冷や汗が出てゾクッと震えると、何だか急に寒気がしてきた。
「…あぁ!あの子かっ!おっきくなったなぁ!って、何で龍士が?」
「まぁ…成り行きで?」
にしても何で二人共俺の事知ってんだろ…
そんなに俺って有名人?
「早く乗れよ」
「あっ、はいっ…」
「そんなビビんなよ。充彦はこう見えても、子供好きの心優しいお兄さんなんだぞ?」
本当か!?
子供好きって変な意味じゃないよな!?
「お前、ボクシング好き?」
「えっ、ボクシング…」
「そうでも無いみたいだな」
「残念…」
子供好きのお兄さんが叱られた子供のように口を尖らせると、強面の顔が可愛らしく見えた気がしてほっとして少し肩の力が抜けた。
促されるまま後部座席に座ると、俺がここに来た経緯とかを派手なお兄さんがガタイのいいお兄さんに話し出す。
そういやこの2人の名前まだ知らないけど、あっくんの知り合いって事には違いないんだよな?
何だか疲れてぼぅっとしてたからあんま考えてなかったけど、本当にこの人達に着いて行って大丈夫なんだろうかと不安になってきた。
変な所に連れてかれて、変な事されたりしないよね?
そんな事考え出したらまたちょっと不安になってきて、だんだん体がゾクゾクしてきた。
「おい、大丈夫か?寒い?」
「はいっ…あ、いえっ…」
「ちょっと顔色悪くね!?」
子供好きのお兄さんが気にしてくれて、派手なお兄さんが後部座席に身を乗り出してきて俺のおでこに手を当てた。
「あぁ…熱あんなこれ」
「え?マジか」
熱…?あぁ、そう言えば節々も痛いかもしれない…
ゾクゾクと寒気が止まらない身体も熱と言われれば納得がいって、それを自覚してしまったら余計に怠くなってきた。
そのうちに段々と2人の声も遠くに聞こえてきて、俺は窓側に寄りかかり静かに目を閉じた。
「着いたぞ」
派手なお兄さんの声が耳元で聞こえる…
「んぅ…」
「具合悪い?」
「ん…」
「降りれるか?」
いつの間か子供好きのお兄さんの腕が俺の腰に回り肩を貸してもらって車から降りると、そこは昔よく遊んだあっくんのでっかい屋敷で、変な所に連れていかれなくて良かったとホッとしてると、ガラガラっと門が開き俺が会いたかったあっくんが出迎えてくれた。
今、あっくんが住んでる実家に連れてってもらう事になった。
あの家は小さい頃に何度も父さんに連れていって貰って、そこでよくあっくんに遊んでもらったのを覚えてる。
やたらでっかいお屋敷で、怖い人がいっぱいいた。
小さいながらにあっくんのパパは普通の人と違うのは知ってたし、うちのパパもそれに関わってる事に薄々気がついていた。
だからきっと、このお兄さんもそっち系の人なんだろう。
昨日洗濯してもらって乾いた自分の洋服に着替え一緒に外に出ると、表には黒塗りのデッカイ外車が1台止まっていて、お兄さんが窓をコンコンと叩くと運転席の窓がゆっくり開いた。
「おまたせ~」
「おぅ。…ん?誰?この子…」
「あぁ、敦史の知り合い」
「敦史さんの?」
「ほれっ、あの写真の!」
かけているグラサンを下げ、目を細めて上から下まで俺をガン見する運転席のお兄さんは、お世辞にも優しそうには見えない。
緊張なのか冷や汗が出てゾクッと震えると、何だか急に寒気がしてきた。
「…あぁ!あの子かっ!おっきくなったなぁ!って、何で龍士が?」
「まぁ…成り行きで?」
にしても何で二人共俺の事知ってんだろ…
そんなに俺って有名人?
「早く乗れよ」
「あっ、はいっ…」
「そんなビビんなよ。充彦はこう見えても、子供好きの心優しいお兄さんなんだぞ?」
本当か!?
子供好きって変な意味じゃないよな!?
「お前、ボクシング好き?」
「えっ、ボクシング…」
「そうでも無いみたいだな」
「残念…」
子供好きのお兄さんが叱られた子供のように口を尖らせると、強面の顔が可愛らしく見えた気がしてほっとして少し肩の力が抜けた。
促されるまま後部座席に座ると、俺がここに来た経緯とかを派手なお兄さんがガタイのいいお兄さんに話し出す。
そういやこの2人の名前まだ知らないけど、あっくんの知り合いって事には違いないんだよな?
何だか疲れてぼぅっとしてたからあんま考えてなかったけど、本当にこの人達に着いて行って大丈夫なんだろうかと不安になってきた。
変な所に連れてかれて、変な事されたりしないよね?
そんな事考え出したらまたちょっと不安になってきて、だんだん体がゾクゾクしてきた。
「おい、大丈夫か?寒い?」
「はいっ…あ、いえっ…」
「ちょっと顔色悪くね!?」
子供好きのお兄さんが気にしてくれて、派手なお兄さんが後部座席に身を乗り出してきて俺のおでこに手を当てた。
「あぁ…熱あんなこれ」
「え?マジか」
熱…?あぁ、そう言えば節々も痛いかもしれない…
ゾクゾクと寒気が止まらない身体も熱と言われれば納得がいって、それを自覚してしまったら余計に怠くなってきた。
そのうちに段々と2人の声も遠くに聞こえてきて、俺は窓側に寄りかかり静かに目を閉じた。
「着いたぞ」
派手なお兄さんの声が耳元で聞こえる…
「んぅ…」
「具合悪い?」
「ん…」
「降りれるか?」
いつの間か子供好きのお兄さんの腕が俺の腰に回り肩を貸してもらって車から降りると、そこは昔よく遊んだあっくんのでっかい屋敷で、変な所に連れていかれなくて良かったとホッとしてると、ガラガラっと門が開き俺が会いたかったあっくんが出迎えてくれた。
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