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失意の中の癒し
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路駐した車の中で拳で足を殴り付けながら、必死に気持ちを落ち着けた。
すると携帯が鳴り、ディスプレイには颯太の文字…
「もしもし…」
(あっ、みっくん?斗亜知らない?全然電話出てくれなくてさ…)
「…あぁ、あいつ今体調悪いみたいだからさ。そっとしといてやって?」
(えっ、そうなの?そっか…わかった!ありがとう!じゃ…)
「あっ、待って…」
(ん?なぁに?)
「今から…会えないか…?」
(え…今から?)
「あ、いや…もう遅いし…無理だよなっ…ごめん」
(どうしたの?元気ないの?)
「いや…大丈夫…」
(みっくん!?…行くっ!行くよっ!今どこにいるの!?)
「あ…ここ、お前ん家の…近く…」
俺は知らず知らずのうちに、自分家を通り越して颯太の住む家の近くに車を走らせていたらしい。
会いたい…
今すぐ会って抱きしめて…この気持ちを鎮めたい。
「迎えに行く…」
(わかった…)
そして颯太の家の下に車を止めると、部屋着のままくしゃくしゃの頭の颯太が出てきた。
俺は思わず車から降りて颯太を力いっぱい抱きしめた。
「わっ…/////どっ、どうしたの?…みっくん!?」
「ごめんっ…もう少し…このままで居させて…」
「…うん///わかったよ…」
お風呂上がりなのかふんわり甘い香りがする…
戸惑ってどうしたらいいか分からない手を上げたり下げたりしながら、遠慮がちに俺の服を掴む颯太。
そんな仕草もいつの間にか、愛おしく思えていた。
最初は高校生のガキなんて煩いだけで面倒だと思ってたのに、俺にとって颯太は良い話し相手であり友達であり癒しであり、最早なくてはならない存在になってた。
俺の負の部分を浄化してくれて、純粋で綺麗な瞳で見つめられたら悪い事なんて出来ない。
静かに体を離すと、その大きな黒目が俺を真っ直ぐに捉える。
「ありがとな…もう大丈夫…」
「本当に大丈夫なの?まだ辛そうだよ?」
「うん…辛いよ…けど大丈夫。颯太から元気もらった」
「んふっ、良かった♡」
「じゃあ…もう遅いから…」
「えっ…もう行っちゃうの!?」
「親御さん心配するだろ?」
決して高校生が出歩いていい時間じゃないし、増して相手が俺みたいなやつだと分かれば、もう合わせて貰えなくなってしまうかもしれない。
なのに俺のこんな心配を他所に、颯太は俺の服の裾を引っ張って上目遣いで俺を煽ってくる。
「…ねぇ、じゃあ今度は俺のお願い聞いてくれない?」
「え…っ?あぁ…うん、いいよ」
「キス…して?」
今まで見た事も無いその妖艶な表情に心臓がドクンと脈打ち、湧き上がる衝動が抑えられそうにない。
風にたなびくふわふわの茶髪と、ほんのりピンクのほっぺにお風呂上がりのいい匂い…
このままキスなんてしたら、俺―――
すると携帯が鳴り、ディスプレイには颯太の文字…
「もしもし…」
(あっ、みっくん?斗亜知らない?全然電話出てくれなくてさ…)
「…あぁ、あいつ今体調悪いみたいだからさ。そっとしといてやって?」
(えっ、そうなの?そっか…わかった!ありがとう!じゃ…)
「あっ、待って…」
(ん?なぁに?)
「今から…会えないか…?」
(え…今から?)
「あ、いや…もう遅いし…無理だよなっ…ごめん」
(どうしたの?元気ないの?)
「いや…大丈夫…」
(みっくん!?…行くっ!行くよっ!今どこにいるの!?)
「あ…ここ、お前ん家の…近く…」
俺は知らず知らずのうちに、自分家を通り越して颯太の住む家の近くに車を走らせていたらしい。
会いたい…
今すぐ会って抱きしめて…この気持ちを鎮めたい。
「迎えに行く…」
(わかった…)
そして颯太の家の下に車を止めると、部屋着のままくしゃくしゃの頭の颯太が出てきた。
俺は思わず車から降りて颯太を力いっぱい抱きしめた。
「わっ…/////どっ、どうしたの?…みっくん!?」
「ごめんっ…もう少し…このままで居させて…」
「…うん///わかったよ…」
お風呂上がりなのかふんわり甘い香りがする…
戸惑ってどうしたらいいか分からない手を上げたり下げたりしながら、遠慮がちに俺の服を掴む颯太。
そんな仕草もいつの間にか、愛おしく思えていた。
最初は高校生のガキなんて煩いだけで面倒だと思ってたのに、俺にとって颯太は良い話し相手であり友達であり癒しであり、最早なくてはならない存在になってた。
俺の負の部分を浄化してくれて、純粋で綺麗な瞳で見つめられたら悪い事なんて出来ない。
静かに体を離すと、その大きな黒目が俺を真っ直ぐに捉える。
「ありがとな…もう大丈夫…」
「本当に大丈夫なの?まだ辛そうだよ?」
「うん…辛いよ…けど大丈夫。颯太から元気もらった」
「んふっ、良かった♡」
「じゃあ…もう遅いから…」
「えっ…もう行っちゃうの!?」
「親御さん心配するだろ?」
決して高校生が出歩いていい時間じゃないし、増して相手が俺みたいなやつだと分かれば、もう合わせて貰えなくなってしまうかもしれない。
なのに俺のこんな心配を他所に、颯太は俺の服の裾を引っ張って上目遣いで俺を煽ってくる。
「…ねぇ、じゃあ今度は俺のお願い聞いてくれない?」
「え…っ?あぁ…うん、いいよ」
「キス…して?」
今まで見た事も無いその妖艶な表情に心臓がドクンと脈打ち、湧き上がる衝動が抑えられそうにない。
風にたなびくふわふわの茶髪と、ほんのりピンクのほっぺにお風呂上がりのいい匂い…
このままキスなんてしたら、俺―――
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